東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工、買物籠やポシェットの底部を編む

2024年06月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 来月ほぼろ製作講習会を開催するにあたりサンプルを数点作ろうと思います。今回は買物籠やポシェットの底を縄で作りました。網目がよく分かるように赤い麻紐を使いました。実際には網目が目立たないよう普通の麻紐かたこ糸で作ります。以前作ったポシェットの一つの底はたこ糸で作りました。
 本来ならば紐自体も綯って作れば良いのですが、今回は市販の赤く染めた麻紐を使いました。時間がたっぷりある時や全て自分で作りたい時は紐自体も綯って作ると良いでしょう。さて、底を編むのは円座を作る方法とほぼ同じです。最初が違うだけです。

           最後の縄端をを編んで底がようやく完成


 底の編み始めは底の両端の曲がる部分です。半円形に編むので、それに合わせてクルクルと麻紐を巻いて曲げます。6~8回巻けばよいでしょうか。後は編み方を調整します。ポイントは、買物籠かポシェットの底の二つある楕円の中心間を取ることです。または半円間を取ります。こればかりは説明が難しいので実際底を編んでもらって体得してもらうしかない気がします。

 半円部にくるくる巻く   半円部を曲げて繋げる    二回縄を曲げて繋ぐ
  

 さて、縄を巻きながら底を広くしていると、特に曲がる部分の網目の隙間が空いてきます。そんな時は余分に二度とから巻きします。すると、見かけ上網目が収まります。逆に網目が詰まりすぎる場合は一つ飛び越して編みます。このようにして8回程度縄を巻いていくと底部が出来上がります。買物籠の場合はさらに縄を巻き付けます。

   網目をから巻きして網目を増す    完成した底部、右は完成ポシェット
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脚の踏ん張りがきつい! 裏山急斜面の笹刈り(3/3)

2024年06月29日 | 草刈り,整地

  我家の東側斜面の下草刈りを小雨の中ようやく終えました。数年前までは一度で刈り取る事ができたのですが、体力が衰えたのか今は三回に分けて刈り取っています。下草は主に笹です。斜面なので脚で踏ん張らなくてはなりません。楽に踏ん張れるようにアイゼンを履くとよいかもしれません。
 一番困るのは落下した枝や幹が笹に隠れていることです。一度草刈機の回転刃が刺さって外れなくなったことです。やむなくエンジンを止めて刃を外しました。刃が曲がるなど破損していなかったのは幸いでした。

          山の斜面頭頂部の尾根道を綺麗に刈り取り


 斜面の笹刈りが終わると、斜面上の尾根道の草を刈り取りました。我家と反対側の斜面は会社所有の土地のようです。草刈りなどの管理がされておらず竹が生い茂っています。その野良竹が尾根道を越えて我家側に毎年進出してくるのです。毎年繰り返される竹の進出には困っています。進出した竹を放置しておくと、我家の斜面はすぐに竹林になってしまうと思います。毎年の竹伐採と笹刈りにはくたびれます。

 前回刈り取った笹は枯死して茶色に     斜面上部まで刈り取り完了
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩国市由宇の史跡巡りウォーキング(3/4)

2024年06月28日 | 歴史探訪他ウォーキング

 山陽本線の線路を横切り、海岸側から由宇街に入りました。お昼の時間帯に入っていため由宇文化会館の軒下に腰かけてお昼休憩兼トイレ休憩をしました。暑い中を歩いたため少しばかり疲れていたため長めに30分位休みました。この暑い日中、休日にも関わらず文化会館にやって来る人はいませんでした。昼食を取り水分を十分取ると少しばかり元気が出てきました。
 ところで、休憩中に職員の方がやってきて由宇の歴史資料を見せていただきました。その資料を見て、由宇漁港で分からなかった神社名が分かりました。ありがとうございました。その後しばらく談笑しました。そして、出発の声掛けをして次の史跡に向かいました。

          子供数人が元気に遊んでいた立派な榊神社拝殿


 由宇文化会館から数百メートル歩くと蛭子神社に着きました。布哇(ハワイ)移民の方々の寄付で建てられた石柱がとても立派でした。また、榊八幡宮の御旅所もありました。今でもお祭り時には賑やかなのでしょう。蛭子神社周辺の史跡を見終わると、榊八幡宮に向かいました。

昼休憩した由宇文化会館    蛭子神社の説明板    浄土真宗の善行寺
  

 榊八幡宮に向かう途中、現代的な本堂の浄土真宗の善光寺を見ました。そして、その隣にある浄土宗の浄専寺を見ました。こちらは伝統的なお寺の本堂が立派でした。その後しばらく歩いて由宇小学校に着きました。クラブでしょうか、子供達がサッカーの練習をしていました。その途中、親子で水路のカワニナを取っていました。その水路、覗いてみましたがメダカなどの魚の姿はありませんでした。

    伝統的な本殿の浄専寺      サッカー練習していた由宇小学校
 

 由宇小学校を過ぎると、すぐ横に由宇保育園がありました。下見時には園児が遊んでいましたが、今回は休日のため誰もいませんでした。保育園を後にすると、長い石階段を登って榊八幡宮に向かいました。石階段の上の方を見ると、近所の子供でしょうか数人が石階段を元気に登っていました。年寄りにはこたえる長い石階段でした。石階段を登りきると榊八幡宮の拝殿がありました。息を整えた後に参拝しました。
 ところで、拝殿前の広場で子供達が何やら虫かごを持って走っていました。ちょっと声をかけて虫かごの中を見せてもらいました。とても礼儀正しい子供達だったので嬉しくなりました。

         岩国市由宇の史跡巡りウォーキングコース

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我家の野生ミツバチ達、元気に営巣

2024年06月27日 | 生き物

  先日我家にやってきた野生のミツバチ達、以後一生懸命働いています。少しぐらいの雨でも働きに出ています。後足に黄色の花粉を付けて帰ってきます。花粉は幼虫の餌になるそうで、巣にはたくさんの幼虫がいるのでしょう。そこで、巣の中を見てみることにしました。スマホをそのまま巣の中に入れることができません。そこで、巣門を開けてスマホを差し込んで撮影してみました。巣がだいぶ大きくなっていたため、8月末には巣箱を継ぎ足す必要があることが分かりました。

         出るミツバチと帰ったミツバチで巣門は大騒ぎ


 ところで、スマホは撮影する時にはライトが点灯しないことが分かりました。点灯しないと巣箱内は暗くて巣やミツバチの動きがよく分かりません。どの程度巣が大きくなっているか位しか分かりません。明かりが点くカメラがないかとものかと思います。8月末には巣箱を一段継ごうと思いますので、そろそろ継ぎ箱を作っておこうと思います。

  巣箱の巣門を広げる   スマホを差し込み撮影  暗くて巣内が分かりにくい
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

工作が進行中、田布施町少年少女発明クラブ

2024年06月26日 | 子供の育成関連

 田布施町少年少女発明クラブ、開講式から3ヶ月経って工作が進んでいます。3~6年生の子供達は各小学校混在で四つの班に分かれています。その班ごとに指導員が付いて工作の指導をしています。私は指導員の手が足りない班を応援しました。
 今回は三班の小学生三年生の支援をしました。たまたま成器塾で使っている裁縫道具とミシンを車に置いていました。それを使って人形らしきものを作る支援をしました。低学年生は、自分が作りたいものをうまく絵にできなかったり、伝えることが難しいようです。そのため、いろいろ声をかけながら作りたいものを引き出しました。その過程で裁縫道具が役に立ちました。

            各自もくもくと工作をしている子供達


 9:30に発明クラブが始まってすぐ、作っている途中の作品を保管箱に入れるなどしました。そして、その箱に自分の名前を入れました。その後、自分の席に着いて工作を続けました。電動工具を使う子供は、指導員監視の元で注意深くその工具を使いました。なお、髪が長い子は工具に巻き付くリスクがあります。その子は髪の毛を後ろに束ねてもらいました。
 それらの徹底注意のためか、田布施町少年少女発明クラブが始まって以来30年事故はありません。とは言え、半田鏝による軽いやけど、ノコギリによる浅い傷、あるいは金槌で自分の指を打つことは時々ありますが。

  作品や箱類の整理    電動ドリル使用の指導   もくもくと作品を作る
  

 来月からチャレンジコンテスト工作が始まります。今回三人の子供から1チームを作る申し込みがありました。次回までに、もう2チームの希望があると思います。この夏休みはこのコンテスト作品を作ることで盛り上がると思います。
 田布施大会で1位に選ばれたチームは、去年のように今年も山口県代表になるでしょうか。柳井市や山口市など他市の強豪チームも良い作品を出してきそうです。今年は激戦になると思います。上位になれるよう指導員も大変です。

   板を加工して何を作るのかな?    終了時間になると作品を箱に収納
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

繊維を取るため、ケナフの苗を植え付け

2024年06月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年、ケナフと呼ばれる繊維をとる植物を栽培しました。しかし、繊維を取る時間が無かったため採種するだけにとどまりました。そこで、今年は繊維を取って紐か縄を撚るだけはしてみたいと思います。そのため、去年よりもたくさん植えることにしました。最初、種をまいたのですが根切り虫にやられたのか発芽後がよくありません。そこで、苗を育ててから畑に植え付けてみることにしました。数日前の雨でどろどろの畑に間隔50cm位で苗を植え付けました。ちゃんと育つでしょうか。

          苗箱で育てたケナフの苗を丁寧に植え付け


 ケナフはとても高く育ち確実に2m以上に育ちます。そして、枝がほとんど出ず一本だけが伸びるのです。繊維の取り方がまだよく分かりません。まだ青いうちに皮を剥ぐのでしょうか。去年一度皮を剥いだことがありますが、クルミの皮を剥ぐ時のように裂け目を入れておくと剥ぎやすいようです。繊維がとても長いので継がなくても2m位の紐か縄が撚れそうです。

   10cm位に育ったケナフの苗      雨でドロドロの畑に植え付け
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩国市由宇の史跡巡りウォーキング(2/4)

2024年06月24日 | 歴史探訪他ウォーキング

 由宇漁港に着くと、たくさんの船が係留されていました。中には漁船と言うよりも釣りを楽しむ船もありました。係留場を借りて自分の船を留めているのかも知れません。平生町にも船を係留する港があります。私の親戚も船をそこに係留しています。〇万円/年の係留代がかかるようです。
 私も数十年前にカヌーやヨットに乗って瀬戸内海を操船してみたいと思っていた時期がありました。また四種免許を取って船を動かしてみたいと思っていました。実際四種免許を取った友達もいました。

            由宇漁港で静かに休む漁船の数々


 自分のカヌーやヨットを持つことは今では夢の話となりました。しかし、孫の一人ががヨットに乗りたいと言い出したら、光市のスポーツ交流村にあるヨットハーバーでヨットを一緒に学ぶチャンスかも知れません。仮にそれが無理であっても、釣り船をチャーターして一緒に釣りを楽しみたいと密かに思っています。 

 朱色が眩しい淡島神社   古めかしい恵比寿神舎   奉納された大きな錨
  

 由宇漁港には二つの神社があります。一つは淡島神社です。頻繁にメンテナンスしているようで眩しいほどの朱色が目立ちます。そして、その右隣に古めかしい名前が分からない神社がありました。その古びた神社内に錆びた大きな錨が奉納されていました。こちらの方が本来の漁港の神社かも知れません。付近に誰もいなかったため二つの神社の違いを聞くことができませんでした。※昼食を取った由宇文化会館(由宇公民館)で、名前が分からなかった神社が恵比寿神社と分かりました。

    長い海岸線の堤防を巡る      港町第二街区公園の木陰で休憩
 

 由宇漁港を過ぎると堤防越しに海岸が見下ろせました。高潮対策の堤防のようで、立ったままでは海が見えません。堤防の上に乗らないと見えません。堤防の端からわずかに海が見えました。その後、堤防の内側を歩きました。堤防からは海が見えないため、打ち寄せる波の音だけが聞こえました。堤防をぐるりと歩き続けると、港町第二街区公園が見えてきました。日差しの強い中を歩いて少しばかり疲れたため、その公園の木陰に入って10分程度休憩しました。

         岩国市由宇の史跡巡りウォーキングコース

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皮細工用にクルミの皮を剥いで採集

2024年06月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今はクルミの皮を採集する季節です。冬に採集する時は、伐採してすぐに煮る必要があります。しかし、今は伐採してすぐにそのまま皮を剥ぐことができます。今のクルミの幹や枝はとてもみずみずしいです。切った幹や枝から水滴が垂れるほどです。そして、皮と芯の間を剥離しやすいのです。皮と芯の間に指を突っ込み、つなぎの服を脱ぐように皮を剥ぐのです。
 ところでクルミの汁を煮て水分を飛ばすと甘いそうです。言わばメイプルシロップになるとか。煮ないまでも汁を舐めると心持ち甘いような味がします。いつかクルミの汁を集めてシロップを作ってみたいと思っています。

          つなぎの服を脱ぐように、クルミの皮を剥ぐ


 クルミの皮を剥ぐ前、どのクルミを伐採するか選びます。私の考えでは三年目の幹か枝がちょうど良い太さです。また、皮の厚さもちょうど良いと思います。しかも、真っすぐな幹や枝を選びます。選ぶとノコギリで切ります。切った幹や枝を広場に運んで不要な葉を取り除きます。そして、皮を剥ぐ幹や枝を1m位の長さに切断します。

  切断する幹を選ぶ    不要な葉を切り落とす    枝に切れ目を入れる
  

 今梅雨シーズンなので、皮を剥ぐとすぐに天日乾燥しなければなりません。乾燥しないとカビが生えます。私は、皮を丸めててクラフト小屋内で扇風機を使って乾かします。一度乾燥すると何年でも保存できます。皮細工したい時は水に浸して柔らかくします。そして、必要な長さ必要な細さに切って使います。

     めくるように皮を剥ぐ       乾燥する前に皮を丸める
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困った! カボチャに付いた害虫ウリハムシ

2024年06月22日 | 野菜:果菜

 室内で育苗したカボチャとマクワウリ、先日畑に植えました。その畑に行ってみると、葉が斑点状に穴が開いているではありませんか。その葉を見ると茶色の虫がうごめいていました。ウリハムシです。手で取り除くには多すぎます。
 そこで、園芸店に行って低農薬スプレーを購入しました。あまり使いたくはなかったのですが、このままではウリハムシにもっと葉を食べられて枯れてしまいます。葉に向けてスプレーするとウリハムシがポロポロと葉から落ちます。かと言って、死んでいるようには見えません。このスプレーは虫が嫌いな成分が入っているだけで殺すわけではなさそうです。

         スプレーすると、嫌がって落ちるウリハムシ


 スプレーした次の日、畑に行って苗の様子をみました。すると、がっかりなことにウリハムシが葉にいました。スプレーする前よりは減っていたのですが効果は限定的のようです。見ていても仕方がないので、ウリハムシを手で取りました。地面に落ちるのを予測して落ちたウリハムシは手で受けました。今年はちゃんとカボチャやマクワウリを収穫できるでしょうか。仮に実がなったとしても、イノシシやタヌキがやってきます。電柵するしかないようです。

    葉を食害するウリハムシ       分散して植えた苗にスプレー
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩国市由宇の史跡巡りウォーキング(1/4)

2024年06月21日 | 歴史探訪他ウォーキング

 久し振りにいつもの仲間たちと史跡巡りウォーキングに行ってきました。元々は3月の予定でしたが、天気が悪かったり他のイベントと重なったりしてなかなかウォーキングできませんでした。初夏の6月になってしまったので日差しが強く暑い季節の中でのウォーキングとなりました。
 さて、JR田布施駅に9:30に集合して、9:47に岩国行の電車に乗りました。そして、10時過ぎにJR由宇駅で電車を降りました。JR由宇駅も無人駅でした。ホームを出ると、線路を渡って海岸方面に歩きました。

         JR由宇駅ホーム傍に建つ六角形のお堂「無量殿」


  線路を横切って由宇文化スポーツセンターゆうたんのドームに向かって歩きました。しばらく歩いてJR由宇駅ホームが見えてくるところに、大師堂や六角形の無量殿が見えてきました。そして、手前に摩尼車が並んでいました。摩尼車を回すとお経を一巻読んだことに等しい功徳があるとのこと。そして、傍の慈観庵から数人でお経を合唱する声が聞こえてきました。信者が集まる日だったのでしょう。

 カープ一色のJR由宇駅   摩尼車をくるくる回す    お経合唱の慈観庵
  

 このまままっすぐ進むと由宇文化スポーツセンターゆうたんですが、道を曲がり海に向かいました。少し歩くと、にこにこちどりこども園がありました。休日のため児童たちの元気な声が聞こえてきませんでした。そして、その向かい側にある南町第一街区公園にも誰もいませんでした。休みなのに子供の声が全くしないのは少々寂しい気がします。

   にこにこちどりこども園       誰もいない南町第一街区公園
 

 静かな南町第一街区公園を過ぎると、向こうに船が見えてきました。由宇漁港です。やはり休日なのか静かに船が休んでいました。今は漁師さんも休日には休むのでしょう。防波堤に打ち寄せる波の音だけがする静かな由宇漁港でした。

          岩国市由宇の史跡巡りウォーキングコース

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この夏も、伝統わら細工民具「ほぼろ」の製作講習会を開催

2024年06月20日 | ふるさと

 その昔、田布施では「ほぼろ」と呼ばれていたわら細工民具のかごが作られていました。そして、広く使われていました。今、そのほぼろを作ることができる方がほとんどいなくなりました。数年前に郷土館などでほぼろの製作講習会を始め、今回で第12回となりました。今は(12月に延期)との4回/年開催しています。田布施町の広報に載せたこともあり、町外から習いに来る方もおられます。なお、製作しなくても興味のある方は見学自由です。

 開催日時: 7/29(月) 10:00~15:00 開催場所:田布施町麻郷公民館
 製作内容:ほぼろ猫ちぐら(猫の家)ポシェットペットボトルケース
      リュック買物籠円座などです。
 募集人数:8名(先着順) 参加費無料
 持ち込み:霧吹き、ハサミ、昼食、飲物
 申し込み:田布施町麻郷公民館

              2022年春のほぼろ製作講習会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脚の踏ん張りがきつい! 裏山急斜面の笹刈り(2/3)

2024年06月19日 | 草刈り,整地

 以前ならば一日で裏山の斜面の笹を刈ることができました。しかし、一度熱中症の症状を経験してからは用心深くなりました。そのため、裏山の斜面を三回に分けて笹を刈ることにしました。
 裏山の斜面は獣道のようや狭い山道を境に三ヶ所に分かれています。先日は一番下側の斜面を刈り、今回は北上側の斜面を刈りました。結構な急斜面のため、常に踏ん張りながらの作業なので疲れます。汗も出るし、以前よりも蚊に襲われます。残りもう一回で斜面の笹を全て刈り取ることができそうです。

     よろけないように足を踏ん張りながら、斜面の笹を刈り取る


 相変わらず小さな真竹が笹の間から出ています。この斜面に生える真竹を根絶するつもりです。そのため、どんな小さな真竹でも刈り取ります。ちなみにこの斜面には桜の大木がほぼ5m間隔で植えてあります。その桜の大木の枝が無数に落ちており笹の間に隠れているのです。そのため、草刈機の刃がその枝に当たって往生しています。今は笹を刈ることを優先します。笹を刈り終わったら落ちた桜の枝を回収しようと思います。今回も汗だくの笹刈りでした。

 数本の真竹を刈り取り   刈り取り中の急斜面    刈り取り終わった笹
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藍畑の草取り、キジの巣はもぬけのから

2024年06月18日 | 草刈り,整地

 キジの巣が近くにある藍の畑に行って除草耕運をしました。除草耕運する前に恐る恐るキジの巣を覗いてみました。すると、もぬけのからでした。卵が孵ったのか巣を別に作ったのか獣に食べられたのか全く分かりません。気を取り直して藍の畑の除草耕運をしました。
 このところのカラカラの天気のため土は硬くしまっていました。そのためなかなか除草が進みません。ロータリーの回転数をあげ、進む速度を落として時間をかけて除草しました。そして、なるべく藍を痛めないようにぎりぎりの際を除草しました。

         強い日差しの中、藍の畑を耕運機で除草耕運


 今年は梅雨入りが遅れているようです。先日植え替えた藍は、枯れてはいないものの葉はだいぶ萎れていました。このまま日照りが続くと枯れるのではないか心配です。成長が止まっているので藍染めに使う葉の収穫時期が遅れるのではないかと思います。自然に左右される素人農業は毎年ハラハラします。

   藍のぎりぎりの際を除草耕運       ようやく除草が終わる
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綿(バルバゼンセ種)の苗を植え替え

2024年06月17日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今年は綿の苗を鉢で育てていますが、子葉の上に小さな葉が出始めました。鉢の底から根も出てきました。鉢では狭くなったようですので畑に植え替えすることにしました。なお、鉢はジフィーポットのため鉢から抜かないでそのまま畑に植えるだけです。ジフィーポットは畑の中で堆肥として腐って土と混ざります。
 普通の鉢だと苗を抜く時に根を痛めてしまいます。綿の苗を早朝に植え替え後、かんかん照りの夕方再度畑に行ってみました。綿の苗はピンと立っていました。葉も萎れていませんでした。

          綿の苗をジフィーポットごと丁寧に植える


 綿の苗を植え替える畑は小さな雑草がたくさん出ていました。そのまま苗を植えると、雑草の方がじきに綿を追い越します。そのため植え替え前に、耕運機で何度も耕運して雑草を根絶しておきました。
 綿はよく育てば2m位の高さに育ちます。高さ30cm位に育てば除草する心配はありません。むしろ綿の日陰になって雑草が育たなくなります。

子葉の上に出た小さな葉    植え替えた綿の苗    最初丁寧に除草耕運
  

 今回植えた綿はバルバゼンセ種です。8年前に知人が栽培したこの綿の種と、私が栽培した藍の種の交換しました。繊維がとても長い品種なのでとても紡ぎやすいです。以前日本の在来品種の綿を栽培したことがあります。日本在来の綿は梅雨などの長雨に強い反面やや紡ぎにくい感じがしました。バルバゼンセは梅雨に弱くて実がよく腐ります。そのため雨に当てない工夫が必要です。育てにくい反面、綿の品質がとても良いのです。栽培しにくいのですが、私はこの綿を栽培し続けています。

    1.5m間隔で苗を植え付け     ジフィーポットのまま植え付ける
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桃,ビワ,スモモの樹の下、そしてクラフト小屋周辺の草刈り

2024年06月16日 | 草刈り,整地

 桃,ビワ,クルミ,スモモの樹、里芋、そしてクラフト小屋の周辺をしばらく草刈りしていませんでした。そのため、まだ背は低いものの雑草が茂ってきました。草刈りしやすい今、紐刃を使った草刈機で雑草を刈りました。
 いつも失敗するのですが、今回も里芋の葉をいくつか刈ってしまったり、マオランの葉が絡まってエンジンが止まるなどのトラブルがありました。それでも、もくもと草刈りしたので周辺が明るくなったような気がします。休憩中、樹上のスモモが熟れているのに気が付き数個食べてみました。ちなみに、地上には野鳥がついばんだスモモの実が散乱していました。

          もくもくとクラフト小屋前の雑草を刈り取る


 今回一番気を付けたのは、ミツバチの巣箱周辺の草刈りです。草刈機を使って草刈りすると、刈った草の破片が飛び散ります。飛んでいるミツバチに破片が当たるのではないかと思いました。そこで、ミツバチの巣箱近くでは、腰を下ろして鎌を使って静かに草刈りしました。そのためかミツバチ達は怒っていないようで安心しました。

  草刈機に油を差す      葉が出た里芋     桃とスモモの樹の下
  

 ところで、マオランの葉を巻き込んでエンジンが止まった時に気が付きました。回転刃を取り付ける先端がやけに熱いのです。手で触れないほどの熱さでした。100℃位の温度でしょうか。そこで、回転刃のギヤ部分を見ると、なんと注油口の栓ネジが取れていました。潤滑油(グリス)が切れたため摩擦で熱くなったようです。そこで、専用の潤滑油を注入して予備の栓ネジをして注油口をふさぎました。
 草刈機を長年使っていると色々な部品が無くなったりちびたりします。そのため、部品を余分に常備しておく必要があります。

     明るくなり心もち広くなったように感じるクラフト小屋周辺

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする