令和5年度試験が終わり、すでに1か月以上経ちます。
令和5年度試験を受け、令和6年度試験も受けるという方、
試験問題、もう一度、解いてみましたか?
解いていたら、実際に試験で解いたときより、
多分、できたのでは?
一度、解いていますからね。
で、試験の際、どうして、こんな問題を間違えたのかな?
なんて、あるのではないでしょうか?
そう・・・基本的な問題で・・・・間違えた、
そんなのが、いくつもあるのではないでしょうか?
試験には、難解な問題、細かい内容の問題など出ていますが、
そんなのを間違えたとしても、基本的な問題を間違えなければ、
かなり得点がアップするのでは?
そうなんですよね。
すべきことは、基本を固めること。
ですので、
来年の試験に向けて、まず、すべきは、「基本」の徹底です。
今日の過去問は「労基法H26-6-A」です。
【 問 題 】
労働基準法第39条の趣旨は、労働者の心身の疲労を回復させ、
労働力の維持培養を図るため、また、ゆとりある生活の実現にも
資するという位置づけから、休日のほかに毎年一定日数の有給
休暇を与えることにある。
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【 解 説 】
年次有給休暇の趣旨に関する問題です。
年次有給休暇は、労働者の健康で文化的な生活の実現に資するため
に労働者を労働から解放し、休息を保障しようというものです。
なお、「休日」とは、労働契約において「労働の義務がない」とされ
ている日をいい、「休暇」とは、本来は働かなければならない日の
「労働の義務が免除」される日であって、「有給休暇」は、労働
の義務が免除されても賃金を失わない休暇です。 正しい。