「江―姫たちの戦国」(上・下)田渕久美子(日本放送出版協会)
先日、予告したとおり「江」を読んだ。
これで、浅井三姉妹を描いた作品は、だいたい読んだ。
少女時代の描き方では、この作品が1番印象深かった。
姉妹関係の描写も不自然ではなく、なかなかよい、と思う。
でも、キャラクターに陰影が乏しい、一昔前の少女マンガのよう・・・元気なだけのヒロイン。
もう少し心理描写を何とかして欲しい、と感じた。
(TV向けなら、この程度で仕方ないか)
ただし、読みやすさでは、この作品が1番かな。
(普段、文字を読まないような方でもOKかも)
豊臣家が滅びていく詳細な描写では、秋山香乃さんの三部作・・・
「茶々と信長」「茶々と秀吉」「茶々と家康」が秀逸であった。
この三部作は資料の豊富さと消化の点でも優れている。
(不満な点もあるが、この作品が今のところベスト)
「美女いくさ」(諸田玲子)は1冊の中に、コンパクトにまとまっていた。
「乱紋」(永井路子)は基本図書、といったところ。
皆さんも、興味がわいたら、読んでみて。
(来年、TVで放映されるので、一足先にどうぞ)
PS
春日局は、どうも好きになれない。
私なら、即解雇、だ。
【ネット上の紹介】
大奥の潔い終焉を描き「篤姫ブーム」を巻き起こした田渕久美子が、大奥の始まりに至る道のりを、浅井三姉妹の三女・江を主人公に鮮やかに華やかに描く。
「悩んだときは山に行け!」鈴木みき(平凡社)
登山入門を兼ねたコミックエッセイ。
基本的な疑問に答えてくれる。
例えば・・・
山はどこにあるか?
どんな道具・装備が必要か?
服装はどうか?
山小屋の泊まり方。
消灯時間は何時?、風呂はあるか?トイレはどうか?、水はもらえるか?等。
コースの選び方。
トレーニングの方法。
山のルールについて。
・・・いろいろ分かりやすく解説されている。
コミックとしての面白さでは、先日紹介した「でこでこてっぺん」(ゲキ)の方が面白いけど、
知識・情報ではこちらの方が役に立つ、かな。
【ネット上の紹介】
山で人生変わった女子がおくる、“笑えて使える”登山コミックエッセイ。
第1章 山に恋しちゃいました!(地球まるくないじゃん―なにかがふっきれた24歳;山が足りない―山を求めてスキー場バイト;もっと山を!―読者モデルに応募してみた);
第2章 少しずつ山を知る(東京にも山がある!―雲取山へ初めての登山;山小屋で山を知る―三十路手前の山ごもり;初めての縦走―雲の上の一本道へ);
第3章 こんなに楽しい山の世界(ひとり登山のすすめ;まずは近くの低山へ;山では若いとほめられる;温泉に入るまで山は終わらない;酒と食の愉しみ;自分のスタイルを見つけよう;こんな男と登ってはいけない;テント泊という自由;悩んだときは山に行け!);おわりに―山は私の万能薬
登山入門を兼ねたコミックエッセイ。
基本的な疑問に答えてくれる。
例えば・・・
山はどこにあるか?
どんな道具・装備が必要か?
服装はどうか?
山小屋の泊まり方。
消灯時間は何時?、風呂はあるか?トイレはどうか?、水はもらえるか?等。
コースの選び方。
トレーニングの方法。
山のルールについて。
・・・いろいろ分かりやすく解説されている。
コミックとしての面白さでは、先日紹介した「でこでこてっぺん」(ゲキ)の方が面白いけど、
知識・情報ではこちらの方が役に立つ、かな。
【ネット上の紹介】
山で人生変わった女子がおくる、“笑えて使える”登山コミックエッセイ。
第1章 山に恋しちゃいました!(地球まるくないじゃん―なにかがふっきれた24歳;山が足りない―山を求めてスキー場バイト;もっと山を!―読者モデルに応募してみた);
第2章 少しずつ山を知る(東京にも山がある!―雲取山へ初めての登山;山小屋で山を知る―三十路手前の山ごもり;初めての縦走―雲の上の一本道へ);
第3章 こんなに楽しい山の世界(ひとり登山のすすめ;まずは近くの低山へ;山では若いとほめられる;温泉に入るまで山は終わらない;酒と食の愉しみ;自分のスタイルを見つけよう;こんな男と登ってはいけない;テント泊という自由;悩んだときは山に行け!);おわりに―山は私の万能薬