夏は1年のうち最も多く草刈機を使います。そのためか、故障する頻度も夏が多いような気がします。今回の故障は、草刈機の始動直前にガソリンを送り込むプライマリポンプの劣化です。そのポンプを指で押すと霧状になったガソリンが外に出るのです。最近この故障が一番多いような気がします。
DIYのお店にいって新しいプライマリポンプを購入しました。ついでにエアフィルターも買いました。家に帰ると、プライマリポンプを交換するためキャブレターを分解しました。
草刈機のキャブレターを分解してプライマリポンプを交換
プライマリポンプは、これまで何度も交換したため手慣れています。ただ、真夏ですのでクーラーがない駐車場での交換です。座ったり立ったりしていると汗が出てきます。そのうち蚊が刺すようになったため、蚊取り線香を焚きました。猛暑に蚊に、夏の修理は大変です。
霧状に出るガソリン キャブレターを分解 プライマリポンプを外す
新しいプライマリポンプに交換すると、キャブレターを元通りに組み立てました。そして、ガソリンを入れて始動ロープを数回引くとエンジンがかかりました。
私は、常に2台の草刈機を動かせる状態にしています。一台が故障してもすぐにもう一台に代えることができるためにです。耕運機も二台に持っています。東京に住んでいた時に中古で購入した耕運機と、父親から受け継いだ一台です。共にメンテナンスしながら10年以上使っています。
※農業機械の故障修理をお店に頼むと結構なお金がかかります。そのため、なるべく自分で修理しています。
左が新品のプライマリポンプ ついでにエアフィルターも交換
久し振りに耕運機を動かそうとしたらエンジンがかかりません。雨に濡れないようにカバーをしていたのですが、雨が降る野外に置いていたのが悪かったようです。故障した時の対処の手順にのっとり、最初プラグを抜いてみました。すると、先端が濡れていました。これではエンジンは掛かりません。そこで、そのプラグを熱して乾燥しました。しかし、それでもエンジンがかからないのです。やれやれ。
最初に耕運機のプラグを取り外して検査
次にキャブレターを点検しました。まずは、フロートにガソリンが入っているか確認しました。すると、ちゃんとガソリンが出てきました。ところが、ガソリンが玉になって次々に出てくるのです。それで気が付きました。ガソリンに水が混じっていたのです。プラグ先端が濡れていたのは、ガソリンではなく水に濡れていたのです。
野外に置いていた耕運機 プラグを取り外す 濡れたプラグ先端
梅雨時期の夜昼の寒暖の差でガソリンタンク内に結露した水が混じったのです。残り少ないガソリンを全て抜きました。そして、ガソリンに混じった水も全て抜きました。そして、新しいガソリンを入れました。
始動ロープを引くと、最初はエンジンがかからずポツポツとした音が出るだけでした。しばらく始動ロープを引き続けていると、やっとエンジンが快適に動くようになりました。やはり、耕運機を野外に置くのは良くないですね。また、結露対策としてガソリンは満タンにしておくべきでした。
取り外したプラグの先端を焼く フロートからガソリンと水を抜く
私が子供の頃から、海岸にアシのようで笹のような背が高い植物が生えている事を知っていました。あまりにありふれている植物なので気にもかけていませんでした。最近それが「暖竹」と呼ばれている植物であることを知りました。またそれを使って籠などに加工できることを知りました。茎も中空であることが笹とよく似ています。
籠ができるかどうかはさて置いて、この段竹を加工できる治具を試作してみました。笹は八王子に住んでいる時にアズマネザサと呼ばれる笹を加工したことがあります。その時に使った笹割り器を久しぶりに利用してみました。
暖竹から割り出した皮の曲がり具合を確認中
元々は鉈か鎌で割ります。しかし、竹や笹を綺麗に割るにはとても年季が要ります。しかし、今は容易に割ることができる器械があります。私は10年以上前に入手した笹割り器を使っています。今回は、割った後の笹をさらに薄くするために治具を試作しました。
治具とは言いながら小さなカンナを笹専用にしただけの工夫です。ちなみに厚さを指定することができます。薄く剥いだ皮がどの程度曲がるか確認することにしました。薄く剥がした暖竹の皮を細い枝にギューギュー巻き付けてみました。乾燥しても割れなければ籠作りなどに使えそうです。
笹割り器と割った暖竹 皮を薄く剥ぐために加工したカンナ
草刈りと並行して夏秋野菜の種まきの準備をしています。事前に草を刈っていた場所を耕運機で丁寧に耕しました。このところの長雨の影響のため畑がとても湿っています。そのため、耕運機のロータリーが苦しそうに回転します。回転数も落とさないとエンジンが止まってしまうほどです。
ところで、去年苗を植えた月桃が小さな芽を出していました。沖縄など暖かい地域では難なく越冬しますが、田布施は分かりませんでした。それでもかろうじて越冬したので嬉しくなりました。
春の花壇やネギ畑周辺を耕運機で耕す
月桃は沖縄など暖かい地域では、その葉を使って籠を編む細工に使っているそうです。私はとても籠など編めないので、今年ほぼろの手下げ紐か肩掛け紐を撚れないか試してみようと思います。去年、生姜の葉を使って手下げ紐を撚りました。同じように紐か縄に撚れないか試してみようと思います。
何度も往復して丁寧に耕運 越冬した月桃二株
災害に備えて我家の玄関に置いてある小型エンジン発電機。久しぶりに点検しました。ガソリンは3年以上入れ替えていません。その古いガソリンでエンジンが動くでしょうか。起動スイッチを入れた後、何度か始動ロープを引きました。すると、弱弱しくエンジンがかかりました。少しばかり回転数が不安定です。また、ガソリンは残っているのに数分で止まってしまいました。そのため、ガソリンとエンジンオイルを取り替えることにしました。
古いガソリンを捨てて、新しいガソリンを入れる
最初古いガソリンを取り出しました。続いて、古いエンジンオイルをすべて捨てました。エンジンの底に残ったオイルは黒色をしていました。古いエンジンオイルを取り去ると、新しく購入したエンジンオイルを規定量入れました。その後、新しいガソリンを入れました。
始動スイッチを入れて指導ロープを引きました。三回目にエンジンがかかりました。最初回転が不安定でしたがだんだん安定してきました。100V交流と12V直流を発電するエンジン発電機です。ここ10年災害に合わないため、この発電機の出番がありません。良いことではありますが。
古いオイルを取り出す 新しいオイルを入れる 始動ロープを引く
トラクターのエンジンがかかりにくい状態が続いています。キーをガチャガチャするとエンジンがかかることがあります。またエンジンがかかっても燃料計やタコメーターが動作しないこともあります。特にストップソレノイドの動きが怪しく、キースイッチ関連の電気系統の接触不良ではないかと思われました。そこで、ダメ元でキーの差込口に接点復活材を注入しました。すると、少しずつエンジンのかかりが良くなってきました。その後、トラクターの総点検を依頼しようとクボタに電話をかけました。その結果、四月にトラクターを引き取りにくることになりそうです。
エンジンを掛けるためのキースイッチ
総点検のついでにロータリーの刃を取り替えてもらいます。長年畑を耕したためすり減って刃先がひょうたんのように減っています。耕運機の場合は自分で刃を交換しましたが、トラクターは刃が大きく数も多いので自分で交換すると疲れそうです。今回はプロに任せることにしました。
動きが怪しいストップソレノイド キー差込口に接点復活材
以前、エンジンチェーンソーを使ってきましたが、よくエンジンの故障に悩まされました。草刈機はエンジンが簡単なのでキャブレターを分解したりして今でもよく直しています。しかし、チェーンソーも同じ2サイクルエンジンなのに時々しか使わないので故障すると往生します。
そのため、去年から充電式電動チェーンソーを使っています。電圧が40Vのためか強力に樹を伐採してくれます。ガソリンも必要ないし充電さえしっかりしておけば使いやすいです。自動車もモーター式になっているので、農機具も電動化が進むのでしょうか。
充電式電動チェーンソーの刃を交換
今回は刃が摩耗したため交換しました。これまで丸ヤスリで刃を磨いてきましたが、刃がだんだん小さくなってついに交換することにしました。ついでに、チェーンソー内にたまった木屑やおが屑も綺麗に掃除しておきました。エンジンチェーンソーを長年使っていたため、刃の交換やメンテナンスは楽々です。刃の予備も購入しておきました。
チェーン刃部分を分解 木屑を綺麗に掃除 掃除と刃のを交換完了
3月に入り暖かい日が増えて雑草が伸び始めました。来月からは本格的な草刈りシーズンに入ります。週に一度は草刈機を使う日が始まります。その準備もあって二台の草刈機を整備しました。
うち一台は小さなプライマリポンプがひび割れていました。指で押すとガソリンが霧のように飛び出るではありませんか。さらにタンクからの燃料ホースが今にも割れそうです。そのため修理しました。もう一台はエンジンはかかるのですがプラグを新品に交換しておきました。二台の草刈機が使えると草刈り時に安心です。
共に使えるように整備した二台の草刈機
草刈機のカバーを外し、スロットルコードを取り外し、キャブレターを外しました。そして、ひび割れたプライマリポンプを新品のものに交換しました。燃料ホースも直しました。地べたに座っての作業のため腰が痛くなります。椅子に座って修理できる机のようなものが欲しいところです。
カバーを取り外す キャブレターを取り外す 割れそうな燃料ホース
今回は二台の草刈機を整備しましたが、他にも二台の草刈機があります。そのうちの一台は友達からいただいたものです。時間が空いたら整備しようと思います。もう一台はクラッチが固着した草刈機です。直すとしても時間がかかりそうです。
ところで、年齢的に真夏の草刈りは体にこたえるようになりました。一度熱中症の症状になったことがあります。そのため、60cm刈り幅のハンマーナイフモアを購入しようか迷っています。畑が広いと草刈りが追いつかないのです。
右は新品のプライマリポンプ 新品のプラグに交換
寒くなるとトラクターなどのエンジンがかかりにくくなります。特にディーゼルエンジンはそうです。一番の原因はバッテリーが古い事です。充電できるのですが規定容量まで充電できません。すぐに上がってしまうのです。なにしろ20年位前に交換した古いバッテリーなのです。我慢できずバッテリーを新しいものに交換しました。すると、早朝で寒いにもかかわらずすぐにエンジンがかかりました。もっと早く交換すべきでした。もったいない精神はよくありませんね。
新しいバッテリーに交換したトラクター
20年位前に交換したため、どこで新しいバッテリーを買えばよいのか忘れてしまいました。最初、車の部品を購入するお店に行きました。乗用車用のバッテリーが置いてあるのですがとても高価です。そのため購入を控えていました。ところが、たまたまDIYのお店に行くとトラクターなどの農機用又はトラック用のバッテリーが置いてあることに気が付きました。規格の違いなのか値段が約半額なのです。このお店で購入しました。
トラクター用バッテリー 箱を開けて充電 トラクターの古いバッテリー
購入したバッテリーを持ち帰ると充電しました。容量が減っているのか充電を開始しました。その後満充電になっていることを確認して、トラクターの古いバッテリーを外して新しいバッテリーと置き換えました。そして、スイッチをひねると、エンジンを暖めるヒーターが作動しました。その作動が終わると再度スイッチをひねりました。すると4,5回エンジンが回ってマフラーから煙が出たと同時にエンジンがかかりました。これで今年も畑を耕したり荷物を運ぶことでできます。
古いバッタリーと新バッテリー エンジンがかかるとカバーを取り付け
据え置き型グラインダーの丸砥石が偏摩耗していたため、鉄板の草刈刃が綺麗に研げません。そのため、グラインダー用の丸砥石を購入するためDIYのお店に行きました。しかしながらとても高価なのです。一つが2,000円以上するのです。丸砥石は二つあるため計5,000円以上かかります。あまりに高価なため購入することを諦めました。
仕方がないため、今ある丸砥石をひっくり返して使うことにしました。丸砥石を外してひっくり返して固定したついでに綺麗に掃除しました。銘板を見るとマキタ製で1993年製造でした。30年前に父親が購入したようです。
丸砥石をひっくり返して取り付けた据え置き型グラインダー
最初、丸砥石の保護カバーを取りはずした後、丸砥石をモーター軸に固定しているナットをレンチで外しました。片側の丸砥石を取り外すと、次に片方の丸砥石を外そうとしました。ところが、なかなか外れません。外れない原因は、片方の丸砥石は逆ネジで止めてありました。強く回し過ぎて壊すところでした。
丸砥石カバーを外す レンチで丸砥石を外す 外した丸砥石
丸砥石を外してよく円周部をみると、やはり偏摩耗していました。これでは正常に刃を研ぐことができません。かと言って新品の丸砥石は高価で飼えませんでした。そのため、やむやく丸砥石をひっくり返してモーター軸に取り付けました。現状よりは良いのではと思います。
ついでに鉄ブラシで30年間に付着したゴミを擦り取りました。強く擦りすぎたのかアルミの保護皮膜も取れてしまいました。また、油を差しておきました。これで、あと30年間は使えそうです。その頃は息子か孫が使っているかも知れませんが。
偏摩耗した丸砥石の円周部 銘板周辺を鉄ブラシで掃除
最近チップソーで草刈りすることが多くなりましたが、時々鉄板の刃を使います。鉄板の刃の長所は安価なことと容易に刃を研ぐことができることです。
今回研ぎ忘れた鉄板の刃を研ぎました。これまでは手持ち型グラインダーを使ってきました。たまたま父親が使っていた据え置き型のグラインダーを見つけました。長年使っていたようで、グラインダーの回転砥石の形がいびつになっていました。明日か明後日、新しい回転砥石を購入して取り代えようと思います。
据え置き型グラインダーで研いだ、六刃,三刃,二刃の鉄板刃
鉄板の草刈り刃、いろいろ使った結果六刃又は八刃が使い良いと思います。三刃特に二刃は、石が当たったり樹に当たると跳ね返りのショックが大きいです。そのため最近はほとんど使いません。使わないため錆てしまいました。しかし、せっかくあるので時々使おうと思います。
回転砥石がいびつな形 研ぐ前の鉄板刃 研いだ後の鉄板刃
これまで、手押し空気ポンプを使って、自転車,バイク,一輪車,運搬車,そしてトラクターなどのタイヤに空気を入れていました。自転車やバイクならともかく、トラクターの後輪タイヤに空気を入れることは大変です。大量の空気が必要なのです。そのため、手押し空気ポンプを何十回も押さなければ規定量の空気が入りません。
今回、モーターで空気を入れる小型のエアポンプを購入しました。使ってみると、さすがに空気入れ作業が楽になりました。
購入した小型のエアポンプ、空気入れ作業が楽に
エアポンプは空気を入れる以外にも役に立つようです。エアダスターとして使えば、ゴミを吹き飛ばすことができます。また、塗料を塗る時のエアブラシとしても使えるようです。
トラクターの後輪タイヤの空気入れがはるかに楽になりました。モーターはオイルレスなので圧縮機に油が必要ないとのこと。年齢を重ねるとだんだん体力が落ちます。今後も、体に負担がかからない道具が必要になりそうです。
エアチューブを繋ぐ スイッチをON トラクター後輪にエアー注入
今年は縄ない機を使って、草を編んで紐を作ろうと思っています。わら細工ほぼろや草籠に使う紐として使えたら嬉しいです。縄ない機は、我家の納屋に置いまま10年以上使用していません。そのため、あちこちで錆が出ています。錆びたネジを無理に回すと、折れてしまうかも知れません。あちこちに油を差して機械になじませることにしました。
我家の納屋に置いたまま10年位使用していない縄ない機
この縄ない機はとても優れていて、希望の太さの縄を編むための付属品がたくさん付いています。ワラをねじり合わせるための瀬戸物製の入口が大きさ別に5種類あります。また、編んだ縄を巻き込む速さを調整するためのたくさんのギアがあります。この縄ない機でワラで編んだことは何度もありますが、草の葉を編んで紐にするのは初めてです。草の種類に合わせて調整する必要があるかなど、これから調べようと思います。
二つの吸い込み口 瀬戸物製のねじり合わせ 数種類の瀬戸物
この縄ない機は普段は足踏みしながら縄や紐を編むことができます。慣れれば、モーターを取り付けてより早く縄や紐を編むことができます。これから、錆びを取ったりギア比を変えてみたり、瀬戸物製のねじり合わせ口を変えてみたりしようと思います。わら細工ほぼろを編む紐や、籠を編むための紐を作れたらいいかなと思います。
巻き込む速さを決めるギア部 ギア比を変えるためのギア類
私が持っている草刈機の1台が、遠心クラッチが固着する故障をおこしてしまいました。通常アイドリング時には回転刃が回らないはずなのですが、アイドリング時にも回るようになってしました。また、始動ロープを引っ張る時にも刃が回るのです。これはもう遠心クラッチが固着したに違いありません。
まずは遠心クラッチの状態を調べるため、草刈機を分解することにしました。シャフトやパイプを取り外した後、草刈機のカバーを取り外しました。この時、カバーを止めているネジが硬くてもげてしまいました。仕方なく穴を開けてスクリューエクストラクタを差し込んで強制的にネジを外しました。外したネジは使えないため新しいネジを買ってきました。難儀した草刈機の分解でした。
矢印の部分が何故だか固着、ネジを緩めて油を差す
分解すると、遠心クラッチが開閉する支点ネジが何故が固着していることが分かりました。低回転で硬い草や枝を刈り取っている時に、遠心クラッチとクラッチドラムがこすれて焼き付いたのではないかと思います。実際にパッドがだいぶすり減っていました。これはもう、遠心クラッチそのものを取り替えた方がいいかも知れません。
シャフトとパイプを外す スクリューエクストラクタ やっとカバーを外す
ただ、遠心クラッチやそれを固定するネジの値段が分かりません。5000円以上するようであれば、草刈機そのものを廃棄して新しい草刈機を購入した方が良いかも知れません。今後は、遠心クラッチを取り外してパッドの摩耗を見て購入するかどうか決めようと思います。まだ1mm位パッドが残っていますので、購入しなくてもいいかも知れません。
クラッチを覆うカバーを取り外す パッドのカスが内部に付着
農機具店(ヰセキ)から、注文していた耕運機のロータリー刃が届いたとの連絡がありました。さっそく新しい刃を取りにヰセキに行きました。痛い出費ですが、これが無いと耕運仕事ができません。新しい刃を持ち帰るとさっそく交換作業に入りました。家前の木陰に耕運機を移動し、メガネレンチ,ハンマーなどの工具類を用意しました。
この耕運機の刃は四種類あります。そのため、ロータリーに取り付けられた摩耗刃と同番号の新品刃を交換しなければなりません。間違えると刃がカバーに当るなどして危険です。腰をかがめた精緻な作業なので腕や腰が疲れました。ロータリーカバー内に頭を入れる時に注意しないと、頭が刃やカバーに当たります。2時間位かかって16本すべての刃を交換しました。今後は快適に耕運作業できことでしょう。
腰をかがめて、ロータリーの刃16本すべてを交換
次のようにして摩耗した刃を新品の刃に交換しました。
①摩耗刃を止めている六角ボルトをメガネレンチを使って外します。
②六角ボルトを外すと、摩耗した刃を取り外します。
③取り外した刃の根元に刻印されている番号と同じ新品の刃を選びます。
④その選んだ新品の刃を取り付けます。
⑤六角ボルトで新品の刃を手で仮固定します。
⑥六角ナットを六角レンチで強く締めて本固定します。
この①~⑥の作業を16回繰り返します。
六角ボルトを外す 摩耗した刃を外す 新品の刃を取り付け
ところで、ロータリーの刃の取り付けにはいろいろな工夫があります。耕運した土を外側に寄せたい場合、跳ね上げを外側に向けます。逆に土を内側に盛りたい場合、跳ね上げを内側に向けます。今回は両者の中間にセットしておきました。これは交換前と同じです。これで、今後10年位は安心して耕運できると思います。
A:先端が摩耗、B:摩耗して先端が無い すべての刃を新品に交換
この耕運機は東京八王子市に住んでいた時、稲作を止めるとのことで私が伊藤氏からいただいた耕運機です。15年前のことです。いただいてから5年間は八王子市で使い、10年前に田布施に持ち帰りました。トラクタを使うほど広くなく、車軸耕運機では広すぎる畑で重宝しています。さて、取り外した摩耗刃をどうしたものかと思っています。何かの治具として応用できないでしょうか。
耕運機から取り外した、摩耗した16本の刃