西洋ミツバチの巣箱は横に継箱が重なっています。しかし、野生ミツバチの巣箱は縦に継箱が重ねてあります。そのため巣板は上からぶら下がるように成長します。そして、上部の巣版には蜂蜜を貯め込み、下部は幼虫が育つための巣板になりました。そのため、蜂蜜を採種する時は上の方にある巣板を取り外して採蜜します。
今回は下に継箱を重ねないで一番上に継箱を重ねてみました。このようにすると巣が盛り上がるようです。しかし、スムシが繁殖するリスクがあるとのこと。そのため、頻繁にスムシのチェックが必要になります。
一番上の継箱のすのこを取り去った巣板の様子
一番上のすのこを針金で取り去っていると、運悪くミツバチを巻き込んでしまったようです。急にミツバチ達が怒りはじめました。私の顔を中心に群れが飛び回り、数匹のミツバチが私の顔に止まりました。そして、そのうちの一匹が私の目頭を刺しました。チクリとした傷みでした。ミツバチに刺されたようです。そう痛くはないのですが、二回目に刺された時のアナフィラキシーショックが今後心配です。
取り外す前のスノコ スノコを取り外す 私の顔を刺したミツバチ
今回はとてもマイナーな継箱をしましたが、ミツバチ達は毎日のように蜜を集めたり花粉を集めたりしています。スズメバチの襲来は最近ありません。そのため、スムシに巣を乗っ取られないような管理をしようと思います。このまま無事に春の分蜂まで越冬してくれればと思っています。
最上部に新しい継箱をセット スノコをネジで止めて固定
11月に蜂蜜を取ろうと思っていたミツバチ、巣箱内に害虫のすむし(巣虫:蛾の幼虫)が侵入していました。そのためか、巣の成長がよろしくありません。すむしはミツバチの蜜蝋や花粉を食べるとのこと。そして、すむしが巣箱内で増えると巣がとろとろになって落下するとのこと。
ミツバチを飼っている友達がやってきました。その友達がミツバチの状態が良くないようにみえるとの事でした。それで分かりました。もしかしてと思って巣箱を開けるとすむしがいたのです。巣箱の底に繭状の綿のようなものありました。その繭状の綿を千切ると中からうじが出てきました。これですむしが巣箱にいることが確定しました。このすむしがいるとミツバチの健康状態が悪くなるそうです。
巣箱の扉を開けて巣箱内を検査
すむしがどの位多く増えているのか分かりません。いずれ巣箱内を開いてすむしを退治しようと思います。難しいのはすむしを殺すための殺虫剤が無いことです。殺虫剤を使うとミツバチも一緒に死ぬのです。
今年は蜂蜜をとることは止めました。蜂蜜を取ってしまうと冬越しする餌が無くなり、この冬の間にミツバチ達が死滅してします恐れがあるのです。これからの季節、冬に向かって蜜や花粉がとれなくなります。すむしをできるだけ退治します。そのため無事にこの冬を越してもらいたいです。
巣箱の扉を開ける 繭状の綿を発見 中からうじが出て来る
巣箱の底にいるすむしを退治するため底板を外しました。底板にミツバチがこぼした花粉や蜜蝋の残渣が溜まっていました。この蜜蝋の残渣や花粉を食べてすむしが大きくなるとのこと。そして、だんだん巣の方に移動して巣全体を食べてダメにするようです。
少しでもすむしを退治するため、繭状の綿を取り出しました、そして底板に溜まった蜜蝋の残渣や花粉を取り除きました。後日、巣の上部を開けてすむしが移動していないか検査しようと思います。ミツバチの飼育はなかなか難しいです。
底板の蜜蝋残渣や花粉を取り除く 綺麗に掃除した底板
毎朝、ミツバチの巣箱に異常が無いことを確認してから仕事などに行っています。ところが、昨日の朝のことです。数百匹のミツバチ達が巣箱の外に出て大騒ぎしていました。しばらく観察しているとその原因が分かりました。ミツバチの一番の天敵である大スズメバチが巣の周りを舞っていたのです。これは一大事です。急いでその大スズメバチを一匹捉えて、ネズミホイホイにくっつけておきました。
その後、気になりながら仕事に行きました。そして、帰宅してからすぐに巣箱に行きました。すると、巣箱の周りが大変なことになっていました。
数百匹のミツバチ達が巣箱の外に出て警戒
朝と同じようにミツバチ達は大騒ぎで、大スズメバチを警戒してお尻を振っていました。ネズミホイホイを見ると、なんと大スズメバチが20匹位くっついていました。大スズメバチのフェロモンに誘われてくっついたのでしょう。ネズミホイホイを使って大スズメバチを撃退する方法を知っていたので助かりました。
最悪の場合、大スズメバチの大群がやって来てミツバチを巣ごと全滅させることがあるそうです。餌が少なくなる秋になると、このように大スズメバチは他のハチを襲います。そしてハチやその幼虫を肉団子にするそうです。今回は何とか撃退できましたが、次にまたやって来るかも知れません。今後も警戒が必要です。
ネズミホイホイに付いた大スズメバチ 巣箱上の〇にネズミホイホイを置く
毎朝と毎夕にミツバチの巣箱を観察しています。このところ、巣箱周辺をスズメバチが飛んでいることが多くなりました。スズメバチが出現するとミツバチがたくさん巣から出てきます。そして、全員が同期してお尻を振るようなしぐさをするのです。このしぐさでスズメバチを威嚇しているようです。今来ているスズメバチは小型です。しかし、秋が深まるにつれミツバチにとって一番強敵のオオスズメバチがやってきます。どう戦うのでしょうか。
〇はミツバチの巣箱の周りを飛ぶスズメバチ
一方のスズメバチを観察すると、巣箱の周りを飛びながらはぐれたミツバチを捕まえるようです。スズメバチが我慢できずに巣門に近づくとミツバチの大群に襲われます。ミツバチもスズメバチもこのようにして何万年も戦っているのでしょう。
威嚇するたくさんのミツバチ ミツバチを襲うスズメバチ
先日切っておいた板四個を井型に組み合わせ、ミツバチの巣箱の継箱を一つ完成させました。餅を蒸すためのせいろのような形です。なお、ミツバチの巣板落下棒用の丸棒を通しながら板を井型にしました。丈夫に作ったため人が載っても大丈夫です。あとは、ミツバチ達が気に入ったくれるかどうかです。
完成したミツバチの巣箱の継箱、中央に巣板落下防止の丸棒を十字に
板を組み合わせる前に巣板落花防止用の丸棒を通す穴を開けました。丸棒の直径が6mmでしたので、同じ6mmの木工用ドリルを使って開けました。ただ穴を開けた後に丸棒が通るか確認すると、きつくて通りません。そのため、紙やすりで丸棒の両端を削って径を細くしました。きつきつでしたが木槌でたたくと何とか通りました。
径6mmの穴を開ける 丸棒を叩いて継箱に通す 残り一枚の板を組むだけ
丸棒を十字に通しながら残り一枚の板を組付けました。板を組付けながら一番注意したのは、ぴったり30cmになることです。この値がずれると巣箱の昇降が難しくなります。昇降器が30cmの巣箱を掴むようにしているからです。
そんなこんなで継箱が一つ完成しました。巣箱の昇降機に今回作った継箱を載せるとピッタリ合いました。あとは、実際に巣箱に継箱を取り付けるだけです。ミツバチを飼っている友達に来てもらう日付も決めました。無事に継箱を取り付けることができるでしょうか。
継箱の板を次々に木ネジで固定 巣箱昇降器にピッタリ収まる
ミツバチの巣箱を待ち上げる装置が完成したのですが、肝心の継箱の余分がありません。そこで、継箱を作ることにしました。必要な木材を探しに行ったのですが、探していた厚さ3cmの板がありません。仕方が無いので厚さ2.5cm、幅180cmの板を購入して作ることに決めました。
私が使っている継箱の幅は30cmです。そのため購入した板を27.5cm間隔で切りました。電動ノコギリを正確に設定して次々に切りました。
継箱にするため、板を次々に電動ノコギリで切断
電動ノコギリで板を直角に切断するため、丸ノコギリの角度を90°に設定しました。そして、幅を正確に27.5cmに切るために、板を止めるネジを正確に27.5cmの位置で固定しました。この設定することで次々に同じ幅の板を取ることができます。この電動丸ノコギリは購入してから20年位になりますが、とても役に立っています。丸鋸が少し錆びてきたのでそろそろ取り替え時期かも知れません。
次々に板を切断 切り出したたくさんの板 丸棒の直径を計測
板を切った後、継箱の中央に丸棒を通す穴を開ける必要があります。丸棒の直径をノギスで計測すると6mmでした。次回、継箱を完成する時、丸棒を継箱内で十字にクロスするように組み込むつもりです。なお、継箱にする板を仮組みすると幅がピッタリ30cmになりました。予定とおり継箱を作ることができそうです。
切断した板を仮組みして物差しで長さを計測、ピッタリ30cm
ミツバチの巣箱を持ち上げる装置がようやく完成しました。ジャッキをハンドルで回すと、ゆっくりと持ち上がります。巣箱の1箱の高さは18cm位です。持ち上げることができる高さは24cm位なので、継箱を十分に取り付けることができます。
蜜が詰まった巣箱は相当重いです。そのため、漬物石を載せてみるとなんとか昇降できました。最初、手でハンドルを回して昇降しましたが時間がかかります。そのため、電動ドライバーを使ってハンドルを回せるようにしてみました。すると楽に昇降できます。近いうちに巣箱を継いでみようと思います。
漬物石を載せ、ハンドルを回して昇降を検証
ネットで同じような巣箱持ち上げ器を見かけることがありますが、ほとんどは溶接して作られています。私は溶接技術を持っていないためもっぱら木で作りました。比較的手に入りやすい2 x 4の木材を使っています。そのためノコギリとネジ回しがあれば容易に作ることができます。木材と木材の接合部は基本的に木ネジを使っていますが鉄板を取り付けて強度をつけています。
昇降部の板材を加工 鉄線で昇降部を上下 ジャッキとの接合部
9月上旬に継箱を取り付ける予定ですが、その継箱を数個作っておこうと思います。その継箱内に巣が落ちないようにする細丸材を取り付けるのがやや面倒そうです。10月頃、友達に手伝ってもらい最初の蜂蜜を採取して見ようかと思います。また蜜蝋も抽出したいと思っています。今年はミツバチに関してなんでも初めてです。猫,犬,ハムスター,金魚などを飼うのとは違った楽しみがあります。
電動ドライバーで昇降 体重58kgの私が載る
ミツバチの巣箱を持ち上げる装置を続けて作っています。のんびり作っているため、なかなか完成に至りません。今回は巣箱を上下させるジャッキを取り付けました。ジャッキを何にするか迷っていましたが、微妙に上下できる車用のジャッキを使うことにしました。そこで、去年手放した車のジャッキが余っていたためそれを使いました。もう一息で完成です。9月初め、この装置を使って継箱を巣箱に取り付けようと思っています。
天井板に巣箱を上下させるジャッキを取り付け
巣箱を掴んで上下するスライド板を支えるため、そのガイド板を当初設置したものから取り替えました。また、スルスルと上下するように板と板が擦れ合う場所にロウを塗りました。そのおかげか、スライド板がするすると軽く上下するようになりました。初めて作る巣箱持ち上げ器であり、また自分で考えたオリジナル装置のため試行錯誤の繰り返しです。
スライド板のガイド ガイドの取り付け直し ジャッキ底に穴あけ
続いて、ジャッキを取り付けるための穴をジャッキの底に四ヶ所開けました。そして、ジャッキの底を取り付けるためのネジ穴を天井板に開けました。径6mmのネジ穴です。これで、巣箱持ち上げ器の99%が完成です。あとは、ジャッキを取り付けた天井板を支柱に取り付けて、スライド板とジャッキを結べば完成となります。
最後に、大きな石をのせて上下させたり、人を乗せて上下することができればOKです。ただ、一人で巣箱を持ち上げるのはまだ心配です。そのため、友達に加わってもらいこの巣箱持ち上げ器を使ってみようと思います。
車用ジャッキを逆さまに取り付け ジャッキを6mmネジで4個で取り付け
日本の野外に普通にいるミツバチ、天敵のスズメバチと闘うとの話を聞いていました。まさに、その闘いを見ることができました。
朝、ミツバチを観察するため巣箱まで行きました。すると、巣門にミツバチ達が丸く団子になっていました。そのミツバチ団子を見ていると、スズメバチの顔がたまに見え隠れしていました。これが熱殺蜂球と呼ばれるミツバチ団子のようです。一時間後に巣箱に来ると、ミツバチ団子はなく普通にミツバチが出入りしていました。巣門の下にスズメバチの死骸があり、アリがたかっていました。
スズメバチを丸く囲んでできたミツバチ団子(熱殺蜂球)
今回のスズメバチは小柄な黄色スズメバチです。より大きなオオスズメバチの場合、ミツバチ団子はもっと大きくなるのでしょう。
そこで、実験をしてみました。網でとらえて半死状態にスズメバチを巣門に置いてみました。すると、すぐに数匹のミツバチがやってきてスズメバチを巣門の下に落としました。元気なスズメバチでないとミツバチ団子はできないようです。体の小さなミツバチ達、みんなで協力してスズメバチに対抗しているのですね。
普段の巣箱の巣門 半死のスズメバチを置く 巣門下に落とされる
本格的な夏が続いています。人間も暑いですがミツバチ達も暑いようです。ミツバチの巣箱には人間のようにエアコンはありません。巣箱内を少しでも風通しが良くなるように、巣門の前に出て羽を振わせて風を巣箱内に送っています。蜜や花粉を探しに行く数よりも風を送っているミツバチの方が多い時があります。巣箱に近づくとその羽音がよく聞こえます。この夏を乗り切って欲しいものです。
蜜を探しに行く,蜜を持って帰る,送風するミツバチ達で大混雑!
以前、8月になるとスズメバチがミツバチを襲うとの話を聞きました。その通りで、スズメバチが巣箱の周りを舞っていました。そのスズメバチはそれほど大きくないので黄色スズメバチだと思います。
そのスズメバチが来たためでしょうか、たくさんのミツバチが外に出て群れていました。そして羽を振わせていました。スズメバチを確認したらすぐに捕虫すると良いと聞いていたため、すぐに捕虫網でそのスズメバチを取って脚で踏んでおきました。そして、スズメバチ対策として金網を巣門を取り付けました。取り付けた直後、ミツバチ達はは出方や入り方が分からず右往左往していました。スズメバチ対策などミツバチを飼うのも大変です。
スズメバチ対策として取り付けた巣門用の網
扇風機しかないクラフト小屋で、ミツバチの巣箱持ち上げ器をのんびりと製作しています。今回は巣箱を載せて持ち上げる機構を作りました。その部分は重さがかかるため金属部品で作りました。巣箱を載せる場所に10kg位の石を載せてみましたが支柱がしっかりと支えています。この様子では人が座っても大丈夫のようです。
ハンドルを回すハンドウィンチを注文しています。そのハンドウィンチを取り付ければ完成する所までこぎつけました。8月末に実際に使って巣箱に継ぎ箱をしてみようと思います。この機械がちゃんと使えれば、一人で巣箱を取り外したり継いだりできます。
扇風機だけの暑いクラフト小屋でもくもくと製作
巣箱を持ちあげる機構は、DIY等のお店で使われる商品棚を支えるL字金具を使いました。その金具の位置は上下変えられます。その金具をはめ込む支柱金具が長過ぎるため、巣箱持ち上げ器の大きさに合わせてグラインダーで切断しました。また、止めるネジ穴も重さに耐えられるよう追加しました。
持ち上げる位置を確認 支柱金具にネジ穴 板に支柱金具を取付け
L字金具を取り付ける支柱金具を、上下する板に平ネジ(M6)で取り付けました。上下する板を支柱に取り付け紐で吊るしました。その紐を上下するとL字金具もスルスルと上下しました。巣箱の代わりに10kg位の重石を載せてテストしてみました。
ハンドウィンチが届いたら紐の代わりにワイヤーを取り付けます。それで完成となります。巣箱側も少し加工要です。実際に使ってみて不具合があるようならば、その都度改良しようと思います。
一番下の位置に下ろす 実用域で10kg位の重石を置く
ミツバチの巣箱を観察すると、暑いのかたくさんのミツバチが巣門近くに群れています。暑さ対策として、水を巣箱にかけたり濡れたタオルを巣箱に載せたりしました。しかし、いっこうに外に出たミツバチは中に入りません。
涼しい早朝に巣箱に行ってみると、やはりたくさんのミツバチは外に出たままです。そこで、ミツバチをよく知っている友達に来てもらいました。すると、外に出ている理由が三つあるそうです。①猛暑で暑い ②スズメバチが来ている ③巣箱内が狭い とのことです。そこで調べてもらいました。
巣箱の最下段に継ぎ箱を設置
友達に巣箱内の写真を撮影してもらうと理由が分かりました。③でした。巣がどんどん大きくなって巣箱内が狭くなっているとのこと。そこで、その友達の継ぎ箱を借りて、巣箱最下段に継いでもらいました。巣の成長が早くて、今作っている巣箱持ち上げ器が間に合いませんでした。
たくさんのミツバチ達 猛暑対策の巣門拡張 継ぎ箱に黒いシール
継ぎ箱をしたついでに猛暑対策をしておきました。それは単純ですがすだれを巣箱に掛けました。そして、巣箱内の空気が通りやすいように巣門を広げました。これでミツバチ達は落ち着くことだと思います。
2時間後に巣箱に行ってみると、外にいたミツバチ達は減っていました。いつものように蜜や花粉を取りに飛び立っていました。友達によると八月にもう一段継ぎ箱をすると良いとのことです。それまでには巣箱持ち上げ器を完成しようと思います。今回は友達に感謝です。
暑さ対策の一つとして巣箱にすだれを掛ける
8月末にミツバチの巣箱に巣枠を追加できるように持ち上げ器を作っています。前回、巣箱にピッタリ合わないことが分かりました。そこで、邪魔をしている横板を上にずらして仮止めしました。そして、再度巣箱に沿わせてみるとピッタリ合いました。
ところで、巣箱に沿わせている時に支柱や板が巣箱に当たることがあります。すると、当たった瞬間に巣箱内からシャーと言う音が聞こえます。もしかしてミツバチが怒っているのでしょうか。また、たくさんのミツバチが私の周りを飛びまわるようになりました。これはやばい兆候なので、すぐに持ち上げ器を外しました。もっとやさしく取り付ける必要があるようです。
中心の板を上下にスライドさせて巣箱を持ちあげる
板はするすると上下します。あとは何で上下させるか考えています。二通りあって、一つは以前乗っていた車のジャッキを使う方法、二つ目はハンドルを回す巻き上げ機です。前者はすでにあるのですが、ハンドルを回すと回転軸の位置もずれます。そのため取り付けにくいです。後者は新たに購入しなければならないのですが、取り付けやすいです。後者の方法にしようかと思っています。
邪魔な横板を上にずらして固定 巣箱にピッタリはまる
ミツバチの巣箱を持ちあげる装置を少しづつ作っています。巣箱の幅に合わせて二本の支柱の幅をとりました。また、巣箱を上下に持ち上げる板が自由にスライドするかを確かめました。そして、実際に巣箱にはめてみて合うかどうかを確認しました。
すると、二本の支柱を繋げる横板のうち下の横板が邪魔をすることが分かりました。そのため、下の横板の位置を上にずらそうと思います。こんな感じで、試行錯誤しながら製作しています。
下の板(X印の板)が邪魔をして巣箱にピッタリはまらない
巣箱を持ちあげる板は、二本の支柱の間をが自由にスライドさせます。そのため、板の幅よりほんの僅か数mm間を開くように支柱の幅をもうけました。そして、横板と支柱の角度が直角になるように差金を当てながら仮止めしました。これで、板が自由に上下するようになりました。横板は仮止めですので、位置を決めたらちゃんとした硬い板に切り替えます。
横板をノコギリで切り出す 支柱と横板を仮止め 直角になるよう仮止め
ミツバチの巣箱を持ちあげる装置を試作しています。今回は実際にミツバチの巣箱に被せて使えそうか確認しました。被せたり外したりしてさぞかしミツバチ達には迷惑な事だったでしょう。さらに一番重さがかかる支柱に筋交いを付けて補強しました。
その後、巣箱を掴んで持ち上げるL字金具を購入しました。また、そのL字金具を取り付ける板を購入しました。巣箱を持ちあげる時、L字金具と一緒にその板を上下にスライドします。
支柱の大きさ高さ、上下にスライドする板の大きさを確認
巣箱は奥行きと幅が共に30cmの正方形です。ミツバチが蜜を溜めるたびに巣枠を増設します。そのため、最終的には結構な重さになると聞きました。その重さに耐えて上下しなければなりません。また、ミツバチに嫌がられないスムーズな動きが必要です。特にミツバチを誤って挟んでしまうとミツバチが怒って刺すそうです。友達も一度刺された後に、再度刺されて大変な目にあいました。二度目に刺されると大変です(アナフィラキーショック)。刺されないように防護服を買いました。
2 x 4金具を選ぶ 支柱や板を加工中 金具で補強した支柱