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桜と絵本と豆乳と

令和五年八十八夜日録

2023年05月03日 | 雑記帳
 ♪夏も近づく八十八夜♪という詞を手遊び歌として口にしていた頃は、こんなに天気が不順だったろうか。記憶とは曖昧で、暑かったことも寒かったこともその時は盛んに嘆いたわりに、時が過ぎれば些事に思えてくる。それは仕事や人づきあいも同様で、苦しさ辛さも時が解消してくれなければ、人間はパンクする。


 さて、今日はこども園読み聞かせ初日。計画通り絵本3つと紙芝居1つを演じた。先日書いた、園の活動や日常の交友関係にも結びつくものを意図的に選んでみたが、正直反応は今一つだった気がする。そう思うのはやはり集中しきれない子どもの存在が目に付くからだ。困難はあるにしろ、惹きつける術を学ばねば…。





 お昼のニュースで、県内のコロナ感染者が約290人と出た。二カ月以上出ていない数値である。先月中旬から管内感染者が目立ち心配していたが、やはり全県的に増えているではないか。連休後の5類移行は決定事項ではあっても、それがあくまで経済主導の政治的判断だということを頭に入れないと、身は守れない。



 先日の新聞で県内「道の駅」の来場者数(3年間の統計)が示され、本町の「端縫いの郷」が県内第3位。なんと素晴らしいと思った。十文字や象潟よりも多いなんて…と思っていたら、昨日のさきがけWebではネット上の人気投票ではなんと第1位と発表された。条件の良くないなかの船出を知っているだけに嬉しい。


 昨年度の年間貸出を集計しランキングが出された。その掲示を見て、強いなあミステリ小説と改めて思う。1日は月曜休館だったので、今日は開館と同時に新着本を目当てに入館する常連の方々もいる。ほとんどが小説で間違いない。そのこと自体悪いことではないが、読書は娯楽と割り切ることもできないでいる。



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