すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

秋空、ヤラカシちまった爽快感

2022年10月02日 | 雑記帳
 最近は正直「慌しいなあ」と感ずることは少なくなってきていたが、ここに来て久しぶりのビジーモードになっている。そのあれこれは、実は並べるまでもないことだ。しかし、齢相応に注意力が衰えると、チョンボを誘発しそれはまた連鎖する。ああ、ヤラカシちまったと空を見上げたのは久しぶりだった。ただ、それが何か一種の爽快感にもつながっているようで笑えてくる。



 紹介文コンクールがあって、入選者一覧や審査員の短評を整理・清書するのは自分の役割だ。一覧を一応仕上げ、職員に確認をしてもらった。一箇所の漢字の間違いを指摘され、まずまずかと思い、図書館だよりや町広報原稿、そして賞状作りデータなどほぼ完了したときだった。優秀作品(原版)を台紙に貼り付ける段階になって、「あれ、この名前は…」と気づいたのだった。


 ひらがなもおぼつかない低学年氏名のある一文字が、短評を書いた方が写した文字と違っているのでは…と疑念がわいた(それだけ微妙な筆使い)。学校へ電話して確認してみたら、やはりミスであることが判明。自分が短評を打ち込む段階で、作品原稿を確認するのを怠ったせいか…ああ、仕方がない。と、入賞者一覧表を数種類打ち直した。賞状配布の前でよかったではないか。


 一安心したら、何だかファイル上のデータ(写真や、絵本をスキャンしたものなど)が、妙に雑然と見えてきた。資料作成のために使用して済んだものをそのままにしている。ミスを防ぐために、この機会に整理、整理…と削除していった。数分後、あることにハッと気づく。来週の読み聞かせ用に出勤してすぐ取り込んだデータをそこに貼り付けたのではなかったか。えっえっえっ。


 案の定、フォルダーの日付確認をせずに、はずみで未使用ファイルまで削除していた。いや「ゴミ箱」にあるかと一縷の望みを持って確かめたが、共有ネットワーク上に置いたので復元不可。ああ、今朝30分近くかけたのに…。気を取り直し、週末用に何か本を借りよう。『思わず考えちゃう』(ヨシタケシンスケ)がいいなあと借りて、帰宅したら書棚にその本、きちんと並んでいました。