先週木曜日、ナカガイ摂津店で、納涼ボルダーまつり(ボルダーセッション)が開催された。急に「参加してみようかな」、と思いたった。
結果、登れた課題は次のとおり。(前半15課題、後半15課題、全部で30課題)
前半・・・1,2,5,6,9,10・・・以上、6本
後半・・・16,17,18,21,24・・・以上、5本
合計=11本(3分の1しか登れなかった)
さて、日曜日にポンポン山に登ったあと、ナカガイジムに移動した。
再度、先日のセッション課題をトライしたくなったから。
条件は本番と同じ。即ち、前半赤テープ1時間トライ、15分休憩、そして後半黒テープ1時間トライ、である。(17:30から初めて19:45に終了、前回登れた課題も、再度トライした)
前回と比較して、ムーブが分かっているので、どれも少ない回数で登れた。
(実を言うと、2番はムーブを教えてもらって少し楽になった・・・感謝)
前回登れず、今回登れたのは、4番、23番。(これで2本増えて登れた合計13本となった)
でも、もっとがんばったら、さらに登れるかというと・・・「NO」、である。(これ以上、登れる気がしない)
登れなかった課題の感想は次のとおり。
前半で特に難しいのは・・・3,11,12,15
比較的マシそうなのは・・・7,8,13,14・・・かな?(でも、登れない)
後半は体力的にも弱っているので、どれも難しく感じる。
特に、22,25~30はムリそう。(19,20は比較的マシかも?・・・でも、登れない)
私が登れたルートを【設定者別】に別けて見ると、次のとおり。(意外と、特定の方に偏っていない)
山田君設定・・・4、10、21、24・・・合計4本
正田君設定・・・5、9、18、23・・・合計4本
中貝君設定・・・1、2、6、16、17・・・合計5本
設定作業は、正田君、山田君が作って、中貝君が全体のバランスがとれるよう、
ムーブが偏らないよう調整して、グレードもうめた、と聞いている。
以上、これが先日のボルダー・セッションの感想&コメントである。
3ヶ月前から右肘が痛くて、弱っていたが、最近「激痛」→「鈍痛」に変わってきた。
なんとか、ボルダー練習も再開できそう。
それを試す意味でも、今回の参加を思いたった。
「調子悪いから、あまり登れなかった」と言い訳しているのではない。
もし絶好調でも、これ以上登れなかった、と思う。
ボルダーと言うのは、はったりが効かない。
登れるか、登れないか、実力が如実に顕れる。
残念ながら、これが私の実力なのだ。
登山やルートは、ごまかしが利く・・・つまり、実力より上手くみせることができる。
(山岳会でも、いわゆる、「口で登る」という先輩がいたりする)
ルートは、何度もトライしてるうちに、体が順応して何となく登れたりするし、
ムーブを発見したり、教えてもらったり、レスト技術やクリップ技術でカバーできたりする。
天候や気温、その時の『気合い』、応援なんかでも変化する。(複雑で様々な要因が絡む)
でも、ボルダーは、シンプルでごまかしが利かない、正味である。
時たま、しつこくトライすると、登れなかったのが登れる時もあるが、その確率1割もない。
それよりも、9割以上の確率で、身体を壊してしまうだろう。
だから、ボルダー練習は慎重にしなければならない。(特に高齢者!)
だったら最初から、ボルダー練習せずに長モノ練習ばかりしたらええやんけ!と言われるかもしれない。
でも、グレードを上げようとすると、ボルダー練習が必要。
核心を80%くらいの力で登るのと、100%使い切るのとでは、全く違ってくる。。
核心で100%だすと、その後ガバがきても、回復しない。
終了点直下の簡単なムーブでも「ポテッ」と落ちてしまう。
だから、ボルダー練習が必要、と感じる。
PS
ボルダーは才能、センス、年齢が物を言う、と思う。
若い時からボルダーをすると、瞬発力が全く違ってくる。
歳をとってボルダーが上手いのは、よっぽど才能がある方、と思う。
PS2
その後、8番、20番が登れた。日が変われば、気分も変わり、トライも変わる・・・のかな?(たまたま)