東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲刈り準備、ヘビ君登場

2003年09月28日 | 田舎暮らし
 来週からの稲刈りのために田んぼの草を刈っていると、じんわりと汗が出ました。昼食はいつものクワの大木の下でとりましたが、秋ならではの心地よい涼風が吹いてきました。ところで、草を刈っていると大きなアオダイショウが現れました。体長は1.2mぐらいだったでしょうか。この付近はネズミがたくさんいますので大きく育ったのでしょうね。せっかくですので本蛇了解?のもとに写真をとりました。ヘビを横からしか見たことが無い人のために、正面からの写真をお見せします。なかなか愛嬌のある顔でしょ!!

           正面から見ると愛嬌のあるアオダイショウの顔  
 

 また、スズメが何匹か網に引っかかっていましたので、去年よりはスズメの害も少ないようです。田んぼでは稲穂が黄金色に染まってとてもうれしいです。なお、稲刈り機のタイヤに空気を入れておきました。しかし、ガソリンが漏れるようなので、今度の日曜日までに修理しようと思っています。ちょっと細工してエンジンをかけてみましたが、快調に動きました。修理も簡単に済みそうです。

                   黄金色に染まった稲穂
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冬野菜の間引きなど

2003年09月25日 | 田舎暮らし
 冬野菜(大根、白菜など)の間引き、耕運機の始動ロープ修理、そして草取りをしました。秋になって硬いツルなどが伸びているので、また斜面から笹が畑に進出しているため、草刈機でもなかなか刈れなくて大変でした。

                間引きした冬野菜の芽


 このところの雨でたまねぎなどの芽が良く出ています。ネギ類は、一本の芽が∩型に折れ曲がるようにして土の上にでます。シコクビエの穂にバッタがとまっていました。まだ幼虫です。脱皮すると羽が生えた成虫になります。

         シコクビエの穂にとまったバッタ(羽がないので幼生)


 今度の日曜日は稲刈りの準備を主にしようと思います。このため、田の畦周りの草刈りや稲刈機を動かします。また稲干し用の竹を運ぼうかと思っています。

     熟したヒエの穂               熟す直前のシコクビエの穂
 

 この頃になるといろいろな雑穀が熟し始めます。一番最初に熟すのはヒエです。野生のヒエとは違った重々しい穂が垂れ下がります。脱穀は容易なのですが、精白がとても難しい雑穀です。

                出穂し始めたアマランサス
 

             熟し始めたキビ、穂先から茶色に熟す
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雨中畑の見回り,ADSL

2003年09月21日 | 田舎暮らし
 台風が来るので、雨の中を畑の見回りをしましたが。今のところ大丈夫でした。カブ、長ネギ、たまねぎ、レタスの芽が出ていました。
 ところで、最近ADSLの話題をよく聞きますが我が家でもISDNからADSL(12M)に切り替えました。モデムなどを買ってきて自分で線をつなげました。電話局からちょうど2Kmのところにあるので快適に動いています。昔を思い出すと、学生時代はテレタイプという確か200bpsの英文字電動タイプライターを使っていました。その後、アナログ(28kbps)からISDNに切り替えたときは速さに感激しました。その時代はとうに過ぎて、やはりISDNからADSLに切り替えた時は画像などがさくさく見えるのでびっくりしました。この次は光ファイバーなのでしょうが、今のままでとりあえず満足のためしばらくは様子見です。

         ISDNから切り替えたADSLやモデムなどの装置
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雑穀アマランサスの成長

2003年09月19日 | 田舎暮らし
 10月の予定を立てました。稲刈りと脱穀の収穫が中心になります。日野第五小の稲刈りは、12日か19日になりそうです。そして、稲刈りの合間をみながら草刈りや野菜の手入れをします。野菜は、大根、チンゲンサイ、パクチョイ、壬生菜、そして白菜の芽がでています。春菊、カブ、長ネギ、たまねぎ、レタスはそろそろ芽が出てきそうです。雑穀のアマランサス(和名:仙人穀)がだいぶ大きくなってきました(画像参照)。あと1週間ほどすると、箒のような穂がでてきます。ゴマより小さな実が大量に収穫できます。

            大きく成長しているアマランサス(和名:仙人穀)
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湖底の村の郷土芸能

2003年09月15日 | 田舎暮らし
 約10年ぶりに奥多摩に行ってきました。小河内ダムによって湖底に沈んだ旧集落の伝統芸能が保存されていてその発表を見に行きました。

             小河内ダムによって沈んだ村の伝統の舞


 獅子舞などの伝統芸能を見た後、かつて訪ねた古老の家を訪ねてみました。古老はだいぶ亡くなっていました。そして、生活は想像以上に変わっていました。農業はだんだん単純化しているようです。10年前は残存していたアワやヒエに代表される雑穀は皆無で、代わって蕎麦が主作物になっていました。

              急斜面の山々が迫る多摩川の源流を行く


 たまたま一軒だけ雑穀(ヒエ)を栽培している家を見つけ、飛び入りで訪問したところ大歓迎を受けました。お味噌汁やジャガイモ料理をふるまわれてうれしくなりました。まだまだこんな家が残っているんですね。再会を約束して家路を急ぎました。地域の芸能や伝統農業がどんどん失われていく現状を目のあたりにして、ちょっと口惜しい気がした一日でした。そして、自分に何ができるんだろうと考えさせられる一日でした。

            昔ながらに雑穀(ヒエ)が栽培されていた畑
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夏野菜整理とねぎの種まき

2003年09月14日 | 田舎暮らし
 今日も超暑かったです。冬野菜はのんびりできないので、今日は夏野菜を整理して後すぐにねぎとたまねぎの種まきをしました。ナス、トマトの畝を草刈りして耕運しましたが、土ががちがちに乾燥し固くなっていて、耕運機の爪が土の上を空回りして困りました。

              ナスとトマトの畝を草刈りして耕運機で耕す
 

 ねぎとたまねぎを種まきをした畝は、水分が蒸発しないように黒カンレイシャをかけて日陰にしました。早く雨が降って欲しいところです。台風が来て雨が降るかなと期待していたら、韓国の方に行ってしまって期待はずれでした。ところで、クレソンの田んぼはスズメに襲来されています。大群で網に乗られると網がたわみ穂に届いて食べられほうだいです。今年の米は収穫量は少ない見込みです。雑穀のヒエの穂(画像参照)がだいぶ熟してきました。

                 熟してきた雑穀(ヒエ)の穂
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鳥の食害と耕耘機の修理

2003年09月12日 | 田舎暮らし
 午前中に水をまこうと思って畑に行ってみると、がっかりしてしまいました。種を蒔いた冬野菜の畝がすっかりスズメやハトに荒らされていました。スズメは砂浴びに使ったようでせっかく蒔いた種が散らばっていました。そしてハトは種を食べたのでしょうか引っかいた足跡が付いていました。あーあ、がっかりして腰が抜けてしまいました。やれやれ。がっかりする気持ちを整理する暇もなく、超暑い日ざしを浴びながら調子の悪い耕運機を修理しました。

              耕運機を分解する前にベルト部分を外す
 

 エンジンを取り出して分解すると原因がわかりました。排気バルブとシリンダーヘッドが固着してピストン内の混合気が圧縮できなくなっていました。バルブ部分を分解して動くように修理しました。修理したのは画像の右側に見えるバネの部分です。ついでにキャブレターも洗浄しました。すると耕運機は前のように元気良く動くようになりました。修理屋に出したら、数日の日数と数万円の修理代を請求されたでしょう。故障しないようにするには、例えば耕運機を使った後に直ぐにエンジンを止めるのではなく、しばらくスロー運転してから止めるほうが良いです。

             シリンダー内の排気バルブと吸気バルブ
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白菜の種まきほか

2003年09月10日 | 田舎暮らし
 日曜日を待っていられず白菜などの種まきをしました。白菜などの冬野菜は一週間種まきが遅れるだけで、その後の成長が格段に違います。春と違って秋の気温の下がり方は急激ですので、どうしても早く種まきする必要があります。それに、もたもたしていると10月の稲刈りが始まります。秋の始めは忙しいのです。

      白菜の畝に堆肥          黒マルチで白菜の畝を被覆
 

 今日、種を蒔いたのは、白菜、チンゲンサイ、パクチョイ、壬生菜、春菊、カブ、そして大根です。それから、先週植え付けたキャベツの苗一つが枯れていたので、植え直ししておきました。また枯れると困るので、日陰として黒寒冷紗を掛けておきました。また、耕運機の一つが調子が悪いため調整中です。8月は雨ばかりで、逆に9月は雨が少ないので今年は畑仕事がとても難しいです。一雨降って欲しい今日この頃です。雑穀畑に行ってみるとアワの穂が出そろっていました。

          等間隔に丸い穴を開け、その穴に白菜の種まき
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草刈り機の修理

2003年09月06日 | 田舎暮らし
 畑に行って白菜を植える準備や草刈機の調整修理、草刈りをしました。先週植え付けたキャベツは乾燥のためか元気がなかったです。来週様子をみて再植付けをします。ところで、先週から草刈機の調子が悪いので調整をしました。ガソリンがオーバーフロー気味のためダイヤグラム式キャブレターを分解しました。

    取り外したキャブレター部    分解したダイヤグラム式キャブレター
 

 分解したダイヤグラム部分(画像)の右側に見えるニードルバルブの動きがにぶくなっていたのが原因でした。スラグなどを取って綺麗に掃除しました。その後、草刈機はバリバリ動くようになりました。年に一度は分解掃除した方が良いようです。又は使い終わった後にこまめにガソリンを抜いておくことです。

          さらに分解して清掃したダイヤグラム式キャブレター


 畑では、雑穀の穂が次々に出ています。シコクビエ(栽培している人は日本では希少)も穂が元気に出ていました。この実はそのまま食べると苦味がありますが、ソバガキのようにして食べると美味です。ところで、日野第五小学校の先生からメールがきました。10月中旬に稲刈りに生徒が来るとのことでした。
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