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美の理想

2011年03月31日 19時54分48秒 | 身辺雑記

先日、中野京子さんの「名画の謎」を紹介した。
昔は、豊満な女性、言い換えれば、太った女性に「美」を感じたようだ。
太っていて、尚且つ、胸は小さい、ってのが理想。

現代では、その逆。
『理想』=『激やせ+巨乳』。
美の基準が完全に逆転している。
・・・これって、ほとんどギャグ?生身であるのだろうか?


『ダナエ』、1636-1637年。レンブラントが初めて手掛けた等身大ヌード画。
妊娠ではありません・・・ちょっと、お腹出てるだけ。

『マリー・ド・メディシスの生涯』(1622-25)
全身にくまなく脂肪がついている体型を「ルーベンス型」、というそうだ。
そのうち、また『美の基準』変化するかもね。