すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

同じ内容を別の表現で

2008年05月22日 | 読書
 同じ内容を別の表現で行う訓練をつんでおくと、言いづらい問題を指摘することに応用可能となる。

 佐藤 優『プレジデント』(2008.6.2号)

 「『ワルの殺し文句』辞典」というなんとも、あの佐藤優にふさわしい?タイトルであるが、実に楽しく読めた。
 人心掌握術という意味合いで書かれたものだろうが、単純なコミュニケーションで済まない仕事が拡がるなかでは、かなり意識的にそうした言い回しを覚えておく必要があるし、それを「訓練」して遣えるようにするという自覚も大切だ。

 自分にとっては抜け落ちていた視点だったと思う。自己表現の振り返りを迫られたような気がする。