台風のため朝から雨です。農作業ができないため、修理依頼された古いカーラジオの修理を続行することにしました。今回は、スピーカーを接続するSP接続コネクタの半田付け修理とフィラメントが切れたパイロットランプの交換をしました。音が出ない原因を少しずつ究明していますが、まずは周辺の故障を手堅く直していこうと思います。
フィラメントが切れたパイロットランプを交換、スイッチを入れると明るく光る
まずは、スピーカーから音が出ない原因の一つであるSP接続コネクタを洗浄することから始めました。洗浄剤は、エンジンのキャブレター洗浄に使うスプレーを使いました。洗浄剤をスプレー後、汚れをティッシュで拭きとりました。これを数回繰り返して汚れた油やゴミを完全に取り除きました。その後、外れた電線をSP接続コネクタの端子に半田付けしました。
洗浄した端子 電線と端子を半田付け 直したSP接続コネクタ
続いて、電源スイッチを押しても点灯しないパイロットランプを調査しました。すると、フィラメントが切れていることが分かりました。これは交換するしかありません。そこで、同じ規格(12V 3W)のランプを購入しました。ランプを交換後に電源スイッチを押すとちゃんと点灯しました。ただ、故障したのは緑色ランプでしたが、購入できたのは透明ランプでした。緑色のフィルタでランプを覆うかどうか迷うところです。さて次は、電子回路を調査して故障範囲を狭めようと思います。
故障して光らない緑色ランプ 交換した透明ランプ 電源を入れると明るく光る
洋綿(白:バルバゼンセ)の収穫期を迎えました。この綿は長毛種で糸紡ぎに適していますが、日本の気候に合っていません。特に雨に弱いのが特徴です。そのため、毎日天気予報を見ながら雨が降りそうな兆候があればすぐに収穫しています。雨に濡れてしまうと、変色したりカビが生えたりして綿としての価値が無くなるのです。
洋綿畑で、はじけたばかりの綿の実を次々に収穫
綿の収獲と言えば、白くはじけたふわふわのコットンボールを想像します。晴天が続いた日にはふわふわのコットンボールを収穫できますが、秋雨が近いときはのんびりできません。私は、実が割れた段階で早々と収穫しています。そして、雨が降り込まない場所で乾燥させています。大量に洋綿を栽培するプロの方は、ビニールハウスで栽培するようです。なお、和綿は雨に強いので世話いらずです。
綺麗にはじけた綿の実 この段階で早々と収穫 雨に濡れ変色した綿は捨てる
収獲する時、洋綿の木の上から下から舐めるように覗き込みます。そして、はじけたり割れたりした綿の実を見つけては収穫しています。アメリカの開拓時代、綿の収獲が重労働だった意味がよく分かります。この時期、毎日のように実がはじけるため収穫をおろそかにできません。10月第二土曜日午後1時、いつもの方々にこの綿の実の収獲体験をしてもらおうと思っています。田布施町麻郷高塔公会堂前、雨天時は糸紡ぎのみ。
昨日収穫して天日干しした洋綿 今日収穫した洋綿
久しぶりに田布施西小学校の放課後学習「西の寺子屋」のお手伝いをしました。以前お手伝いしたのは、紡ぎと織物体験、ハゼの実ろう体験、藍染め体験、土器作り体験、亥の子と石臼体験などです。今回のお手伝いは、西田布施地区にある八尋石八幡宮へ歩いて向かう子供達の付き添いと神社の歴史解説です。神社のいわれや歴史は、低学年生にはちょっと難しかったのではないかと思いました。
八尋石八幡宮の氏子会館で、神社に関わる紙芝居を鑑賞
田布施西小学校の集団下校時、西の寺子屋の子供達だけ校庭に残りました。そして、子供達はいったんカバンなどを小学校に置いて再度校庭に集合しました。その後、列になって小学校から約1km離れた八尋石八幡宮に向かって歩きました。私は、C-2組の付き添いとして一緒に歩きました。八尋石八幡宮の参道を登り、氏子会館に入りました。そして、八尋石八幡宮に関わる紙芝居が始まる前、私の方から八尋石八幡宮の歴史について簡単に解説しました。それが終わると、紙芝居の始まりです。しばらく子供達の活動を手伝いした後、出発した田布施西小学校に子供達と一緒に戻りました。西の寺子屋に関わる方々、お疲れ様でした。
西田布施公民館横を通る 参道の石段を登る 長い長い参道を進む
獣防止の対策をしていなかったカボチャ畑、次々にイノシシに食べられました。そのため、今年はカボチャの収獲を諦めていました。昨日カボチャ畑の雑草を刈ろうと畑に入ると、足先にコツンと当たるものがありました。足元の雑草をかき分けると、何とカボチャではありませんか。雑草に埋まり、イノシシに見つからなかったようです。ラッキー!
雑草の中にころがっていた、美味しそうなミニカボチャ
カボチャ畑の中を歩き回って、他にもカボチャがないか探しました。すると、もう一つ見つけることができました。カボチャの葉や茎を見ると、まだまだ元気で青々としています。花も数個咲いています。ただ、雌花が咲いていないのでもうカボチャが実ることはないと思われます。数日後、草刈機でカボチャ畑を除草しようと思います。そして、耕耘機で耕そうと思います。来年はちゃんと獣対策をしてカボチャを育てようと思います。今回収穫したミニカボチャ、大好きな天ぷらにしたり煮物にして食べようと思います。
元気なカボチャ、まだ花が咲いている 足元に見つけたミニカボチャ
タマネギの種まきをしました。育苗の開始です。たまたま育苗しなかった一昨年、その年は運悪くタマネギの苗の販売が極端に少ない年でした。そのため、少ししかタマネギ栽培できませんでした。それに懲りたので、去年から再びタマネギの育苗をしています。足りなくなった場合だけ、苗を購入することに転換しました。
種まきを終え、土を薄く被せ、最後に籾殻を薄く被覆
毎回のことですが、最初に耕耘機でタマネギを育苗する畑を丁寧に耕しました。そして、レーキを使って畝をやや平らな鞍型に軽く盛り上げました。今回はばらまきではなく、筋まきしようと思いました。そのため、平クワを使って薄く筋状に窪みを付けました。この後、タマネギの種を筋まきしました。右手の親指と人差し指を使って、種を練りながらパラパラと蒔きました。
畑を丁寧に耕耘 レーキで鞍型に整形 種をまく筋を付ける
種をまき終わると、種の上に薄く土を被せました。ザルに土を入れて揺すりながら薄く土を振り落としました。続いて、ザルに籾殻入れて、同じように揺すりながら籾殻を薄く被せました。燻炭の方が良いのですが、無いので籾殻にしました。1週間後頃にはひげのような芽が出てきます。芽生えから植え付けまで、雑草を取ったりなどの世話が欠かせません。今年は「アトン」と呼ばれる大玉品種のタマネギにしてみました。
指でひねるようにして種を筋まき 揺すりながら土を薄く被せる
先日、藍や和綿などをハンマーナイフモアで綺麗に除草しました。その畑を今回耕耘機で耕しました。毎年晩秋に麦の種をまきますが、その準備です。同畑では、収穫を待つ枝豆、小豆、サツマイモ、そしてソバを栽培しています。それらの作物を避けながら耕しました。10月末にはそれらの作物を全て収穫し終わります。その後、畑を全面的に耕してから麦の種をまく予定です。
枝豆、小豆、ソバを避けながら畑を耕耘
毎年この畑には小麦の種をまいています。しかし、毎年麦を収穫するものの食べる量は決まっており、いつも余らせています。そのため来年は、次年の種まき用だけを残して、小麦を緑肥として青刈りしようかと思っています。そして、その場所に藍の苗を植えたり綿などの種をまこうかと考えています。最近、体力の低下や多忙でなかなか畑の世話ができません。特に夏の除草作業はしんどいです。なるべく、世話がかからない方向にチェンジしようと思案しています。
カンナが生える道脇を耕耘 枝豆と小豆の間を耕耘
昨日の土曜日、とある自治会館で新しい足踏み糸紡ぎ機を組み立てました。注文して先日届いたものです。他の方にも組み立て方法を見てもらおうと会館で組み立てました。手伝っていただきながら頑丈な箱を開けると、木の地肌そのままの部品がたくさん入っていました。言わば、木工製品の組み立てです。
足踏み糸紡ぎ機を構成する部品の数々
それらの部品をマニュアルに沿って組み立てました。手でネジを回すのは疲れるので、途中我家に帰って電動ドライバーを持ってきました。談笑しながら組み立てたので、2時間位かかって出来上がりました。一方でEさんは、持ち込んだ織機を掃除をしたり、その傷んだ経糸を外していました。次回、私が持っていく整経台を使って経糸を作るそうです。
組み立てマニュアル 紡ぎ機の糸車を組み立て はずみ車台を組み立て
次回(偶数土曜日午後)は、今年収穫した綿を綿繰りして種を取ります。そして、種を取った綿をカードで漉いてどんどん糸にしようと思います。今のところ染めは考えていないので、茶綿、緑綿、灰綿、白綿を使った四色の糸ができそうです。なお、藍や紅花栽培から染めまでの一貫した個人的なサイクルが確立していないため、染めはしばらく私個人で楽しもうかと思っています。
Eさんの持ち込んだ織機、傷んだ経糸を外す
綿から布への作業工程は長いので、主に綿から糸を紡ぎたい人と、糸を使って主に織物を作りたい人の二つに分かれるのかなと思っています。人数がそろえば、会か同好会にしようかと思っています。今年1月にほぼこのメンバーで、「西の寺子屋 子供達の織物体験」をサポートしました。今後、同じように糸紡ぎや織物体験をサポートしても良いかも知れません。今回組み立てた糸紡ぎ機を含め2台の糸紡ぎ機、それぞれEさんとSさんに持って帰っていただきました。
今回組み立てた足踏み糸紡ぎ機 私が愛用しているレアな糸紡ぎ機
古いカーラジオの修理をしていますが、故障部品の交換前に動作確認をしようと思いました。カーラジオですので電源は12Vです。カーバッテリーを室内に持っていないため、安定化電源を12Vに設定して確認をしようと思いました。その12V電源をカーラジオに繋ぎましたが、どういう訳かまったく音が出ません。電源を入れた瞬間、普通ならばスピーカーから何らかの音が出ますが無音なのです。
左の安定化電源を12Vに設定して、右のカーラジオに接続
音が出ないので、スピーカーからチェックすることにしました。テスターのダイヤルを抵抗の位置にしてスピーカーに繋ぎました。すると、ゴソゴソと小さな音が出ました。つまり、スピーカーは正常です。そこで、カーラジオ本体とスピーカーを繋ぐSP接続コネクタをチェックしました。ところが、軽く引っ張っただけで電線がポロリと外れました。これがスピーカーから音が出ない原因のようです。
外れた電線 SP接続コネクタを分解 油を拭くと緑色に
SP接続コネクタを二つに分解すると、内部が油で汚れていました。その油をティッシュで拭くと、何とティッシュが緑色に汚れました。銅が油に溶けているようです。接触不安定のため、以前にCRC556か何かの油を吹きかけたのかも知れません。一方、電線が外れた原因はラジオが製造された当時のはんだ付け不良のようです。油は接触不良の原因となります。そのため、油を洗浄して綺麗に取り去りました。さらに、外れた電線をはんだ付けして直すことにしました。
油まみれのSP接続コネクタ内部 電線のはんだ付け不良
麻里府のKさんから頂いたソバの種、8月中旬に種まきをしました。種を蒔く時期が少し遅かったかなと思いましたが、順調に成長し今では白い花が満開です。ソバは昔から飢餓対策の作物でした。米が不作になりそうな年、夏に種をまいても立派に収穫できるのです。また、ヒエなどの雑穀と同様に田んぼがない山間地域でもよく栽培されます。
ソバ畑を見回っていると、その白い花の蜜を吸っている蝶に出会う
ソバは肥料をやらなくてもそれなりに育ちます。今回肥料をまったく施さなかったので葉が薄い緑でしたが、立派に花を咲かせていました。そのソバ畑を見回っていると、蝶が花の間を飛び回っては蜜を吸っていました。蜜を吸うのに一生懸命だったのか、私が近づいても逃げませんでした。他のソバの方を見ると、小型の蝶が何匹か飛び回っては蜜を吸っていました。
左から、ソバ,小豆,枝豆 ほどよく成長したソバ ソバの白い花
ところで、ソバと同じ頃に種をまいた小豆は、小さいながら花が咲き同時に鞘ができていました。また、枝豆も小さいながら花が咲いて鞘ができていました。豆はまだ未熟で薄くペッタンコでしたが、11月には収穫して枝豆パーティーができそうです。また小豆を使って羊羹を作ることができそうです。
黄色い小豆の花、小さな鞘も 枝豆の鞘、豆はまだ未熟
枝豆,小豆,蕎麦畑の除草をしました。そして、やや早いのですが収穫が終わった藍や和綿の畑を整理しました。和綿は種取り用として収穫済みです。今後和綿を収穫する必要がないため整理しました。綿に関しては、別の畑で栽培している洋綿を今後収穫します。背の高い雑草が大量に生えてきたため、ハンマーナイフモアを使って整理しました。通常の草刈機は雑草を細かく裁断できませんが、この機械を使うと雑草ごと細かく裁断することができます。ハンドルを持つだけですので、通常の草刈機より作業は楽です。
ハンマーナイフモアを使って雑草ごと藍と和綿を細断
最初、枝豆,小豆,そして蕎麦畑の除草をしました。続いて、藍や和綿畑を整理しました。高く伸びた雑草ごと細断しました。後日、刈り残した雑草を綺麗に片付けします。そして、耕耘機で耕します。枝豆,小豆,そして蕎麦を収穫後、再度耕耘して11月末に麦の種をまく予定でいます。
豆、小豆、蕎麦畑の除草 雑草を綺麗に細断 雑草ごと藍を細断
2,3日前に小松菜やチンゲンサイなどの秋冬野菜の種まきを済ませました。今回は、冬キャベツと白菜の苗を植え付けました。白菜は毎年種まきしますが、今年は苗を植え付けてみることにしました。種まきから育てる場合、発芽後に間引きする作業が加わります。その間引き作業を省くため、苗を購入して植え付けました。
キャベツと白菜の苗を植え付け後、寒冷紗の両脇に土を被せる
植え付け作業前に、種まきした小松菜やチンゲンサイなどと同じように耕耘機で畑を耕しました。土が柔らかくなるように丁寧に耕しました。そして、クワで畝を鞍型に盛り上げてから、レーキでその畝を滑らかにしました。次に、その畝に黒マルチを被せました。今回は穴が開いていない黒マルチを使いました。
キャベツと白菜の苗 耕耘機で丁寧に耕す 鞍型に畝を盛り上げ
黒マルチを畝に被せ終わると、黒マルチを固定するため両脇に土を被せました。これで、黒マルチが風で飛ぶようなことは無くなります。続いて、購入したキャベツと白菜の苗を50cm等間隔に並べます。白菜の苗は4個、キャベツの苗は6個です。畝の長さは6mあるので、すべての苗を植え付けるに十分な長さです。
畝に黒マルチを張り両側を固定 苗を50cm等間隔に並べる
苗を植え付ける位置を決めると、空き缶を金切りバサミでトゲトゲに切ります。このトゲトゲを黒マルチに押し当てて穴を開けるのです。市販品と比べて耐久性はありませんが、自給野菜の穴あけ程度の数の穴ならば効果的に使えます。最初に白菜用の穴を開け、続いてキャベツ用の穴を開けました。穴あけが終わると、すぐに苗を植え付けしました。
空き缶で穴あけ 穴に植え付けた白菜 キャベツの植え付け
苗を植え付け終わると、U字支柱を何本か畝に差し込みます。そして、そのU字支柱に被せるように寒冷紗で覆います。最後に寒冷紗の両脇に土を被せます。これでキャベツや白菜が害虫にやられることが無くなります。よほどのことが無い限り、収穫するまでこのままです。予定通り育てば、11月後半から初冬にかけて収穫できるのではないかと思います。
このあと、U字支柱を刺して寒冷紗を被覆
9月も中旬になり、茶綿や和綿の収獲にせいを出しています。今回、みなさんと5月初めに種をまいた和綿を収穫しました。和綿は、雨が多い日本の風土に合っています。1番の特徴は綿が下を向いているため、とにかく雨に強いのです。2,3日の長雨でもしっかりと綿ががくによって守られています。世話いらずの綿です。この田布施でも大正年間頃までは栽培されていたようです。記録によると、江戸時代に今の平生町周辺でで多く栽培されていたようです。
枝にぶら下がる和綿、これを手でもいで収穫
一方で洋綿は栽培は難しいのですが、和綿より多く収穫できます。また、繊維がとても長いので紡ぎやすいのです。今、和綿と洋綿の両方を栽培しています。栽培しやすさか、紡ぎやすさか、どちらを選んでよいか迷います。みなさんと相談しながら、和綿にするか洋綿にするか、または両者共に栽培するか決めようと思います。また、田布施農工高校からいただいた羊の毛を洗浄した羊毛もありますし、さらにリネンの繊維もあるので、何を優先的に紡ぐか悩ましいところです。
はじけた和綿の実 和綿のコットンボール 乾燥中の和綿
いつもは7~8月に咲くアメリカフヨウ、今年は酷暑のため咲かないのかなと思っていました。ところが、ずっと遅れて9月に咲き始めました。どちらかと言うと乾燥に弱いので、この夏の猛暑で開花が止まっていたのではないかと思います。とにかく咲いて良かったです。アメリカフヨウは宿根性なので、晩秋になると葉が落ちて枯れますが来年も咲きます。乾燥に弱いので、冬も夏も乾燥気味の時は水をやると良いようです。
直径25cm位の大柄の花びら、一日でしおれる
アメリカフヨウの花は、アサガオのように1日でしおれてしまいます。しかし明日咲くつぼみが大きく赤くなっていました。さらに、明後日咲くつぼみも大きくなっていました。連日大きく目立つ花が咲くので嬉しくなります。なお花がしおれると、すぐに花の根本から切り捨てます。種ができると、越冬する栄養が足りなくなるそうです。
明日咲くアメリカフヨウのつぽみ 明後日以降咲くつぼみ
和綿や洋綿(茶)はもう収穫時期に入ったのに、洋綿(白:バルバゼンセ)はまだ綿を収穫することができません。綿の実はたくさんぶら下がっているのになかなか割れません。一つだけ割れていましたが雨の水を吸ったのか傷んでいました。傷んだ綿は紡ぐことができません。収穫最盛期は10月なのかも知れません。気楽に待ちましょう。根本の雑草がだいぶ生い茂ってきたため、今回草刈機で刈ることにしました。
洋綿(白:バルバゼンセ)の根本に生える雑草の刈り取り
草刈りをしていて珍しい昆虫を見つけました。エダナナフシです。我家周辺には2種類のナナフシがいます。今回見つけたとても細長く薄茶色や緑のエダナナフシと、茶色でややずんぐりしたトゲナナフシです。後者は刺のようなものが生えています。両者共に動きが鈍いのが特長です。ところで、9月も半ばと言うのに、洋綿はまだ花が咲き続けています。また、背の高さは私を追い越しましたが、まだ伸びています。綿は栄養成長する植物なのでしょうか。そうならば、霜が降って枯れるまで成長するのかも知れません。
細長いエダナナフシ 咲き続けている洋綿の花
もう9月も中旬です。そろそろ秋冬野菜の種まきをしなければなりません。のんびりしていると、冬はすぐにやって来ます。春はのんびり種まきをすることができますが、秋は種まき時期をずらすことはリスクがあります。今回、小松菜,チンゲンサイなどの葉物野菜の種まきをしました。今後、他の野菜の種まきや苗の移植を急がなければなりません。
黒マルチの穴に秋冬野菜の種まき
種まきをする前に、穴あき黒マルチを畑に張ることにしました。忙しくて畑の世話がなかなかできない人は、黒マルチの利用が向いています。黒マルチを使うことによって次の二つの便利なことがあります。一つは、雑草予防に向いていることです。小さな穴に種を蒔くと、その穴以外のマルチ部分に草が生えません。次に、晩秋になって寒くなっても地温が下がりにくいことです。そのため、晩秋になっても野菜の成長が持続します。
今回種を蒔いた野菜の種 耕耘機で畑を耕す クワで畝を盛り上げる
事前に草を刈っていた畑を耕耘機で丁寧に耕しました。そして、三本クワで秋野菜を育てる畝を鞍型に盛り上げました。続いて、レーキを使って畝に凹凸が無いように丁寧に整形しました。整形が終わると黒マルチを畝に張り、その黒マルチが風で飛ばないように脇を土で止めました。これで種まきの準備が完了しました。
黒マルチが張れるように、レーキで畝をなだらかに整形
最初に種まきしたのは、最も多く食べる小松菜です。次にチンゲンサイ、葉大根、最後にかつお菜の種をまきました。かつお菜は葉が広がるため間隔を空けて種まきしました。土が適度に湿っているため、早ければ4~5日後には芽が出ると思います。
畝に黒マルチを広げる 張った黒マルチの両脇を土で止める