久しぶりに郷土館で紙芝居がありました。いつもは田布施町紹介コーナーで行うのですが、このコーナーでは今田布施町の400年にわたる自然災害展示をしています。そのため、奥にある古民具コーナーで行いました。いつもは紙芝居のお手伝いができるのですが、この日はとても来館する方が多かったため手伝えませんでした。次から次への来館者で、昼食時間がだいぶ午後遅くになってしまいました。
古民具コーナーで行われた紙芝居
ところで、猫のリンちゃんが約2週間ぶりに我家に帰ってきました。どこで何をしていたのでしょう?餌をやると無心に食べていました。痩せているようには見えなかったため、自分でネズミやトカゲなどを食べているのでしょう。とても暑い我家は、猫にとって過ごしにくいようです。餌を食べ終わると、再びふらりとどこかに行ってしまいました。
ふらりと戻ってきたリンちゃん、食べるとまたふらりとどこかへ
今、染色に使う藍を育てています。この秋に、この藍を使って子供達に簡単な染色を体験してもらう予定です。この藍、人が育てないと生きることができません。その藍の野生種なのかどうかは分からないのですが、田布施町竹尾の山奥にある龍泉寺付近に山藍の群生地があります。その山藍を採集するため龍泉寺に行きました。
龍泉寺近くに群生する山藍、今年は周りに雑草が多い
龍泉寺に着くとご住職にご挨拶しました。そして、一緒に山藍の群生地に行きました。今年は、つる性の雑草が群生地を覆っていました。2株程度の山藍を採取しました。来年大々的に育てて、古代の染色に使われたらしい山藍を調査しようと思います。藍よりは発色が良くないようです。もし染色することができれば、古代田布施の人々がどんな色を使っていたのか再現できるのではないかと期待しています。そもそも山藍で染色できるでしょうか。
やたら多い白い根、宿根性か? 我家の裏に移植した山藍
急な八丁坂を降りると、広々とした千畳敷に着きました。ここに来ると、お年寄り,若い人,そして子供などの観光客がたくさん歩いていました。その雑踏を避けながら千畳敷ロープウェイ乗り場に向かいました。夏休みのためロープウェイの臨時便がたくさん出ていました。運良くその臨時便に乗り込むことができました。さらに、ロープウェイを降りたしらび平に、これまた臨時便のバスが待っていました。とんとん拍子です。
もうすぐ千畳敷 なだらかな千畳敷 こまくさの湯に到着
しらび平からバスに乗って、こまくさの湯前の駅で降りました。こまくさの湯で、お風呂に入って疲れた体を癒すことにしました。ちょうどお昼どきだったため、最初食堂で昼食をとりました。食堂は思ったより混んでおらず、のんびりと食事することができました。
お風呂に入る前、食堂で楽しく昼食をとる
大浴場に入った後、2階にある休憩ルームでゆったりしました。そして、冷たいジュースを飲むななどしてくつろぎました。しばらく休んだ後、再びこまくさの湯前のバス停に行きました。バスに乗り駒ヶ根駅に向かいました。駒ヶ根駅待合室で少し休んで後、バスセンターに行き新宿行きのバスに乗りました。
こまくさの湯前のバス停 駒ヶ根駅に到着 バスセンターに向かう
駒ヶ根駅から新宿駅までの4時間、途中双葉SAでトイレ休憩しただけで、ほとんどバスの中で寝ていました。そして夕方、暗くなってから新宿バスセンターに到着しました。バスセンターに着くと、私は家内と一緒に八王子の我家に向かいました。一緒に登山したcちゃん,kちゃん,そしてmちゃん、お疲れ様でした。とっても楽しい登山でした。また一緒にどこかの山に登りたいですね。
バスの中ではほとんど睡眠 新宿に到着、お疲れ様でした
私は20歳代の頃、横浜市戸塚に住んでおり横浜山岳会に所属していました。その関係で、アルプスには夏山にも冬山にも登りました。しかし、それは40年も前の事です。今回はとても懐かしい気持ちで登山しました。また衰えた体が通用するかとても心配でしたが杞憂でした。この程度の登山ならまだまだ平気なことが分かって、とても嬉しくもあり安心もしました。ありがたいことです。
19日、西駒山荘から千畳敷ロープウェイまで歩いたコース
馬ノ背から木曽駒ケ岳に向かってゆっくりと歩きました。しかしながら、石ころや岩場が思いのほか多く、なかなか頂上に着きません。次の峰を超えると頂上かと思っていたら、さらに次の峰が待っていました。それでも進んでいると、中岳方面から登ってくる人の姿が見えるようになりました。そして、最後の峰を超えると、広々とした頂上が待っていました。
次々に現れる峰 馬ノ背を振り返る そろそろ頂上
頂上に着きました。しかし、あまりに広いのでどこが頂上か分かりませんでした。それとなく、回りを見渡すと、登山者が群れている場所がありました。そこに頂上の標識が立っていました。そこに駆け寄って記念写真を撮りました。今回の登山の目的地木曽駒ケ岳に到着です。
登山の目的地木曽駒ケ岳の頂上で記念写真
しばらく木曽駒ケ岳の頂上を散策した後、中岳方面に下山することにしました。この頃になると、再び霧が出て、周りの山々が見えなくなりました。夏の山は、霧が出たり晴れたりと気象に変化があります。それがまた山の良いところです。
青空の木曽駒ケ岳頂上 霧の中を中岳に向かう 中岳頂上の標識
木曽駒ケ岳をいったん降りて、今度は中岳に登りました。せっかく降りたのに、また登るのかと思うと気が重くなります。それでも、降りてくる登山者と何度も挨拶をかわしながら登っていると頂上に着きました。霧が出ていたため、中岳頂上からの眺めは良くありませんでした。頂上では立ったまま小休止して、昨日通った乗越浄土に向けて降りていきました。
霧の中、中岳を下山 宝剣山荘前で休憩 急な八丁坂を降りる
中岳を降りると、宝剣山荘前の椅子に座って休憩をしました。休んでいると、家内達が宝剣山荘内に入っていきました。そして、しばらくするとアイスクリームを持ってやってきました。私は、それを受け取り食べました。疲れた体には、とても美味しい甘みでした。休憩か終わると、昨日通った乗越浄土を通り、たくさんの人が登り降りする八丁坂の急坂を降りました。オットセイ岩を横目に見ながらどんどん下っていると、下の方に千畳敷が見えてきました。
霧の中、千畳敷に向かって八丁坂をどんどん降りる
先日、とてもレトロな手回し式ミシンを購入しました。ミシンを購入したかった訳ではなく、そのレトロ感あふれるケースに引かれたからです。ミシンの事にはあまり考えが及びませんでした。ケースを改造すれば猫の家として使えるかな、程度の意識しかありませんでした。値段も数千円でした。
ケースを開けてみてびっくり、意外にレトロ感たっぷりな手回し式ミシンせ
ケースを開けてミシンを触ってみるとびっくり、ちゃんと動くではありませんか。てっきり動かない壊れたミシンだとばかり思っていました。しかし、私が知っている足踏みミシンとずいぶんと違っていました。説明図がケースの裏に貼ってあったのですが、いくら探してもボビンや下糸の説明がないのです。そのため、下糸部分の機械が欠落しているのではないかと思いました。そのため、「あーあ、こりゃあミシンとして使えないな。」と少しがっかりしました。
猫小屋にできそうなケース 手回しハンドル部 下糸の機械個所?
。 い
とにかく上糸だけを説明図のとおり通してみました。そして、タオルを針の下に置いて試しに縫ってみました。すると、なんとなんと、上糸だけで縫えるではありませんか。私は、下糸をボビンにあらかじめ巻き付けておくミシンしか知りません。こんなミシンがあるのですね。びっくりです。今こんなミシンは無いと思います。この方式には何らかの欠点があって、使われなくなったのではないかと思います。
上糸を説明図の通り針先まで通す 上糸だけで縫ったタオル
私はこの手回し式ミシンをすっかり気に入ってしまいました。猫小屋にするのはやめました。このミシン、分からないことだらけです。その糸口を探そうとE邸に持ち込み意見を求めました。一つ分かったのは、Emさんによると、不思議な部品は縫う時に布を丸めたり曲げたりするためなどに使うのではないかとのこと。
とにかく、少しでも使ってみようと思い、縫うための道具(まち針,和ばさみなど)を柳井の手芸店で適当に購入しました。練習用の布やミシン油も買いました。
不思議な部品、いったい何に使う? 50年ぶりに触る家庭科用品(購入)
霧が晴れて、はるか向こうに、木曽駒ケ岳,宝剣岳などの山々が見える
西駒山荘を出て30分位でしょうか、濃ヶ池分岐点に着きました。左に下ると、昨日通った濃ヶ池コースに出ます。今日は、ここから馬ノ背側を通って木曽駒ケ岳に行きます。ここまで、誰ともすれ違いませんでした。馬ノ背を登り始めた頃、お父さんと子供1人、続いて単独女性の方とすれ違いました。誰ともすれ違わないと心配なものですが、人に会うと安心するのか気持ちが元気になります。
濃ヶ池分岐点で休憩 眼下に濃ヶ池 ハイマツの松ぼっくり
ん
馬ノ背を登っていると、眼下に昨日歩いた濃ヶ池が小さく見えました。急なハイマツの道を登っていると、道端にたくさんのハイマツの松ぼっくりが落ちていました。その松ぼっくり、よく見ると鳥か獣が食べた跡がありました。ハイマツは、この厳しい木曽駒ケ岳周辺に住む小動物の貴重な食物なのでしょう。
岩場を上へ上へと登る 馬ノ背で一時休憩 霧が晴れ青空が出る
ハイマツの道が無くなる頃、岩場の道が上へ上へと続きました。途中、断崖絶壁の個所がありました。運良く霧が出ていたため、どのくらい絶壁なのか分かりませんでした。晴れていれば、より怖かったことでしょう。
馬ノ背に着いた頃に霧が晴れ、周辺に山々の絶景が広がる
しばらくは岩ばかりの急な登りばかりでした。そのため、何度も小休止しながら登り続けました。馬ノ背に着いた頃、霧が晴れてきました。そして、澄み渡るような青空が出てきました。晴れ渡った馬ノ背に着くと、木曽駒ケ岳ならではの絶景を左右に見ながらのんびり歩きました。木曽駒ケ岳まではもうすぐです。
木曽駒ケ岳ならではの絶景を堪能しながらゆっく歩く
19日早朝3時頃、西駒山荘の外に出て星空を見ました。残念ながら、満月だったため星はあまり良く見えませんでした。かろうじて、冬の星座であるオリオン座とカシオペア座が見えました。少し夜空を見上げていると、cちゃんが人口衛星と思われる小さく移動する光の点を見つけました。その後、あきらかに飛行機と思われる移動しながら点滅する点も見つけました。
山裾を流れる雲海 もうすぐご来光 ご来光を待つ
星空を見終わると、いったん西駒山荘に戻りました。ひと寝入り後、5時少し前に再び外に出ました。この頃になると、東の空が明るくなっていました。ご来光の前に、回りの山々を見渡すと、雲海の上に北アルプスの槍ヶ岳が突き出て見えました。そして、雲海がゆっくりと山々を追い越すように移動していました。
雲海の上に突き出た槍ヶ岳 東の空に、もうすぐご来光
5時10分頃だったでしょうか、東の空からゆっくりと太陽が昇ってきました。ご来光です。最後にご来光を見たのはいつの事でしょうか、忘れてしまいました。はっきりと覚えているのは、富士山,鳥海山,安達太良山などでしょうか。特に美しかったのは鳥海山です。独立峰で、夏にもかかわらず残雪があります。そして、ご来光時に日本海にピラミッドのような三角形の山の影が映るのです。その絶景を見おろしながら、雪上を歩いて下山しました。
ご来光に向かって、しばし登山の無事を祈る
ご来光をたっぷり浴びた後、西駒山荘に戻りました。そして、少しばかり仮眠してから朝食にしました。ご飯,お味噌汁,スクランブルエッグ,ひじきなどを美味しく食べました。食べ終わった頃、突然に窓が開きました。すると、西駒山荘の管理人さんが我々を小声で呼びました。小屋の外にオコジョがいるとのこと。山荘の石垣付近を見ると、可愛らしいネズミほどの大きさのオコジョがちょろちょろと動き回っていました。可愛らしいとは言え肉食で、時にはライチョウを襲うことがあるそうです。
朝食の、ご飯,お味噌汁,キュウリ,ひじきなどを美味しく食べる
この山荘は、夏の3ヶ月だけ開け、残り9ヶ月は鍵をかけて閉めるとのこと。ただし、隣の避難小屋は一年中開けているそうです。冬山登山をする方にとって、とても心強い避難小屋だと思います。
朝もやの中を、これから木曽駒ケ岳に向けて出発
さ
身支度が終わると、西駒山荘に別れを告げました。この頃になると、霧が出てきて周りの景色は見えませんでした。霧の中を、木曽駒ケ岳に向かって元気よく出発しました。
別れを告げた西駒山荘 霧の中を木曽駒ケ岳に ハイマツの中を歩く
東京に行く前に、ダメ元で種を蒔いた枝豆(鞍掛豆)、なんと発芽していました。この日照りで畑の土はカラカラに乾いているのに不思議です。ただ、一度だけ雨が降ったのが良かったようです。畑に浸み込んだ水分が、発芽の原動力になったようです。まだまだ、日照りが続いています。ちゃんと育ってくれるか心配です。去年のように、枝豆収穫パーティーが開けるとよいのですが。
カラカラの日照りの中、発芽していた枝豆
と
駒飼ノ池からは、アドベンチャーな道となりました。熊を気にしながら笛を吹きつつ歩いていると、急な下り坂が出てきました。そんな場所にはハシゴがかかっています。家内達は後ずさりするようにしながら、ハシゴを恐る恐る降りていました。私は過去に何度もハシゴや鎖場を経験したため、すんなりと降りることができました。
急な斜面を這うように 雨が降るとカッパに着替え やっと濃ヶ池に到着
駒飼ノ池を通り過ぎる頃、雨がパラパラ降ってきたためカッパを羽織りました。そして、30分位歩き続けると、ようやく濃ヶ池に着きました。池とは言っても、春の雪解け時に大きな池になるようでした。今回は夏だったため、小さな池になっていました。この池で小休止しました。休みながら南側にそびえる馬ノ背を眺めました。
木曽駒ケ岳の馬ノ背をバックに、濃ヶ池で
な
濃ヶ池からはずっとハイマツの連続です。ハイマツの木立の間を縫うように歩き続けました。雨が降っていたためハイマツの葉が濡れていました。その滴を手や腕で触りながら歩くと、冷たくて気持ち良いこと!しばらくハイマツの間を歩いていると、霧が晴れてきました。すると、遠くの景色が見えるようになりました。
霧が晴れると、遠くの山々が見通せる
しばらく歩くと、濃ヶ池分岐に着きました。ここから左に行くと木曽駒ケ岳馬ノ背に、右に行くと西駒山荘方面に行きます。迷わず右に進路を取りました。少し歩いて広い場所で休憩を取りました。ここまで来ると、西駒山荘は遠くありません。遭難の碑のそばを通って西駒山荘に直行しました。しばらく歩くと、霧の向こうに西駒山荘が見えてきました。
ハイマツの間を歩く 濃ヶ池分岐近くで休憩 霧の向こうに西駒山荘
西駒山荘に着くと、濡れたカッパなどを隣の避難小屋に干しました。この避難小屋は大正2年の遭難を契機に建てられました。その古さゆえに、今は記念物に指定されているそうです。手続きを済ませると、寝泊りする二階に案内されました。歩き続けて疲れたため、布団を敷いてしばし休憩をとりました。
避難小屋でカッパを脱ぐ 受付を済ませる 布団を敷いて休憩
か
体が休まると、西駒山荘の周りを散策しました。そして、あちらこちらに咲いている高山植物を見ました。山荘の裏に燃料缶がたくさん置いてありました。そして、ヘリコプターで運ぶ機材がたくさん置いてありました。この日は、天候不順だったためヘリコプターが飛来しなかったそうです。トイレは簡易型で、紙に用をたした後に丸めてドラム缶に入れます。その使用済みの紙は、ヘリコプターで下界に運ばれ処理されるとのこと。このような方式のトイレは初めてです。三ヶ月間だけ開く山荘だからでしょう。
元気いっぱいの笑顔、談笑しながら楽しい夕食
今回泊まった西駒山荘は、山荘と言うよりも喫茶ロッジのようでした。2年前に建て替えたそうで、今風で女性向きに作られているように思いました。食堂はまるで喫茶店のようです。もちろんテレビもあります。晴れていれば、窓から絶景を眺めることもできます。食事を終えてしばらくした後、午後8時になると消灯になりました。
8月18日に歩いた木曽駒ケ岳のコース
久しぶりに東京に行くと、中央アルプスの木曽駒ケ岳登山に行くことになりました。私は20歳代の頃、いろいろな山に登りました。アルプスは40年ぶり位でしょうか。今回一緒に登ったのは、家内,その妹二人(cちゃん,kちゃん),そしてその娘の一人(mちゃん)です。にぎやかな女4人組に付いて行きました。出発したのは、18日早朝新宿バスターミナルです。一年位前にできたバスターミナルです。
バス乗り場に向かう バスに乗って長野県へ 駒ヶ根市でバス乗り換え
新宿バスターミナルから4時間ほどバスに揺られ、駒ヶ根市に着きました。そして、駒ヶ根ロープウェイに向かうバスに乗り換えました。狭く険しい山岳道を行くと、駒ヶ岳ロープウェイ乗り場があるしらび平に到着です。シーズンのためロープウェイは忙しそうに動いていました。すぐに乗りました。ロープウェイの到着駅は千畳敷駅で、日本で最も高いところにあるロープウェイ駅です。駅に降りると、さすがに涼しい風が吹いてきました。
ロープウェイに乗る はるか下に見える滝 駒ケ岳神社に無事を祈願
ロープウェイを降りると、観光客がたくさんいました。千畳敷は登山客だけではありません。ハイヒールを履いたような若い女性も少なからずいました。ここは、居ながらにしてアルプスを体感できる場所なのです。数万年前、ここに氷河があった千畳敷カールが残っています。そして、その周りには高山植物がたくさん生えています。夏は高山植物のお花畑です。
これから登る八丁坂に向かって、千畳敷散策道を進む
千畳敷の周りは一般観光客で混雑していましたが、八丁坂まで来ると登山客に絞られます。八丁坂の急峻な岩道を40分位かけて登ります。時々道が崩れるのか、金網であちこちが修復されていました。とても狭い道のため、登る人と降りる人が交差します。お互いに声をかけながら、道を譲りあいしなけれは通れません。
八丁坂の登り口から、ロープウェイの千畳敷駅を振り返る
八丁坂付近の高度は2,600mを超えます。この高度は軽く丹沢を超えます。高山病の症状である頭痛が出てもおかしくないのですが、私も家内達も平気でした。八丁坂を登り切ると、乗越浄土に着きます。ここから、今回の宿泊地である西駒山荘に向って鞍部を降りました。以降、私は女性達をサポートするため最後尾を歩きました。
ガレて急峻な岩道が続く八丁坂
い
西駒山荘への途中、駒飼ノ池を通りましたが、水がほとんどありませんでした。なお、駒飼ノ池付近で熊を見かけました。熊避けの鐘を持ってこなかったため、ウォーキングで使う笛を吹きながら通りました。※熊ではなく黒色のカモシカだったかも知れません。
乗越浄土に到着 西駒山荘に向かう 水がない駒飼ノ池
そろそろ夏が終わりです。ヒマワリはすでに枯れて来年のための種を取りました。ですが、我家ではまだまだ頑張って咲いている花がいくつかあります。私が山口県に帰る前に植えられた花がいくつかあります。その中には、花の名前が分からないものがあります。
宿根性なのですが名前を知らない花、夏の間ずっと開花
夏の花で一番知られている朝顔は初夏からずっと咲いています。網の上の方まで這い上がってしまったため、下からしか花を見ることができません。つるを切るか下げた朝顔だけは花を間近に見ることができます。冬の間に球根が残るダリアやカンナも元気に花を咲かせています。
小さ目のダリアの花 初夏から元気な朝顔 威張って咲いているカンナ
その他、ユリの仲間,なでしこ,そして千日紅なども元気に花を咲かせています。そろそろ夏が終わる季節になりますので、今後はコスモスを代表とする秋の花が咲くようになります。花を見ているだけで、一年が隙間なく移り変わっていることが分かります。ところで、宿根性の花よりも、種を蒔いて育てる花の方が大きく鮮やかなように思います。どうしてでしょう?
ところで、家内とその姉妹達と中央アルプスの甲斐駒ケ岳周辺の登山をしてきました。野生の熊やオコジョを見たり、神秘的な雲海やご来光を見たりと、忙しい日々を過ごしてきました。少しばかり疲れました。21日は、さっそく少年少女発明クラブでチャレンジコンテストの工作指導です。これまた忙しい日々の始まりです。
ユリの仲間?の花 宿根性のナデシコ ボンボン花の千日紅
7月に花が咲いた大輪ヒマワリの種を採取しました。花びらが枯れて種ができているのでしょう、花が重く垂れるようになりました。このまま放置すると、雨が降ったりして湿ると、カビが生えることがあります、そうならない前に採種することにしました。ハサミでチョキンと花を切りました。花の中を見ると、たくさんの種ができていました。
大輪の花が重く垂れるヒマワリ たくさんの種が規則正しく並ぶ
花びらには、たくさんの種が規則正しく並んでいました。ところが、何個か種が無いではありませんか。やられました。鳩かスズメか野鳥に食べられたにちがいありません。ヒマワリの種は栄養がたっぷりです。野鳥には美味しい食べ物だったようです。早く採種して良かったです。このまま採種していなければ、もっとたくさんの種を食べらていたところでした。野鳥の来ない日陰で乾燥することにしました。
野鳥に種を食べられた跡があるヒマワリ
今年の夏は異常に雨が少ないため、枯れ始める花や葉が出ています。雑草はしぶとく生き残っていますが、観葉植物や野菜は今にも枯れそうなのです。そのため、仕方なく散水することにしました。
畑に散水していると、わずかに虹が現れる
と
今年はとても台風が少ないように思います。今頃の台風は、雨台風と呼ばれて田畑が潤います。今年はいつになったら台風が来るのでしょう。ところで、東京八王子市では豪雨だそうです。今年の気候は例年より異様だと思いますが、盆を過ぎたらどんどん雨が降るでしょうか。
手前の砂糖もろこしと、向こう側の藍に散水
の
春に苗を植えた宿根ヒマワリ、ようやく花が咲くようになりました。しかし、とてもヒマワリには見えません。どう見ても、菊かダリアです。 葉もヒマワリとはほど遠いように思います。花が黄色でヒマワリに似ているため、ヒマワリの名前を使ったに違いありません。この偽ヒマワリ、抜いてしまおうか、どうしようかと思っています。とは言え、せっかく植えたのだからしばらく様子をみようと思います。
とてもヒマワリには見えない、菊かダリア?
先日赤色の花が咲いたアメリカフヨウ、隣に植えてあったアメリカフヨウも咲きました。このアメリカフヨウの花びらはピンク色でした。東京八王子市で暮らしていた頃は、このピンク色のアメリカフヨウが庭にありました。このため、久しぶりに再会したような気分でした。
東京八王子で咲いていたアメリカフヨウと同じ色の花びら
庭に三つのアメリカフヨウの苗を植えていました。ところが、三つ目のアメリカフヨウの苗がこのところの日照りで枯れていました。残念!何色のアメリカフヨウか分からないままとなりました。ところで、一番最初に咲いた赤色のアメリカフヨウ、次々に花を咲かせています。春に10個近い種をまいて、二つだけ庭に育ったアメリカフヨウでした。
ところで、16日用事ができたため、東京に帰るのを一日伸ばして17日にしました。そして、21日に田布施で用事があるため20日に山口県に戻ります。なんだか今年は、せわしなく忙しい年です。
次々に咲く赤色のアメリカフヨウ 枯れてしまったアメリカフヨウ