東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

マオランの繊維を取る(3/4)  取り出した繊維を草木染め

2023年08月31日 | 歴史探訪他ウォーキング

 前回、マオランの繊維を草木染めしましたが、紅花(紅色)と紫根染めをしていませんでした。今回、その残り二種類の草木染めをしました。最初に紫根染めをしました。紫は私が一番気に入っている色です。ちなみに古代の十二階の冠位では、確か紫が最も高位を示す色でした。それだけ、貴重な草木染めだったのでしょう。

        右端が今回染めた紫色、その隣が紅花で染めた紅色

 ほとんどの草木染めは水を使いますが、紫根染めはアルコールを使います。私は電子機器の洗浄に使っているメチルアルコール(100%)を紫根の溶剤に使っています。度数の強いお酒を使っても良いと思います。色素を溶かしたメチルアルコールを水で薄めてマオランの繊維を紫色に染めました。

 アルコールに溶かした紫   マオラン繊維を浸す   紅花の黄色を溶かす
  

 続いて、紅花を使ってマオランを紅色に染めました。ただ、染める前に紅花から黄色の色素を取り除く必要があります。そのため、紅花の花弁を水の中で何度も揉みます。そして、黄色の色素を少しずつ取り除きます。水に黄色の色素が現われなくなったら、黄色の色素が無くなった合図です。その花弁をアルカリ液に浸けて紅の色素を溶かします。最後に酸を入れてからマオランの繊維を入れると紅色に染まりました。ちょっとばかり工程が複雑です。染めたマオランの繊維は、後日色別に縄にしようと思います。

 紅花の花弁から紅色の色素が溶ける   紫色と紅色に染まったマオラン繊維
 

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円柱状に織りの試行をしてみるも(4/8)

2023年08月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 毛糸を円柱状に経糸として張り終えました。この経糸に横糸を通して織ってみることにします。経糸が円柱なので、通常の織機のようなシャトルは使えません。使えそうな小さなシャトルもありません。そのため、とりあえずピンセットをシャトルの代用として使いました。実際に織ってみると、綜絖が無いため経糸を交互に選びながらの織りです。とても時間がかかります。

           横糸を通す前の円柱状に張った経糸


 できあがりが色のモザイクになるように、六色に草木染めした毛糸を経糸として張りました。この色分けした円柱経糸にぐるぐる巻くようにして横糸を通すのです。恥ずかしながら、簡易手袋になるように織るつもりです。左右の手用に2個織ります。使えそうな簡易指先無し手袋(手甲?)ができあがるでしょうか?
※こんな作り方をする人はいるのでしょうか?普通は編んで作るのですが。

  草木染めした6色の毛糸を経糸に       1段目の色の横糸を通す
 

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耕運後、マルチを被覆して小松菜の種まき

2023年08月29日 | 野菜:果菜

 来週はもう秋の九月になります。九月は秋冬野菜の種まきシーズンです。今回、その先駆けとして小松菜の種まきをしました。小松菜は手軽に育てることができる野菜の王様ではないかと思います。育つ期間も短いし、冬でも保温すれば育ちます。一年中栽培できる野菜で、私はとても重宝しています。

         耕した畑に敷いた黒マルチの穴に小松菜の種まき


 猛暑の中、最初に草刈りして次に耕運機で耕して整地しました。次に畝を鞍型にして穴あき黒マルチを被覆しました。その穴の中に数粒ずつ種をまきました。なお、今後は約一週間ずつ時期をずらしながら種まきをします。そして、二ヶ月後頃に収穫します。その収穫した穴に再び種を蒔きます。このようにして一年中小松菜を食べることができるようにしています。

  耕した畝を穴あき黒マルチで被覆      黒マルチの辺縁部を固定
 

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この夏最後 わら細工民具ほぼろ・買物籠等 製作講習会

2023年08月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 この夏最後のわら細工民具製作講習会を田布施町の麻郷公民館で開催しました。今回は、ほぼろに加えて買物籠とポシェットを製作しました。なお、猫ちぐらを作る方はいませんでした。小学生を含む隣町や他市の方々も参加して、雑談を交わしながらの楽しい講習会となりました。私はペットボトル用ほぼろを製作しましたが、参加された方々に呼ばれることが多く、完成には至りませんでした。

      公民館の広間にブルーシートを敷き、楽しい製作講習会


 買物籠とポシェットですが、私の指導が至りませんでした。そのため、予定と違った形の買物籠とポシェットになりました。次回にはちゃんとした買物籠とポシェットを作っていただこうと思います。そのためにも、同じものを再度作って製作方法を確認しようと思います。

ほぼろを作っている方々    買物籠とポシェット    買物籠の底を編む
  

 一人参加した小学生、最初ペットボトル用ほぼろを製作してもらおうと思っていました。しかし、本人の希望でほぼろを作ることになりました。製作の覚えがとても早く、一番最初に完成しました。今回参加した小学生、平生町で3年前に私が実施した藍染め講習会時に参加していたとのことです。3年前のこととは言え、覚えてくれていて嬉しくなりました。次回は11月末~12月初にしようと考えています。

    ほぼろの底を編み進む       もう少しでほぼろ完成の小学生
 

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全国少年少女発明クラブ チャレンジ創造コンテスト田布施大会

2023年08月27日 | 子供の育成関連

 コロナ惨禍でずっと中断していた少年少女発明クラブ チャレンジ創造コンテスト、四年ぶりに再開しました。四年前と同じように田布施地区大会を開催しました。私は開催挨拶,タイムキーパー,表彰状授与,そして最後に講評をしました。
 他市や他県のクラブでは、四月から大会に向けて動き出したチームもあったと思います。
しかし、田布施町少年少女発明クラブは発明工夫品を完成してからチャレンジ創造コンテストに入ります。そのため、7月頃と遅いスタートです。それでも何とか大会を開催できることができて良かったです。

    今回は1チームだけの参加、チャレンジ創造コンテスト表彰式


 四年前、田布施町少年少女発明クラブは6チームが優勝をかけて競争しました。その優勝チームが全国大会に出場しました。全国大会に行った子供達は今、高校一年生です。コロナ惨禍での四年間の中断は痛いです。さらに大会規格の変更もあり、大会のノウハウをすっかり忘れていました。

    動力車のからくり検討中      動力車に載せる人型などの製作
  

 今年のチャレンジ創造コンテストはこれで終わりました。今回のチームは四年生でしたので、今年県代表に漏れても来年/再来年のチャンスがあります。来年もぜひチャレンジして欲しいと思います。
 ところで、発明工夫品の提出が来週あり、それを山口市の発明協会まで運びます。それが終われば、四月から延々と続いた工作がやっと終了です。毎年の事とは言え、この夏も無事に終わることができそうです。

 大会前に動力車の調整     大会スタート      審査結果を照合
  

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わら細工講習会(ほぼろの製作)の準備(4/4)

2023年08月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 27日に、この夏2回目のわら細工民具ほぼろ製作講習会を開催します。前回の講習会で使い終わった駒に紐を巻き直すなどの準備をしました。その他に、追加するわらを用意したり、一部傷んだ編み台を修理したりしました。
 今回の講習会には小学生が加わります。製作しやすいペットボトル用のほぼろを製作してもらおうかと思っています。そのほぼろは編み台の刻みの位置が他のほぼろと違います。その刻みを付けたりしました。その後、会場である麻郷公民館に材料や用具などを運び込んでおきました。

          前回の講習会で使った駒に紐を巻き直す


 ペットボトル用ほぼろには色模様を付けます。その色模様付けに使う駒を用意しました。3対の駒に、赤,紫,そして緑の毛糸を巻いておきました。去年の春の講習会では小学低学年生に同じようなペットボトル用ほぼろを作ってもらいました。使用するわらか少なく、径も小さいので比較的早く完成しました。うまく出来上がるでしょうか。ところで、この講習会と並行して子供達の工作支援やチャレンジ創造コンテストの支援もしています。毎日が大忙しです。

 ペットボルト用ほぼろの刻み入れる    ベットボトル用ほぼろの色模様用駒
 

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甘い酸っぱい匂いが漂うトゥルーシーの花

2023年08月25日 | 花,野草

 我家の畑ではハーブの一種であるトゥルーシーの花が咲き乱れています。その花に近づくとトゥルーシー独特の甘くてやや酸っぱい匂いが漂っています。花は、花房の下から上に向かって花が咲きます。そして、花弁が落ちた順に種ができます。トゥルーシーの花弁を見ていると、小さな蜂が何匹も動き回っています。あまりに早く飛んでいるため、なかなか写真に撮れません。花弁にとまった瞬間を狙って写真を撮ります。

     甘い匂いが漂うトゥルーシーの花弁、蜜を求めて蜂が飛び交う


 トゥルーシーの花にはブルービーと呼ぶ青い蜂がやって来るそうです。飛び回る小さな蜂をよく見ると、背中が若干青いように見えます。ブルービーでしょうか、もう少し大きな蜂と思われるのですがよく分かりません。9月になるとだんだん花が散っていきます。11月になるまでに、来年蒔くための種を採取します。

 たくさん咲いているトゥルーシー       背中が若干青い小さな蜂
 

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わら細工民具 ほぼろ版ポシェット2を試作(8/8)

2023年08月24日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 見かけは?ですが、肩掛けのポシェット試作品2がやっと完成しました。全くのオリジナル試作品です。作りながら難しかった所、もう少し工夫すれば良かった所などがたくさんありました。
 例えば、①品質の良いわらを使う必要があること。②わらを使う以上避けて通れないのですが、わら屑がどうしても出てしまうこと。③品質を安定させること、④籠を編むための紐や手提げや肩掛けに使う縄をより綺麗に撚ること・・・・などなど、たくさんあります。今後、手間はかかっても丁寧に製作すること。そして、同じものを何度も作って経験を積む必要があるように思います。

     なんとか完成した肩掛けのポシェット試作品2、蓋は樹の皮製


 当初、蓋にするつもりで樹の皮を細工しました。しかし、少し大き目で蓋にすることを諦めていましたが、何とか蓋になりました。マオラン繊維を撚って作った紐を使って蓋を開け閉めします。蓋を固定する時は、取り付けた枝に紐を引っ掛けます。

蓋にマオラン紐を這わす   マオラン紐で蓋を開閉    枝に紐を引っ掛け
  

 このポシェット試作品2の完成で、ほぼろ製作の幅が少し広がりました。大中小のほぼろに加えて、ペットボトル用ほぼろ、リュックサックほぼろ、ポシェット1、ポシェット2、猫ちぐら、そして買物籠です。ただし、編み台を使うなどほぼろの製作技術を使っていることだけはどれも共通です。他にも試作品を考えており、わら細工メニューの幅を広げようと思います。

   肩紐をポシェットに取り付け      完成したポシェット2を乾燥
 

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季節外れ、ケヤキの皮を剥ぎ取り採取

2023年08月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 これまで、クルミやイヌビワの樹の皮を剥いで収集しました。今回は、ケヤキの樹の皮を剥いでみました。ほぼろで作った籠の底の敷皮にできないか試すためです。5月頃から初夏にかけて、葉が展開したり樹が成長します。そして、根からたくさん水分を吸いまか。そのため、この季節は皮がやわらかく剥ぎやすいのです。その季節を過ぎてしまった今回、剥ぐのがやや難しかったです

       ノミを打ち込みながらケヤキの皮を少しずつ剥ぎ取る


 ケヤキの皮は厚く硬いためクルミのように手で引き裂くことはできません。私は、次のようにしてケヤキの皮を剥いでいます。①剥ぎ取りたい場所の縁に沿ってチェーンソーで5mm位溝切りします。②掘った溝に沿ってノミを打ち込みます。③ノミを皮の裏側に回り込むように打ち込みます。④皮を手で強く掴んで剥ぎ取ります。

我家のケヤキとクヌギ林   ェーンソーで溝切り   剥ぐ場所の縁に沿う溝
 
 

 剥ぎ取った皮は曲がっています。曲がったままでは使えないため、皮を板の間に挟んで万力で締め付けます。2週間ほど過ぎれば平らになります。アイロンをかけて伸ばしても良いかも知れません。
 皮が完全に平らになり乾いたら、ほぼろの籠の底に合わせてカットします。そして、底に敷こうと思います。

ほぼろの底の幅と長さに合わせ皮を剥ぐ    板に挟んで万力で締め付け
 

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維新ホールで山口県内の少年少女発明クラブ員交流会

2023年08月22日 | 子供の育成関連

 1年ぶりに山口県少年少女発明クラブ交流会が開催されました。去年の交流会は、コロナの影響が残る中、ソーシャルディスタンスにのっとり子供達は一つの机に一人が座って開催されました。そのため、グループワークではなく個人工作でした。
 今回は、コロナ以前の交流会形式に戻りました。他の小学生の生徒とテーブルを囲んでグルーブで工作をしました。見ていると、他の小学生達と話し合いながら工作を進めていました。今回の工作のテーマは楽器「サンポーニャ」作りでした。楽器作りを通して、音の大きさや高さの違いなどを学びました。

         他の小学生とのグループワーク工作、楽器の製作


  午前中のことです。交流会にやって来た子供達の名前,小学校名,学年の紹介がありました。それが終わると、各クラブの指導員の紹介がありました。指導員の紹介はこれまでの交流会で初めてのことでした。当然田布施町少年少女発明クラブの指導員の紹介がありました。恥ずかしながら、私が子供の頃に工作が好きだったことや、科学クラブでの楽しい活動の話をしました。そして、子供達に工作で身につけて欲しいことなどのお話をしました。

JR山口駅傍の維新ホール   交流会に着くと受付   田布施の子供達の自己紹介
  

 お昼休憩が終わると、楽しい科学のお話と工作がありました。科学のお話では音の大きさや高さ波そして音色の解説がありました。そして、珍しい音を発する楽器の紹介など盛りだくさんのお話でした。それが終わると、ストローを使った楽器「サンポーニャ」の製作がありました。ドレミの8音が出る楽器です。ただ、音を出すのは難しかったです。15時まで楽しい工作がありました。私も席を回りながら、作り方に困っている子供達を指導しました。

  音が波であることの科学的説明     楽しく楽器「サンポーニャ」製作
 

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わら細工民具ほぼろ・猫ちぐら 製作講習会

2023年08月21日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 春のわら細工民具講習会に続き、夏のわら細工民具講習会を開催しました。今回は、わら籠である「ほぼろ」と猫の小屋である「猫ちぐら」を作りました。
 さて、朝8:00に会場である麻郷公民館に行って、玄関を開けたり、クーラーや照明のスイッチをONにしたり、細工に使うわらに水をかけるなど下準備をしました。そして、9時前に講習を受ける方々が次々に来られました。挨拶を済ませると、さっそくわら細工民具を作り始めました。

         雑談をしながら、楽しくわら細工民具を製作


 講習するわら細工は、数年前までは「ほぼろ」だけでした。わらでいろいろな細工ができることを知っていただくため、去年から何種類ものわら細工を講習に加えました。その中で、猫を飼っている方々に「猫ちぐら」が目にとまりました。以降、猫ちぐらも並行して製作するようになりました。

  わらを並べ下準備    挨拶後に講習会を開始   もう少しでほぼろ完成
  

 朝9時から始め、途中お昼休憩をはさんで午後4時に講習が終わりました。2人がほぼろを完成し、1人が猫ちぐらを完成しました。ほぼろと比べて猫ちぐらは、使うわらの数,駒数,そして紐数などが多いです。さらに、猫の出入口の加工などに手間がかかります。初めての方で3コマ(5時間 x 3日)かかるようです。

 今回参加された皆さん、和気あいあいと楽しくわら細工することができたと思います。次回は来週の27日で、ほぼろに加えて買物籠などを製作します。

   もくもくと猫ちぐら製作中        もう少しで猫ちぐら完成
 

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わら細工民具 ほぼろ版ポシェット2を試作(7/8)

2023年08月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 せっかく作った蓋を中敷にするかどうかは、誰かに相談してみようと思います。そのため、最後に肩紐を作ることにしました。ほぼろと同じようにわらを撚って1.5mほどの縄を作りました。わらですので、どうしても持った感じがゴワゴワします。そのため、ほぼろ版買物籠の手持ち紐と同じように布で覆うことにしました。

           ほぼろ版ポシェット2用の肩紐を製作


 最初、マオランを三つ折りして肩紐にできるかか試しました。しかし、乾燥するとスルスルになるため紐には不適でした。そこで、いつものように手で撚った縄を肩紐にすることにしました。
 縄を覆う布は10cm x 1mとしました。ミシン糸を布の色に合わせて変えた後、その布が筒になるように手回しミシンで縫いました。縫い終わると、裏返しして表面を外側に出しました。

 マオランで試作した紐   布柄を選んでカット   ミシン糸を布に合わせる
  

 撚った縄を、筒状になった布に通しました。最初なかなか通りませんでしたが、布の中心をすぎるとスルスルと通るようになりました。次回、この肩紐になる縄をポシェット2に取り付けると完成となります。蓋は、いったんお預けにしようと思います。

   布を筒状になるように縫う         筒状の布に縄を通す
 

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わら細工講習会(ほぼろの製作)の準備(3/4)

2023年08月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 20日予定のわら細工民具ほぼろ製作講習会の最後の準備をしました。まずは、猫ちぐらを作る方々のために、編み台の仕切りを猫ちぐら用に刻んでおきました。猫ちぐらは、ほぼろより紐を多く使います。ほぼろが3対の駒を使うのに対して、駒を5対使います。つまり、仕切りも5ヶ所なのです。
 今のところ、2名の方が猫ちぐらを作る予定です。そのため、編み台2個に猫ちぐら用の仕切りを刻んでおきました。猫ちぐらを作りたい方がもう一人いれば、私の編み台を使ってもらう予定です。

      猫ちぐらを作るための仕切りを、ノコギリで編み台に刻む


 講習会ではたくさんの駒を使います。そのため、講習者の方に駒をすぐに渡せるように、1名/1袋で詰めました。また、サンプルのわら細工,編み台,駒,曲がり針,ジョロ,縄など、必要なものを全て準備しました。

   駒を一人ずつに分けて袋入れ      必要な物すべてを1ヵ所に
 

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猛暑の中、秋ジャガイモの種芋を植え付け

2023年08月18日 | 野菜:芋類

 久しぶりに園芸店に行くと、秋ジャガイモの種芋をたくさん売っていました。毎日忙しくしていると、野菜の種まきや植え付けの時期を逸してしまうことがあります。そんな時、園芸店に出入りしていると季節の種まき時期や植え付け時期を思い出すことができます。今回は、秋ジャガイモの植え付け時期であることを思い出しました。さっそく種ジャガイモを購入して植え付けしました。

         日差しが暑い中、秋ジャガイモの種芋を植え付け


 ここ数年間ジャガイモを植えていない場所を耕運機で耕しました。事前に草刈機で草を綺麗に刈っておいた場所です。何度も往復して耕すと、レーキで均した後に種芋を植える窪みを掘りました。その窪みの隣に巻き尺の紐を張りました。

  種芋のニシユタカ    耕運機で何度も耕す    巻き尺の紐を張る
  

 植える面積が狭いことと合わせ育つ期間が短いため、植える間隔を50cmとしました。、種芋を窪みに植えると、種芋と種芋の間に堆肥を置きました。そして、種芋の上にクワで次々に土を被せていきました。9月の上旬には芽が出ると思います。順調に育てば霜が降りる12月上旬にはジャガイモを収穫できるはずです。たくさん収穫できるでしょうか。

   種芋と種芋の間に堆肥を施す      種芋の上に次々と土を被せる
 

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栃木県・茨城県旅行(6/6) 茨城県の夜のお祭りに参加

2023年08月17日 | 歴史探訪他ウォーキング



 山口県に帰る最後の夜、息子夫婦と夜の八坂神社祇園祭に行ってきました。この八坂神社は1200年の歴史があるそうで、このお祭りは北総三大祇園祭の一つだとのこと。5万人が集まるとか。出店が数百m続いていました。端から端まで人混みの中を歩くだけで疲れます。
 昼間、息子の家からお囃子の音が聞こえていました。今回、夜のお祭りに行ってみましたが、とにかく子供や若者が多いのにはびっくりしました。ここは高齢化が関係ない地域のようです。

         北総三大祇園祭の一つ八坂神社の夜のお祭り


 茨城県のこの市には、つくばエキスプレスが止まる駅があります。そして、ピーク時には3分間隔で発車し東京秋葉原まで40分ほどです。そのためか、近年人口が急増しているとのこと。駅近くにある小学校の在籍児童数は1,000人以上とのこと。1学年200人位でしょうか。市全体では子供やその保護者がとても多いようです。そのため、少子高齢化とかけ離れているのでしょう。実際、お祭りは子供や若者がとても多いように思いました。

   各地区ごとの山車が繰り出す      各地区独自の山車の飾り付け
 

 さて、お祭りの期間中は氏子の家に高いのぼり旗が立てられます。また地区ごとに何台もの山車が繰り出します。そして、その山車の中で踊りが披露されているのです。はしゃぐ子供や若者の雑踏が道を占有する光景を見ていると、昭和時代の古き良き時代の田布施や平生の夜祭りを思い出します。

  山車上では即興のひょっとこ踊り     山車の周りに多数の見学者       
 

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