随分前にロイブキャナンというブルースギターを弾く人の「メシアが再び」という曲がヒットしました。メシア、キリストの再臨を信じることが基本的にキリスト教のコアになっていると思います。キリストの再臨によって世界は救われるが、それまでに、間もなくやってくるであろう第三次世界大戦やイスラエルでの最終戦争ハルマゲドンなどで世界は荒廃し、さまざまな苦難を人類が受けることになると考えられています。思うに、人類の苦難はすでに始まっています。ヒトラーの予言だと2014年にヨーロッパとアメリカの1/3が荒廃するとありますから、本当だとすると、これは中東、イスラエル周辺が火元となってロシアとアメリカの核戦争(第三次世界大戦)が来年にも起こるということを意味しているのかも知れません。
そして、メシアが再びやってくる前に、早くもチェルノブイリが再び危険な状態になってきているようです。
チェルノブイリ事故の後、放射性物質拡散防止のためにコンクリートで原子炉周辺を固める石棺と呼ばれる処置がなされました。確か数年前に、その石棺の老朽化で新しい石棺を作る必要があって工事をしていたが、巨額のプロジェクトで財政難で工事が中断していたという話を聞いた覚えがあります。ウクライナ政府はフランスなどの近隣国に資金援助を要請していたはずですが、資金繰りは思わしくなかった様子でした。
そのチェルノブイリの石棺が一部、崩壊したというニュースを下のブログで知りました。
事故収束から30年もたたないうちに、終わったはずの事故から、また危機が訪れました。核種によれば、何万年という半減期があるわけですから、これらの放射性物質を半永久的に管理しつづけないといけません。国に人もカネもあればそれでも良いでしょうけど、ウクライナのようにソ連時代に作られた「負の遺産」を小国に分裂した後も背負って行かねばならなくなった国は困るでしょう。ウクライナだけの話ではなく、チェルノブイリの問題はヨーロッパを広範囲に巻き込むことになりますから、ヨーロッパ諸国はいやでもチェルノブイリを放っておくことはできなくなります。原発のある所はどこでも同じですね。日本でも、フクシマ事故が仮に一定の収束を迎えた後も、何百年に渡って持続的な管理が必要になりますが、近い将来予想される少子化と経済危機の中で、事故後の原発が長期に管理できるのか誰も知りません。キリストの再臨を期待するしかないのかも知れません。
そして、メシアが再びやってくる前に、早くもチェルノブイリが再び危険な状態になってきているようです。
チェルノブイリ事故の後、放射性物質拡散防止のためにコンクリートで原子炉周辺を固める石棺と呼ばれる処置がなされました。確か数年前に、その石棺の老朽化で新しい石棺を作る必要があって工事をしていたが、巨額のプロジェクトで財政難で工事が中断していたという話を聞いた覚えがあります。ウクライナ政府はフランスなどの近隣国に資金援助を要請していたはずですが、資金繰りは思わしくなかった様子でした。
そのチェルノブイリの石棺が一部、崩壊したというニュースを下のブログで知りました。
フランスねこのNews Watching
チェルノブイリの石棺、雪で倒壊―80名が避難、放射性物質拡散の危機再び/ルモンド紙(2月15日)
1986年4月26日に起きた史上最悪の原子力事故、チェルノブイリ原発事故から27年が経った今日、ウクライナの首都キエフ市から140キロの距離にある同原発4号機に新たな危機が訪れた。2月12日(火)午後、チェルノブイリ原発の原子炉に隣接する石棺の屋根と壁の一部分が倒壊。1986年、緊急事態の中で急遽建設されたコンクリート製石棺の倒壊は、他の部分にも広がる懸念がある。石棺の老朽化を理由に始まった新たな石棺の建設に関わる関連企業関係者約80名はこの日、現場から避難を行った。
ウクライナ共和国の原子力規制当局から寄せられた情報と画像によると、石棺にはおよそ600平方メートルにわたり陥没。原子力規制当局は石棺が雪の重さに耐えられず倒壊したことによる「些細な事故」と述べている。今回倒壊したのはタービン建屋の関連部分で、内部に閉じ込められた放射性の塵が外部に漏れだす危険がフランス放射線防護原子力安全研究所からも指摘されている。又、倒壊がドミノ式に進めば、190トン近い使用済み燃料が残っているとされる原子炉の覆いまでが崩れる危険性がある。ウクライナの環境市民団体は同国政府が速やかな情報公開を行っていないことに対し懸念を指摘した。
チェルノブイリの石棺、雪で倒壊―80名が避難、放射性物質拡散の危機再び/ルモンド紙(2月15日)
1986年4月26日に起きた史上最悪の原子力事故、チェルノブイリ原発事故から27年が経った今日、ウクライナの首都キエフ市から140キロの距離にある同原発4号機に新たな危機が訪れた。2月12日(火)午後、チェルノブイリ原発の原子炉に隣接する石棺の屋根と壁の一部分が倒壊。1986年、緊急事態の中で急遽建設されたコンクリート製石棺の倒壊は、他の部分にも広がる懸念がある。石棺の老朽化を理由に始まった新たな石棺の建設に関わる関連企業関係者約80名はこの日、現場から避難を行った。
ウクライナ共和国の原子力規制当局から寄せられた情報と画像によると、石棺にはおよそ600平方メートルにわたり陥没。原子力規制当局は石棺が雪の重さに耐えられず倒壊したことによる「些細な事故」と述べている。今回倒壊したのはタービン建屋の関連部分で、内部に閉じ込められた放射性の塵が外部に漏れだす危険がフランス放射線防護原子力安全研究所からも指摘されている。又、倒壊がドミノ式に進めば、190トン近い使用済み燃料が残っているとされる原子炉の覆いまでが崩れる危険性がある。ウクライナの環境市民団体は同国政府が速やかな情報公開を行っていないことに対し懸念を指摘した。
事故収束から30年もたたないうちに、終わったはずの事故から、また危機が訪れました。核種によれば、何万年という半減期があるわけですから、これらの放射性物質を半永久的に管理しつづけないといけません。国に人もカネもあればそれでも良いでしょうけど、ウクライナのようにソ連時代に作られた「負の遺産」を小国に分裂した後も背負って行かねばならなくなった国は困るでしょう。ウクライナだけの話ではなく、チェルノブイリの問題はヨーロッパを広範囲に巻き込むことになりますから、ヨーロッパ諸国はいやでもチェルノブイリを放っておくことはできなくなります。原発のある所はどこでも同じですね。日本でも、フクシマ事故が仮に一定の収束を迎えた後も、何百年に渡って持続的な管理が必要になりますが、近い将来予想される少子化と経済危機の中で、事故後の原発が長期に管理できるのか誰も知りません。キリストの再臨を期待するしかないのかも知れません。