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カブカカスイカカカエルカカ

2023年06月07日 | 雑記帳
 日経平均株価がバブル期以来の…などと書き出すと、いくらか知識でも持っていそうに見えるが、皆無である。TVニュースで毎日見聞きしてこれほど疎い分野も珍しい。身近な企業にも影響がある…程度のことは理解できる。しかし、結局自分までたどり着くのに結構な時間が掛かってしまうことから興味が湧かない。


 週刊誌で「池上彰のそこからですか」という連載を読み、多少わかったような気になっても、所詮「ような」で済む。おそらく我が生涯終了まで縁遠いのだろう。話は飛ぶがsuicaという代物とも縁が薄い。一応JR絡みのカードは持っていたので、都会に行った折にチャージして使った記憶はあるが、何年前の話だ!!





 人口に絡む全国ワーストデータが突出している我が秋田県でも、suicaが使えるようになったと報道にあった。しかし実に限られた地域限定である。最寄りのJR駅(しかも車で15分はかかる)まで、そのシステムがくるのに何年かかることか。今の齢を考えれば、かのJR絡みカードも処分する時期だし益々遠くなる。


 身近な食物「かぶ」と「すいか」なら好物である。しかし、語の響きは同じでも「カブカ」「スイカ」となるとかけ離れてしまう…などと、田んぼのカエルの鳴き声が聞こえ始めた夜にぼんやり思っていると、全然見慣れない語がネットニュースに載っていて、首を捻った。Z世代の流行語「蛙化現象」カエルカ…何!?


 「好きになった人を両思いになった途端に気持ち悪く思える」という若い女性に見られる現象を指すという。由来は童話「カエルの王様」らしいが複雑にねじ曲がって言語化された。膨大で多様な情報に抑圧される個人の心が、路上でひき潰されている蛙の姿に重なり、哀れを誘う。余計なコトバは振り払うに限る。