東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

西洋大鎌(scythe)の講習、草刈り刃の交換、郷土館の駐車場周辺の草刈り

2021年09月30日 | 草刈り,整地

 

 10月1日から田布施町郷土館で「国木田独歩生誕150年記念展示会」が開催されます。お客様が気持ちよく来館されるように駐車場周辺の草刈りをしました。草刈り前に、Mさんの草刈機の紐刃をチップソーに取り替えました。取り替えながら、それぞれの刃の特徴を説明しました。
 せっかくなので、皆さんに草刈機の歴史を解説しました。草刈機がなかった昭和30年代以前は鎌で草を刈っていました。そして、広い牧草地では西洋大鎌(scythe)を使っていました。かつて私の家は牧場を経営していました。そのため、私が子供の頃は毎日のように西洋大鎌(scythe)を使って牧草の刈り取りをしていました。今回、皆さんに西洋大鎌(scythe)を体験してもらいました。私を除く全員が、初めての西洋大鎌(scythe)体験でした。

         さっそうと西洋大鎌(scythe)を持つMさん
               「魔女と大鎌」? 
 


 実家に数年間置いてあったMさんの草刈機には紐刃がついていました。このままでは、公的な草刈りには使えません。そこで、購入したチップソーに交換することにしました。紐刃を取り外す時、回転止めのピンの差込口や逆ネジの外し方について教えました。紐刃内のバネがなぜか紛失していたので購入してもらうことにしました。次に、チップソーの取り付け方と、地面の上に数センチ浮かせるためのジズライザーの取り付け方を教えました。優秀な彼女は多少なりともこの作業をしたことがあるようで、すぐに覚えてくれました。 

 紐刃と逆ネジの外し方   ジズライザー取付け    大鎌を体験するY君
  

 草刈機の準備が終わり、続く西洋大鎌(scythe)の体験が終わると、郷土館駐車場周りの草刈りをしました。ハンマーナイフモアであらかた除草が済んでいましたので、私は紐刃でフェンス際の草を刈りました。Mさんにはチップソーで中心部の草を刈っていただきました。他の方々は隙間に生えた草を鎌で刈ったり引っこ抜きました。

       初めてにしては器用に西洋大鎌(scythe)をこなすMさん


 最後に刈り取った草を熊手で集草しました。ところどころに集草した草を山にしました。Mさん他、お疲れ様でした。これでお客様が気持ちよく郷土館に来館できると思います。ありがとうございました。

   竹の熊手で集草するMさん      綺麗になった郷土館駐車場周辺
 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (TTRV)
2024-09-09 10:20:01
大変面白そうな講習会ですね。
こうした講習会は現在でもされていますでしょうか?
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コメントありがとうございます。 (東京里山農業日誌)
2024-11-06 12:47:14
返事が遅れてすみません。
必要な方がいればしますが、今のところ依頼はなく講習会はしていません。
返信する

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