東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼのヒエ取り

2002年09月14日 | 田舎暮らし
 稲の中に生えたヒエ穂抜きと畑の耕運をしました。今年の田んぼは、7月にヒエ抜きをしなかったためヒエが例年より多めです。このヒエ抜き作業は、炎天下で、たいへんな労力がかかります。薬害を抜きにすると、稲作の効率化に除草剤欠かせないことがよく分かります。除草剤をまいた田んぼでは雑草がまったく生えていません。田んぼには、ヒエ、コナギ、イボクサなどがところどころ生えており、いささか田んぼ雑草の植物園のようです。田んぼの雑草の勉強にはいい環境です(笑)。

                炎天下、帽子もかぶらずヒエ抜き


 畑では、自宅で育てたキャベツの苗を移植しました。今、虫が入らないように白寒冷紗で覆っています。また、たまねぎ、レタス、チンゲンサイなどの苗も育てているので、10月内には畑に移植します。なお、22日は小屋を移築する作業をする予定です。
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保育園児の稲刈り体験

2002年09月09日 | 田舎暮らし
 区立保育園の父母会から園児の稲刈り体験希望があり以下のように回答しました。
====これまで、ボーイスカウト、ビーバースカウトなどの稲刈り探検を指導してきた経験上から一言====。
 小学2年生までの子供に稲刈りそのものは無理です。刃物(カマ)を扱いますので、ふざけ半分、遊び半分の行動をとりがちなこの年齢には危険です。園児に包丁を自由に持たせる、と考えていただくと分かると思います。小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃん、またはお母さんかお父さんのどちらかが主に稲刈りをするのが妥当かと思います。
 園児には稲刈りよりも小川でザリガニ取りや花の採取をしたほうがよいかと思います。田んぼにはイナゴなどの昆虫もいますし、秋の花も咲いています。近くに牧場があるので牛を見るのもいいでしょう。または、刈った稲を束ねたり、干したりの手伝いではどうでしょうか。あるいは脱穀や精米の実演を見るとか。どちらかと言うと、自然に親しむことを主体にしてはどうかと思います。
 ①予算:その日の朝に絞った新鮮な牛乳を飲んでいただくということで、200円/1人程度かと思います。
  ②時間:園児は飽きやすいので4時間でしょうか。およその時間は、午前2時間、10:00~14:00 昼食1時間 午後1時間でしょうか。
 ③服装:持ち物 長袖、長ズボン、手袋、長靴、帽子、昼食時のシート 水筒、ハンカチまたは手ぬぐい、コップ、おやつ。カマなどの農機具はこちらで用意します。
 ④雨天の場合:次週に延期できなければ、中止
 ⑤当日の人数の増減:増減は父母会で当日しっかり押さえていただければかまいません。遅れて参加の場合の連絡などはしっかり事前打ち合わせしておく。
 ⑥当日までの準備ほか父母会の行事のために保険に入っておられますか?こちらでは保険をかけていません。もし、事故がないよう配慮しますが、万が一何かあっても責任は負えないことをご了解願います。この年齢は稲刈りよりも遊びまわることに熱中してしまいがちなため、父母会で目を離さないでいただきたいと思います。

以上
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