秋のほぼろ製作講習会を開きました。今回は大々的に公開しなかったため、いつものメンバーが集まった静かな講習会です。子供達はほぼろではなくポシェットを作りました。その他の方々はほぼろや買物籠などを作りました。
そして、今回から自分専用の駒作りをメニューに加えました。クルミの枝を使った可愛い丸っこい駒です。今後もほぼろや買物籠を作り続けたい方は、自分専用に作った駒を持てば励みにもなると思います。
天候が不安定のため、早めに切り上げたほぼろ製作講習会
今回、ほぼろの縁部分の創作模様を教えました。ところが、しばらく模様入れをしていなかったため忘れてしまいました。家に帰って思い出そうと思います。そして、ほぼ完成したほぼろ製作のための本の原稿にその創作模様を描き込もうと思います。そうすれば忘れないと思いますので。
おいでえの広場で開催 子供達の作るポシェット ほぼろの底を編む
今回からほぼろ製作のための道具を作るメニューを追加しました。今後もほぼろ作りを続けたい方に自分専用の道具を作ってもらおうと思います。今回はクルミの枝を使った駒作りです。自分に使いやすい重さや形の駒を作っていただきます。もちろん自分で好きな絵を描いてもかまいません。
午後パラパラと小雨が降り始める 鉈を使って自分専用の駒作り
正方形の板に押し付けるようにクルミ平紐を平織りした後、板から上に立ち上げました。今回作ったクルミの皮はやや厚手です。そのため、立ち上げてもすぐに元通りにだらんとなります。そのため、押しピンを刺して立ち上げ姿勢が変わらないようにしました。
立ち上げた後もクルミの皮を上に向かって編んでいきました。籠の縁をクルミの皮で囲んだ後、立ち上げた皮を向かい合わせに曲げました。そして、薄く白い色のクルミの皮をぐるぐると縁に沿って巻き付けました。もっと多めにぐるぐる巻き付ければ良かったかなと思います。と思いつつなんとか完成。
お菓子入れに使えそうな小さなクルミ籠
今後、大きめの籠,ポシェット,カバンなどをクルミの皮で作ってみようと思います。ポシェットにするための型板を作っているためそれを利用しようと思います。表が白色裏が茶色の薄めのクルミの皮を使おうと思います。表と裏の色が違うあじろ網にすれば面白い模様になりそうです。クルミ以外の楮,イヌビワ,そしてアカメガシワ,タケノコなどの皮を使ってみるのも面白いと思います。・・・・ほぼろを作る合間にクルミ細工をしようと思います。
縁を巻く皮を切り出す 籠の縁取りをする ぐるぐる縁を巻く
クルミの皮を加工しやすくするために事前に水に浸しておきます。数時間ならばいいのですが、忙しかったりすると、うっかり忘れて一日浸したままにしておくことがあります。水に浸し過ぎると皮がふやけ過ぎて傷みます。そうなると編んでいると皮の繊維がぼろぼろになることがあります。水に浸けるのをなるべく短くした方が良いです。浸さなくても霧吹きで水を吹きかけるだけでも良さそうです。皮の扱いがまだ初心者の私です。
椅子に座ってのんびりクルミ細工 クリップを取れば完成
クルミの枝から剥いだ皮を使って簡単なミニ籠を作ることにしました。使ったクルミの皮は、熱湯に浸した枝から皮を剥いだものです。ところが、今回使った皮は一度煮たためか表も裏も茶色でよれよれでした。言わば劣った皮です。捨てるのはもったいないためその皮を使ってミニ籠にしてみたのです。ちなみに夏に収穫した皮は表側は白で裏側は茶色で綺麗です。
型板にクルミの皮を交互に敷いて押しピンで固定
以前クルミの皮を使って籠を製作してみましたが十分な出来ではありませんでした。今回は別の方法でミニ籠を作ってみました。
最初にクルミの皮を2cmの幅で紐のようにハサミで切りました。その皮を型板の上で交互に重ねました。ただ、クルミの皮が厚かったため隙間なく互い違いにするに力が必要でした。力を緩めるとすぐに隙間ができるのです。その対策として、隙間ができないように押しピンで留めました。
クルミの皮を等幅で切る 型板とクルミの皮 型板にクルミの皮を交互に
型板に隙間なくクルミの皮を交互に敷くと、型板ごと裏返ししました。そして、クルミの皮を上に立ち上げました。そして、籠になるように再度クルミの皮を巻きました。
次回は籠の縁にするクルミの皮を巻いてから、糸状に切ったクルミの皮を巻いて縁にしようにと思います。うまくミニ籠になるでしょうか。
型板ごと裏返しにして立ち上げ 底側となるクルミの皮の模様
4枚の板にダボを打ち込む穴を次々に開けました。ところが、空けた穴が浅くなってしまいました。そのため、板を繋いだ時にダボの頭が少しばかり飛び出てしまいました。仕方なく飛び出たダボの頭を精密ノコギリで切り取りました。
切り取ったダボの先端を丸く磨いた後、ちゃんと板に綺麗にはまることを確認しました。そして、四つの板が綺麗に繋がることを確認しました。やれやれ出来上がって良かったです。
ダボをはめることによって4枚の板を組み立て
ダボを通す穴を板幅のきわに開けたため、板の表面がややいびつな形になりました。薄い板を穴の横に張って補強しようかと思いました。しかし、優しくダボを通せば大丈夫と判断しました。
ところで、小さな木枠なので繋いだままでも持ち運びできます。分解すればさらにコンパクトになり運びやすくなります。カバンにそのまま入れて持ち運びできます。
ダボをはめ込む ダボの先端を切る 組み上がった木枠
小さな籠を作るための組み立て式木枠を試作しています。今回は小さな4枚の板を組付けて木枠にします。最初一枚の板に図面を引いた後、その線に沿ってノコギリで切りました。そして4枚の板を切り出しました。次に先日作った木枠と同じようにダボをはめ込む穴を開けます。板の厚さが狭いので穴あけ位置に注意を要します。
四つの板がそれぞれ直角になるようにダボを取り付け
板が小さいから簡単だろうと思っていましたが意外に難しいのです。特にダボの穴を開ける位置に苦労しました。板の幅が狭いためダボを通す穴が変形することです。板の外側が陥没したり凹んだりします。手持ちドリルではなくボール盤で穴を開けるべきでした。今回は試作なので次に作ることがあればボール盤を使おうと思います。
四つの板を切り出す 穴あけ深さを決める ダボ穴を板に開ける
ケナフを栽培しているのですが、なかなか皮を剥いで繊維にする時間がありません。そうこうしているうちに花が咲き始めました。そして、授粉したのでしょうか、実がだんだん大きくなりました。このままでは良い皮が得られないため急遽数本のケナフを切り倒しました。そして、茎を根元から1.5m位の長さに切りそろえました。
花が咲き実が大きくなりはじめたケナフ
高さが3m近くまで伸びたケナフがありました。あまり大きく育つと茎が硬くなり皮を取るのに力がいり大変です。皮を得るため高さが2m位で花が咲いていないケナフを選んで切り倒しました。そして、皮を剥ぐために邪魔な枝を全て取り除きました。そうすると、1本の棒のような茎だけになりました。そのケナフをクラフト小屋に持ち帰って皮を剥ぐことにしました。
薄黄色の大きな花弁 天高く3m近く伸びたケナフ
ケナフの茎の上から根元に向かったナイフで一本線を引くように切りました。その切れ目に沿ってめくるように皮を剥ぎました。夏に一本だけ皮を剥いだことがありますが、10月になると若干皮が厚くなり硬いようです。クルミ,楮,イヌビワは夏が剥ぎやすいです。そのため、ケナフも夏に皮を剥ぐのが良いのではないかと思います。
その後、ケナフの皮を水に浸けておきました。水に浸けると養分が水に溶け去り、皮の乾燥後にカビが生えにくくなります。一週間程度水に浸して置こうと思います。それでも繊維分が取れないようでしたらアルカリ性の液に浸してみようと思います。
茎から剥くように皮を剥ぐ 水に浸して養分を取り去る
比較的簡単に作ることができるほぼろの一種として、ペットボトル用ほぼろを新たに試作してみました。今回は蓋(またはキャップ)元までピッタリ包むことができるものを作りました。そのため保温性が良いのではないかと思います。見た感じ、蓋だけが外に見えます。
そして、田布施農業工業高校で飼われている羊(茶々丸)の毛を紡いだ毛糸を模様にしてみました。その毛糸を藍と紫根の二色で染めました。紅花で染めても良かったかも知れません。その単糸を二本重ねて模様として編み込みました。
なんとか完成したNewペットボトル用ほぼろ
最初つくったペットボトル用ほぼろは蓋元をすぼめることができません。そのため、紐を引くとすぼめるように長い藁と短い藁とを交互に編み込んでみました。側面と底部は今までのもと同じ作りです。慣れれば半日で完成します。
長短の藁を交互に 底部は今までと同じ 側面に模様を入れる
側面の模様入れが終わった後、最後にループエンドとコードストッパーを首紐に通します。コードストッパーを引くと蓋のところまでペットボトルケースがすぼまります。次に同じようなペットボトルケースを作る場合、今度はフード付きにしてみると面白いと思います。
今回作ったペットボトル用ほぼろを次の史跡巡りウォーキングに持って行こうと思います。そして、皆さんから評価を伺い、使い勝手を確かめようと思います。
側面の模様(紺と紫)入れ完了 コードストッパーとループエンド
8月下旬から洋綿が次々に開花していました。10月に入り今度は綿が次々にはじけるようなりました。今回そのはじけた綿を収穫しました。今年は綿を紡ぐ時間がとれそうもありません。そのため、来年の種まき用としての収穫です。
ちなみに羊毛と比べて綿の繊維は極細です。そのため、細い糸を紡ぐことができますが紡ぎ機を操るのはやや難しいです。私が栽培している綿は洋綿(バルバゼンセ)なので細くて長い繊維です。そのため、他の綿よりも紡ぎやすく細い糸にすることができます。ところで、長い間綿の繊維を紡いでいません。時々は紡ぎ機を出しては紡ぎを思い出す必要がありそうです。
来年の種まき用に収穫した洋綿(バルバゼンセ)
はじけた綿の実を収穫すると、殻を取り除いて綿だけを取り出しました。次に、種くり器を使って種と綿を分けます。種は来年の種まき用に、綿は紡いで糸にします。
藍畑のすぐ近くに緑綿も栽培しています。施肥しなかったため背が低いですが実が数個なっています。この緑綿も近々収穫するつもりでいます。
収穫した殻付きの綿 殻を取り去り綿だけに
本来ならば、7月か8月に収穫したはずの藍の葉、遅れに遅れて10月になってしまいました。遅れた理由は猛暑です。この猛暑では体がもちませんし、熱中症になる可能性があります。そのため、やむなく涼しくなった10月に葉を収穫しました。10月になると藍は花を咲かせます。そのため良い葉を見込めませんが仕方ありません。
収穫を手伝いに来た子供二人と一緒にのんびり収穫しました。子供達は最初はちゃんと収穫していました。しかしだんだん飽きてきたようです。広々とした畑に寝転がって青空を仰いだり、声をはりあげながら走り回っていました。楽しかったのでしょう、幼き日の思い出になると思います。
もくもくと藍の葉を収穫する子供達
普通の草は乾燥すると茶色になりますが藍は青くなります。青く乾燥させるためには葉をすぐに乾燥させなければなりません。子供達がやってくる前に乾燥するためのブルーシートを敷いておきました。葉は乾燥すると軽くなります。軽くなった葉は容易に風で飛んでしまいます。飛び去らないようにブルーシートの脇を立てておきました。
ブルーシートの用意 葉を千切り取る 葉を洗面器に溜める
私は鎌で刈り取った藍をテーブルの上にどんと置きます。すると、子供達はその中から良い葉を選んでは千切ります。そして、どんどん洗面器の中に葉を溜めます。葉が溜まるとそれをブルーシートの上にばらまき日差しでよく乾くのです。そして、時々乾いた葉の裏と表を箒でひっくり返します。
これを繰り返して藍の葉を次々に乾燥させるのです。夕方になり日陰がブルーシートを覆ってきました。そのため、後日再度天日乾燥することにしました。
箒で藍の葉をひっくり返す 藍の葉の収穫が終わり片付け
籠細工などに使える組み立て式木枠の試作品が完成しました。蝶番などを使っていないためグラグラすることなく硬く組み立てることができます。ただし、硬いため分解する時に強い力を加えると接合部のダボが折れることがあります。
柱などを使った木枠より軽いため持ち運びしやすいと思います。分解して袋に入れると持ち運びしやすいです。遠くに出かけて細工する時に便利だと思います。次は小さめの木枠を作ろうと思っています。
組み立て後の木枠、軽量でコンパクトに収納
接合部にダボを使っていますが、穴の位置が微妙に違います。位置を間違えると組み立てできません。そのため、ダボの位置を数字で書いておきました。ダボの位置は8ヶ所あります。そのため、1~8までのダボの凸凹位置にそれぞれ番号を振っておきました。さて、試作したこの木枠は使いやすいでしょうか。
これを組み立てて木枠に ダボ位置凸凹の番号 ダボを慎重にはめ込む
修繕中の骨董アイロン台、裏側に糊付けしていた布が乾きました。しかし、アイロン台の四隅がまだ布を糊付けしていません。そこで、最後にその四隅を糊付けをして修繕の終わりとしました。何とか使えるようになりました。
今回修繕したアイロン台は四角形ですが、現代のアイロンは片側が細くなっています。そのため、衣服の裾をアイロンがけできます。さらに現代のアイロン台は耐熱性がアップした上に脚が付いています。たかがアイロン台ですが昔の物と比べて便利になっています。
四隅の布をピンと糊付けして、実際にアイロンがけしてみる
今回修繕したアイロン台のように、私は昔の物に郷愁を覚えます。例えば、古い手回しミシンや古い2糸式ロックミシンなどです。壊れた昔の道具を安く買ってきては修理します。そして、自分で使います。例えばモーターが付いたミシンは早すぎて怖くて使えません。自分の気分や調子に合わせて手回すミシンが大好きです。昭和の人間だからなのでしょう。
四隅に糊付け 糊付け部を折り返し 押しピンで押さえ乾燥
修繕したアイロン台は思いのほかたやすく修繕できました。表は依然と同じような赤いデザインですし、裏側も元通りです。修繕しながら気が付いたのですが、このアイロン台はベースが厚紙です。また、内側に充填してある綿も古く品質が悪いものです。当時は厚紙や古綿をリサイクルしてこのアイロン台を作っていたようです。さて、今度の成器塾でこの骨董アイロン台を初使用します。
元のままの裏側 表は前と同じような赤い模様柄
先日ハンマーナイフモアで藍畑周辺の草刈りをしましたが、8~9月の間は猛暑でほとんど藍畑に行くことができませんでした。本来ながら8~9月に葉を収穫するつもりでしたが、やはり猛暑でとても収穫どころではありませんでした。
来週、放課後学習の成器塾の「手芸と染め」コースでは藍染めをする予定です。この藍畑の葉を収穫して小学校に持って行き、藍染め(叩き染め)に使います。その準備も兼ねて藍畑に行きました。
施肥をした後にジョロで藍に水やり
藍の様子を見ると、10月に入ったため花が咲き始めていました。まだつぼみですが、来週には藍畑はピンク色ま花で染まると思います。花が咲き始めると葉はそれほど成長しません。花や種に栄養を取られるのでしょう。葉が萎れないように根本に施肥しておきました。そして、その上からジョロで水やりをしておきました。
施肥した藍畑4畝 つぼみが付き始めた藍
組み立て式の木枠ですが、最初は蝶番を使おうと思っていました。しかし、蝶番は曲がる部分が意外にがたがた動くので全体的に不安定になります。また、木ネジを回して固定する方法も考えました。しかし、木ネジではドライバーでぐるぐる回す手間がかかります。ましてや小さな木ネジは紛失してしまいそうです。
そこで、取り外しが容易にできてがたがた動かないダボを使うことにしました。木工製品では木材同士の固定によく使われます。また精度よく木と木を接合できます。ただし、精度よく細工する必要があります。
ダボを16本打ち込んだ木枠の側面二個
ダボの取り付けは精度が要求されます。ダボを打ち込む位置に最新の注意をします。穴の位置がずれないようにセンターポンチで窪みを付けました。木工ノコギリは穴の開け始めが大切です。穴あけ位置がずれるとちゃんとダボを取り付けできません。付けた窪みに径6㎜の穴を正確に開けました。当然ながら穴の深さも正確にします。正確な深さになるように、木工ドリルに深さのマーカーとなるようあらかじめテープを巻きました。そのマーカーの深さまで穴を開けました。
センターポンチで窪み 径6mmの穴を開ける 穴を開け終わる
16ヶ所の穴を開けるとダボを木枠の側面に打ち込みました。側面から抜けないように接着剤を塗布します。なお、一つのダボはそれに対応する一ヵ所だけしか挿入できません。それ以外の位置には挿入できないよう穴を開けているからです。これで木工細工は終わりです。次回、実際に木枠となるように組み立てできるか検証します。
接着剤を付けた後ダボを打ち込み 側面16ヶ所にダボを打ち込む
昭和初期製でしょうか、とても古いアイロン台が傷んで使い物になりません。周囲の布が切れて中の綿がぼろぼろ出てくるようになりました。婆様が長年使っていたものです。その後、私が引き継いで使ってきたのでとても愛着があります。傷んだ布に似た布を探して張り替えることにしました。
張り替えた布を、糊を塗った裏側で止める
柳井市の手芸店に置いてある端切れ布の中から、傷んだ布に近いものを探しました。その布を持ち帰ると、クラフト小屋の中でアイロン台の修繕を始めました。まずは傷んだアイロン台に端切れを被せました。そして、ちょうど良い広さになるようハサミで切りました。次にアイロン台の裏側に糊を塗って端切れを貼りました。
布が切れて飛び出た綿 端切れをハサミで切る 糊を塗り端切れを貼る
貼った端切れが外れないように押しピンで固定しました。糊が乾燥するように2~3日天日乾燥します。次回は押しピンを取り外して端切れが固定したことを確認します。そして、は四隅を同じように糊で止めようと思います。
2~3日天日乾燥して糊を乾かす 新しい端切れで覆われたアイロン台
若い頃は集中力が数時間もあったものですが、最近は1時間位に落ちました。暑さが続いていることもあるのでしょうが、疲れやすく草刈りに1時間以上集中できません。30分か1時間位草刈りして、10分休んで、また草刈り再開の繰り返しです。
今、持ち運びしやすく軽い木枠を作っています。やはり1時間加工しては、次の日にまた加工を再開しています。今の私にはその方が疲れなくて良い気がします。今回は木枠と木枠を繋げる部分を組木細工のように加工しました。その方が丈夫だからです。
木と木を2枚組み継ぎする箇所を確認しながら加工
木の厚さは14mmです。木と木を直角に2枚組み継ぎする加工をしました。木の幅9,5cmと厚さ14mmが2枚組み継ぎになるようにノコギリで切りました。引いた線のとおりに精密ノコギリで切りました。時間をかけて全四ヶ所を隙間がなくピッタリ合うように切りました。
組木となるよう線引き 線に沿って精密に切る 切った木を取り外す
四ヶ所の角を精密に切りましたが、その個所がピッタリ2枚組み継ぎになるか確認しました。プロの大工ではないのですが、我ながら上手に切れたように思います。次回は木と木が外れないようにダボを取り付けようと思います。ダボは寸分の狂いもない位置に穴あけする必要があります。そうでないと木枠を組み立てできなくなるのです。
側板の四ヶ所の角を切り抜く 隙間なく組み合わさることの確認