東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲刈り(コシヒカリ)の準備開始

2006年09月30日 | 田舎暮らし

 明日から10月です。いよいよ稲刈りのシーズン到来です。田んぼでは稲が実って重い穂が垂れています。一部はまだ乳熟期ですがコシヒカリのように早くに穂が出たものは、今稲刈りしてもいいほど熟しています。

                 稲刈りを待つコシヒカリ


 しかしながら、稲刈りに来る小学生,高校生,大学生などから稲刈り希望日のメールがまで届いていないので、また稲刈りや干した稲を脱穀する機械の試運転もしていないので、具体的な稲刈り日は決まっていません。例年の実績では、10月10日頃から稲刈りが始まります。この頃は、秋晴れになる可能性の一番高い日です。
 今日から稲刈りの準備を開始しました。田んぼの周りはだいぶ雑草が生えていますので農業機械を田んぼに入れにくくなっています。このため、コシヒカリを植えている田んぼの畦周りの雑草刈りから作業を始めました。今日は深夜勤務があるため、使った農機具を片付けて午後2時頃に家に帰りました。

               田んぼ畦周りの草刈り

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ほうれん草の発芽、秋ジャガイモの成長

2006年09月27日 | 田舎暮らし
 深夜勤務明けで家に帰って昼寝した後、寝ぼけまなこで畑に行ってみました。22日に蒔いたほうれん草とチンゲンサイがきれいに芽を出していました。ほうれん草は、細長くしわしわの双葉を、チンゲンサイは丸い双葉を開いていました。昨日の雨で土が緩んだせいか、しっかりと緑の芽を出しています。このまま順当に育つとみずみずしい葉が10月終わりには食べられそうです。

                ほうれん草の発芽



                 チンゲンサイの発芽


 ところで、八月終わりに植えた秋ジャガイモ(品種:農林1号)がだいぶ大きく育っていました。 芋が大きくなるのは9月から10月にかけての涼しい季節なので、これから地下で芋がぐんぐん大きくなることでしょう。

             葉が広がった秋ジャガイモ


 来週あたりに、芋が育つ地下空間を広げるために土寄せをしようと思います。12月になって霜が降りる頃には美味しいジャガイモが収穫できます。熱く蒸したジャガイモにバターかネギ味噌をつけて食べると、素朴ですがとても美味しいです。
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パソコン修理(ハードディスク増設,データ復元)

2006年09月25日 | パソコン,電子機器

 パソコンをいろいろ操作しているうちに外付けハードディスクが読めなくなってしまいました。原因はさっぱり分かりませんが、ファイルを読むためのインデックス情報が破壊されたようです。余計にさわるとデータが破壊されると思ったので、新たにハードディスクを増設してそこに壊れたハードディスク情報を移して復元救出する対策をすることにしました。もともと内臓ハードディスクを増設する予定でしたので、今回250Gバイトのディスクを増設することにしました。新品を買うと高価なため中古品を購入しました。一年前は一万円台でしたが、6千円台で購入できました。安くなったものです。

          購入した中古250Gハードディスク(Western Digital製)


 次にマザーボードのBIOSにハードディスクが認識されていることを確認して、ハードディスクをフォーマットしました。今後はWindows XPでしか使わないので、NTFSでイニシャライズしました。

                 フォーマット中のハードディスク操作画面


 しばらくしてフォーマットされたことを確認してデータ救出作業を開始しました。ソフトのFINALDATA特別復元版を使用して壊れたハードディスクを調査して大切な写真データと動画データを優先して復元救出しました。ハードディスクの購入増設から復元まで半日がかりの作業でしたがなんとか直すことができました。やれやれ疲れました。

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ほうれん草など野菜の種蒔き、小鳥の救出

2006年09月22日 | 田舎暮らし
 秋冬野菜のほうれん草とチンゲンサイの種を蒔きました。最初、昨日厩肥を盛っておいた畝を耕運機で崩すようにしながら耕しました。今日は昨日に比べて涼しく快適に耕すことができました。秋の心地よい風はほんとうにさわやかです。
 耕運作業を終えると、 秋冬野菜の種を蒔く作業に入りました。 まずレーキできれいに畝を鞍型に整形しました。そして、種を蒔く線に沿って浅く平クワで筋をつけるようにしながら溝をつけます。

              クワで浅く溝をつける


 溝をつけると、昨日から水に湿らしておいた種をひねり蒔きしました。事前に種を吸水させておくと発芽率が良くなります。特に乾燥気味の時は効果があります。種と種の間隔約1cmに蒔いていきます。

                親指と人差し指でひねるように種蒔き


 種を蒔き終わると、蒔いた筋に沿って土が乾かないようにジョロで水を静かにまいていきます。曇り空や湿った季節のときは必要ありませんが、乾燥しやすい季節は種蒔き時に土を湿らせておくことは大切なことです。種が跳ねないように注意しながら水をまきますが、ゆるゆると水が出るようにジョロの先端をあらかじめ細工しておきます。

                 ジョロで静かに水をまく


 最後に親指と人差し指で、軽く土を種の上にかぶせるようにしながら乗せていきました。3日か4日後には芽が出ると思います。芽が出た後順調に生育すれば、10月後半から収穫できると思います。

                 種の上に土を薄く被せる


 ところで、農作業を始める前にハプニングがありました。スズメに麦の実を食べられないように設置した網に小鳥が引っかかっていました。その小鳥をよく見ると、なんと黄色のインコでした。きっと飼われていたものが逃げ出したものにちがいありません。逃がしても生きられないと思ったので、我が家飼うことにしました。網をはずした後、すぐに家に連れ帰って以前ハムスターを飼っていた籠に入れました。

      網にかかったインコ            ハムスター部屋のインコ
 

 以前、救出したカモ,ハト,ネズミなどの小動物を我が家に連れ帰って騒動になりましたが、またにぎやかになりそうです。
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厩肥運搬と秋冬野菜畝作り

2006年09月21日 | 田舎暮らし
 秋晴れの中、厩肥運びと秋冬野菜用の畝作りをしました(※厩肥:家畜糞を主とした堆肥のこと)。午後から仕事なので3時間程度で農作業を切り上げて帰りました。 まず、鈴木牧場で出た厩肥を何杯か畑に運びました。 山のような厩肥をスコップで一輪車に盛っていると、額から玉のように汗が吹き出てきます。

                                   厩肥を一輪車に盛る


 秋とは言えまだまだ暑く、突き刺すような日差しです。また、厩肥を運んでいると汗が目に入って痛くなります。何度も目をぬぐいながら運びました。 今日は時間がなかったので厩肥を運ぶだけにして、明日耕運機で厩肥をうない込む予定です。

                厩肥を畑に入れる


 厩肥を運ぶと、今度は秋冬野菜用の畝作りをしました。まず、先日片付けたトウモロコシとズッキーニなどの畝の黒マルチをはがしました。はがす前に、黒マルチを抑えている両側の土を丁寧にスコップではずす作業をしていきます。黒マルチは来年も再利用するつもりなので、傷めないように土をどけます。

                マルチ両サイドの土をどける


 そして、マルチをはがすようにしてはずしました。 マルチをはずした畝に再び厩肥を運びこんで盛りました。明日は耕運機で耕してチンゲンサイやほうれん草などの秋冬野菜の種を蒔く予定です。

                   マルチをはずす


 農作業を終わると木陰でのどを潤して家路に着きました。 これから仕事に行ってきます。
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秋空に神秘的に映える赤米の穂

2006年09月20日 | 田舎暮らし

 久しぶりの快晴で仕事に行く前に畑に寄ってみました。すると、以前に増して赤米の穂が出ていました。美しく赤い穂は神秘的に風になびいていました。風が吹くたびに赤い穂がいっせいに波のように揺れ動きます。赤米の穂は、色が真っ赤でノギ(ひげ)がとても長いため穂が房のようです。

                                      秋風に揺れる赤米


  
一方、一般に食べられているコシヒカリやキヌヒカリは穂は薄い黄色です。この穂がたわわに実る姿はよく黄金に例えられます。秋になって黄金色の穂がたわわに実りはじめると収穫がとても待ち遠しくなります。

                 たわわに実るキヌヒカリ


 一ヶ月後に稲刈りを予定しています。6月から7月にかけて田植えをした小学生、高校生、大学生などが稲刈りに来る予定です。来月、田んぼは昔ながらの稲刈り、脱穀、精米などでとてもにぎやかになりそうです。

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夏野菜の残渣整理と草刈り

2006年09月19日 | 田舎暮らし
 早朝は台風一過の秋晴れでした。日差しが強くなりつつある九時頃に畑に行って農作業しました。 最初は、トウモロコシやズッキーニそしてオクラの残渣を取り除きました。トウモロコシはしっかりと根が土に食い込んでいたので、踏ん張るようにしながら両手で茎を持って根を抜きました。両足をしっかり踏ん張らないと結構腰にきます。 逆にズッキーニは茎が腐っているのか力を入れる前にぼとりと茎が落ちてしまい抜くというよりも拾うようにしながら残渣を取り除きました。オクラはまだ花がついていましたが、これから寒くなるにつれて実は大きくなりませんので整理しました。片手で持つとたやすく抜けました。
 次に昨日直した草刈機で畑内の通路を中心に草取りをしました。

                      畑内の草刈り


 まだ調子が良くないため時々エンジンがプスプスと止まりましたが、そのたびに草刈機を地面に下ろしてエンジンをかけ直して使いました。畑内の通路、小屋前の坂などをきれいに草刈りしました。

                  残渣整理と草刈り後の畝


  ところで、草刈りが終わってから鈴木牧場に行って厩肥の値段を聞きました。リヤカーすりきり一杯で1,000円とのことでした。リヤカー一杯ならば結構量がありますので、スーパーで袋入りを買うことを考えれば超安いものです。 なお、明後日にかけてその厩肥が余るためいただけるようなので、21日か22日の午前にリヤカーがトラクタのシャベルで畑に運べないかと考えています。
 これから10月にかけて夏野菜の残渣整理,草刈り,耕運,そして秋冬野菜の種まきと忙しくなります。
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台風一過、草刈機の修理続行

2006年09月18日 | 田舎暮らし
 せっかくの休日なのに朝からの台風で散々です。しかしながら、昼頃に雨が小ぶりになったので畑に行ってみました。すると、稲のコシヒカリと雑穀のシコクビエが少し倒れていました。地べたに倒れこんでいるわけではないのでそのままにしておきまました。 小雨がちらつく中を小屋の中で先日に続いて草刈機の修理を続行しました。

               分解洗浄したキャブレター部


  これまでは草刈機のキャブレターのポンプダイヤグラム部を分解修理しましたが、いっこうに草刈機が直りませんでした。 このため今日は、さらにキャブレターのメタルダイヤフラムと言う心臓部分を分解してニードルバルブをきれいに掃除しました。

    メタルダイヤフラムカバー          キャブレターの取り外し
 

 そして、ガソリンを霧状にするスロットル部やジェットニードルも同様に分解して掃除しました。雲空で薄暗い小屋の中での作業でしたので、細かい部品が見えずメガネをかけて作業しました。 一番気をつけたのはメタルダイヤフラム部分です。ここは草刈機を傾けて使用してもガソリン排出量を一定に保つ部品でとても薄いゴム板でできているためそのゴムを痛めないににはがすことです。

      ニードルバルブ               メタルダイヤフラム
 

 各部分を分解してキャブクリーナーで洗浄したのち、また元のように組み立てました。そして、最後にアイドルアジャスターやハイスピードニードルをドライバーで適度にまわして回転速度を調整しました。

        スロットル部                 スロットル弁とジェットニードル
 

 これらの分解洗浄でなんとか回転するようになりましたが、まだ不安定なため明日また畑にきて調整しようと思います。  小屋の中で数時間ずっと中腰で作業したので帰る頃には腰が痛くなって立ち上がるのがやっとでした。
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古い草刈機の修理

2006年09月12日 | 田舎暮らし
 せっかくの休日なのに今日は朝から雨でした。 このため、6,7年前にいただいた古い草刈機の修理をしました。この草刈機は相当古いものでおそらく2,30年前の製造と思います。今ではまったく見られないキャブレター構造をしています。家の外になかば廃棄されているように置かれていたもので、雨に当たってだいぶ錆びていました。
                古い草刈機


 いただいてから今日まで暇をみては少しずつ直してきました。 ガソリンタンク内はコールタール状のものがこびりつき、キャブレター内はぼろぼろでした。切れた金属片はハンダで接続して直しました。今日ガソリンを入れて始動ロープを引くとなんとか煙をだして動きました。
 調子を見るために雨が降りしきる畑に、修理途上のこの草刈機を持って行って軽く草刈りをしてみました。ためしに畑の小屋前の坂を草刈りしてみました。しかしながら、エンジン出力が弱いのか草はあまり刈れませんでした。特に根っこは硬いためスパッと刈れません。そのうちエンジンが止まってしまいました。

          ガソリンタンクが上につく古い形式


 暇をみてはこの草刈機の修理を続けようと思います。今の草刈機はガソリンを下に取り付けてガソリンを上に吸い込む構造になっていますが、この古い草刈機はガソリンを上のタンクに入れて自然に下に流れる構造になっています。このため、急斜面などの草刈りにはあまり使えません。
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キャベツ,白菜の移植と種まき

2006年09月10日 | 田舎暮らし

 朝10時頃に畑に行きましたが、日中は汗が玉のように流れ出るような酷暑でした。 一昨日張った黒ビニールマルチに、キャベツ苗,白菜苗の移植,そしてキャベツ,白菜の種まきをしました。 最初はマルチに、空き缶を細工して作った穴あけ器で移植するための穴を開けました。そして、空けた穴に次々に苗を移植して行きました。酷暑なので移植したあとすぐに水をたっぷりそそぎました。

          キャベツ苗と白菜苗の移植


        キャベツと白菜の種まき


 そのあと、初春取りキャベツと極早生白菜の種をまきました。 次にビニールマルチにまたがるようにユー字型の棒をさしました。その棒だけでは弱いので、補強するための紐を端から端にひっぱりました。そして白の寒冷紗を覆うようにかぶせました。最後に両サイドに土をかぶせて今日の作業は終わりです。

        寒冷紗の両サイドに土盛り


 一般の農家では、このようにビニールマルチをしたり寒冷紗を張るようなことはとても作業的に負担です。畑でよくみかけるむき出しのキャベツや白菜は必ず何らかの農薬をまいています。農薬を一切使わず、また雑草予防のためビニールマルチと寒冷紗はとても良い方法で、無農薬のためには避けて通れない手段です。 とにかく酷暑の中での作業だったため汗が噴出して下着や首筋が濡れました。時折吹く風が心地よかったです。
 作業が終わると実ったミニトマトをつまんで食べましたが、なんと美味しかったこと。疲れた体に一番の癒しでした。 12日も休みなので今度は草取りを中心に夏野菜の片づけをしようと思います。秋の作業は草取りを中心に手早く済ませる必要があるため、急がしい日々が今後も続きます。特に草取りはとても面倒くさいものですが農作業には絶対欠かせないものです。
 畑の舗装道路側にゴミが捨てられていました。通りすがりの車からのポイ捨てだと思います。草取りをサボっていると、雑草が生い茂ってそこにゴミが捨てられます。汚い畑はゴミ捨ての対象になります。種を蒔いて収穫するだけが農作業ではありません。畑全体をきれいに維持管理することも大切な作業です。

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秋冬野菜の準備

2006年09月08日 | 田舎暮らし

 朝九時頃に畑に行って白菜やキャベツなど秋冬野菜の準備をしました。最初、春に植えたシカクマメを収穫しました。この豆は名前のとおり断面が四角の豆で、筋を取って炒めればとても美味しい豆です。もともとは東南アジアなどの熱帯で作られているようです。

        シカクマメの収穫


 次に秋冬野菜の種をまく畝を作るため、収穫時期を過ぎようとしているピーマンの最後の収穫をして茎を根元から抜く作業をしました。
 次に耕運機で耕す作業をすぐにできればよかったのですが、耕運機の吸気バルブが何らかの原因で外れていたので、エンジンを分解して直しました。そして直した耕運機で耕して畝を作りました。
 次に鈴木牧場から厩肥を持ってきて畝の溝に入れました。厩肥を入れた後、去年使ったビニールマルチで畝を覆いました。この黒のマルチは、特に防草効果があり冬には保温効果があります。


        黒ビニールマルチで畝を覆う

 明日と明後日、白菜とキャベツの苗を植えようと思います。なお、インゲン、トウモロコシ、トマトなどの畝は9月終わりに整理して、葉根野菜の種を蒔こうと思っています。

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