ラジオのAM/FM切り替えスイッチの修理に四苦八苦しています。東京の秋葉原に行けば目的のスイッチを探して購入できます。しかし、今はコロナで東京に行けません。今年になればコロナが収まるかと思いきやさらに蔓延しています。そのため、スイッチをまるまる分解して修理しています。しかしながら、メガネがないと見えない小型部品ばかりなので困ります。それでも、スイッチを再度組み立ててテスターでチェックするところまできました。
修理したスイッチの接点をテスターでチェック、問題なし。
このスイッチ故障の原因は、スイッチ内に水がしみ込んだことです。水跡の色から推測すると、コーヒー,紅茶,またはコーラなどの茶色の飲料と思われます。その水分で接点が錆びたり、クリック動作させるベアリングやバネが錆びました。洗浄液で洗った後、接点は紙やすりやスチールウールで磨きました。磨き終わると、バネやベアリングに油を付けてスイッチバーの穴に収めて復元しました。
接点を紙やすりで研磨 バネをバーに収める スイッチバーを復元
復元したスイッチバーの窪みに研磨した接点を四個収めました。そして、その上から切り替えスイッチの端子板をはめ込みました。ペンチでかしめる前に、紐で強く結んでスイッチが分解しないように固定しました。これでスイッチの修理が終わりました。次回は、このスイッチを検査します。
接点四個をバーの窪みに収める 端子版をスイッチバーにはめ込む
久しぶりに中型バイク(200cc)に乗ろうと思ったら、エンジンがかかりません。前照灯は少し光りスターターも少し動くのですが、とにかくエンジンがかからないのです。11月以来このバイクに乗っていなかったため、さらにこの寒さでバッテリーが上がってしまったようです。やれやれ!バッテリーを充電することにしました。トラクターはよく充電しますが、バイクは数年ぶりの充電です。やはり、普段からバイクにの乗っていないとこんなことになります。特に冬は。
バッテリーが上がったバイク、〇:バッテリーの収納箇所
バイクの足つきの部分にバッテリーが収めてあります。その場所の蓋を開けて、バッテリーの端子を露出しました。そして、その端子にバッテリー充電器を繋ぎました。最近の充電器は電圧などを自動で判定してくれるので助かります。しばらくすると、充電電流を表示しました。バイクをそのままにして車で出かけました。半日そのままにして充電器をみると完了サインが表示されていました。バッテリーコードを外してスタータースイッチを入れると、即エンジンがかかりました。今更ながら、時々バイクに乗る必要があることを感じた一日でした。
バッテリー端子露出 バッテリーと繋げる 充電中の表示
郷土館は冷暖房工事中などのため閉館しています。そのため、「昔の生活」を学びに来る子供達を迎えることができません。そのため、私が各小学校に出かけて「昔の生活」などの歴史を教えることになりました。そのため。パワーポイント資料を作っています。そして、小学校に持って行く古い道具を選別しています。それらの作業をしていると疲れることがあります。そんな時、息抜きで以前からムササビ糸巻きを作りを続けていました。先日やっと完成しました。薄い板ですので、コースターとして利用してもかまいません。今後も疲れた時に、猫やキツネなどの動物柄糸巻きを作ろうと思います。
完成したムササビ糸巻き、腹巻きをしているように見える
なおムササビのつもりですが、実物のムササビを見たことがありません。モモンガとの違いもよく分かりません。幕を広げて空中を飛ぶので尻尾はもっと大きいはずですが、これで良しとしました。薄い板をムササビ型に切り抜いてヤスリで磨きました。最後に着色です。手足は着色しないようにマスキングテープで巻きました。また、腹の部分も着色しないようにしました。このような何気ない手仕事をしていると、気がまぎれ息抜きになります。
ヤスリで綺麗に磨く 手足をテープで覆う 腹部分を茶色に着色
薄い板ですので、コースターとしても利用できます。パワーポイントの資料作りのお休み時間、コーヒータイムに使ってみました。背中にコーヒーカップを載せるので、ムササビからすると重いように見えます(笑)。糸巻として使えるかどうか、青色の刺繍糸を実際に巻いてみました。腹巻きをしているように見えるのでこれまた笑えます。
コーヒーカップが重そう(笑) 刺繍糸を巻くと腹巻きみたい
苗代池から土穂石川に向かいました。ただ、苗代池から土穂石川の方向は分かるのですが、家が密集しているため狭い路地を通り抜けて近づくしかありません。昔は田んぼであったであろう路地を通ると、広い道に出て少し歩くと土穂石川に出ました。その土穂石川の土手を上流に向かって歩きました。今から400年位前にこの付近は干拓されました。地名「古開作」でもそのことが分かります。土穂石川土手の突き当りに大師堂があります。ここで小休止しました。
古代から畏敬の念があったであろう、亀の形をした巨大な土穂石
大師堂は安永二年に安置されたとの記載があり、昭和三十年に今の建物に改修されたようです。ちなみに大師堂前の道は当時、柳井と田布施を行き来する主要道ではなかったかと思います。ここは干拓時に土穂石川などが集まる河口あたるため、洪水や決壊が起きやすかったのではないかと推測されます。大師堂は、この周辺の人々の安寧を守るため安置されたのではないかと思います。
安永二年安置の大師堂 土穂石川などの河口 喫茶シュシュで休憩
大師堂を見たついでに、土穂石川底に横たわる巨大な土穂石を見ました。よく見ると、上流側に頭があるように見える巨大な亀に見えなくもありません。古代においてここは海岸だったはずです。その海岸に横たわるようにあったこの土穂石は当時の人々にとって畏敬の念があったと思います。その証として、すぐ近くに土穂石を祭った土穂石神社があります。
山陽本線に沿って柳井駅方面に もう少しでスタート地点に到着
土穂石を見終わると、土穂石川に集まる川を見たりしました。そして、昔は港であったであろう石垣の階段や雁木を見下ろしました。続いて、喫茶シュシュに行きました。これまでの疲れを癒すため、各自好きな飲み物やお菓子を頼みました。私はキャラメルコーヒーとショートケーキを注文しました。休憩が終わると、山陽本線の線路に沿ってスタート地点に向かって歩きました。参加された方々お疲れさまでした。来月は田布施町麻郷の史跡を散策する予定です。
柳井市古開作方面の史跡巡りウォーキングのコース
去年、髪染めや染色(皮膚や動物性繊維)などに使われるヘナの種をまいて育てました。しかし、日本の気候に合わないのか花も咲かず当然ながら種もできませんでした。育ててみて気が付いたのは、ヘナは樹木で低木のようです。沖縄のような暖地では垣根として育てることができるかも知れません。手製の段ボールや市販のビニール温室で冬を越せないか試しています。鉢によって枯れたりと元気さが違います。しかし、寒さが厳しい今月になって次々に枯れ始めました。そのため、暖房装置を設置してみました。
手前の鉢のヘナはまだ元気ですが、向こうの鉢は枯れ始める
ヘナの枯れ始めには特徴があります。最初に葉が緑のまま落ち始めます。枯葉が落葉するのではなく緑色のまま落葉するのです。続いて、落葉しないまま枝の先端だけ枯葉が残るようになります。そのうち、枝を折ると最初はまだ生きているのか曲がります。しかし、曲がらずポキンと折れるようになります。この状態になると全体が枯死しています。
下に落ちた緑や茶色の葉 枝の先端に残った枯葉
取り付けた暖房装置は、温度調節付きの200W発熱器です。発熱器上には湿度を保つための水を入れる皿が付いていました。暖房で一番難しいのは、昼間は太陽光と暖房で暑くなりすぎるかも知れないことと、逆に夜は暖房が弱くて零下にならないかとの心配です。今後、最高最低温度計で温度の経過を観察しようと思います。春までなんとか数鉢のヘナが越冬してくれないかと思っています。越冬しないようであれば、日本でのヘナ栽培は無理とのことで来年からはヘナの栽培を諦めるしかありません。
温度調節器付き発熱器 緑色をなんとか保つヘナ
阿弥陀寺でのご祈願が終わると、江戸時代に百姓一揆のために命をささげた方の墓所に向かいました。なお、命をささげた方を丁重に葬ったのは阿弥陀寺だけだったそうです。その他のお寺は権力に屈したのでしょう。この墓所近くに阿弥陀寺の元になった阿弥陀堂跡がありました。阿弥陀堂は江戸時代から明治期かけて防陽八十八ヶ所霊場の四番ヶ札所でした。当時はたくさんの巡礼者が訪れたことでしょう。阿弥陀堂は5年前にはまだ建物がありました。続いて、昭和14年に寺に昇格した時の本堂跡地に行きました。
阿弥陀寺の山門前にて、ご住職にシャッターを押していただく
阿弥陀寺の本堂跡地の山裾に巨大なシイの大木が立っています。幹の太さから樹齢は100年は経っていると思われます。しかしながら、シイの木は神社や祠近くに立っていることが多いのです。お寺境内にシイの木があることは少ないと思います。もしやと思って、シイの大木の裏側に回ってみました。すると、やはり幹の下に小さな祠がありました。この祠と関係があるのかも知れません。
百姓一揆犠牲者の墓所 シイの巨木下の祠 本堂跡地から降りる
阿弥陀寺本堂跡地の墓地には梵字が書かれた不思議な形の墓地がありました。この不思議な墓地を調査するために来た方がいたそうです。阿弥陀寺の墓所などがある山の中腹から降りると、苗代池とお地蔵様に向かいました。
苗代池畔を歩く 苗代池のお地蔵様
このお地蔵様は、苗代池を守るために安置されたのではないかと思います。お地蔵様の下に「火難水難」と刻まれていました。苗代池はため池として日照り時の稲作に役に立ったと思います。しかし今は住宅に囲まれているため、ため池としての役割は終わっているのではないとか思います。
柳井市古開作方面の史跡巡りウォーキングのコース
ここ数年、農作業がきつく感じることが多くなりました。稲作は10年前に止めたのですが、麦は今でも栽培しています。その麦の刈り取りや脱穀する作業がきつく感じるようになりました。刈り取りはバインダーを使いますが、脱穀機は足踏み式を使ったり、発動機で回したりと準備と手間がかかります。そもそも、それらの機械を畑に運ぶためトラクターで何度も往復しなければなりません。そのうち事故でも起きるのではないかと心配になります。そのため今回、安い中古ハーベスタを購入しました。お給料の数分の一の値段でしたので、さらに私の好きなディーゼルエンジンで動くので買いました。到着後、チェックのため動かしてみました。冬にも関わらずエンジンはすぐに動きました。ゴム製のキャタピラもスムーズに動いて移動できました。
購入した中古のハーベスタ、動作確認OK
ハーベスタは2tトラックに乗ってやってきました。ハーベスタをクレーンで下ろし終わると、トラックはすぐに帰っていきました。動作確認は済ませたので、まだ脱穀していない麦とサトウモロコシの穂を脱穀しようと思います。またできるかどうか分からないのですが、低回転にして小豆を脱粒できるかどうか試してみようと思います。また、しめ縄作りにつかう稲わらの、みご取りに使えないか試してみようと思います。これで脱穀などの農作業が楽になりそうです。
到着した2tトラック クレーンで下ろす 慎重に下ろし終わる
これまで、金綜絖二つと筬一つを使う織機を使ってきました。整経に手間取るタイプの織機です。そのため、整経に手間取らないリジット織機を探していました。新品はなかなか高価です。今回、ようやく中古品のリジット織機を二個手に入れました。この織機には織りかけの布が付いていました。筐体に傷が付いていないかなどの確認をしました。去年の山口ウール展では、借りた織機を使って作品を作りました。今年はこの織機を使って作れそうです。
入手した中古のリジット織機、右は金綜絖二つ筬一つの織機
織機の外観を見渡したところ、大きな傷や凹みなどはありませんでした。織りかけだった布は経糸は細い糸でしたが、横糸は布を薄く1cm幅位に切ったものでした。さおり織りの一つかも知れません。綜絖部を上下すると奇数番目の経糸と偶数番目の経糸がちゃんと分かれるため問題ないようです。確認し終わると、織りかけの布を外しました。
織りかけの布が付く 綜絖部の上下を確認 シャトルに巻かれた横糸
次に綜絖部のピッチを確認しました。10cmで40ピッチのようです。そのため、幅30cmの布を織ろうとすると、経糸を120本張る必要があるようです。この織機に慣れるため、手拭いか、何かのマットか、マフラーかを作ってみようと思います。いただいた毛糸がいくつかあるため、その毛糸を使ってみようかと思っています。なお、もう一つの大きめのリジット織機は、しばらくは使う見込みがないためしまっておきました。
綜絖部のピッチを計測 ラチェット部の動作確認
田布路木峠にある白井小介の飯山塾跡を出ると、一目散に柳井市役所に向かいました。途中周東病院前の地下トンネル歩道を出たところの祠を見たり、旧田布路木橋の痕跡を見たりしました。柳井市役所に着いた頃、ちょうどお昼になりました。そのため、風が弱く日当たりのよい場所を探して昼食休憩を取りました。その後、史跡巡りウォーキングの皆さんの健康祈願をしていただく阿弥陀寺に向かいました。
阿弥陀寺の本堂において、今年の健康祈願をしていただく
なお、古開作西公園(通称:ロケット公園),柳井市保健センター,そして橋本橋を経由して阿弥陀寺に向かいました。その途中、橋本橋袂の祠を見たり、いつ頃安置されたのかよく分からない火伏地蔵尊を見学しました。橋本橋は隣に新しく架橋工事されているため、祠は新しい橋の袂に移転するのではないかと思います。
柳井市役所で昼食休憩 古開作西公園 橋本橋袂の祠
火伏地蔵尊を左に向かってしばらく歩くと、阿弥陀寺が見えてきました。阿弥陀寺ご住職のお住まいに向かっていると、すでに本堂にご住職が待っておられることに気が付きました。急いで本堂に向かいご住職にご挨拶し、改めて御祈願のお願いをしました。
いつ頃に安置?火伏地蔵尊 阿弥陀寺に到着
ご挨拶後、ご住職のご案内で本堂内に招かれました。そして、健康ウオーキングクラブの皆さんの今年一年の健康祈願を執り行っていただきました。ありがとうございました。ちなみに去年は平生町の直指院で健康祈願をしていただきました。そのご加護のためか、ウォーキングメンバー全員が健康に過ごせた一年でした。
柳井市古開作方面の史跡巡りウォーキングのコース
渋柿の苗を去年植えました。その周辺は夏の間に雑草が生い茂りました。そして、近くに生えていたクヌギを伐採した幹からひこばえが何本も伸びていました。渋柿の日当たりが良くなるように周りを整理する作業をしました。数日前、あらかじめ草刈機を使って雑草を刈り取っておきました。今回は、その刈り取った雑草を寄せた後に、ひこばえをノコギリで切り取りました。
クヌギの伐採跡から無数に出たひこばえを切り取る
クヌギやコナラなどのどんぐりの仲間は、伐採した跡の株から芽がたくさん出てきます。この芽がひこばえです。昔シイタケ用や炭用にクヌギなどを伐採した後、根元から芽生えたひこばえを1本だけ残して切り取っていました。つまり、ひこばえの中から大きく丈夫なものだけを選別していました。そのひこばえが成長して15年位経つと、再びシイタケ用に伐採するのです。その繰り返しでクヌギ林が管理されていました。このように管理された林が里山風情の一つなのです。
たくさんのひこばえ ひこばえを切り取る ひこばえを取った株
ひこばえは、株そのものが枯れないと何度でも出てきます。4年位ひこばえを切り取り続けると、ようやく株が枯れてきます。そのような株があちこちにあるので、ひこばえの切り取りは毎年欠かせません。先月シイタケ用に伐採した株からもこの春にひこばえが出てくるはずです。すべてのひこばえを切り取ると、渋柿周辺の細かな雑草を刈り取って綺麗にしました。これで日当たりが良くなりました。
ひこばえを取る前のいくつかの株 〇:日当たりが良くなった渋柿
真冬の今、野外の動植物は越冬中です。麦畑に行ってちゃんと越冬しているか調べてみました。まずはオートミール(裸燕麦)です。相変わらず背が低いままですが元気そうです。次に小麦を見ました。去年まではパン用小麦を育てていましたが、今年はパスタ用小麦を育てています。両者では越冬中の姿が違うのに気が付きました。前者は葉が立っている立性なのに、後者は葉が地面に張り付くようなほふく性です。後者はより寒い地域で育つ麦とのこと。
麦畑で少しだけ麦踏みをしてみる
地面を少し掘り返すと越冬中のカエルがいました。この付近にたくさん住んでいる土ガエルです。畑の地面下で越冬しているんですね。また、畑傍の落葉を歩いていると、落葉の下からカサカサとキリギリスの仲間が出てきました。土ガエルもキリギリスも逃げようと動くのですが、寒いため簡単に捕まえることができました。
オートミール(裸燕麦) 越冬中の土ガエル 越冬中のキリギリス
麦畑の地面をよく見ると、雑草も冬越ししているようです。空いた時間に、耕運機を使って耕運除草しようと思います。3月過ぎれば、麦はぐっと立ち上がりますので土寄せしようと思います。今年はぜひこの小麦でパスタを作ってみたいと思います。パスタを作りたいと思ったきっかけは、長崎の外海地区で作られている手延べパスタです。訪問時、製法を聞いておけばよかったです。
地面にほふくして越冬中の小麦 麦踏みした後の小麦
初冬に冬越し作業したサトウキビを日光浴しました。毎年のことなのですが、2~3月は越冬するために大切な時期です。この時期に茶色に変色してくるサトウキビは越冬できず枯れてきます。これまで、越冬するためには温度と湿度が関係していると考えてきましたが、日光浴すると越冬率が向上することが分かってきました。今年は何割のサトウキビが越冬するでしょうか。
越冬箱から出して、日差しに当てて日光浴
越冬には温度が最も関係しているため、今回から最高最低温度計を導入しました。いつもは室内に越冬箱を置いており、最高温度は21度で最低温度は6度です。ちなみに、サトウキビ自身が呼吸をしているため、越冬箱の内側は水滴で曇ります。そのため、時々蓋をあけて乾燥します。ちなみに、茎が茶色に変色し始めると枯れる兆候なのか、サトウキビが呼吸しなくなるようです。越冬箱がだんだん曇らなくなるので、それが分かります。
何の変哲もない越冬箱 まだまだ緑色の茎 切断面は乾燥
私が子供の頃、我家は桃農家だったため山裾のほとんどが桃で覆われていました。桃園と同時にブドウや梨などの果樹も植えてありました。しかし、土地が合っていなかったのか、当時はとてもブドウ栽培が難しかったように記憶しています。枝にアブラムシの一種がよく取り付いていました。有効な農薬が無かったのでしょう。今回、須金でブドウなどの剪定方法を習ったため、ブドウの苗を買って育ててみることにしました。品種は、私の大好きな巨峰とピオーネです。実を収穫できるまで育てることができるでしょうか。
ブドウ棚を作り、ブドウの苗を植え付ける
苗を植える前に、ブドウ棚を作らなければなりません。最初、鉄管を使って組み立てようかと思いました。しかし、ブラックベリー棚に使っていた支柱を使って組み立てました。もし、ブドウが重くなって支柱がたわむようであれば鉄管に取り替えます。ブドウは雨に弱いと聞きましたので、梅雨時に屋根状にビニールを掛けることができる形にしてみました。
支柱を打ち込む 支柱を次々に組み立て 苗を植える穴
あらかたブドウ棚を作り終えると、ブドウの苗を植える穴を二ヶ所掘りました。掘り終わると、その穴に巨峰とピオーネの苗を植えました。植え終わった頃に小雨が降り始めたため、ジョロでの水やりは省きました。春になったら芽が出ると思いますが、なるべく無農薬を心がけたいと思います。二本のブドウですので害虫は手で摘まんで防除しようと思います。実はいつ収穫できるでしょうか、今年と来年は無理として、三年後には収穫できると嬉しいです。
組み立てたブドウ棚 支柱傍に植えたブドウの苗
先月柳井市の古開作方面を下見ウォーキングして、今月史跡巡りするコースを決めました。そして今回、その決めた史跡巡りコースに沿って歩きました。下見と大きく違うのは、健康祈願をしていただくため阿弥陀寺を訪れたことです。下見時にご住職にご祈願のお願いをしていたため、今回訪れた時にはご住職が本堂を開けて待っておられました。
ご住職による健康祈願時、一人ずつ名前を呼ばれてご焼香しました。ご祈願が終わると、江戸時代(享保年間)に農民一揆のために命をささげた方の墓所を案内していただきました。ありがとうございました。
国木田独歩が歩いた田布路木峠の緩い登り坂
ところで、集合したのはJR柳井駅南側にあるMax Valueです。10:00に皆さんが集合したことを確認すると、田布路木峠に向かって歩きました。途中、左手に南陽大師堂 霊場第三十六番札所を見ながら歩きました。この大師堂にお参りする方を、これまで見かけたことがありませんでした。しかし、今回お参りしている方を初めて見ました。続いて、周東病院北側の山裾にある金毘羅社に行きました。江戸時代中期に建立されたようです。地元の方々がお守りしているとのことです。
Max Value 10時スタート 南陽大師堂 金毘羅社
金毘羅社を過ぎると古道を通って周東病院前に出ました。そして、田布路木峠に向かいました。国道188号線に沿って緩い坂道を登ると田布路木峠に到着です。最初、国木田独歩帰去来の石碑を見学しました。石碑の前で、国木田独歩の帰去来と高塔山などについて、私から皆さんに解説しました。さらに、国木田独歩が仮寓していた吉見家やその吉見家の由来などについて解説しました。
金毘羅社南の周東病院 国木田独歩、帰去来の石碑
国木田独歩帰去来の石碑を見学し終わると、すぐ近くにある幕末の志士白井小介の顕彰碑に行きました。白井小介は山形有朋と奇兵隊に所属していて、その後南奇兵隊に所属しました。そして、戊辰戦争で新政府のために戦い活躍しました。明治維新後は平生町の宇佐木で後身のために飯山塾を開設しました。次に周陽第十八番箇所霊場 十心庵に寄ってから飯山塾跡に行きました。
白井小介顕彰碑 飯山塾跡 飯山塾跡で休憩
周陽第十八番箇所霊場 十心庵から飯山塾跡に行く途中、国木田独歩が歩いたであろう田布路木峠を歩きました。その最も高い所で平生町側を望みました。国木田独歩は、この場所から高塔山を望んだのではないでしょうか。峠を越えた後、飯山塾に付きました。水分補給のため休憩しました。
柳井市古開作方面の史跡巡りウォーキングのコース
ほぼろの製作が一区切りついたので、途中だったトランジスタラジオの修理に力を入れようと思います。ラジオの故障は大きく二つに分類できます。一つは電解コンデンサの容量抜けなどの電子部品の故障です。二つ目は端子などの接点不良です。今直しているトランジスタラジオの故障は後者ですが、これほど醜い故障はなかなか出会いません。スイッチ(4回路2接点)の内部は錆びだらけです。水分を含む液体が浸み込んだ跡が認められました。時間の経過と共にスイッチ内部が錆びて硬くなり、無理してスイッチを動かしているうちに接点不良に至ったと思われます。今回はその錆を取ることから始めました。
スイッチを分解して、構成する部品をバラバラに
最初気が付いたのは、スイッチレバーが異様に硬いのです。レバーをよく見ると、極小のベアリングが固着して動かないのです。どうしても動かないため、レバーをさらに分解して極小のベアリングを外しました。すると案の定、ベアリングとその内側にあるバネが錆びて硬くなっていました。ただ、錆びていてもバネが壊れていなかったのは幸いでした。
固着したベアリング 錆びた極小バネ 錆びたベアリングとバネ
錆びたベアリングとバネが収まっていた穴は茶色になっていました。その穴をアルコールで湿らせたチリ紙で掃除しました。チリ紙が淡い茶色に染まりました。続いて、余分な水分や油汚れを取り去るため、溶剤を入れた瓶にスイッチ部品を入れました。蓋を閉めた後、瓶を振って水分や油分などの汚れを取りました。2~3日そのままにしていれば完全に汚れが取れると思います。それでも汚れが取れない場合、スチールウールで擦って汚れを取るつもりです。
バネが入っていた穴を掃除 溶剤を入れた瓶にスイッチ部品