午後から田んぼに行きました。おもに耕運機やかご車輪などの器具を田んぼから運び上げました。今日は、おておての関係で大学生が20人ばかり来て、あっと言う間に苗取りや田植えが済んでしまいました。おておては、聖蹟桜ヶ丘で自然食関連の販売をしています。
自然食関連おておてから来た大学生達
野鳥の会からトンボ4本を借用したとのことで、一枚の田んぼを4人で均すとこれまたすぐに終わってしまいました。やはり、年齢そして人数の差は圧倒的ですね。
大学生達は覚えも早く田植えが次々に進行
苗が次々に植えられている様子は、とてもすがすがしいものです
今後は、残りの田植え、草取り、網かけ、稲刈りと進行していきます。これら手作り稲作活動を内輪で楽しむだけでなく、その楽しさをより若い世代に広める努力をしようと思います。
今後大学生や社会人向けにインターネットなどで呼びかけてみようと思っています。それと、耕運機などの農業用器具の基本的な使い方を知らない人が多すぎるように思います。今後、カマの研ぎ方、クワの手入れ、米作りの基本、耕運機の使い方、故障時の対処などについて座講と実技をしてみたいと思います。
今日やってきた、おておて関連の大学生達
来年早々にでも近隣の小学校などにPRも兼ねて手紙又は訪問してみようかと思っています。地元の学校に来てもらえば、より地元とのつながりができていいかと思っています。
ところで、二週間に一度桜木中学校の生徒達宛てに、苗の生育状況をメールで配信することにしました(一回目は配信済み)。また先生に、希望者があれば草取り、稲刈り、脱穀などに来てくださいとの手紙を出しておきました。
区立桜木中学校の生徒達が田植えした田んぼ
田植えをして、それで「おしまい」ではなく、その後も来てくれるようなフォローアップも大切かなと思っています。
田んぼですが、7月上旬まで代かきと田植えがそろそろと続きそうです。個人的には、暇をみて動植物の観察もしたいと思っています。7月中旬からは、手押しの草取り作業になる見込みです。
いい汗かきながら、のんびり楽しく米作りをしようと思います。
田植え前、古老から苗を植え方を習う
初めての子供はうまく苗を植えられなかったですが、だんだんうまくできるようになりました。途中から他家族三人も参加して田植えをしました。
四苦八苦しながらも田植えが進行
しばらく田植えしていると、慣れたのか早く植えられるようになる
田植えが終わると、泥の中でリレー競争と相撲大会をしました。相撲は、2人で組み合って相手を転がすまで続けます。みんなの声援を受けての相撲大会・・・勝っても負けても全身泥だら。
田んぼの中で、泥どろ相撲大会
みんな泥だらけになって、元気よく歓声を上げました
相撲が終わると小川に入り、裸になって洗います。友達同士で汚れた体を洗いっこします。
男の子同士、裸になって体を洗い合いました
後で感想を聞くと、田植えよりも泥んこ相撲の方が楽しかったようです。子供達が全身泥だらけになって遊ぶことは今はもうありません。いい体験になったと思います。
大学生の耕運機による代かき体験
地域の運動会に参加するため昼いったん抜けました。今日は、いろいろな人や家族が集まってなかなかにぎやかな一日でした。
大学生と今日来た家族による田植え開始
田植えも終盤です、最後の苗の植え付け
今日田植えをした社会人,小学生,大学生
明日はボーイスカウトの田植えです。ボーイスカウトの副隊長をしており、田植えの企画をたてたので忙しくなりそうです。
田植えに備えて田んぼの草刈り
代かきしていると、ヒヨドリなどの鳥がたくさん飛んできました。そして、耕運や代かきに驚いて飛び出した虫をついばんでしました。田んぼは、いろんな小動物の住みか、そして餌場になっていることを実感しました。夕方近く大雨が降ってきたので途中でやめました。来週ものんびりと周りを鑑賞しながらやろうと思います。やっぱり、気負いない農作業が気持ちいいです。
草刈りの後、耕運機で田んぼを耕す
ところで、昨日今日と田んぼを耕しましたが、一年ぶりに白ガ二を見つけました。よくいる赤手ガ二は手が真っ赤ですが、このカニは手が白いのが特徴でする。このあたりは沢ガ二は多くいるのですが、このカニはそう多くありません。その昔、この地区を流れる川は、がん沢(カニ沢)と言ったそうです。このカニも昔は、たくさんいた普通のカニだったと思います。つまんでも挟まないやさしいカニです。
地元で「白ガニ」と言っている淡水に住むカニ
ところで、これから農業を志す人の立場で考えると、最初はある程度楽しくなければ永続きしないと思います。とっかかりのところで挫折することが良いのかどうか。厳しさが分かっていいとは思うのですが。農家の方には、「農業は楽しくなければ~」と言うと怒られてしまいますが。
耕した田んぼに水を引き入れ、このあと代かき
今朝は曇り空でしたが、お昼からは晴れました。田植えにはちょうど良い天気になりました。80人もの中学生と先生がやって来ました。田植え体験と酪農見学を計画どおりにグループ別に時間をずらせながら済ませることができてほっとしています。
やって来たある新聞記者の方の話では、「田植え体験で、子供自ら苗取りするケースを見たことがない。」とのこと、さらに「校長先生自ら苗取りに参加するのも見たことがない。」とのことでした。
校長先生といっしょに苗取りする中学生達
校長先生は、子供達に混じって生き生きと苗取りをしていました。気にしていたトイレですが、駅であらかじめ用を足してもらったため、トイレが必要な子供は一人もいませんでした。
初めての苗取り 友達と談笑しながらの苗取り
最初運動靴をはいてひの靴を紐で固定して田んぼを歩かせてみました。その動きを見て素足が良いと判断してすぐに全員を素足に切り替えました。田植えは、ほぼ予定どおりに進行しました。
田植え開始、中心から右左方向に下がりながら苗を植える
左方向に下がりながら苗を移植 右方向に下がりながら移植
計画通りに左右方向に田植えが進行
田植えが終わった生徒達は、近くを流れる小川で手足を洗う
休憩の合間、自然や田植えの意義などについて古老のお話を拝聴
別のグループが田植え引継ぎ 手際よく苗を移植
苗取り、田植え、牛舎見学をした後に、冷たい牛乳を飲みました。のどが渇いていたのか牛乳はすぐになくなりました。
冷やしておいた牛乳を持参してもらったコップに配る
準備段階では、「田植え時期が早かったかなあ」と悩んだり、苗作りなどでトラブルがあったり、なかなか手伝い人数が集まらず気が滅入ったこともありました。しかしながら、子供達の歓喜の笑顔を見ていると、これまでの疲れが取れました。
小川の周りに腰をおろして休憩する中学生達
道端で休憩する中学生達 休耕田で休憩する中学生達
この田植えを企画して本当に良かったと思いました。今回のことは生徒達全員の思い出に残ると思います。この子達の中から一人でも、将来農業や自然保護に関わりたいと思う子が出てくればと思います。
今回のことで田植えに関するいろいろなノウハウを集めることができましたので、来年以降同じような企画をする時は今回よりは楽になると思います。
A組1~6班の中学生達
B組1~6班の中学生達
今回、たくさん写真やビデオを撮影しました。明日は、今日やり残した後片付けと次の田植えの準備をしたいと思います。
あるグループは田植え後に牛舎の見学
苗場の防鳥網を取り外す 順調に育った苗
次に、田植えひもを張るための案内稲を植えたあと、生徒達が草むらの会の畑に無断で入らないように畑の前にひもを張りました。最後に近所の方々に挨拶をしました。
田んぼの高低差を無くためとんぼで均す
明日は天気も良さそうですので、始まれば一気に進むと思います。ゆっくりと現代中学生気質を見ようと思います。それに、自分の立てた計画のどこが失敗してどこがうまくいくか検証するのも楽しみです。これまでの準備にもいくつか反省点がありますが、今後に生かす点があれば、それもよく見極めたいと思います。
基準となる苗を中心に植え、田植え準備完了の田んぼ