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「女たちは二度遊ぶ」吉田修一

2011年03月18日 20時25分46秒 | 読書(小説/日本)


「女たちは二度遊ぶ」吉田修一

「悪人」「初恋温泉」ときて、今回は短編集「「女たちは二度遊ぶ」を読んでみた。
様々な女性11人が描かれる。
それにしても、この作者、女性キャラクターのバリエーションが多い。
よっぽど、もてたんでしょうね。

さて、吉田修一作品は、これでいったん終了。
他に「パーク・ライフ」「パレード」を読んでみたいけど。
でも、他作家で読む本が、山のように蓄積されているから。
実は、先刻書店にて新刊4冊購入。
さらに、図書館から5冊取り寄せている。
こうなると、読書は楽しみなのか、煩悩なのか・・・・境界線が曖昧になってくる。
(クライミングと同じで、楽しみでもあり、苦しみでもある・・・でも登らずにいられない)
そんなわけで、吉田修一作品は、これでいったん終了とする。

【ネット上の紹介】
電車で遭遇した目を見張るように美しい女。電話ボックスで見かけた甘い香りを残した女。職場で一緒に働く世間に馴染めない女。友人の紹介でなんとなく付き合った怠惰な女。嬉しくても悲しくてもよく泣く女。居酒屋から連れ帰った泥酔する女。バイト先で知り合った芸能界志望の女。そして、中学の時に初めて淡い恋心を抱いた女…。人生の中で繰り返す、出会いと別れ。ときに苦く、哀しい現代の男女をリアルに描く短編集。