9月20日に、厚生労働省が、「平成27年版働く女性の実情」を公表しました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000135522.html
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/15.html
「働く女性の実情」に関しては、過去に、
【 21-4-B 】
平成20年版働く女性の実情では、平成20年の女性の労働力率を年齢階級
別にみると、25~29歳(76.1%)と45~49歳(75.5%)を左右のピーク
とするM字型カーブを描いているが、M字型の底は昭和54年に25~29歳
から30~34歳に移動して以来30~34歳となっていたが、比較可能な昭和
43年以降初めて35~39歳となった、とし、また、M字型の底の値は前年
に比べ上昇した、としている。
という出題が行われています。
これは正しい内容です。
女性の労働力率については、労働力調査からの出題もありますが、
それ以外のものを根拠とした出題もあります。
そこで、「平成27年版働く女性の実情」において、女性の労働力率に関しては、
平成27年の女性の労働力率を年齢階級別にみると、「25~29歳」(80.3%)と
「45~49歳」(77.5%)を左右のピークとし、「30~34歳」を底とするM字型
カーブを描いている。
M字型の底の年齢階級は、平成20年から26年は、「35~39歳」であったが、
平成27年は「30~34歳」となった。
M字型の底の値は0.4ポイント上昇し、71.2%となった。
「25~29歳」については、比較可能な昭和43年以降初めて8割を超え、すべて
の年齢階級との比較において過去最高の水準となった。
また、「30~34歳」、「35~39歳」、「40~44歳」、「45~49歳」、「50~54歳」
及び「60~64歳」についてもそれぞれの年齢階級で比較可能な昭和43年以降、過去
最高の水準となった。
という記述があります。
前述の問題で、「M字型の底」を論点としていることから、
その点は、しっかりと確認をしておいたほうがよいでしょう。