普通の渋柿は10月に収穫して干柿にします。今回食べ頃になった干柿は12月に収穫して皮を剥いて干柿にしました。12月に干すためお酒をかけたりするような消毒が必要ありません。干してから一ヶ月半美味しそうな干柿に仕上がりました。
晩生渋柿の皮を剥いて干し、ようやく食べ頃になった干柿
元々は大きく丸い渋柿でしたが、干すにつれて萎れました。そして、細長くなって食べ頃になりました。食べてみると甘くとても美味しいのです。この干し柿は我家のヒットです。
柔らかく干し上がった干柿 食べてみると絶品の味
毎年の事ですが、夏に伸びた樹木や庭木などを冬に剪定します。今回は家の玄関前から正面に続く左右の庭木を荒く剪定しました。庭師ではないので丁寧な剪定はできません。草刈機を使って庭木の上下左右を刈り取るのです。
サツキが茂る庭木のはずですが、蔓が巻き付いていたりイバラが這っています。剪定中、イバラが軍手や服に刺さって痛い事。剪定して切った枝はそのまま放置して乾燥させます。
伸びすぎた左右の庭木を草刈機で荒く剪定
庭師にお願いするかシルバーにお願いしても良いのですが費用が掛かります。年金生活者ですのでおいそれと頼めません。できるだけ自分で剪定や残渣処理をしています。切った枝をチップにすると良いのですが、チッパーを持っていません。穴を掘って埋めるか燃やすしかなさそうです。
草刈機で庭木を強剪定 剪定後、葉が無く枝だけの庭木
一昨日収穫した最後の渋柿を干柿にしました。先月干柿にした渋柿は西条系の品種でした。今回のは西条系の品種ではなく大核無柿の品種です。晩生の柿なので12月収穫です。実は大きく丸く種が無い特長があります。
とにかく実が大きく丸いので、手で持つと滑り落ちそうです。右手で包丁を持ち左手で渋柿を持ちました。皮を剥いでいると柿が滑りやすく誤って包丁で左手を切りそうになりました。注意しながら何とか皮を剥きました。
最後に収穫した渋柿の皮を剥く
皮を剥いた渋柿、すぐに紐に吊るしました。傍には11月に吊るした渋柿がぶら下がっており、まさに今食べている最中の干柿です。干柿はだんだん縮んで小さくなります。食べている最中の干柿と、今回追加で吊るした柿は大きさが全然違います。食べられるようなるのは正月以降だと思います。
皮を剥いた渋柿 吊るす最中の渋柿 左は食べている最中の干柿
元々あった渋柿は10月に実がみのるため、干柿にする時に腐らないように細心の注意をしなければなりません。しかし、温暖化のためでしょうか、アルコール度の高いお酒を使わないと確実に腐るようになりました。
そのため、4年前に11月中旬以降に実る品種の苗木を植樹しました。ようやく収穫できるように育ちました。なんと12月になって実りました。しかも、大粒で丸い渋柿です。
ほとんどの葉が落葉して実だけがぶら下がる渋柿を収穫
渋いためか鳥や獣の被害には合っていませんでした。1個だけ鳥が突いた跡がある実がありました。太い枝にぶら下がっていたため、剪定バサミで切ろうとしても容易に切れません。枝に傷をつけて折るようにして収穫しました。収穫した実は後日皮を剥いて干そうと思います。大きい実だけに美味しい干柿になるか少し心配です。
落葉した渋柿の枝 とても大きな渋柿 収穫しては籠に入れる
最近の温暖化なのか紅葉が遅れています。この12月に入って我家のモミジがようやく真っ赤や黄色に紅葉し始めました。我家のモミジは西向きですので、西日に当たると輝いてみえます。
道を見ると落葉が少しずつ堆積しています。この紅葉の様子では数日後に落葉した葉で道が覆いつくされそうです。モミジではないのですが、まだ枝に残っている渋柿があります。まだ青味が残っているため収穫は一週間後頃になりそうです。
我家のモミジ、西向きのため西日に当たって紅葉が映える
紅葉をよく見ると、真っ赤な葉があると思えば、黄色の葉があります。同じモミジなのに赤くなったり黄色になったりする原因は何でしょうか。面白い事にまだ緑のモミジもあるのです。今後、後を追うように紅葉するのでしょうか。
赤く紅葉したモミジ 黄色のモミジ まだ緑のモミジ
夜になると寒さがしみる季節になりました。渋柿の樹の上方にはまだ収穫していない渋柿が残っています。脚立を樹の下に置いて手を伸ばしながら収穫しました。去年は一回で収穫が終わりましたが、今年は四回に分けて渋柿を収穫しています。
柿は隔年で収穫量が変わります。実際に去年は甘柿が大量に収穫しましたが、今年は一個も収穫できませんでした。今後は渋柿と甘柿を年毎に交互に収穫することになるのでしょうか。
脚立を樹の下に設置して渋柿を収穫
今回収穫した渋柿は小さめですが、まだ収穫していない隣の渋柿は少し大きいです。しかも、西条系ではないので丸い形です。ようやく赤みがでてきたので数日後には収穫できると思います。収穫時期が違う渋柿を植えたので、収穫日が分散されて良かったです。あと一回で渋柿の収穫は終わりとなります。
程よく色づいた渋柿 今日も渋柿の皮剥ぎ 次々にぶら下げる
樹の上の方を除いた残りの渋柿(西条)をもぎました。その渋柿の皮を次々に剥いでいます。全部で何個あるのか数えるのがわずわらしいほどたくさんあります。
渋柿の皮を剥いでいて面白いことに気が付きました。なぜだか分からないのですが、包丁の色が変わってきたことです。皮を剥ぐ刃先がだんだん青く変色してきたのです。渋柿の成分であるタンニンが関係あるのでしょう。水洗いしても色が落ちません。砥石で研いでやっと色が落ちるのです。
手が滑らないように気を付けながら皮を次々に剥ぐ
去年は婆様が半数の渋柿の皮を剥いでくれたので助かりました。しかし、今年は婆様は入院しています。そのため私が全ての渋柿の皮を剥がなければなりません。
今の季節は午後4時以降は暗くなってきます。仕事から帰ってから皮剥きするとすぐに暗くなります。暗いと手元が狂いやすくなるため、包丁を持つ手が危険です。5時半頃を過ぎるとやむなく皮剥き作業を止めます。
皮剥ぎを待つたくさんの渋柿 午後5時を過ぎるとだんだん暗くなる
収穫した渋柿を次々に干柿にする作業をしています。作業と言っても、渋柿を次々に包丁で皮を剥ぎます。すべての渋柿の皮を剥ぎ終わると、紐で吊るして寒風に当てるのです。12月には美味しい干柿になると思います。
ところで、渋柿の皮を剥ぐのは一年ぶりのことです。右手の指を少し切ってしまいました。皮を剥ぐ直前に包丁を丁寧に研いだので切れやすくなっていたのでしょう。絆創膏を貼って作業を続けました。
収穫した渋柿、次々に包丁で皮を剥ぐ
一昨年までは渋柿の皮をピラーで剥いでいました。ところが、ピラーをあまり使ったことがないため指先を誤って剥いでしまうのです。昭和の人間である私はやはり包丁の方が使いやすいです。
次々に取り出す渋柿 剥いだ皮を落とす 皮を剥いだ渋柿
4年前に植えた渋柿の苗、去年数個収穫しましたが今年は鈴なりでした。実の重さで折れた枝がありました。籠一杯分収穫しましたが、もう一杯分収穫できそうです。今回収穫した渋柿は西条系の品種です。隣に西条系とは違う丸い品種の渋柿も植えています。この渋柿は10個ほど収穫できそうです。
鈴なりの渋柿を切り取っては籠に入れる
渋柿の苗を育てるようになったきっかけは、5年位前に久留米市に渋柿をもぎに行っていたことと関係があります。久留米市まで結構な距離がある上に、運転をしてもらっている友達に申し訳なく思うようになりました。
そのため、渋柿をもらいに行くのではなく我家で育てることに転換しました。育てるのに4年かかりました。来年からは自分の家で食べる以上の渋柿が収穫できそうです。そして友達を呼べるのではないかと思います。
渋柿をどんどん収穫 高い位置の渋柿 収穫した渋柿
久し振りに我家のイチジクを収穫することができました。このイチジクはドーフィンと呼ばれる品種で春と秋の二度収穫できます。しかし、今年は春に収穫できませんでした。とても美味しいのですが、我家周辺に住んでいるタヌキなどが食害します。明日収穫しようと思って次の日に行くと、すでに食べられていたりすることはしょっちゅうです。この秋、たくさん実がなっていたのに一つしか収穫できませんでした。がっかり!
一個だけ収穫できた我家のイチジク
イチジクの周りを探索すると、獣に食べられた跡がありました。獣に食べられないためにイチジク周辺に網を張る必要があります。しかし、その網に雑草が巻き付いたりして草刈り時に往生します。そのため私は網を張りません。そのため、実の半分以上を獣に差し上げてその残りを私が頂いているのが現状です。収穫した一個は果物が大好きな婆様の口に入りました。
獣に食べられたイチジクの跡 イチジクの実を探し回るも
我家の裏山に生える栗の実がだいぶ大きくなっていました。早生栗なので早いのですが、このイガ栗を見るともう秋の気配です。虫の声もこの一週間ほどで変わったように思います。
夜などカブトムシの雄や雌がたくさん飛び込むようになりました。カップルになって卵を産むのでしょう。卵から孵った幼虫は晩秋までに落葉をたくさん食べて冬越しします。来年大きな成虫になるためには今の時期が大切です。
来月の今頃には収穫できる我家の早生栗
栗以外の木の実も成長していました。渋柿はまだ緑色ですが大きくなっています。干柿にするのが楽しみです。なお、甘柿はみんな実が落ちていました。去年たくさん収穫したため、今年は実がならない年なのです。
イチジクの実も大きくなっています。8月内に美味しい実を食べることができそうです。ちなみに、果物屋さんではもうイチジクが売られています。
大きく育った渋柿、11月に干柿に 来月には食べられそうなイチジク
春に袋掛けした桃を初収穫しました。今年は熟さずに腐った桃が少なくありませんでした。熟した割合は1/5個でしょうか。腐ると、袋の中で実が落花するため袋が枝からだらりと垂れ下がります。そして、空に透かした実が暗い色をしています。熟しているとピンク色に見えるのですが。
あと数個だけ樹の上に実がありますが、良くて一個位しか収穫できないのではないかと思います。実は一週間位前に半分腐った実を収穫しました。腐った箇所を切り捨てて熟した方を食べました。
良い匂いがする袋を外すと、ピンク色の美味しそうな桃
今回収穫したのは古木の桃です。根元のあちこちが枯れています。中に虫が巣食っているのかキツツキが明けた穴がたくさんあります。数年後にこの桃は枯れると思います。そのため、代わりの桃の樹を別の畑で育てています。去年桃の苗木を植えました。まだ背が低くいため、あと数年は花が咲かないと思います。
今回収穫した桃 手で袋ごと収穫 枝に残る袋掛けした桃
毎年の事てすが、桃の袋掛けをしました。樹勢が落ちているため、幹のあちこちが傷んでいます。幹の中に虫がいるようでキツツキが突いた穴があちこち開いています。近いうちに桃の樹は倒れるような気がしています。代わりに桃の苗を植えましたが、まだ実が成るほどには大きくなっていません。
樹勢が落ちたとは言え花が咲いて小さな実がなっていました。その実に桃用の袋を掛けておきました。6月の初めには美味しい桃を食べることができると思います。
梯子に登って、高い位置に実った桃の実に袋を掛ける
私が子供の頃、我家は桃農家でした。袋掛けする時には親戚中の人が袋掛けの応援に来ていました。早朝は桃に掛ける袋を作る事から始めました。袋が出来上がると、桃が植えてある山に登って桃に袋を全員で掛けていました。
お昼になると全員が一ヵ所に輪になって重箱をつつきながら楽しい昼食タイムでした。その後1時間程度桃の樹の下でお昼寝です。その後、むっくり起き上がって袋掛けを夕方までしていました。懐かしい昭和の思い出です。
摘果して枝に実を一つ 桃用の袋を掛ける 全ての実に袋掛け
梅がだいぶ散りました。次の花が次々に咲いています。今満開なのはボケの花ですが、すでに散り始めています。その他では、桃,スモモ,ハナズオウ,そして桜がもう少ししたら咲き始めます。
今日は雨が降っていて寒い事、クラフト小屋内で練炭に火を付けました。練炭の火で暖まりながらわら細工をしました。もう少し暖かくなって欲しいものです。
満開のボケですが、散り始めた花弁もちらほら
レンギョウが雨の中で咲いています。桜は、雨続きで寒いためかつぼみのままです。いつもは桜の後に咲く桃の方が今にも咲きそうです。土手などを見るといろんな野草がすでに花を咲かせています。ホトケノザが一番多く咲いているようみ見えます。遠くからみるとピン色に見えます。季節がどんどん変わっているのが分かる毎日です。
今にも咲きそうな桃 ハナズオウのつぼみ 雨粒にまみれたレンギョウ
毎年の事ですが、我家の蝋梅は、お正月頃から咲き始め今は満開です。一年で一番最初に咲く花です。すべての枝は黄色の花で覆われています。遠くから見ると、樹全体が黄色なので良く目立ちます。
この花が散り始めると、以前ならが福寿草が咲き始めます。しかし、何年か前に絶えてしまいました。福寿草は田布施では育たないようです。寒い土地が育つのに適地なのでしょう。
樹全体が黄色の花弁で覆いつくされる
我家にはもう福寿草がないので、蝋梅の次にはスノードロップやクロッカスが咲き始めます。クロッカスの花が散ると春の花が次々に咲き始めます。チューリップ、アネモネ、ラナンキュラス、水仙などです。また、樹では桃、桜、アンズ、藤が咲き始めます。早く暖かい春になって欲しいものです。
綺麗な蝋梅の花弁 蝋梅の樹全体が黄色に染まる