すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

要約と思考習慣

2008年05月03日 | 読書
 複数の場合、お互いの要約の違う点が論点となる。批判的思考をせざるを得ない。
 一人の場合でも、要約で蓄積されているものとの比較で批判的思考をせざるを得ない。

 大森修『国語教育 2008.5』(明治図書)
 
 批判的思考のもとは、確かに要約力である。
 同時に「何が違うか」「何が問われているか」という「頭の向き」が必須なのではないか。問題を抉りだしていくような思考習慣なしに、いくら情報の取り出しが上手にできてもしょうがない。

 やはり「あれっ」「はてな」と感じ、それを表現してみる活動が大切だ。