雑草を刈り取ると同時に、サツマイモのツルに十分に日光が当たるように整姿しました。伸ばしたツルは今は倒れていますが、すぐに上を向いて葉が立ち上がります。
草取りしたあとの整姿したサツマイモのツル
今、田んぼの稲は穂ばらみ期です。次々に穂が出てきては花が咲いています。花が咲いた後の2週間位は乳汁期に入ります。この乳汁期になると、籾のなかに白い汁状のお米の元ができてきます。するとこの乳汁を吸って食べるためにスズメが大群で押しかけてきます。乳汁を吸われるとその籾はお米になりません。
このスズメの被害を防ぐために田んぼ全体に防鳥網をかぶせます。この網を被せないと、スズメに食害されてお米の収穫は見込めません。毎年のことではありますが、この防鳥網を被せる作業は炎天下の大変な作業です。
防鳥網で覆われた田んぼ
これから秋野菜の種まきをしたり、晩秋に麦の種まきをしたりします。このため、何の作物をどこに種まきするかなどの計画を立てるため畑の測量をしました。笹などの進入を防ぐためにも、また畑を維持管理しやすいようにするためです。土木建築のような精密さは必要ないので巻尺を使って測量しました。
50m長の巻尺を使用して畑の測量
測量方法ですが、畑は複雑な形状をしているため複数の三角形の集合体として測量しました。三角形の3辺の長さが分かれば面積が分かる原理を応用して測りました。その結果、畑の面積は369.3平方メートルで約3.7aでした。正方形にすると19m x 19m相当であることが分かりました。
炎天下の測量で玉のように汗が出ました。かつて同じ測量方法でこの畑の奥にある田んぼをすべて測量したことがありました。その時は田んぼの全ての角に赤いピンを打ち込んでから測量をしました。
畑のあちこちに支柱を立てて巻尺で測量
朝、耕耘機のVベルトを買いに農機具店に行きました。Vベルトの規格が分からなかったのでひび割れたVベルトの実物を持っていきました。しかしながら、その農機具店には主人がいなくて奥さんがいました。ひび割れたVベルトを見せると、あちこち新品Vベルトを探し出して売ってくれました。
Vベルトを交換するため耕耘機のカバーを外す
ルンルン気分で畑に行って耕耘機に新品のVベルトを取り付けたところ、全く合いません。ガックリ!もう一度その農機具店に行くと今度は主人が出てきました。Vベルトを見せると、見ただけで違うことが分かったようです。すぐに規格に合うVベルトを探してくれました。今度は耕耘機にぴったり合いました。
Vベルト用プーリーを取り付け プーリーをナット回しで固定
無事耕耘機のVベルトを交換しました。この耕耘機は購入してから7,8年位経っていると思うので交換の時期だったと思います。去年にも自分の耕耘機のベルトが裂けて同じように交換したことがあります。
新品のVベルトを装着した耕耘機、カバーを取り付けて修理完了
試しにエンジンをかけて動かしたところ、主クラッチをつなげることができて快調に畑を耕耘することができました。炎天下の耕耘機修理と耕耘だったので、汗だくでした。一通り畑を耕耘すると、家に帰って汗で濡れた衣服を着替えて寝ました。やれやれ真夏の農作業は疲れます。
快調に動く耕耘機、クラッチもちゃんと作動
田んぼに行ってみると稲の開花が始まっていました。花といっても花びらはなく、雄しべが籾の外にだらんと出ているだけです。ちょっと物足りないですが、この花が咲かないと良いお米になりません。
稲の花、籾の外にだらんと出た雄しべ
だいぶ育った稲。スズメの襲来に備えて網が張ってあります。例年スズメに大事なお米を食べられています。スズメも食べ物がなくて困っているとは思いますが、せっかく作ったお米ですので被害が少ないとよいのですが。
田んぼ全体に張ってある防鳥網
午後遅くからの仕事だったので、11時頃に畑に行きました。そして、麦畑など秋に種を蒔く予定の畑を耕運しました。しかし、ここは石がごろごろしている畑なので、またもらった耕耘機にまだ慣れていないので、なかなかきれいに耕運できませんでした。何度が耕運すれば種を蒔けるようになると思います。
なお、耕運するにあたって道路沿いにあったエシャロットを別の場所に移しておきました。わけぎと同様に初秋に植えようと思います。
炎天下、石がごろごろしている麦畑を耕運
真昼間の炎天下なので暑くて暑くて!2時間程度で作業をやめて退散しました。
草刈りした直後の草は水分を含んでおり重くて集めることが困難です。今日は、先日草刈りした後に放置して干草となった雑草を熊手で集めました。そして、一輪車に乗せて堆肥場まで運びました。
刈った干草をかき集めていると、夏の暑さで汗が玉のように吹き出てきます。乾いた雑草をすべて運びましたが、よく見ると干草の下にはまだ草が少し生えていました。明日、時間を見て刈り残した雑草を刈ろうと思います。
炎天下、干草を熊手で集めて一輪車に集積
思い出すと、私が小学生の頃に牛に与える牧草を大鎌でよく刈りました。刈った牧草はそのまま天日で干しました。そして、夕方になって乾いたその牧草を取りに牧草地に行きました。乾いた牧草を牛に与えると、牛は声も立てず一心不乱にその干草を食べていたことを思い出します。
30頭ほどに食べさせる牧草を刈るのはとても重労働でした。干草を運搬するのはもっぱら猫車です。ようやく耕運機にリヤカーを取り付けて荷物を運び始めた頃でした。それはまた草刈機などの農機具がまだない時代でした。
刈った牧草は牛に食べられ、牛の体内を通過して糞となりました。その糞は牧草地に運ばれて、再び牧草になりました。
集めた草を堆肥場に積み上げ
午後から深夜勤務でしたので、空いた午前中に畑を耕運しました。8月後半には秋野菜の種を蒔き始めるため、その畑をそろそろ作らなければなりません。炎天下の中を、先日いただいた新しい耕耘機に慣れるためにも耕運してみました。
この耕運機はこれまで私が使っていた耕耘機よりもエンジン出力(341cc 最大7.9ps)が大きいため、どの程度使いこなせるか少し心配でした。しかしながら使ってみると以外に使いやすい耕耘機でした。これまで使ってきた耕耘機はすべて車軸耕運でしたが、この耕運機はロータリー式耕運のためだと思います。
先日(27日)いただいた耕運機を使って畑を耕運
最初人が通ったり耕耘機が通る畑の中心の道を除草しました。浅くロータリー耕運しながら除草しました。車軸耕運では削る地面の深さを調整することがとても難しいのですが、この耕運機では耕運の深さを指定するレバーがあるので浅耕や深耕が簡単に指定できます。普通の管理機と呼ばれる小型の耕運機で除草する時は、除草用のロータリーを取り付けますが、この耕運機は耕運用のロータリーで十分除草できます。特にこの耕運機のロータリーはクロスカットロータリーといって、車軸中心部も耕運してくれる優れた機能があります。
試しに表面を浅く除草してみた畑