青空の下、ぽかぽか陽気に囲まれた山口県の我家
夕方、近くの本屋さんに行ってみました。長い夜は読書をして過ごしたいので、立ち読みしながら購入する本を選びました。本屋さんを出るとすっかりあたりは暗くなっていました。西の空を見ると夕日が赤く綺麗に見渡せました。このころになるとすっかり寒空になっており、急いで家路に着きました。
夕方近く本屋を出ると、西の空は夕日で赤く、あたりは寒空
26日、山口県へ帰省した翌日に近くの山に登ってしいたけのほだ木を作りました。一昨年,去年と毎年のようにほだ木を作っています。山に生えているならの木を、チェーンソーで倒して等間隔で切断する作業です。太さ20cmほどの木は水をたっぷ吸っているのでとても重く、倒したと言え動かすのは難儀です。まずは地面に倒してから切断します。
根元を切断後に倒れてもたれかかったならの木、地面に倒すのが難儀
根元を切った木はほかに木にもたれかかった状態になりました。そこで、チェーンソーやのこぎりで枝を取り払います。すると、重みで木は地面に倒れこみました。倒れこんだ木を約1m間隔で切断します。
切断したならの木の根元 約1m間隔に印を付ける親父
チェーンソーで木を切るのは簡単そうですが、山の斜面に生えている木を切ることは難しいものです。間違うと怪我をしてしまいます。一番難しいのは、木が倒れる方向を予め読むことです。誤るとチェーンソーを切り口に挟んでしまい動かなくなります。切り口に常に隙間が開くように切ることが大切です。
チェーンソーで切断したばかりのならの木
太い幹を切ると、木の先端に向かって生える枝も切っていきます。そして、枝を切り払った、幹を次々に規定の約1mの長さに切っていきます。こうして、切断したならの幹を山影になった所に運んで乾かします。何ヶ月後に乾燥した幹にしいたけの菌を植え付けます。
先端の枝を切り払う 規定の長さに切断したならの幹
25日半年ぶりに山口県の故郷に里帰りしました。正月は仕事で帰省できなかったため、この1月末に帰りました。前回の帰省は同窓会の開催がメインイベントでした。しかし今回は、東京で積み込んだ農業機械を山口県で受け取ることがメインイベントです。農機具を受け取りのために帰省したようなものです。
新横浜で新幹線のぞみに乗車
今年の冬は、日本海側は大雪とのことで新幹線に遅れがでないか心配しました。名古屋を過ぎて関が原近くなるとさすがに雪が降り積もっていました。あたり一面白い雪で覆われていました。しかし、新幹線は遅れることなく定刻に京都に着きました。
雪に覆われた関が原付近 広島駅近くの新しい広島球場
広島駅でこだまに乗り換えて徳山駅で下車しました。ここまで来ると、故郷に帰ってきた気がします。言葉も山口弁が飛び交っているので少しうれしくなります。徳山駅で普通列車に乗りました。30分ばかり乗って田布施駅に到着しました。
山陽本線田布施駅に到着、木製階段を渡って改札に
この駅から自分の家まで1時間ばかり歩いて帰りました。中学生だった頃に通った駅前商店街はとうの昔に賑やかさが無くなっています。ちょっと寂しい気がします。一方、帰省するたびに道路が良くなっています。良くなるのはいいのですが、帰省するたびに道が変わるので迷いそうになります。
賑やかさのない駅前商店街 道路変更で撤去工事中の橋
かつての駅前商店街を過ぎて、工事中の橋や道路を過ぎると広々とした田んぼに出ました。ここはまだ開発が行われていないので、周りの景色が見渡せます。ここだけは昔とあまり変わらないのですこしほっとします。
南側に広がる田んぼを横目に見ながら我家に向かう
これまでの日々は、農業機械を山口県まで運送するための準備に追われてきました。今回は、その集積した農機具をコンテナ車に積み込む作業をしました。家財の引越しは今まで何度もしたことがありますが、今回のように農機具をまとめて引越し運搬したことはありません。その運搬のために、農機具を乗せるコンテナ車と積み込みに使うユニック車の2台が来るとは思いませんでした。
あまりに巨大なコンテナ車、鈴木牧場内に入れず脇に横付け
最初にコンテナ車が来ましたが、あまりの巨大さ(21トン,長さ20m?)に驚きました。鈴木牧場内に入ることができず、脇に止めることになりました。続いてユニック車がやってきました。これまた大きなトラックです。これはかろうじて鈴木牧場内に入ることができました。
ディーゼル耕耘機をユニック車のクレーンで懸架中
コンテナ車が鈴木牧場内に入ることができないため、一旦このユニック車に農機具機を積んで、コンテナ車まで行って積み替えることになりました。ユニック車が、農機具集積場所とコンテナ車の間を往復しながらの積み込みです。
耕耘機を一旦ユニック車に積み込み ユニック車をコンテナ車脇に横付け
コンテナ車は途方もない大きさなのでびっくりしました。このコンテナ車は海上輸送用に作られていて、トレーラー車で引っ張って移動します。農機具を積んだ後に東京湾まで運送し船に乗せられます。そこでトレーラー車が切り離されるようです。そして、コンテナ車だけが船便で山口県まで行くようです。普通の引越しを思い描いてたので驚きの連続です。
ユニック車からコンテナ車へ順次積み替えられる農機具
積み込む農機具はたくさんあるので、2往復してコンテナ車に積み込みました。小物の農機具類は鈴木牧場オーナーのSさんが堆肥運搬車でコンテナ車まで運んで積み込みました。ユニック車がなく農機具自身を動かしながら梯子を使って積み込む方式ならば、一日中かかったことでしょう。ユニック車のおかげで朝9時頃から始めて12時頃に積み込みが完了しました。
クレーンを装備したユニック車 一旦ユニック車に積んだ農機具
私も所々で手伝いましたが、終始コンテナ車の巨大さには仰天しました。コンテナ車は道路を移動したり海を渡るので、荷台で農機具が荷崩れしないように固定していました。なお、最後尾は跳ねるので最後尾には荷物は載せないとのことでした。
耕耘機類を積み込んだ後、唐箕を乗せた運搬機を積み替え中
巨大なコンテナ車に全ての農業機械類を積み込んだ後も大変でした。巨大すぎて、道路を占有しますし、広幅道路に出るまでバックするしかありません。それまで、他の車が進入しないように道路を監視したり迂回路に誘導する作業をしました。27日、今度はこの巨大なコンテナが山口県に農機具を積んでやって来ます。そのときも、今回と同様にこのコンテナ車から農機具を下ろしたり、積み下ろし後誘導しなければなりません。
巨大なコンテナ車の荷台に次々と農機具を積み替え
山口県に搬送する農業機械類の最後の集積をしました。自宅に保管していた、発動機二台と近所の農家からいただいた籾摺機などです。運んでいただいたのは、集積先の鈴木牧場オーナーのSさんです。最初、トラックで全部運ぶつもりでいました。しかし、一台の三菱製発動機だけはとても重いのでSさんのショベル付きトラクタで運んでいただきました。
ショベル付きトラクタで運搬中の三菱製発動機
三菱製発動機はとても古いもので、始動時にはガソリンを使います。エンジンがかかると、しばらくしてガソリンから軽油に切り替えます。昔のエンジンはとても始動性が悪かったため、最初はガソリンを使って始動するものが普及していました。今では改良の結果だと思いますが、比較的小型の農機具に使うガソリン機関と、トラクタなどの大型農機具に使われるうディーゼル機関にはっきり分かれてしまいました。
鈴木牧場に到着の三菱製発動機 三菱製発動機を地面に置く
そのほか自宅から運んだもののうち大きく重いものは、近所の農家からいただいた籾摺機です。この農家からは稲刈機もいただいました。いただいて以来、全く使っていなかったため、移動中に木製の台座が壊れてしまいました。山口県に運送後にのんびり台座を修理しようと思います。
近所の農家からいただいた古い籾摺機
自宅で保管していた農業機械を全て運び終わると、今度は鈴木牧場内に置いていた農器具を集積箇所に移動しました。人手でも運べますが、今回はSさんの堆肥を運ぶ機械で移動していただきました。移動したのは、足踏み脱穀機、足踏み縄ない機、動力脱穀機などです。堆肥をかき分けて移動したので、堆肥の熱で白い蒸気が立ち込めました。
堆肥運搬機で縄ない機を移動 足踏み脱穀機を移動
これまで何年もの間、田んぼや畑に農機具を私が手で運んだり小型運搬機で運んでいましたが、この堆肥を運ぶ運搬機の威力は絶大です。大人二人が汗を流しながら運ぶ重い農機具をひょいと持ち上げて運ぶことができます。農業も大型化するとこのような機械は必要不可欠なのですね。
堆肥運搬機で、重い動力脱穀機を持ち上げ移動
今回の作業で、山口県に運ぶ農業機械を全て鈴木牧場の一角に集積し終わりました。24日早朝にコンテナ車とユニック車がやってきます。集積した農機具類をコンテナに載せると、あとは海を渡って27日に山口県にある私の家に到着します。27日、私が山口県でこれらの農機具を下ろすのに立ち会います。
24日早朝にコンテナに乗せる農業機械の数々
この古いGeneral製トランジスタラジオ 6G630の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
修理( 1/11) 修理( 2/11) 修理( 3/11) 修理( 4/11)
修理( 5/11) 修理( 6/11) 修理( 7/11) 修理( 8/11)
修理( 9/11) 修理(10/11) 修理(11/11)
先日、縮んだ革に水を含ませてラジオを収納できるように修理しました。革に水を含ませるのは邪道だとは思いましたが、革を伸ばす専用器具もないので素人考えで水を含ませてみました。乾燥が一気に進まないように3~4日かけて乾燥させたら、けっこううまく革が伸びてくれました。
伸ばした革を片めくりして、ラジオのダイヤルを露出
ところで、ラジオを収納する革はとても傷んでいます。ラジオに向かって左側面はちゃんと革が縫ってあり糸のほつれもなく傷みもほとんどありません。しかし、向かって右側面は糸がほつれて革が取れ悲惨な状況です。
痛みのない革の左側面外側 革の内側も傷みはなく綺麗
ラジオに向かって右側が傷んでいる理由は、右側はダイヤルを回したりするために革を開け閉めする頻度が多かったためではないかと思います。革細工の技術を持っていないので、自分なりに工夫しながら革を修理してみようと思います。そのためには、最低革細工用の針と糸を用意しようと思います。
傷んで外れた右側面の革 糸のほつれがひどい右側面の革
傷みがひどい右側面の革をよく見ると、三層構造になっています。外側は革,中間は厚紙,内側は薄い布を張り合わせた構造になっていました。この三層構造を維持するように修理してみようと思います。革を縫うミシンなど持っていないので、手縫いでじっくり修理してみます。
一枚の革は、上から革,厚紙,布を張り合わせた三層構造
手縫いで修理すると言っても手本がないので、傷みがない左側面の縫い方を手本にしようと思います。このラジオが販売された昔、このラジオを収納する革も同じ数だけ生産されたはずです。たくさんの革職人が動員されたのではないかと思います。現在販売されているラジオには、このような革が使われていることはありません。革を加工する職人さんがいなくなったことも、革が使われなくなった原因の一つではないかと思います。
傷みがない左側面の革、この縫い方を手本に右側面を修理する予定
今は一年で一番寒い季節です。このため、水を張った田んぼはどれも凍結しています。特に山陰の田んぼは、日差しが少なくどれも硬く凍結しています。あと1.5ヶ月後の3月上旬には山からカエルが下りてきて産卵します。3月上旬はまだまだ寒い日が続きます。よくこんな寒い季節に産卵するものだと思います。天敵が少ないからでしょうか。
毎年多くのカエルが産卵をする山陰の田んぼ、凍結してカチカチ
凍結した田んぼの氷を割ってみました。すると、厚さ約2cmの氷で底の方は凍っていませんでした。最近は気候が温暖化しているのか、昔を思い出してみると、スケートリンクがない私の子供の頃(50年位前)は田んぼに張った氷の上で恐る恐る滑っていた記憶があります。恐る恐るとは言え氷が割れた記憶もありません。子供が乗っても壊れないほど田んぼの氷が張っていたと言うことです。今は厚さ2cmでは簡単に割れてしまいます。上に乗って滑るどころではありません。
田んぼに張った厚さ約2cmの氷
今回は、ガソリンがオーバーフローして動かない耕耘機を含めて、畑に残してある農機具を全て鈴木牧場に運びました。一番困ったのはガソリンのオーバーフローを修理しきれなかった耕耘機です。最初、なんとか運搬機に乗せようとしましたが、一人の力ではどうにも運搬機に乗せられません。
運搬機の乗せようと奮闘中の動かない耕耘機
この耕耘機を畑に放置するわけにはいかないので、鈴木牧場のオーナーSさんに相談して運んでもらうことにしました。ショベル付きのトラクタに来てもらいました。そのショベルには100Kg程度の重さを乗せることができます。そのショベルに耕耘機を乗せて鈴木牧場に運んでもらいました。とても助かりました。動かない耕耘機が鈴木牧場に運ばれた後、残った農機具のうち唐箕などを運搬機に乗せました。
唐箕,籠車輪,小径タイヤなどを載せた運搬機
この唐箕などを運べば、畑にある農機具は全て運び終わりです。鈴木牧場まで、冬の暖かい日差しを浴びながら運搬機を動かしました。運搬機自体も故障気味のため、いたわりながら動かしました。いずれこの運搬機の故障も直したいと思います。
冬の日差しを浴びながら運搬機で移動 耕耘機はすでに到着
鈴木牧場に到着すると、ガソリンがオーバーフローして動かない耕耘機はトラクタのシャベルから下ろされていました。その降ろされた耕耘機の隣に運搬機を止めました。24日、この運搬機もコンテナに乗せて山口県に搬送する予定です。
動かない耕耘機の隣に運搬機を止める
山口県に運送する農業機械のうち、どうしても動いてくれない耕耘機がありました。去年の夏はちゃんと動いてくれたのにウンともスンともエンジンがかかりません。この耕耘機は4年ほど前(2007年)の6月にいただいたものですが、これまで動かなかったことはありませんでした。去年の夏も田植えの準備に活躍してくれました。最初、厳冬期だから動かないのかと思っていました。
寒さのためか全くエンジンが動かない耕耘機
しかし、キャブレターをよく見るとガソリンがオーバーフローしていました。これはキャブレターを分解して直すしかありません。この耕耘機の製造メーカーはロビンです。今ではあまり聞きなれないメーカーです。問題のあるキャブレターを外そうとしましたが、排気管(マフラー)が干渉してなかなか外れず苦労しました。
ガソリンが溢れた空気吸入機関 最初に空気吸入機関を外す
それでもなんとかキャブレターを外しました。耕耘機自体が古いのでキャブレターも相当に汚れていました。この汚れではガソリンがオーバーフローするのも時間の問題だったのではないかと思います。取り外したキャブレターをさらに分解しました。
苦労の末、耕耘機から取り外した汚れたキャブレター
ガソリン機関の中で、キャブレターが一番精密な部品で構成されています。各種ネジ,バネ,フロート,ニードルバルブなどの部品です。分解しながら、部品が無くならないように並べておきました。寒さに震えながらもくもくと作業しました。
キャブレターに付いたネジ類 キャブレターのフロート関連部品
最後にガソリンのオーバーフローに一番関係するフロート関連部品を分解しました。ガソリンがオーバーフローするのは、ガソリンが溜まるとバルブを閉める役割をするニードルバルブに微妙な隙間があることが原因のほとんどです。ニードルバルブを上げ下げするフロートを最初にチェックしましたが特に問題はありませんでした。
ニードルバルブを上げ下げするフロートの付け根部分
次に、フロートを外してニードルバルブを取り外しました。すると、三角状の先端に段がついていました。この段がガソリンオーバーフローの原因ではないかと思います。この段が無くなるように、キャブレタークリーナーでよく洗いました。ついでに、メインジェットも取り出して観察しました。この部品もだいぶ汚れていました。
段が付いたニードルバルブ先端 汚れたメインジェット
さらに、ガソリンを溜める部分の底を見てびっくりしました。底には粘土状のゴミがたくさん溜まっていました。そして、ガソリンの排出口がそのゴミで詰まっていました。爪楊枝などを使って丁寧に詰まりを取り、キャブレタークリーナーで綺麗にしました。
詰まっていたガソリン排出口 詰まったガソリン排出口穴
分解したキャブレターを綺麗に掃除した後、再び組み立てました。そして、元のように耕耘機に取り付けました。ガソリンを燃料タンクに入れて燃料コックをひねりました。しかし、ガソリンのオーバーフローは直っていませんでした。がっかりです。修理が足りなかったようです。やむなくガソリンのオーバーフロー直前の状態で耕耘機の始動ロープを引きましたが、数秒間だけエンジンはかかりますがすぐに止まってしまいます。故障を放置したままではこの耕耘機を鈴木牧場まで移動することができず山口県に搬送できません。困ってしまいました。
直したキャブレターに燃料ホースを接続
4年ほど前でしょうか、通信販売でノートパソコンを購入しましたが、ハードディスクが壊れてしまって全く使用できなくなってしまいました。OSがCDではなくハードディスクに入っているタイプのため再インストールできなくなってしまいました。ハードディスクを新しくしてもOSはDSP版を買わざるを得ません。性能もそろそろ満足できなくなってきたため、今回ノートパソコンを新しく購入しました。
ケースに入ったノートパソコン 多くの添付類が付いたノートパソコン
今回購入したのは9万9800円のものでOffice Home & Business 2010付きのノートパソコンです。大きな機能としては、OSがWindows7,2コア/4スレッドCPUのcore i5,ブルーレイディスク,無線LANが使えるのが特長でしょうか。
マウスをつないで電源を入れる直前
これまでデスクトップタイプのパソコンは自作してきました。今使っているはおよそ5年ほど前に、当時出始めたデュアルコアCPU(ペンティアムD930)を使ったものです。しかしながら、ノートタイプのパソコンは自作できるようなものではないので毎回購入しています。初めて買ったノートパソコンはOSがWindows ME、次に購入したのはWindows XPでした。今回が3台目のノートパソコンです。今後5年位は我家や職場で活躍してくれると思います。
セッティング中の新ノートパソコン、赤色のものは初めて
私の故郷である山口県に農業機械を運ぶ日が決まりました。24日に鈴木牧場にコンテナとユニック車が来ます。ユニック車は、耕耘機など重量物をコンテナに載せるクレーン車です。コンテナは農業機械を乗せて運ぶ台車で船で運ぶとのことです。今日は、前回調査した農業機械の一部を鈴木牧場に運び込みました。最初にガソリン耕耘機、次に稲刈機を運びました。
鈴子牧場に搬入したガソリン耕耘機 続いて稲刈機を搬入
稲刈機を搬入すると、ディーゼル耕耘機を搬入しました。今回運ぶ農機具のうちもっとも重量がある機械です。約300Kgの重さがあります。ディーゼルエンジンは寒い季節はなかなかエンジンがかからないものですが、この耕耘機は簡単にかかりました。鈴木牧場の所定の箇所に搬入しました。次に小型の耕耘機を畑から搬入しました。長い距離を移動するので耕耘に使うロータリーを移動車輪に取り替えました。
小型耕耘機のロータリーを移動車輪に取り替え
ロータリーを移動車輪に取替えて、「さあ移動しよう!」とエンジンの始動ロープを引っ張りました。しかし、なかなかエンジンがかかりません。ガソリンもちゃんと入っています。このような故障修理の定石にのっとり、プラグを外してみました。するとプラグが黒く汚れていました。そこで、ガスバーナーでプラグの先端を焼いて黒い汚れをきれいにしました。すると、今度はエンジンが快調にかかりました。
黒いススで汚れたプラグ先端 ガスバーナーでプラグの汚れを焼く
快調にエンジンを響かせながら小型耕耘機を鈴木牧場に移動しました。移動速度はゆっくりのため、何台もの車に追い越されました。周りの畑を見渡しても、冬の寒さのためか誰もいませんでした。静かな道をのんびりと移動しました。
エンジンを響かせながら小型耕耘機を鈴木牧場に移動
今回は、ガソリン耕耘機,稲刈機,小型耕耘機,ディーゼル耕耘機を鈴木牧場に運びこみましたが、24日までに山口県に運ぶ全ての農業機械を搬入するつもりです。軽いものはリヤカーで、重いものは知人の軽トラックを借りて運び込もうと思います。24日にコンテナに積み込み,25日に私が山口県に帰省し,27日にコンテナが山口県に到着して降ろす予定です。
今回鈴木牧場に運び込んだ農業機械4台
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昨日に続いてgeneral製トランジスタラジオを収納する革製品を修理しています。しかし、ちょっとくらい水を濡らしただけでは古い革はなかなか伸びてくれません。ちょっとした冒険ですが、革全体を水に沈めて見ることにしました。こうすれば、いやがおうでも水が浸透すると思います。
ボールに水を入れて、その中に革を沈める
革に水が浸透して全体がちょっとずつ緩んで伸びてきたのか、スナップの雄型と雌型が合うようになりました。すかさずスナップを止めました。これでなんとかラジオを革で包むことができました。しかし、それでも無理な力が革にかかっていることが分かります。
スナップを止めて、なんとかラジオを包むことができるようになった革
革は強い力でラジオを締め付けているようです。スナップ付近に微細なひび割れが発生していました。しかし、このまま濡れた革を急に乾かすと縮んでしまいます。縮むと革が裂けてしまうかも知れません。どうしたら革を緩めたまま乾燥できるのでしょうか。まったく未経験のことなので頭をかかえてしまいました。
ひび割れが入った革 ひび割れした別の箇所
一気に乾燥させてしまうと、革が急速に縮んでちぎれてしまう可能性があります。このため、ゆっくりと乾燥させてみることに賭けました。その方法として、濡らしたタオルでラジオを包んだ革全体をくるむことにしました。こうすると、湿ったタオルにくるまれた革がゆっくりと乾燥していきます。すると、革が伸びたまま乾燥するのではないかと思います。さっそく濡れたタオルでラジオをくるんで2~3日かけてゆっくりと乾燥させてみることにしました。成功するでしょうか?
濡れたタオルでラジオを収納した革を包む、2~3日かけて乾燥
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修理( 5/11) 修理( 6/11) 修理( 7/11) 修理( 8/11)
修理( 9/11) 修理(10/11) 修理(11/11)
年末に古いgeneral製のトランジスタラジオの内装を一部修理しましたが、今回はこのラジオを収納する革製品の修理にチャレンジすることにしました。革製品修理は全くの素人で初めての経験です。革製品の加工については、かつてお年寄りのデイサービスに勤めていた時に革製品製作担当になったことがありました。その時に、お財布やメガネケースなどを作って染色した程度の知識と経験しかありません。
長年の使用などですっかり縮んでしまい、ラジオを収納できなくなった革
ラジオを収納する時、雄型のスナップと雌スナップを合わせて閉じる構造になっていました。しかし、両者スナップ共にひどい錆で閉じることが出来ません。このため、潤滑のために油をほんの少し垂らしてみました。そして、プライヤーで挟んで無理やり閉じました。
錆びた雄型のスナップ 錆びた雌型のスナップ
しかし、この革がとても傷んでいるので、無理に手で開くと革がちぎれてしまいそうでした。このため、開くときは、ニッパーでこずくように開けました。この方法で何度も開閉していると油がなじんだのか手でも開閉できるようになりました。
雄型と雌型のスナップを合わせて閉じる
この革は一度水をこぽしたことがあるのか、表側にしわがあり縮んでいました。この縮みのために、ラジオを収納するとスナップの雄と雌の間が開いてスナップを閉じることができません。とても傷んでいるこの革は、あまり引っ張ると裂けてしまいそうです。革製品には水は禁物なのですが、しわを延ばすには試してみるしかありません。駄目元で指でなでるようにして皮の表面を水で濡らしました。しかし、それでも革は思ったように伸びてくれません。困ってしまいました。
縮んでしまった革は、スナップの雄と雌を合わせることが不可能