室内で育苗したカボチャとマクワウリ、先日畑に植えました。その畑に行ってみると、葉が斑点状に穴が開いているではありませんか。その葉を見ると茶色の虫がうごめいていました。ウリハムシです。手で取り除くには多すぎます。
そこで、園芸店に行って低農薬スプレーを購入しました。あまり使いたくはなかったのですが、このままではウリハムシにもっと葉を食べられて枯れてしまいます。葉に向けてスプレーするとウリハムシがポロポロと葉から落ちます。かと言って、死んでいるようには見えません。このスプレーは虫が嫌いな成分が入っているだけで殺すわけではなさそうです。
スプレーすると、嫌がって落ちるウリハムシ
スプレーした次の日、畑に行って苗の様子をみました。すると、がっかりなことにウリハムシが葉にいました。スプレーする前よりは減っていたのですが効果は限定的のようです。見ていても仕方がないので、ウリハムシを手で取りました。地面に落ちるのを予測して落ちたウリハムシは手で受けました。今年はちゃんとカボチャやマクワウリを収穫できるでしょうか。仮に実がなったとしても、イノシシやタヌキがやってきます。電柵するしかないようです。
葉を食害するウリハムシ 分散して植えた苗にスプレー
来週はもう秋の九月になります。九月は秋冬野菜の種まきシーズンです。今回、その先駆けとして小松菜の種まきをしました。小松菜は手軽に育てることができる野菜の王様ではないかと思います。育つ期間も短いし、冬でも保温すれば育ちます。一年中栽培できる野菜で、私はとても重宝しています。
耕した畑に敷いた黒マルチの穴に小松菜の種まき
猛暑の中、最初に草刈りして次に耕運機で耕して整地しました。次に畝を鞍型にして穴あき黒マルチを被覆しました。その穴の中に数粒ずつ種をまきました。なお、今後は約一週間ずつ時期をずらしながら種まきをします。そして、二ヶ月後頃に収穫します。その収穫した穴に再び種を蒔きます。このようにして一年中小松菜を食べることができるようにしています。
耕した畝を穴あき黒マルチで被覆 黒マルチの辺縁部を固定
3月中旬、ナスの種を苗箱に種まきし育苗していました。4月に入って暖かくなったため、大き目のポットに植え替えしました。プロ農家のような立派な温室があるわけではありません。そのため、園芸店で売っているような大苗になるのはもう2週間ほどかかりそうです。五月初めの連休中には畑に植え替えできそうです。そして、苗を待っている方にお渡しできそうです。
苗箱で育ったナス苗を、大き目のポットに植え替え
育苗中のナスを大きめのポットに植え替える前に、植え替え先のポットに培養土を入れました。培養土を入れると、中心部に苗を入れる窪み作りました。良く育っている苗を選んで、箱苗からそっと取り出しました。そして、その苗をすぐに植え替え先ポットの窪みに入れました。根が乾かないようにすばやく移植します。それが終わると、ジョロで根の周りに水をまきました。
ポットに培養土を入れる 育った箱苗のナス苗 ナス苗をポットに移植
移植が終わった13個のポットを畑に並べました。そして、ポット周りに土を寄せました。箱苗には植え替えを待っているナス苗がまだ半分程度残っています。苗の数が13個で足りなくなったら、追加でポットに植え替えようと思います。並べ終わった13個のポットは黒い寒冷紗で覆いました。根が定着したら寒冷紗を取り、日光に当てようと思います。
畑にポットを並べてU字支柱 日陰を作るため黒い寒冷紗で覆う
3月も後半に入りました。去年と同様にナスとピーマンの種まきをして育苗を始めました。5月の連休頃になると、園芸店の店頭にナス,ピーマン,そしてトマトなどの苗が所狭しと並んでいます。その苗を購入しても数百円ですので懐はそう傷みません。しかし、私個人としてはなるべく種まきから育てるのが好きです。育苗の上手下手が、栽培の上手下手を決めるような気がしています。たくさん育苗して友達に差し上げれば喜んでいただけますし。
1粒ずつピンセットで種を摘まんで、育苗箱に種まき
育苗を開始するには良い土を確保することが必要です。以前は、畑の土を使っていましたが発芽には適していない土が混ざることがあります。そのため、近年は培養土を購入して、その土に種まきをしています。バケツに乾燥した培養土を入れた後、水を入れてちょうど良い湿り気にします。そして、その土を箱苗に入れてから種まきをしました。今年も千両ナスと実が大き目なピーマンです。
培養土を湿らせる 箱苗に土を入れる ナスとピーマンの種
最初に千両ナスの種まきをしましたが、粒数が少ないため丁寧に種まきしました。箱苗の1区画に3粒種まきしました。同様にピーマンも種まきしました。まだまだ寒い季節が続くため簡易温室に入れて保温しました。今年も立派に育苗できるでしょうか。4月に苗を1本ずつに分けて大き目のビニールポットに植え替えをします。そして、5月に育った苗を畑に植え替えします。
ピンセットで種を摘まんで種まき 簡易温室に箱苗を入れて発芽を待つ
先日からずっと今でも、絹さやエンドウ豆を収穫し続けています。そのエンドウ豆の隣にソラマメを栽培しています。ソラマメの鞘が下に垂れるようになると収穫時期とのこと。何本か鞘が垂れ始めたため、今年初めて収穫しました。鞘の根元を剪定バサミで切りました。垂れたすべての鞘を収穫すると、鞘から豆を取り出しました。緑色の美味しそうな豆が出てきました。
下に垂れたソラマメの鞘を全て収穫
鞘から取り出した豆を婆様に見せると、軽く塩ゆでしたいとのこと。すべての豆を渡したところ、それが大失敗でした。今年94歳の婆様は最近衰えがひどく、耳が聞こえにくくなりました。そのため、毎日怒鳴るように話をしています。耳と同じように味覚も衰えてきたようです。味付けが濃い過ぎるのです。塩ゆでされたソラマメは塩辛くて食べられせん。怒る訳にもいかず、困ったことです。
収穫したソラマメの鞘 鞘から取り出した豆、美味しそう!
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今収穫のピークを迎えている野菜は、絹さやエンドウ豆です。数日前に収穫したと思ったら、次の鞘がもう大きくなっています。収穫漏れした鞘は豆が膨らんでもう食べることができません。そんな豆はそのまま放置しておいて、グリーンピースの代わりとして収穫します。私の絹さやエンドウ豆の食べ方は、野菜が多い朝食の具として軽く炒めて食べるか、かるく茹でてからマヨネーズをかけてサラダのようにして食べます。それ以外の美味しい食べ方もあると思います。しかし、料理を知らない私はこのような単純な食べ方しか知りません。
2,3日おきに新鮮な絹さやエンドウ豆を収穫
以前は、絹さやエンドウ豆の他にグリーンピースとスナップエンドウ豆を栽培していました。しかし、仕事などが忙しくてつい収穫を忘れてしまうことが少なくありませんでした。収穫が遅れた豆は筋が出て美味しくありません。一昨年まではグリーンピースを作っていましたが、去年から絹さやエンドウ豆だけを栽培しています。今のところ、この豆だけで十分です。
たくさんぶら下がる鞘 夕飯か朝食1回分を収穫
3月に育苗箱に種まきして育苗したナスとピーマン、畑を耕してからそれぞれ二個ずつ植え付けしました。我家は私と婆様しかいないので、ナスもピーマンも二個ずつで十分です。また、その位の数の方が管理しやすいです。ちなみに、これらの苗は皆さんにお分けした残りの苗です。これから育ちを見ながら、誘因したり剪定をします。これからの季節、ナスは害虫のニジュウヤテントウムシが出ますし、ピーマンはカメムシが発生します。なるべく手で摘まんでは退治しようと思います。
畑を耕して黒マルチを張り、ナスとピーマンの苗を移植
明後日から天候が崩れそうですので、なんとか明日までに苗や種まきを済ませようと思っています。ただ、耕運機の爪が摩耗して耕運がはかどらないのが難点です。4年位前に爪を交換したのですが、もう爪先が細く痩せてきました。耕運すれども土が掘り返されないので、少しばかりイライラします。かと言ってクワを使うのは体力的に自信がありません。
耕運機で丁寧に耕す レーキで畝を固める 黒マルチを被覆
苗を植え付ける畝を耕運すると、レーキで鞍型に盛り上げ、黒マルチを被覆しました。そして、ようやく苗を植え付けをしました。ポットから苗を取り出すと、白い根がたくさん生えていました。その根を傷めないようにそっと植穴に入れました。そして、周りに土を被せて押さえておきました。最後にジョロで水を根本にかけておきました。ナスは10月までの半年間育てます。たくさん実を収穫できるといいです。今後、害虫にやられないように、病気にならないように管理しようと思います。
たくさん生えた白い根 黒マルチの穴を広げて移植
10日程前にナスをビニールボットへ植え替えしました。今回は、ピーマンの苗をビニールボットに植え替えしました。ナスもピーマンも同じ3月上旬に種まきしたのに、ピーマンの方が育ちが遅いようです。園芸店で売っている苗ほどにまだ大きくは育っていません。その幼苗、皆さんに差し上げる4月下旬~5月上旬には大きく育っていると思います。
ピーマンの幼苗を育苗箱からビニールボットへ植え替え
あらかじめビニールボットには培養土を入れておきました。そして、植え替え直前にビニールボットに入れた培養土の中心部に窪みを付けました。幼苗の根をその窪みに入れるためです。育苗箱のピーマン苗をへらでこさぐように持ち上げ、その持ち上がった苗を手で優しく摘まみました。そして、ビニールボットの中央に開けた窪みの中に根を入れ、周りに土を盛って押さえておきました。
育苗箱のピーマン 苗を優しく取り出す ビニールボットに移植
ビニールボットに植え替えたピーマンの幼苗、まだ十分に根付いていません。そのため、2~3日間黒い寒冷紗を被せた日陰の中で養生します。根が十分に張った頃を見計らって、明るい日射のもとにさらします。そのまま順調に成長すれば、皆さんに差し上げることができると思います。
もくもくとピーマンの幼苗を移植 寒冷紗の日陰の下で養生
3月上旬に苗箱に種まきしたナスを鉢上げしました。これ以上の日数苗箱で育てても根詰まりして育ちません。そこで今回、苗箱の苗をビニールポットに植え替えしました。初めにビニールポットに入れる土をバケツに入れて水で湿らせました。その湿らせた土を30個位のボットに入れました。移植直後は根が傷んでいます。根張りが良くなるまで入れておく日陰も黒寒冷紗で作っておきました。これらの準備が整うと、苗箱に育っているナスの苗をビニールボットに植え替えました。
苗箱に育つナスの苗をビニールボットに植え替え
一昨年までは、ビニールポットに入れた土は畑の土を使っていました。ところが、畑の土にはいろいろな菌がいます。そして、雑草の種が意外に多く混ざっています。さらに、肥料分が少なかったり偏っています。そのような土を使っていると、植え替え後の苗の育ちが良くありません。そのため去年から、売っている培養土を使っています。培養土を使うと、園芸店で売っているような立派な苗に育つのです。
土をボットに入れる 30個程度のボット 移植前のナスの苗
苗箱の1区画に2個のナス苗を育てています。そのナスを二つに分けて、それぞれ一つのボットに植え替えました。ボットは十分に大きいため良い苗ができます。なお、苗の中には痩せたり縮れた苗がありましたので、それは取り除きました。その結果22個のナス苗を同数のビニールボットに植え替えしました。これだけあれば、十分な人に分けてあげられます。
ビニールボットに植え替えたナス苗は、日陰用の黒い寒冷紗に入れました。2~3日程度日陰に入れてビニールボットに慣らした後、直射日光の当たる外に出そうと思います。その後は、もらわれるまで適時ジョロで毎日のように水やりします。なお、ピーマンは育ちがナスより遅いため、来週ビニールボートに植え替えようと思います。
植え替え中のナスの苗 日陰の中でボットに慣らす
去年の今頃、ナスの種まきをして育苗を開始しました。そして、育苗した苗を皆さんにお配りしました。好評のようでしたので、今年はナスに加えてピーマンを育苗しようと思います。ナスを育苗し始めたきっかけは、郷土館で花ナスの苗を配った時のことです。ナスの苗だと思ってもらいに来た方が、花ナスだと聞いてがっかりされたことです。花ナスは観賞用のナスで食べることはできません。食べるナスの苗を欲しがる方が多いことに初めて気が付きました。去年育苗したナスの苗は、我家用を除いてすべてもらわれていきました。
3 x 4の小さな苗箱に、丁寧にピンセットで播種
ナスの品種は、去年と同じ普通の千両ナスです。ピーマンの品種は実が大きなタイプです。両方ともに柳井園芸で購入した種です。ともに3 x 4の苗箱に種をまきました。ピンセットで種を摘まんで、一つの箱に二個種まきをしました。つまり、ナスとピーマン共に、3 x 4 x 2 =24個の芽が出ます。ナスは去年もらわれた実績がありますが、ピーマンはどの程度もらわれるでしょうか。今年の実績で来年の育苗数を増減しようと思います。
種をまく穴を開ける ピンセットで種を摘まむ 苗箱に播種(2個/箱)
3月はまだ寒いため、日差しが当たる場所に置いた育苗用室内小型温室で育てます。発芽後3月下旬まで室内で育て、4月上旬に大きなポットに移植します。その後さらに大きく育てて、4月下旬頃から皆さんに差し上げようと思います。すでに、数人の方が苗を欲しいとのこと。苗作りは面倒な作業ですが、皆さんに喜んでもらえれば嬉しい限りです。
慎重に種まき作業 育苗用の室内小型温室
8月初めに種まきした硬質トウモロコシが実り始めました。あまりに遅く種をまいたので、収穫できないだろうと思っていました。しかし杞憂でした。暑い夏でしたので、ぐんぐん育ったのではないかと思います。トウモロコシは光合成の効率が良いC4植物とのこと。そのため、効率よく二酸化炭素を吸収することができ成長が早いそうです。毎年6月頃に種を蒔いていますが、7月遅くに種をまいても十分収穫を見込めることが分かりました。今、雄花と雌花がどんどん出ています。ちなみに硬質トウモロコシとは、販売されているスイートコーンと品種が違います。昔田舎でよく育てていた実が硬いトウモロコシです。火であぶってから、歯でかみ砕いて食べます。
8月上旬に種まきした硬質トウモロコシ、もう実り始める
盛んに出ている雌花のひげですが、白いものに加えて紺色のものがありました。紺色のものはあまり見たことがありません。雄花を切り取って、よく受粉するように雌花のひげにこすりつけました。この調子だと11月上旬にはトウモロコシを収穫できるのではないかと思います。焚火を始める季節でもあるので、子供の頃のように火であぶりながら食べようと思います。今の子供は焚火もできないし、硬いトウモロコシをかみ砕くことも知らないと思います。とても硬いトウモロコシですが、噛むほどに美味しさが口内に溢れます。私だけの秘めた至福の時です。
雌花の白いひげ 雌花の紺色のひげ
5月中旬に種まきした大玉スイカ、8月になっても実は小さいままでした。そのため、すっかり忘れていました。もうすぐ10月になるため冬野菜の準備をしなければなりません。スイカやマクワウリなどを害獣から守っていた電気柵を片付けはじめました。そしたら、思いがけず草むらの中から忘れていたスイカが現れました。時期も遅いので熟れておらず食べられないだろうとは思いました。しかし、台所に持って行き、試しに切ってみることにしました。驚いたことに、美味しそうに熟れているではありませんか。
もうすぐ10月になろうかという日に、思いがけずスイカを食べる
秋になってスイカを食べたのは初めてのことです。そもそも、今の時期にお店でスイカを売っているはずがありません。二つに割って片方を婆様と食べました。思いのほか甘くて美味しかったこと。大玉スイカのはずなのに小玉スイカになって、しかも甘くて美味しくなることはあるのでしょうか。不思議なことです。来年は、もっと早く種をまくか、苗を買って植えようと思います。また、日当たりの良い畑でスイカを栽培しようと思います。
二つに切った片方のスイカ 美味しかった、ご馳走様!
今年のマクワウリやスイカ作り、だいぶ遅れての収穫です。収穫が遅れた原因は①種まきから育苗、②日陰の畑、③ほとんど無肥料、が原因てはないかと思います。今回、待ちに待ったマクワウリを収穫することができました。マクワウリの甘い匂いに誘われて、イノシシやタヌキなどの害獣がよくやってきます。しかし、今年は電柵のおかげで守られました。すぐ近くに植えているカボチャも、害獣に食べられておらず大きくなっています。
雑草の中で、ひっそりと甘い匂いのマクワウリ
私の祖母は毎年のようにマクワウリを栽培していました。夏の間、いつ行っても美味しいマクワウリを食べさせてくれました。マクワウリは、子供の頃の思い出の果物です。そのため、私も毎年のようにマクワウリを栽培しています。しかし、どう言う訳か、祖母のように美味しく作れません。何かが足りないのです。毎日畑に通っていた祖母のように、作物への愛情や世話が足りないのではないかと思います。
収穫したマクワウリ 美味しくいただきました
5月中旬に種まきしたたスイカ、マクワウリ,そしてカボチャは、電気柵に守られながら育っています。久しぶりに電気柵回りを綺麗に草刈りしました。そして、生育状況を調べるため電気柵の中に入りました。雑草が茂っていましたが、ちゃんと実ができていました。苗を購入して植えれば、すでに収穫を終えていたはずです。私は種から育てる派です。そのため、どうしても収穫時期が遅くなってしまいます。マクワウリは1週間後に初収穫できそうです。スイカとカボチャは予定通り8月末に収穫できそうです。種から育てた作物がちゃんと生育すると、とてもいとおしい気持ちがして嬉しくなります。
まだ小さいですが、ちゃんとしたスイカ模様
スイカなどの生育状況を調べる前に草刈りをしました。猛暑の今ですので、早朝か夕方直前にしか草刈りできません。今回は紐を使って草刈りしました。最初、紫大麦とパスタ用小麦を植えていた畑を草刈りしました。この秋には、紅花の種を例年よりも多めに撒こうと思います。例年、自給した紅花に加えて購入もしています。来年以降は何とか全量を自給したいと思っています。次に、紅花を育てていた畑の草刈りをしました。この秋、何の種を撒くかはまだ決めていません。
元紫大麦畑 元紅花畑 電気柵をした畑
最後に電気柵の周りを草刈りしました。電気柵には常時6,000Vの電圧が通電しています。電線に雑草の葉が触れると当然電気が流れます。すると、その場所が枯れます。しかし、雑草が生い茂ると漏電して、電気柵としての機能が無くなります。そのため、定期的に電気柵周辺を草刈りして綺麗にしておく必要があります。9月初めに最後の電気柵周辺を草刈りして終わりです。10月には電気柵を片付けます。
来週頃に収穫、マクワウリ 8月末に収穫、カボチャ
梅雨が明けていないと言うのに何という暑さでしょう。草刈りの毎日ですが、午後スイカなどを害獣から守るため電気柵を設置しました。7年前から毎夏設置しています。害獣とは、我家の周りに住んでいる主にイノシシ,タヌキ,アライグマ,アナグマです。キツネ,イタチ,テンなども住んでいますが、肉食なので害獣ではなくむしろネズミなどを食べてくれる益獣です。たかだか2時間程度の設置作業でしたが、熱中症の前段階か頭が少し痛くなりました。電気柵を設置後、水分をとって涼しい部屋で休みました。今の時期、やはり午後2時前後の農作業はやめた方が良さそうです。
熱い日差しの中、害獣避けの電気柵設置作業
電気柵は6,000ボルトの電気が通電しています。電流が大きくないとは言え、感電すると相当な痛みが走ります。人間で相当な痛みですので、小動物ではもっと痛いはずです。タヌキが感電するところを偶然見ました。電線に触れた瞬間、悲鳴のような鳴き声を出して飛び跳ねました。
設置場所を均す 設置個所の距離測定 電気柵保管箱
電気柵を張り巡らせる場所を決めると、その個所を耕運機で均しました。そして、農作業小屋から電気柵を保管している箱を持ってきました。箱から杭を取り出して、電線を通す碍子を取り付けました。杭は20本近くもあり、碍子を取り付けるのに時間がかかりました。続いて、その杭を1~2m間隔で打ち込みました。害獣が押しても倒れないように、深く打ち込みます。
杭に碍子を取り付け 杭を打ち込む 電線を張り巡らせる
畑全体を囲むように杭を打ち込むと、電線を張り巡らせました。それが終わると、6,000ボルトの高圧電気を発生させる装置を置きました。そして、プラス側を電線に、マイナス側をアースに繋げました。これで電気柵の設置完了です。最後にスイッチを入れ、6,000ボルトの電圧が出ていることを確認しました。まさか手で触って確認するわけにはいきません。専用の検電装置を電線に接触しました。すると、6,000ボルトの電圧バルスが出ていることが確認できました。今後は、雑草や落ちた枝などが電線に引っかかって漏電しないようにする必要があります。汗だくの電気柵設置作業でした。片付け後、すぐに涼しい部屋に行って休憩しました。今日の野良仕事はこれでおしまいです。
6,000ボルトの高圧発生装置を設置 6,000ボルトの検電