小沢一郎の民主党代表辞任のニュース、正直、がっくり来ました。本当に読めない人です。私、この辞任が、本人の意図とは逆に、政権交代を遠ざけるものとなってしまうのではないかと危惧しています。小沢一郎以外に、一体、誰を担ぎ出せば、民主党が勝てるのですか?思い浮かびません。これまでの国策捜査、偏向報道にもめげずに代表へ留まって来たのは、政権交代への執念ではなかったのでしょうか?このタイミングで代表辞任してしまったのでは、逆効果にしか思えません。日本が封建時代を脱し、近代国家へと脱皮するための最大のチャンスを迎えた最後の最後になって、小沢氏、このタイミングで代表辞任とは、「その説明責任を果たしてくれ!」という国民の叫びが聞こえてきそうです。次の代表についての質問に、小沢氏は、「辞めて行くものが、次の人について論ずべきではない」と答えたようですが、それこそ、無責任ではないですか。「選挙に勝って、政権交代をする」という目標を達成すると言っておきながら、自分がとりあえず辞める他にストラテジーを示せないのなら、国民はその辞任をどう納得すればよいと言うでしょう。少なくとも、グラント申請では、研究計画が成功しなかった場合に備えて、バックアッププランを検討していなければ、確実に落とされます。自分が代表を辞めれば、民主党が纏まると言うが、それは、私は逆だと思います。小沢一郎が民主党に合流して、この寄り合い部隊を纏め、野党第一党にまで育ててきたのではなかったのでしょうか。彼が居なければ、今の民主党は無かったし、その求心力ゆえに、逆に党内から反小沢派が出てくるわけで、最初から小沢一郎がいなければ、反小沢派など生まれるはずもありません。それを、勘違いしたのか、自分が表に立ちたくないことへの言い訳にしたいのか、「自分が辞めれば民主党が纏まり、選挙に勝てる」というのでは、本末転倒で、言い訳にしか聞こえません。前回の大連立にしても、彼は、国民の気持ちを真っすぐに真っ正面から受け止めようとする覚悟に欠ける所があると思います。悪い言葉で言えば、目的のために手段を選ばず、そんな所があります。それが残念です。表で真っ向勝負するより、裏に回って自由に動く方が彼もやり易いのはわかりますが、この政権交代がかかった正念場で、小沢一郎以上の人材のいない民主党なのに、最後まで覚悟を決めて突っ張れない、というのが悲しいです。
昔、好きだった力士は安芸乃島でした。小柄でありながら、怪力の持ち主で、腰が重く、がっぷり組まれた不利な体勢から、その底力でひっくりかえして、しょっちゅう横綱を倒していたものでした。自分より格上のものには随分強いのですが、攻めが遅くて、逆に格下のものには弱いという弱点があり、総合結果ではどうしてもトップになれないというタイプでした。小沢氏も、安芸乃島タイプならちょっと悲しいです。政権交代を成し遂げるには、マスコミのバッシングや国策捜査などを蹴散らさねばなりません。民主党内の不満など張り手一発で吹き飛ばさねばなりません。ここでの攻めは、直線的で圧倒的でなければならないのです。最後の最後で変化球でボール球に手を出させようというようなセコい算段をしてはいかんのです。その辺のことをどこまで考えたのか、政権交代に命をかけると言うならば、本当に命をかけて、最後まで代表として信念を曲げず、表に立って、真っ向勝負を厭わずに戦って貰いたかった、と思います。「大連立」のときも、数日で撤回しました。もう一度、代表辞任を撤回してもらいたいと思います。
ひょっとしたら、民主党の代表選挙で結局、適任者なし、ということになって、民主党内の支持を得て、再び代表への復帰というシナリオがあるのかも知れません。仮に、そういう筋書きがあったとしても、そんな小技で「雨ふって地固まる」をねらうような作戦を私は支持しません。ストレートに正直にぶつかって、正面から政権交代を成し遂げてもらいたいと思います。そうでなければ、国民は民主党を信用できません。政権交代は、官僚政治を廃し、マスコミと権力との癒着の上に築かれた利権構造を破壊し、在民主権を実現するためのものではないですか。戦いは既に始まっています。ここでマスコミの偏向報道、捏造記事、検察の国策捜査、に負けたという印象を与えたのでは、仮に政権交代が実現したところで、本当に官僚政治廃止が実現できるのか、という国民の疑念が残ってしまいます。政権交代は正面突破で行わねば意味がない、私はそう思うのですが。
昔、好きだった力士は安芸乃島でした。小柄でありながら、怪力の持ち主で、腰が重く、がっぷり組まれた不利な体勢から、その底力でひっくりかえして、しょっちゅう横綱を倒していたものでした。自分より格上のものには随分強いのですが、攻めが遅くて、逆に格下のものには弱いという弱点があり、総合結果ではどうしてもトップになれないというタイプでした。小沢氏も、安芸乃島タイプならちょっと悲しいです。政権交代を成し遂げるには、マスコミのバッシングや国策捜査などを蹴散らさねばなりません。民主党内の不満など張り手一発で吹き飛ばさねばなりません。ここでの攻めは、直線的で圧倒的でなければならないのです。最後の最後で変化球でボール球に手を出させようというようなセコい算段をしてはいかんのです。その辺のことをどこまで考えたのか、政権交代に命をかけると言うならば、本当に命をかけて、最後まで代表として信念を曲げず、表に立って、真っ向勝負を厭わずに戦って貰いたかった、と思います。「大連立」のときも、数日で撤回しました。もう一度、代表辞任を撤回してもらいたいと思います。
ひょっとしたら、民主党の代表選挙で結局、適任者なし、ということになって、民主党内の支持を得て、再び代表への復帰というシナリオがあるのかも知れません。仮に、そういう筋書きがあったとしても、そんな小技で「雨ふって地固まる」をねらうような作戦を私は支持しません。ストレートに正直にぶつかって、正面から政権交代を成し遂げてもらいたいと思います。そうでなければ、国民は民主党を信用できません。政権交代は、官僚政治を廃し、マスコミと権力との癒着の上に築かれた利権構造を破壊し、在民主権を実現するためのものではないですか。戦いは既に始まっています。ここでマスコミの偏向報道、捏造記事、検察の国策捜査、に負けたという印象を与えたのでは、仮に政権交代が実現したところで、本当に官僚政治廃止が実現できるのか、という国民の疑念が残ってしまいます。政権交代は正面突破で行わねば意味がない、私はそう思うのですが。