東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

続:大きなアマガエル

2000年05月31日 | 生き物
 大きなアマガエルの種類を調べていただきました。モリアオガエルではないかとのことで驚いています。
 このカエルは、池の上の木の枝などに白い卵塊を作ると聞いています。卵がかえっておたまじゃくしになると、池の上にポトンと落ちるとか。しかし、ここの田んぼには木の枝のようなものはありません。おそらく、お相手を探しているうちに田んぼに迷い込んだのではないかと思います。ただし、田んぼの近くを流れる小川は、片側が山になっていて小川にかぶさるように木や笹が茂っています。そんな場所でペアが出会って、枝や笹の葉に卵塊を作るのではないでしょうか。
 普通のアマガエルと比べて大きく、目がくりっとしたとってもかわいいカエルでした。動作はおっとりしてましたが、じっとしていると草木にまぎれた保護色でどこにいるのか分りません。大切にしたい生き物です。
 
※その後の調査で、シュレーゲルアオガエルであることが分かりました。日本固有種だとのことです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きなアマガエル

2000年05月28日 | 生き物
 今日は田植えに向けて代かきをしました。面白いことに、カラスやオナガが、代かきしている最中の田んぼに飛んできました。見ていると、代かきにおどろいて出てきた虫をついばんでいる様子です。なぜ虫が出てくることを知っているのでしょうか、不思議に思いました。
 そして、とても大きなアマガエルも出てきました。普通のアマガエルは親指程度の大きさなのですが、とても大きく全身緑色のカエルです。目が大きくかわいいですが、どの種類のアマガエルかは分りません。

             田んぼの代かき中に出てきた大きなアマガエル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供達の泥んこ体験計画

2000年05月18日 | 農業体験
 5月20日にボーイスカウトのナイトハイクがあります。足腰が疲れますが子供達といっしょに午後14:00から午後10時頃まで歩きとおします。
 6月11日には、ボーイスカウトの子供達に田植え体験をさせます。場所は、クレソンを栽培しているところの田んぼです。田植え等の指導はすべて私がする予定です。単に田植え体験だけでなく、田んぼを走ったり、相撲をとったりなどの泥んこ体験にしようかと思っています。今の子供達は泥で遊ぶことが少ないので、とてもいい経験になるのではと思い企画しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホタルの住みか作り

2000年05月13日 | 生き物
 今日は、ヘイケボタルの住みか作りをしました。午前中は、チェーンソーで丸太を杭に加工しました。午後は、その杭を打ち込んでヘイケボタルの住みかを作りました。場所は、溜池そばの田んぼの水路近くです。カワニナが住むようになってからヘイケボタルを放すとの事ですが、無事にホタルが住めるようになるといいですね。ホタルの住みか作りが終わると、川の上流にある田(去年は休耕田)を耕すための道を改修しました。

               杭で囲まれたホタルの住みか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サツマイモ苗の植付け

2000年05月07日 | 野菜:芋類
 予定では田起こしでしたが、急遽頼まれてサツマイモの苗を植えました。畝の中心に堆肥を入れて、上に化成肥料を引くようにして薄く蒔き、黒マルチをかぶせました。その後、黒マルチの上からサツマイモの苗を刺すようにしながら植えていきました。今日は、約500本を植えました。風が出ていたため、黒マルチフィルムを畝にかぶせるのがちょっと難しかったですが、いろいろ工夫しながら作業しました。

              楽しみながらサツマイモ苗を移植
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

え!亀を発見

2000年05月06日 | 生き物
 田んぼの畦塗りをしていて、またまた珍客に出会いました。最初は畦の水路に石が落ちたのかと思っていました。そしたら、その石はなんと亀でした。この谷戸は、いろんな小動物が生息していますが、まだ亀が生息しているんですね、驚きました。
 古老に聞いたところ、首側の甲羅に傷があるので一度人間に捕まった亀だとのことでした。昔、亀を捕まえた時に紐で縛りやすいように甲羅に傷をつけたとのこと。昔は何かの行事の時に、捕まえた亀に酒を飲ませたそうです。けっこう大きめの亀(体長約20cm)でしたので、20年以上の年齢ではないでしょうか。亀の種類は、独特の臭いがしましたので「くさがめ」だと思います。写真を撮影した後、そっと小川に逃してやりました。

            畦の水路に落ちて身動きがとれなくなっていた亀


 ところで、町田市の忠生公園内にある米作り親子農業体験事業の田んぼを見学してきました。公園の中に作ってある田んぼでした。苗場作りから種ふりまでの間が空きすぎたのか、または水の管理が悪いせいか苗場には藻が繁茂していました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田んぼの小動物

2000年05月03日 | 生き物
 今日は、最後に残ったクレソン横の田んぼの田起こしをしました。これまでに田起こしや苗場作りをしていて、この谷戸は本当にいろんな小動物が住んでいることを体感できます。
 一昨日、苗場の横を流れている小川にテンを見かけました。目が合った瞬間、小川に沿って下流に走り去っていきました。胴長約20cm・短足で、全身は茶色、尾は長く約10cm、丸顔がかわいく、丸い耳のふちが黒かったです。また、苗場にはミジンコがうようよしていますし、畦にはおけらやザリガニなどがたくさんいます。どじょうは、去年の秋以来見ていませんがどこかにいると思います。
 そして、野ねずみは何度も見ました。田起こししていると、驚いたように走り去ります。今日は、試しに捕まえてみました。もちろん後で逃がしましたが。

              田起こししている時に捕まえた野ネズミ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする