東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

岩国市由宇の史跡巡りウォーキングの下見(1/3)

2024年02月29日 | 歴史探訪他ウォーキング

 来月の史跡巡りウォーキングは岩国市の由宇にしようと思います。そのため、いつものように下見に行ってきました。JR田布施駅から電車に乗ると20分位でJR由宇駅に着きました。数十年ぶりにJR由宇駅に降りました。
 ところで、JR田布施駅で困ったことが置きました。券売機が故障のため乗車券が発券できませんでした。インターホンに繋げると、JR由宇駅まで無賃で行き、JR由宇駅で、JR由宇からJR田布施までの乗車券を購入して投函して欲しいとのことでした。JR由宇駅も無人駅でした。良心が無い人は無賃乗車し放題です。駅員がいないとこんな事があるんですね。

        由宇聖観世音菩薩,無量殿,摩尼車,そして大師堂


 JR由宇駅を出ると海岸側に向かいました。駅から200m位岩国側に向かって歩いて、踏切を渡りました。駅側に折り返すように200m歩くと、由宇観世音菩薩の石塔が見えてきました。
 晴れているのですが、風がとても冷たいこと。手袋を持って来なかったのは失敗でした。地図を素手で持っていると手がかじかんできました。さらに、頬っぺたも冷たくなるのか口ごもります。

何十年ぶりのJR由宇駅     踏切を渡って海側へ    八角形の無量殿 
  

 由宇観世音菩薩の石塔に着くと、二つの建物がありました。手前に大師堂が、奥に無量殿です。その間に、くるくる回る摩尼車がありました。念仏を唱えながら回すとお経を一巻唱えたと同じ効果があるそうです。摩尼車はチベット地域のお寺でよく見かけます。似たようなものに、曹洞宗では経典をパラパラめくってその風を受けると、経典一巻を呼んだことに相当するとか。

    手でぐるぐる回す摩尼車       石塔傍の大師堂の建物
 

 摩尼車を見ていると、やはりぐるぐる回す高野山の六角経蔵を思い出しました。ただし、六角経蔵は建物自体を押すように回すので力が要ります。ところで、以前宮島から帰る時にJR由宇駅傍に六角の建物があることに気が付いていました。今回その建物が無量殿であることが分かりました。JR由宇駅ホームから手が届くような位置に無量殿があるのです。

        岩国市由宇周辺の史跡巡りウォーキング下見コース

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わら細工でポシェット製作の治具を製作し確認(2/7)

2024年02月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 さて、編み台を使わないでわらのポシェットを作り始めました。今考えれてば、この秋にいただいた新しい稲わらを使えば良かったと反省です。わらが古かったため、水で湿らせたのですがあちこちで割れたり折れたりしました。特に節の部分です。
 最初、釘をたくさん打った治具で底を織りました。そして、折れ目がほつれないように、新治具で底を押さえるようにして紐で楕円形に編みました。わらとわらの間が空くので、隙間ができるようにしました。結んだ後に二重巻きした後に結ぶように編みました。試行錯誤の繰り返しです。

      底を織り終わると、解けないように周囲を囲むように編


 第一作は私が作ったためか不思議とうまくポシェットができました。ところが、夏の講習会で大人の方が一人、そして子供が二人このポシェットを作りました。冬の講習会でも。ところが、私の作り方と同じに作ったはずなのにあまりうまくいきません。編み台を使ってポシェットの側面を編む時です。全体の形を頭の中で描きながら編まないといけません。単純に編み続けるだけでは、ポシェットの側面が上手に閉じないのです。

  結んだ後二十巻き     新治具で底を押さる    側面を立てて編む
  

 私は誰にも教わらないで、言わば自分流でオリジナルわら細工をします。手や間隔だけで覚えていることがあるため、うまくこつを伝えられないことがあります。とにかくいろいろ試作して、誰でも容易にできる方法を考えようと思います。今回作っているポシェット、作り方をいくつか変えて試作してみようと思います。

     側面を次々に編んでいく      ポシェットの出し入れ口を編む
 

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昭和40年に購入した松下製真空管ラジオGX-240の修理(4/4)

2024年02月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

  チューニング糸が正常に左右に動くことを確認すると、ラジオ放送がちゃんと受信できるか確認しました。すると、NHK第一放送と第二放送が入りました。その他、山口放送と大分放送が入りました。山口放送は山が邪魔をするのか音が小さく雑音も少々入りました。大分放送は良く入りました。我家と大分県の間には周防灘があります。海しかないため電波が良く届くのでしょう。ラジオ放送がちゃんと入ることを確認すると、筐体に真空管を含むシャーシ類を収めることにしました。

    シャーシなどをラジオの筐体に入れた後、ラジオ放送受信を確認


 その後、ディップメーターを使ってダイヤル指針を正常な位置に固定する作業をしました。その方法ですが、ディップメーターから出る電波を700KHz(800Hzのトーン付)にしました。次に700KHzを受信するようにチューニングつまみを回しました。その電波を受信すると、チューニング指針を700KHzを示す位置に移動しました。そして、チューニング指針がその位置から動かないようにドライバで固定しました。

 シャーシを底部に固定    スピーカーを固定    ディップメーター操作
  

 その後、トラッキング調整や中間周波トランスの調整をしようと思いました。しかし、専用調整ドライバなどの道具をどこかにやったか忘れてしまったため止めました。トラッキング調整しなくてもラジオ放送を受信するため、これでラジオの修理を終わることにしました。結果として、外れたチューニング糸を張り直すだけの修理となりました。これでしばらくは真空管ラジオでラジオを聞けそうです。

  チューニング指針の位置を固定     修理が終わり裏ブタをはめ込む
 

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アケビ蔓を軸にマオランの葉を巻き付けて籠の試作(2/x)

2024年02月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

  前回作りかけて失敗したアケビ蔓を軸にした籠作り。今度はアケビ蔓の数を増やしてみました。さらに、蔓の長さを増して蔓をしばらく水に浸けて柔らかくしてみました。そして、軸を組んで見ました。ただ先日採取したアケビ蔓のうち細い蔓は、枯れて折れやすくなっていました。そのため、太めの軸を使いました。
 四本の蔓を十字に組んで、その間に一本片側軸を追加しました。つまり中心から9本の蔓が広がるように配置しました。その軸にマオランの葉を回すように巻き付けようと思います。さて、うまく籠になるでしょうか。

        放射状にしたアケビ蔓にマオランの葉を巻き付ける


 マオランの葉は比較的容易に手に入ります。しかし、その加工方法がいまだに未熟です。葉を直接籠にしてみましたが硬くて失敗しました。剣山て細かく裂いて縄に加工しましたが、とても手間がかかります。縄に使うだけではわらやチガヤで十分なような気がします。マオランの葉を木槌で叩くととても柔らかくなります。その柔らかい葉を巻き付けたら籠になるかどうかと今回試しています。

  採種したアケビ蔓     9本のアケビ蔓      4本と4本を十字に
  

 叩いて柔らかくしたマオランの葉をそのまま編んで縄できないかとも考えています。そもそも、マオランは緊急用の縄として畑の隅に植えられましたので。これまでいろんな失敗を重ねているため、話のねたに良いかも知れません。他の仕事に飽きたら、マオランを籠にできないか試しています。

   蔓を組んだ根元を縛って固定     マオランの葉を木槌で柔らか
 

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わら細工でポシェット製作の治具を製作し確認(1/7)

2024年02月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日、わら細工民具ほぼろの製作講習会を開催しました。その時、ポシェットを作っていただいたのですが、私以外の方には難しいようでした。特に片袖編み台での編み方が難しいようでした。第1作のポシェットを片袖編み台で作りましたが、私にはそう難しすぎるほどではありませんでした。何十回も編み台を使っている私は、編み台での難しい編み方を自然に会得したようです。
 片袖編み台を使わなくても製作できる治具を作ってみました。製作中のポシェットをテーブルの上に固定できる治具です。今後その使い勝手を試そうと思います。場合によっては改良します。

           片袖編み台の代わりになる治具を製作中


 その治具を使うと、ポシェットの側面を円柱状に立てることができます。この治具がないとポシェットを固定できず編みにくいです。ポシェットの底の形になじむように、板をノコギリで楕円形に切り抜きました。さらに、なめらかな楕円になるようにグラインダーで加工しました。

  楕円の長辺を測定     楕円の短辺を測定    板を楕円形に加工中
  

 そして、楕円形に加工した板に鉄塊を二つ接着剤で付けました。その鉄塊はたまたま私が持っていたもので重りの代わりです。そうして完成した治具をポシェットの底に置くと、まあまあいい感じで安定しました。この治具を使って2個のポシェットを試作してみようと思います。
 ポシェット以外の買物籠なども、私は何個も作っているためそう難しくはありません。しかし、初めての方には難しいのかも知れません。そのため、いろいろな治具を考案して編み方や織り方などを少しでも容易にしようと思っています。

   精密ノコギリで板を切り出す     丸い鉄辺を楕円形の板に接着 

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今年度最後の小学校の放課後学習 成器塾 調理の時間

2024年02月24日 | 子供の育成関連

 前回の成器塾で、子供達は小麦を手回し製粉しました。その製粉した全粒粉を使ってホットケーキを作ってもらいました。私が作ったレシピが分かりやすかったのか、特にトラブルなく子供達は楽し気に調理していました。次のような手順で作ってもらいました。
 ①卵と砂糖を合わせ混ぜる ②牛乳を加えて混ぜる
 ③全粒粉を入れて混ぜる  ④ベーキングパウダーを入れて混ぜる
 ⑤最後にバニラエッセンスを一滴入れて混ぜる です。
 その後はホットプレート又はフライパンでホットケーキを焼きました。出来上がると、お皿に載せてみんなで仲良く食べました。子供達はみんな美味しいと喜んでいたため、企画・指導した私も嬉しくなりました。

      調理したホットケーキを前にした4年生、お茶を配る6年生


 ホットケーキを作る材料として、全粒粉,牛乳,そして卵などを使いました。ところが、これらの食材にアレルギーをある子供が一人いました。事前に小学校に確認して良かったです。その子には少し可哀そうでしたが我慢してもらいました。その代わり調理を楽しんでもらいました。

卵を割って砂糖と混ぜる   牛乳を加えて混ぜる    泡だて器で混ぜる
  

 私は調理が進行するのを見守ることに徹しましたが、戸惑っている子供がいると教えました。例えば電子計量器の便利な使い方やホットプレートでの焼き方などです。また、手が空いた子供にテーブル上にランチョンマットを敷いたり、お茶を沸かすようにアドバイスしました。

           楽しそうにホットケーキを焼く子供達


 焼き上がったホットケーキをお皿に載せると、シロップ&マーガリンを渡しました。全粒粉はやや糠の味が残るのですが、どの子供も美味しそうなので安心しました。なお、バニラの匂いが家庭科室から洩れるのか、調理外の成器塾の子供達が覗きにきました。とにかく今年度の放課後学習成器塾が無事終わって良かったです。 

    ホットプレートで焼く          フライパンで焼く
 

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アケビ蔓を軸にマオランの葉を巻き付けて籠の試作(1/x)

2024年02月23日 | 歴史探訪他ウォーキング

 先日採取したアケビや藤蔓などの蔓を使って、唐突に籠でも作ってみようかと思いました。数十年前にクズの蔓を使って籠を作ったことを思い出したからです。その時と同じ方法で作り始めました。ところが、蔓が太かったのか曲げにくくて困りました。太いせいか一部の蔓は折れるのです。そこで、葉が数枚残っているマオランを巻き付けてみることにしました。
 その昔、細縄を経糸にして、横糸にわらを編み込んでいた古老を思い出しました。良いか悪いか分かりませんが、まずはその方法で籠になるか試してみることにしました。

    太いアケビ蔓を軸に使い、マオランの葉を捩りながら巻き付け


 軸に使ったアケビ蔓は六本です。三本づつを十字にして途中に一本加えました。マオランの葉を巻きつけても同期しないように、立ち上がりの蔓を七本にするのです。マオランの葉は広く太いため幅が2cm位になるように裂きました。さらに葉の表面がツルツルするため木槌で叩いてほぐしました。そして、ほぐしたマオランの葉をねじりながらアケビ蔓に巻き付けていきました。

 アケビ蔓を十字に交差    マオランの葉を裂く   マオランの葉をほぐす
  

 以前、山間部を歩きながら民俗調査をしたことがあります。その時、半ば放置されていたんだ広い筵を見たことがあります。小さめのブルーシートの広さの筵です。編み方は矢羽根編みだったと思います。今回はぐるぐる回して編むので、矢羽根にはできません。
 マオランを巻き付けていると、だんだん蔓の間隔が広くなるので蔓を追加した方が良さそうです。六本ではなく八本の蔓を十字にすれば良かったなと思いながら編んでいます。駄目ならば再度やり直そうと思います。

   編み始め、アケビ蔓が硬い     アケビ蔓の軸にマオランを巻き付け
 

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小学生を國木田独歩に関わる史跡を案内

2024年02月22日 | 子供の育成関連

 3年前の國木田独歩生誕150周年記念事業として郷土館で展示会を開催しました。また、独歩に関わりがある田布施町の史跡を案内したことがあります。以来、独歩と関わりがあった麻郷小学校の子供達に講話をしたり史跡を案内しています。
 今年度も、午前中に國木田独歩に関わる講話をしました。独歩の小説には麻郷や麻里府の地名がよく出てきます。その小説を紹介したりしました。そして午後、独歩が仮寓していた吉見家跡や関わりがある史跡を巡ってお話をしました。

       國木田独歩が仮寓していた吉見家跡地とその石碑を案内


 今回はやや天候が悪かったため、史跡巡りは早めに済ませました。最初、子供達を私の畑に誘導しました。そして、遠くに見える小さな山を指差しました。高塔山です。國木田独歩の小説「帰去来」に出て来る山の名前です。
 柳井から田布施に向かう主人公は、田布路木峠に着いた時に高塔山を見つけます。この山の麓に仮寓する吉見家があるのです。ちなみに、麻郷にある高塔地区の由来はこの高塔山から来ています。昭和30年の町村合併時に新しくできた地区名です。

   指さした先に見える高塔山      独歩が仮寓した吉見家跡に向かう
 

 続いて独歩が仮寓した吉見家跡に行きました。そして、最後に麻郷神社に向かいました。麻郷神社は独歩が数度訪れた神社です。この丘から見た景色を絶賛しています。丘から見える緑の田んぼ、その向かうにある白い塩田、その向こうに青い海、さらにその向こうに緑の大星山、最後その向こうに広がる青い大空です。
 この麻郷神社は当時、惣田山招魂社と呼ばれており戊辰戦争で亡くなった方々が慰霊されています。仙台や上越などで亡くなった方々です。映画や幕末劇などで出て来る著名な方も慰霊されています。この麻郷神社で毎年4月1日に慰霊祭が行われています。今回案内した子供達の中に、この慰霊祭で舞った巫女さんが一人いました。
 麻郷神社の史跡解説が終わると、子供達は小学校に帰っていきました。私は途中で彼らを見送りました。

      丘の上にある麻郷神社境内で、独歩のお話をした子供達

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昭和40年に購入した松下製真空管ラジオGX-240の修理(3/4)

2024年02月21日 | 古ラジオ修理工房

 外れていたチューニング糸を元通りに取り付けので、次に筐体,シャーシ,,そして真空管などを掃除しました。まずは、先日トラクターや耕運機のタイヤに空気を入れたエアーコンプレッサーを利用して、積年溜まったゴミをエアーで吹き飛ばしました。
 その後、エアーでは取れない汚れを濡れティッシュや雑巾を使って拭き取りました。真空管も規格番号が分かるようにガラス表面の汚れを拭きとりました。その結果、電源を入れるとほんわりとカソードが赤熱するのが分かるようになりました。

      エアーコンプレッサーのエアーで積年のゴミを吹き飛ばす   


 私が中学生の頃まで真空管が全盛期でした。産業的にはトランジスタがすでに普及し始めていましたが、私のような素人にはまだまだトランジスタは高根の花でした。私が初めて手に入れた半導体はセレン整流器でした。トランスにその整流器を繋いで直流の電源を作っていました。
 そもそもトランス自体が新品はとても高価でした。そこで、毎日のようにゴミ捨て場に通いました。運が良いと、捨ててある壊れた真空管ラジオを発見します。思わず歓声を上げていました。タダでトランスや真空管が手に入るのです。こうして部品を手に入れていました。ゴミ捨て場は宝の山だったのです。

   拭きとり前の汚れた真空管       拭き取り後の真空管12VA6
 

 トランジスタを初めて購入したのは中学二年生の頃でした。通信販売で二個(2SB111)購入しました。そして、そのトランジスタで夏休みの課題として金属探知機を製作しました。しかし、どうしても動作しないのです。後で誤りに気が付きました。購入したトランジスタは低周波用だったのです。金属探知機として動作させるためには、455KHzの高周波で発信してビート音を出さなければなりません。つまり高周波用トランジスタを使わなければならなかったのです。当時、高周波や低周波などの知識が足りませんでした。

    真空管のガラス部を掃除      ほんのりと赤熱するカソード
 

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わら細工 冬のほぼろ製作講習会

2024年02月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 2年ほど前までは不定期にわら細工講習会を開催していました。当初は数人で集まって開催していました。今は春,夏,秋,冬と定期的に開催しています。今回は冬で屋外は寒いため麻郷公民館内で開催しました。広報などで告知していなかったため参加者は多くなく6人でわら細工をしました。ほぼろを3人、そしてポシェットを3人が制作しました。私はもっぱら教えたりアドバイスする役でした。そのため、ポシェットの底しか作ることができませんでした。

       わら細工講習会でほぼろやポシェットを製作する方々


 前回の講習会ではポシェットの人気が高かったのですが、作り方がやや難しかったように思います。今回は私を含めて三人が作りました。難しい原因の一つは側面を片袖の編み台で編むことにあります。参加者の一人のsさんが、編み台ではなく底を押さえてわらを上に向けてから編んでいました。それを見て、編み台を使わないで容易な側面を編む治具を作ろうと思います。
 半年前に私が気晴らしに創作したそのポシェットが気を引くのか、子供を含めていろんな方が作っています。今後はさらに数多くのわら細工民具を考案しようと思います。そして、それを皆さんに楽しみながら作ってもらおうと思っています。

 開催した麻郷公民館    ほぼろを作る方々    ポシェットの底を製作
  

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友達家族と宮島に行き弥山に登る(紅葉谷~大聖院)

2024年02月19日 | 歴史探訪他ウォーキング

 一年ぶりに宮島の弥山に行ってきました。行ったのは私とmさん家族です。今から10年位前に定年になり田布施に帰りました。その時、可愛い小学生だった子供達は立派な中高生になっていました。一緒に史跡巡りウォーキングした事もありました。さすがに子供の時のような無邪気な会話はできませんでしたが、立派になった彼らに安心しました。

           弥山の頂上から見下ろした因島方面


 登ったのは紅葉谷コースで降りたのは大聖院コースです。共に何度も歩いたコースです。快晴でしたが冬だったせいか空いていました。さらに、ロープウェイがメンテナンス中のため止まっていたため登山コースは空き空きでした。談笑しながら登った紅葉谷コース、あっと言う間に尾根道に着きました。汗もかかず楽々の登りでした。

五重の塔下を紅葉谷へ    尾根道に到着し休憩     平重盛寄進の鐘
  

 尾根道に着いて軽く休憩しました。その時、ロープウェイが動いていないことを知らないグループが降りてきました。宮島口には動かないことの張り紙がたくさん貼ってありました。その張り紙に気が付かない人が少なからずいたようです。弥山頂上で昼食休憩を取りました。快晴で遠くがよく見えました。
 降りたのは大聖院コースですが、ロープウェイが動いていない事を知らないらしいグルーブが登ってきていました。大聖院は何度も降りたコースなので楽々でした。会話が弾んで、気が付いたら下に降りていました。一緒にアイスクリームを食べてから連絡船や電車に乗って帰りました。心地良い疲れをお土産として持って帰りました。

    煙を浴びお湯をいただく         絶景の弥山展望台
 

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今年度最後の田布施町小年少女発明クラブの活動

2024年02月18日 | 子供の育成関連



 一年が経つのは早い物です。今年度最後の少年少女発明クラブの活動がありました。1,2月の活動は田布施農工高校の工業科の教室です。前回までに作った電子福笑い器に顔を付けたら完成です。面白い顔の表情を、眉,目,鼻,そして口ごとに別々に動かすことで表現します。そして、自分の一番面白い顔を二つだけメモリすることができます。つまり顔の表情を記憶することができるのです。一種のプログラミングでしょうか。

         眉,目,鼻,そして口を付けて電子福笑い器が完成


 紙で作った顔の上に、思い思いに作った眉,目,鼻,そして口を付けます。口は本来一つなのですが、左右二つに分けて面白い口になるように動かします。全員が完成し、顔の表情をプログラミングをしてメモリし、最後にお互いに見せ合って楽しみました。
 ところで3月上旬に閉講式があります。6年生は4月から中学生になります。そして、4月上旬には来年度の少年少女発明クラブが始まります。何人の子供達が希望するでしようか。

 電子福笑いの顔を製作   眉,目,鼻,口を作る  みんなで福笑いを楽しむ
  

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くるみ,楮,シダなどを煮るための窯を試作(5/5)

2024年02月17日 | 歴史探訪他ウォーキング

 ようやく完成した窯に初めて火を入れて、クルミ,楮,そしてシダなどをブリキ缶に入れて煮てみました。最初練炭を四個使って湯を沸かしましたが、なかなか水温が上昇しません。一時間ほど待ちましたがわずかしか水温が上がりません。これでは半日以上待たなければなりません。
 そこで、練炭を全て取り出して薪を使って燃やしました。すると、ぐんぐん水温が上昇してすぐに80℃以上になりました。練炭の取り出しや消火など、iさんに手伝っていただき助かりました。一時間程度80℃以上をキープした後、煮えたクルミやシダなどを取り出しました。早期に薪に変えて良かったです。

      湯気が沸き上がる中、煮えたクルミやシダなどを取り出す


 練炭の良いところは煙が出ないため、人家が多い場所では迷惑になりません。しかし、火力が弱いためたくさんの練炭を使う必要があります。1個400円位なので費用もばかになりません。炭を使っても同様だと思います。
 我家には薪が無尽蔵にあります。また、隣の家とも離れています。そのため、我家で窯を使う場合は火力が強い薪が最適であることが分かりました。薪ストーブがまだ来ないため、不要となった練炭をクラフト小屋の暖房に使おうと思います。

  練炭の火をおこす    取り出した練炭を消火    薪を入れて燃やす
  

 今回はブリキ缶を使いましたが、思っていた以上の成果がありました。取っ手が付いているため、二人いればお湯を入れたままで短距離ならが移動できます。また耐熱性の塗料を塗布していたためか、底の損傷はありませんでした。煤で黒くなっただけです。
 シダ以外に煮たくるみや楮、熱湯から取り出すと皮をクルリと面白いように剥がすことができました。これで、一年中くるみや楮の皮を入手することができます。

   沸かしている途中、蓋を外して     面白いように皮を剥がせる
 

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郷土館 「昔の生活」の勉強に小学生来館

2024年02月16日 | 子供の育成関連

 コロナ惨禍のため数年間、小学生が郷土館に来て昔の生活を勉強したり体験することができませんでした。やむなく小学校に出張して講義していました。話ばかりでは伝わらないため、昔使われていた道具も持って行きました。例えば、蓄音機、黒電話、ほぼろ、ひのしなどです。しかし、石臼,唐箕,発動機,馬具などは大きく重いためで持っていくことができませんでした。数年ぶりに郷土館に来館のため、それらの大きく重い昔の道具を勉強したり体験してもらいました。

       唐箕のハンドルを回すと風が出て、ゴミを吹き飛ばす体験


 郷土館にある昔の道具のうち一番多いのは農具です。例えば今はトラクターで田んぼや畑を耕していますが、私が子供の頃の昭和30年代はまだ牛が使われていました。牛を使った農機具がたくさん展示されています。その牛具から解説を始めました。そして、石臼,唐箕,蓄音機,だいがらなどを体験してもらいました。
 私が子供の頃は牛がまだ多く使われていましたが、耕運機が現われ始めました。私の亡き父親は早期に農業の機械化を取り入れたため、全国から機械化を学びに学生が来ていました。そのため学生が泊まる寮がありました。遠い所では群馬県から機械化農業を学びに来た学生がいました。子供だった私は、そのお兄さんたちに可愛がってもらいました。

            石臼を回して小麦を製粉する体験


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長ネギ等の草取り

2024年02月15日 | 草刈り,整地

 2月になってから暖かい日が増えてきました。また、朝夕が明るくなったように思います。そして、畑や花壇の雑草が見ないうちに大きく育っていました。
 このまま放置すると、さらに育って野菜や花の成長が阻害されます。例えば長ネギ畑は黒マルチで育てていますが、雑草が茂ってマルチが見えません。そのため長ネギ畑の草取りをしました。

       日向ぼっこしながら、腰を下ろして長ネギ畑の草取り


 毎朝、私は野菜を炒めて食べています。小松菜,白菜,長ネギが多いです。中でも長ネギが一番好きです。細く切った長ネギとシイタケにお肉を混ぜて、塩胡椒を入れて炒めます。前の夕方に畑に出ては、朝どの野菜を食べようか考えながら収穫しています。晴耕雨読的な生活です。

長ネギの周りに生える雑草  日向ぼっこしつつ除草   朝食べる長ネギを収穫
  

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