東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

肌寒い日は、温かいたき火に限ります

2022年11月15日 | ふるさと

 

 このところ、夕日が沈むと急に肌寒くなってきました。また夕方はピタリと風が止まることが増えてきました。たき火をする季節がやってきたのです。畑に残しておいた枯草や作物の残渣、そして伐採後に乾かしていた竹や樹を燃やすことにしました。最初、紙や小枝で小さな火をおこして、少しずつ大きな枝や樹を燃やしました。燃え盛る炎を見ていると、なんだか心が癒されます。人は太古の昔から、炎に不思議と引き込まれるようです。たき火を覚えはじめた子供の頃の私も、芋を焼きながらじっと炎を見続けていたものでした。

         燃え盛る炎を見ていると、何故だか心が癒される


 火を焚いていると獣に襲われないこと、生では食べることができない物を調理できること、寒い時に体を温めてくれこと・・・・などなど、人は炎には神秘的で何か安心できるものを感じたと思います。
 今から60年位前のことですが、子供の私は毎日のようは風呂焚きをしていました。火の番をしている間、芋やトウモロコシなどを焼いて食べたり、何か火を使った実験をしていました。そして、その炎や残り火をじっと見ていたように思います。対して、今の子供達は守られすぎているような気がします。挫折,怪我,葛藤,そしてたき火など自然の体験を知らないまま大人になっているように思います。ある意味、可愛そうに思います。

    最初は小さな火をおこす      周りがだんだん暗くなって夜に
 

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刈り取った草を使って、紐を綯(な)ってみるも

2022年11月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 刈り取ったいろいろな草の葉を使って、試しに紐を綯っています。その結果、芭蕉やウコンなどのような広い葉では紐は綯えないようです。柔らかく綯いやすいのですが、紐にした後に乾燥すると強さが足りません。引っ張るとぼろぼろとちぎれるのです。今のところ、紐として使えそうなのはスゲとチガヤです。この両方を紐に綯ってみました。
 紐として使えるようであれば、簡単な籠くらいは編めるのではないかと思います。また、ほぼろを編む時にワラを絞める縄として使えるのではないかと思います。試しにほぼろの模様にしてみました。

         スゲの葉を綯って作った紐、細い紐になるものの


 スゲを綯って作った紐とチガヤを綯って作った紐には少し違いがあります。その違いは、①チガヤの方が細く綯える。②スゲの方が緑が綺麗、③スゲの方がやや綯いやすい、④スゲの方が葉が短いため頻繁に葉を繋げる必要がある。⑤スゲの方が紐が柔らかい、⑥引っ張り強さは同じ、などなどです。これらの結果、スゲの葉の方がやや良いようです。スゲとチガヤ以外の葉も試してみようと思います。

 刈り取る前のスゲの葉    乾燥した葉を叩く   試しに紐をほぼろの模様に
   

 スゲに続いて、チガヤを紐にしてみました。チガヤは日陰のものは葉が小さいのですが、土手のチガヤは背が高くしかも葉が硬いのです。そのため、背が高いチガヤは硬い根元を10cm位切る必要があります。チガヤは大量に何処にでも生えていますが、紐に向いているチガヤをよく選ぶ必要があります。
 その点スゲは、林の下の半日陰で育つためかどれも同じ長さです。チガヤは冬に枯れてしまいますが、スゲは冬でも枯れず緑のままです。それを考えると、スゲの方が紐に向いていると思います。

    紐にしている途中のチガヤ     両手を合わせて擦るように綯う
 

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放課後学習 成器塾 ポケットティッシュケースの製作(1/2)

2022年11月13日 | 子供の育成関連

 11月2コマ目の小学校 放課後学習 成器塾がありました。今回と次のコマは、主にポケットティッシュケースを制作します。一昨年はやや難しいポケット付きポケットティッシュケースだったため、なかなか完成しませんでした。その反省を元に、去年は容易に作ることができるポケットティッシュケースに変更しました。さて、まずはどんな柄のポケットティッシュケースにするか布を選んでもらいました。みんなすぐには布を決めきれないようでした。

     布を選んだ後、ポケットティッシュケースになるように裁縫


 ポケットティッシュケースを作ることはとても簡単です。私が最初に作り方を解説しました。その後、型紙とチャコを一人ずつ子供に渡しました。今、三角形のチャコを使うことはないと思います。今はチャコペンが主流だと思います。チャコを渡したのには理由があります。それは、布に線を引いたり印を付ける基礎を知って欲しいと思ったからです。なお、白い布を選んだ子供には有色のチャコを渡しました。

 どの模様の布にしようか   いろいろな模様の布   チャコで布に線引き
 
 

 ポケットティッシュケースを作っているのを見回っていました。すると、ある子供が次は巾着をつくりたいと言ってきました。去年もポケットティッシュケースを作ったので、別のものを作りたかったのでしょう。
 子供達はいろんな物を作りたいようです。それを考えると、三年サイクルで変えた方が良いのではと思いました。または学年別に作るものを変えるとか。例えば、①:ポケットティッシュケース ②:巾着 ③:ペットボトルケース などです。
 さて、次回はポケットティッシュケースの続きです。そして、来月は干柿作りクリスマス羊毛フェルト細工の予定です。

     針と糸で丁寧に縫う          もう少しで完成かな
 

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小麦の種まきに備えて、麦畑の準備(2/3) なんと子亀を発見!

2022年11月12日 | 麦,穀類,雑穀

 小麦の種まき準備のため、耕運機を畑に持ち込みました。そして、道路側から順番に耕し始めました。このところ雨が降らないため、畑は硬くしまっていました。特に硬い所はロータリーが跳ねたりしました。そのため、耕運機は最も低速で、かつロータリーの回転を高速にして耕運しました。
 畑の半分ほどを耕して疲れたため、休憩を取ろうと耕運機を止めました。そして、耕したぱかりの畑を横切りました。すると、土の上で何かモゾモゾ動いているではありませんか。この畑に多いツチガエルかと思って目を凝らしました。すると、小さな子亀ではありませんか。よくもまあ耕されて粉々にならなかったものだと思いました。

      小麦畑にするため、乾燥して硬くなった畑を耕運機で耕す


 子亀を入れる箱や袋を持ってきていませんでした。仕方なく子亀をポケットに入れて、耕運を中止にして家に帰りました。誰か飼う人がいないか八方手を尽くしましたが、誰もいませんでした。仕方がないので、少し飼って元気にしてから川に放そうと思います。まずは、水を入れた箱に子亀を入れました。喉が渇いていたのか水を吸うように飲んでいました。カメの餌を購入して与えました。
 畑は後日、今度はトラクターで耕そうと思います。トラクターは耕し幅が大きいため、効率よく耕すことができます。やれやれ子亀に右往左往した午後でした。

  道路側から耕運始め   畑の半分を耕運完了   出てきた泥だらけの子亀
  

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3糸式ベビーロックミシンの修理(2/2) 完了

2022年11月11日 | 建設,工事,修繕

 先日のことです。修理が完了した3糸式ベビーロックミシンをYさんにお渡ししました。故障の原因は、モーターの回転電極に電気を供給するブラシでした。ブラシが端子に固着してスムーズに動かなかったのです。すり減ったブラシでしたが、取り寄せて交換するほどではありませんでした。
 回転電極を綺麗に磨いて、さらに固着を防ぐためブラシを押さえる端子を磨いておきました。ついでにブラシの摩耗屑で黒く汚れた回転電極周辺を綺麗にしておきました。これで、回転電極に電気が供給されるはずです。実際にモーターを組み立てて電源を入れると、元気良く回るようになりました。そして、布が縫えるようになりました。

     分解したモーターの内側、固着してスムーズに出ないブラシ


 古い昭和製ロックミシンであるため、やはりモーターも古いものが使われていました。古いことで一番のメリットは修理が容易なことです。最近のモーターは回転子の制御が電子化されています。そうなると、モーターの交換しか修理の方法がありません。これはミシンに限らず、ラジオやテレビのように電子製品にも当てはまります。昭和の製品ならば、素人でもなんとか修理ができるのですが。

  ブラシを差し込む    モーターを再組み立て   モーターのテスト
  

 モーターを元のように組み立てて、3糸式ベビーロックミシン本体に取り付けました。三本の糸を取り付けて、100V電源を繋ぎました。そろそろとスイッチを足踏みすると、ゆっくりと針が上下に動きました。さらにスイッチを押すと、早く元気よく針が上下します。添えた布を見ると、ちゃんとカットされて縫えていました。やれやれ直って良かったです。
 昨今、ミシンなどの街の修理屋さんが少なくなっています。無線機アンプ古いミシン草刈機蓄音機トラクターハーベスタ耕運機ラジオなどを直すこともある私です。みなさんに重宝される修理屋さんになれればと思っています。

   モーターを本体に組み込み         縫えることを確認
 

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小麦の種まきに備えて、麦畑の準備(1/3)

2022年11月10日 | 麦,穀類,雑穀

 そろそろ麦の種まきシーズです。以前は大麦、裸麦、紫麦、二条大麦などたくさんの種類の麦を育てていました。今はパスタ用小麦とオートミール用の麦だけを育てています。その麦を育てる畑の準備を始めました。小豆を育てていた畑を小麦畑に転換するのです。小豆の残渣をハンマーナイフモアで砕いた後、傍の林も綺麗にしました。涼しい気候になり、秋の日差しを浴びながらの楽しい野良仕事です。後日トラクターで耕運してから小麦の種を蒔こうと思います。

        ハンマーナイフモアで前作の小豆の残渣を粉砕


 ハンマーナイフモアによる小豆残渣の粉砕はすぐに終わりました。続いて、傍の林の手入れが思いのほか時間がかかりました。林の中は、背が高い草が生い茂り、山ぶどうなどの蔓が生え放題でした。草刈機も使いましたが回転刃に絡みついてなかなか作業が進みません。ですが慌てる必要はありません。のんびり時間をかけて林内を手入れしました。ただ、足元に落ちた大量のどんぐりで足裏がごろごろすることです。歩くと痛むずいのです。

    もう少しで残渣処理完了      林内の整理をどんどん進める
 

  林に生えている樹は、ほとんどがコナラやクヌギなどのどんぐりです。これらの樹はシイタケ栽培用に毎年のように伐採しています。ところが、次の春になると伐採した切株からどんどんひこばえで出てきます。一つの切株に10本位ものひこばえです。
 そのひこばえを、ノコギリで切っては片付けました。切株を枯らす方法を知らないため往生しています。薬を使いたくないため、ノコギリで切ったり斧で割っています。数個の切株を処理していると腕が疲れます。今回もすべての切株を処置できませんでした。

           下草を綺麗に刈り取りしたどんぐり林

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サツマイモ,柿,野菜,ササゲなど、秋の収穫物を贈る

2022年11月09日 | 家族関連

  サツマイモ,長ネギや小松菜などの野菜,柿,ササゲなどの収穫で、とても忙しい毎日を過ごしています。野菜は、無農薬にも関わらず害虫や野鳥の被害を免れています。珍しいことです。その野菜を毎日のように食べています。料理が下手な私ですので、簡単な肉野菜炒めで多くを食べています。
 そして、それらの収穫物を東京に住む家族に贈りました。そう言えば、この10年間家族とお正月を過ごしたことがありません。長い単身赴任生活なのです。このお正月、10年ぶりに家族が住む東京で過ごそうと思います。お正月の高幡不動尊の雑踏が懐かしいです。

           東京に住む家族に秋の収穫物を贈る


 珍しい物を入れました。それは、田布施町の高校生が醸造しているお酒です。お酒を醸造している高校は、全国でも田布施にある農業高校だけです。美味しかったかどうか、このお正月に聞いてみようと思います。

  蔓付きのサツマイモ     枝付きの甘柿     高校生醸造のお酒
  

 また、ササゲをさや付きで贈りました。ついでに、季節が分かるように紅葉したばかりのサトウカエデの葉を何枚か入れておきました。苗を植えてから8年位経つサトウカエデですが、なかなか大きくなりません。メイプルシロップを収穫するにはまだまだ年数がかかりそうです。

    さやのまま入れたササゲ       紅葉したサトウカエデの葉
 

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地域の痩せ猫を動物病院に連れて行く

2022年11月08日 | 生き物

 知り合いから電話があり、やせ細った地域猫(生後半年)を動物病院で診てもらえないかとの相談でした。たまたま休みだったため連れて行きました。初めての病院で不安なのか、車の中でニャーニャーと鳴きまくりです。猫に関わるのは我家で飼っていたリンちゃん以来のことです。
 診断の結果、体重2.4Kg,寄生虫なし,口内炎少し,秋風邪かも,ノミがいる。最後に抗生物質の注射一本打ちました。なお「万が一猫エイズならば治らず、残念。」とのことでした。二週間後にもう一度来院するようにとのこと。今度は血液検査などするそうです。病院からの帰り道、恐怖心から解放されたのかぐっすり寝ていました。

    診断に入る前に待機中の地域猫(名無し)、とある動物病院にて


 野良猫は、放置しているとどんどん増えて迷惑になります。野良ではなく地域猫として飼えば良いのですが、地域の合意がとても難しいそうです。増えないために一番良い方法は去勢とのこと。去勢費用が安いのは雄なのだそうですが、雄は遠くへ旅をします。そのため、よそから雄猫が入ってしまうため雄猫の去勢の意味がないそうです。去勢するならば雌とのこと。でも3万円位費用がかかるそうで、誰がその費用を負担するかでもめるそうです。
 猫嫌いの方は猫がいること自体迷惑。猫好きな人が費用を出せばとのこと。猫好きな人は餌をあげるけど飼うのは嫌だとのことです。去勢に関心がないか、去勢することを可愛そうと思うか・・・・などなど。みんなで飼いみんなで責任を持つのは一筋縄ではいかないようです。

  猫を診断してもらった動物病院      診察を待つ間もニャーニャー
 

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草の葉を使って、縄を綯(な)ってみる(1/x)

2022年11月07日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

  わら細工のほぼろを製作する過程で、野山にある草で綯った縄が使えるのではないかと思うようになりました。ほぼろを編む時、今は市販の麻紐を使っています。それを草を綯って作った縄に変えてみようかと思います。
 子供の頃に自分でわら縄を綯っていたので、綯うのはそう難しいことではありません。綯いやすい草を適当に選んで、天日乾燥しては水に戻して縄にしてみました。わら縄よりも細い縄にできる草もあるため、もしかしてその縄自身で籠を編めるかも知れません。まずは、縄になりそうな草をあれこれ探して試そうと思います。

  縄にした草、左から:チガヤの仲間,スゲの仲間,わら,ウコンの仲間


 我家の裏山や畑を歩いて縄になりそうな草を探してみました。すると、細長いチガヤの仲間がたくさん生えていました。また、薄暗い林にスゲの仲間がたくさん生えていました。スゲは冬も緑色で引っ張ってもちぎれないため縄に綯えそうです。さらに、我家の裏にウコンの仲間が生えています。何かの目的で植えたようで、ハーブのよう臭いがします。その葉が縄に綯えそうでした。
 それらの葉を根元から刈り取って数日間天日干ししました。そして、水に戻して柔らかくした後に手で綯ってみました。葉の大きさや長さなど皆違うのですが、どれも縄になりました。

  林の中に生えるスゲ    裏山に生えるウコン    天日乾燥したスゲ
  

 どの草も縄に綯えるのですが、耐久性はどうでしょうか。わらで綯った縄と比べて強いようなら合格とします。チガヤの仲間は一番細い縄になりましたが、葉が細すぎて綯えにくいです。またウコンの仲間は綯えやすいのですが、葉が短いので何度も継ぐ必要があります。太い縄になるので籠の取っ手として使えるかもしれません。今のところ、スゲの仲間が綯えやすいように思います。草にはいろいろ種類があります。古来繊維を取っていたカラムシも縄にしやすいのではないかと思います。紙にする楮も皮が縄になるかも知れません。

    乾燥したスゲを水に戻す      腰を落としスゲの仲間を縄に綯う
  

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11月最初の成器塾 刺し子コースター製作の最終日

2022年11月06日 | 子供の育成関連

 放課後学習 成器塾の3コマ目の刺し子コースター作りが今回で終わりました。去年と比べて模様が複雑で作り方がやや複雑だったのか、1コマ多くかかりました。二人は未完成でした。次回はポケットティッシュケースを作りますが、その二人には先に刺し子コースターを完成してもらおうと思っています。
 なお、早く完成した子供達には別の作業をしてもらいました。来年の調理に使う小豆をサヤから取り出す作業です。先日畑で収穫した小豆のさやです。

      左六つは完成した刺し子コースター、右二つは次回完成


 四年生は当初裁縫道具を持っていませんでした。当然ながら針を持ったこともない子もいたようです。一方で、母親や祖母が裁縫をしているとのことで針や糸を使わせてもらう子もいるようです。総じて、六年生の方が早く刺し子コースターを完成しました。また、六年生の方が要領よくミシンを使っていました。

  ミシンで端を縫う    アイロンで形を整える    コの字閉じを習う
  

 刺し子コースターを完成した子には、サヤから小豆を取り出してもらいました。農薬を使わずに育てた小豆です。サヤから小豆を取り出している時、いろいろなハプニングがありました。そのハプニングを子供達は喜んでいるにみえました。
 そのハプニングとはサヤの中に小さな虫が潜んでいたり、変色したりゆがんだり傷んだ小豆があったりしたことです。小さな虫を摘まんではキャーキャー喜んでいました。虫を怖がったり嫌がったりする子がいないことが意外でした。

   仲良く手回しミシンで縫う      楽しげにサヤから小豆を取り出す
 

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小ぶりの甘柿をたくさん収穫

2022年11月05日 | 樹木,果樹

 我家の甘柿が収穫適期を迎えました。早朝になると、たくさんの野鳥が柿に樹に群れ始めました。見ていると、熟した柿から順につついています。早く収穫しないと、みんな食べられてしまいます。上の方にある柿は手が届かないため、梯子をかけて登って取りました。柿の樹は折れやすいので注意が必要です。
 たくさんの柿を収穫しました。しかし、収穫数は多いのですが、今年は大きさが小ぶりで形が少しいびつです。夏の間に摘果しておけば良かったかも知れません。おやつとして小さい柿から順番に食べています。どれも甘くて美味しいです。柿を食べていると秋を実感します。

           柿を次々にもいでは地面に落として収穫


 今回収穫した柿は、10年位前に園芸店で苗を購入して植え付けました。確か、品種名が書いてなく大粒の甘柿でした。また種が少ない品種のようでした。柿は実がなるのが隔年ですが、この柿は、実がたくさんなる年と、少ない年が交互です。少ない年でも一応実はなります。実際、去年は少ないものの柿を収穫できました。

  樹の頂上に実る柿     中ほどの高さの柿     次々に柿をもぐ
  

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「元宰相 岸信介の生涯」展を開催 年譜,写真,映像,満州,著書など

2022年11月04日 | ふるさと

 田布施町郷土館では11月の間、「元宰相 岸信介の生涯」展を開催しています。今回は誕生から亡くなるまでの長い年譜(10m位)を展示しました。その年譜を読むと、日清戦争の直後に生まれ、昭和天皇が崩御する2年前に亡くなったことが分かります。
 その他の展示品は、首相就任後のお国入りの写真,元宰相岸信介に関わる本,満州に居住していた頃に使われた満州国の貨幣の一部や債券・権利書など,映像,岸信介が学生時代に学んだであろう明治の教科書や小説などです。
 なお、郷土館は元宰相岸信介展と元宰相佐藤栄作展をほぼ毎年交互に必ず実施しています。兄の元海軍中将佐藤市郎を含めて展示したこともあります。前回は元宰相佐藤栄作に関わる展示会を開催しました。その他、埋蔵文化財展,明治150年展藍染め体験伝統わら細工体験歴史出前講座(移動郷土館)史跡案内江良碧松國木田独歩など田布施町に関わる著名人展なども並行して実施することがあります。

         「元宰相 岸信介の生涯」展の展示品の一部


 これまで元宰相岸信介や元宰相佐藤栄作展をしてきましたが、コロナの影響を考慮したとしても近年入館者が減ってきていることです。その一番の理由は、岸・佐藤世代(明治生まれ)がいなくなったことだと思います。さらに、その子世代(大正生まれ)も減ってきた事です。岸・佐藤共に歴史上の人物になってきたからのようです。50歳以下の年齢の方にとって岸・佐藤は遠い歴史上の人物のようです。また結婚や就職などで田布施町に来た方にとって、岸・佐藤は普段話題にのぼらないのではないかと思います。
 元宰相岸信介と元宰相佐藤栄作の母校である国木小学校(現在は合併して田布施西小学校)では積極的に生徒に教えています。そのため、当校の生徒は元宰相岸・佐藤をよく知っていますが、その保護者の方が知らないことが多いようです。

 郷土館の掲示板で案内    明治時代の教科書    書籍や満州の資料
  

 去年、元宰相岸信介や元宰相佐藤栄作の功績や政治などについて小学生に解説しました。子供達に分かりやすく解説したことが良かったのか、今年も小学校に行って解説することになりました。
 子供達が理解しやすいように、総理大臣のことを学級委員に例えて解説しました。また、生き物係を農林水産省に例え、体育係などを文部科学省に例えました。また、購買部を財務省や経済産業省に例えました。さらに、民主主義,選挙,そして政党などについても分かりやすく図表で説明しました。眠っている子はいなかったので理解してもらえたのではないかと思います。

 なお、現在開催中の「元宰相 岸信介の生涯」展は11月30日までです。

   生涯の年譜とお国入り写真        晩年の写真と年譜
 

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タマネギの苗を植え付け(2/2)

2022年11月03日 | 野菜:根菜

 秋冬野菜の種まきはすでに終わり、残ったのは育苗したタマネギ苗の植え付けです。前回のタマネギ苗植え付けの時と同様に、耕運機で畑を耕し、畝を作り、最後に穴付き黒マルチを被せて植え付けの準備をしました。続いて、タマネギの苗を掘り取りました。雑草の間にヒョロヒョロ生えてはいましたが、どの苗も鉛筆位の太さに育っていました。

          掘り取ったタマネギの苗を本畝に植え付け


 今回植え付けたのは育苗した赤タマネギと晩生のタマネギです。今年はいろいろな種類のタマネギ苗を植え付けたことになります。早生、晩生,赤,ジャンボタマネギの四種類の苗を植えました。購入した苗は、早生,赤,ジャンボタマネギです。育苗したのは晩生と赤タマネギです。赤タマネギの苗は購入したものと育苗したものです。みんなちゃんと育つでしょうか。

  耕運後に畝を鞍型に     黒マルチを被覆    黒マルチの裾を固定
  

 今回の反省点は、晩生と赤タマネギの育苗が思わしくなかったことです。一番の原因は雑草をまめに取らなかったことに尽きると思います。雑草に埋もれたとは言え、赤タマネギも晩生タマネギもそれぞれ50本位取れました。そのため、種を100粒以上蒔いたのに半分しか育たなかった格好です。来年はもう少し丁寧に育苗しようと思います。

  雑草の中に埋もれたタマネギ苗      それでも50本以上は苗を取る
 

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楽しかったね、サツマイモ掘り,柿もぎ,そしてササゲの収穫

2022年11月02日 | 野菜:芋類

 秋晴れが続きます。我家だけでは食べきれないサツマイモ、近所の子供達を呼んで掘りました。小学生も高学年になるとクラブ活動などで来れないようです。そのため、低学年生二人が芋ほりにやってきました。
 いつの時代もそうですが、子供達にとって芋ほりは楽しいようです。土の中に隠れたサツマイモを自分の手で掘り出すことは、宝探しのようでワクワクするのでしょう。
 サツマイモ掘りだけでは物足りないでしょうから、樹にたくさん実った甘柿も収穫してもらいました。事前に子供がもぎやすい低い位置の柿を残しておきました。さらに、茶色に実ったササゲのさやを収穫してもらい、さやの中にあるササゲ豆を取り出してもらいました。サツマイモ,柿,そしてササゲ豆をお土産として、子供達に持って帰ってもらいました。

         楽しそうにサツマイモを掘っている子供達と保護者


 子供は体が小さいのでスコップやクワを使えません。そこで、子供用に小さな手クワや移植ごてを用意していました。しかし、保護者が持たせた小道具で掘っていました。土を掘っていてサツマイモを見つけると「あったあ!」と歓声をあげていました。そして、芋づるを掴んで力いっぱい引っ張っていました。たくさん収穫して、我家分のサツマイモも掘ってくれました。

  二人仲良く芋ほり     芋づるを引っ張る   掘り上げたサツマイモ
  

 サツマイモを全て掘り終わると、子供達を甘柿の樹の下に案内しました。そして、柿を収穫してもらいました。低い位置にある柿なので、片手で柿を持ってひねると簡単にもげます。両手いっぱいに柿をもぎました。テーブルに持ち帰ると、美味しそうな柿を選んで皮を剥ぎました。そして、テーブルに座って行儀よく食べました。とても美味しそうでした。

   左手に柿を持ってひねり取る     皮をむいた柿、美味しかったかな
 

 柿を食べ終わると、今度は子供達をササゲ畑に案内しました。そして、茶色のさやを取ってもらいました。八百屋さんではササゲ豆を売っていますが、さやは売っていません。そのため、豆がさやの中にあることを知っている子供は少ないと思います。
 考えてみれば、八百屋さんにはいろいろな豆を売っています。ソラマメ,小豆,ササゲ,金時豆,落花生,グリーピース,そして大豆などたくさん売っています。どれもみな、収穫直後は必ずさやに納まっています。そのことを知っている方はどれほどいるでしょうか。

   ササゲ畑に入りさやを収穫      さやを開くとササゲ豆が並んでいる
 

 続いて、収穫したさやからササゲの豆を取り出してもらいました。ほどよく乾いているさやは、開くとバラバラとたくさんの豆が飛び出してきます。子供達は、飛び散った豆を楽しげに集めていました。農産物を収穫する機会が少ない子供達にとって良い体験だったのではないでしょうか。
 収穫体験にやってきた子供達は、サツマイモ,柿,そしてササゲ豆をお土産にして元気よく帰っていきました。

     乾いたさやを開いて、飛び散らないようにササゲ豆を取る

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川西地区 西山~呉麓山~真殿 史跡巡りウォーキングの下見(2/2)

2022年11月01日 | 歴史探訪他ウォーキング

 妙見神社を出ると、中村林道を真殿に向かって歩きました。しかし、妙見神社までは歩きやすかった林道ですが、妙見神社以降は急に荒れた道になりました。道には元々バラスが敷いてありましたが、今や枯草や落葉が積もっています。そして、まだ背が低いですが草木が茂っていました。この道は何年も管理がされていないようです。8年前に黒麓山に登った時はまだ管理されていて、倒木などはなく道に草木も生えていませんでした。しかし今、倒木や倒れた竹には困りました。さらに、壁のように道に立ちふさがったイバラの壁には往生しました。

        山鎌やノコギリを使ってイバラの壁を潜り抜ける


 荒れた道が続きましたが、倒木は避ければ歩けました。そうこうするうちに、呉麓山登山口に到着しました。ここには以前広場がありましたが、雑草や雑木に占領されていました。そのため、座ることができず立ったまま休憩しました。この広場跡にはアンテナが立っています。そのアンテナ管理のため、かろうじて歩ける程度には管理されているようでした。

   棚田の石垣跡      倒れたたくさんの竹    倒れた竹を避ける
  

 呉麓山入口から以後の林道は壮絶でした。道は所々で崩れているし、倒木が道をふさいでいました。そして、一番の難所は道に立ちふさがるようにイバラの壁が立ちふさがっていたことです。どこも通れません。そこで、持ってきた山鎌やノコギリが大活躍です。イバラのわずかな隙間を広げるように刈りました。太い幹はノコギリで取り除きました。しかし、長袖の上からイバラの棘が容赦なく腕を刺しました。そのうち、イバラの壁に人が一人通ることができるトンネルを開けました。いやはや難敵でした。

   真殿近くで茂るイバラやススキ   国木小学校跡に向かい真殿下を歩く
 

 イバラの壁を通り抜けると、しばらくは歩きやすい山道が続きました。所々に石垣があるため、かつては棚だったと思われます。切通しを抜けると、だんだん下り坂になりました。そして、道の両側に棚田跡を示す石垣が散見されました。ところが、どの棚田は竹に占領されていました。そして、倒れた竹があちこちで道をふさいでいました。その竹を避けたり踏んだりして歩きました。
 そのうち、真殿の家がちらほら見えてきました。しかし、胸の高さまで茂る草木が道をふさいでいました。せっかくここまで来たので、それらの草木をぐいぐい押し分けながら進みました。そして、やっと荒れた林道を抜けるとことができました。参加された方々、お疲れさまでした。

    西山~呉麓山~真殿周辺の史跡巡りウォーキングの下見コース

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