12日はオバマのState of the Union Addressがありました。直接、聞いていませんけど、興味があったのは3月に迫っている歳出強制削減についてどう言うかでした。アメリカの国防、研究、教育、さまざまな部門での歳出をほぼ一律に5%以上カットするという乱暴なやりかたで、財政赤字に対処するという共和党のアイデアです。私は、議会制民主主義は殆どただの芝居だと思っているので、共和党が前回に赤字上限を上げることに同意した際に出してきた歳出強制削減も、結局は形だけやったふりをするだけに終わるであろうと思います。ちょうど、数年前に日本の民主党がやった事業仕分けみたいなものですね。だいたい5%の歳出カットしたぐらいで、積もりにつもった赤字に対しては焼け石に水です。諸悪の根源は中央銀行です。そもそも無から作ったカネを貸し出して利息を取るという悪どいことをやって儲けている連中が悪いのです。
そういえば、日本も次の総裁を巡って、日銀の独立性がどうとかいう話をしていました。日銀は建前上、単なる上場株式企業にしかすぎず、その大株主は外国の金融マフィアで日本政府が保有する株はごく一部です。日銀こそ完全に国民の監視下に置くべきです。アメリカでも同じことで、ナゾの民間銀行であるFRBから金などの裏付けのないただの紙切れに過ぎないドルなり円なりを政府がわざわざ買うという時点ですでに詐欺です。
とにかく、オバマは歳出強制削減には慎重であらねばならないという消極的な見解を示し(当然ですが)、今後、3月の末、アメリカ政府の金が無くなるまで、議会で共和党とチャンバラごっこを繰り広げることになるのでしょう。
こうして、国民の不安を誘い、市場を揺さぶって、焼け太りするのが連中のいつもの手です。3月1日に強制削減はたぶん一旦施行され、国民のパニックに乗じてカネもうけをするのでしょう。そして3月末までにまた新たな妥協案がするすると出てきて、強制削減は解除されるという筋書きになると思います。民主党と共和党のチキンレースみたいに見えますけど、落としどころは決まっているので、実は単なる条件闘争というのが本当なのでしょうね。
その後、バチカンのローマ法王が老齢を理由に辞任するというニュースを聞きました。11億人といわれるカトリックの総本山、バチカンについては数々の陰謀論が昔から渦巻いており、今回の辞任理由に関してもさまざまな憶測が飛び交っています。この辞任と次の法王に関して、浅川嘉富さんが書かれた興味深い記事を見つけましたので、一部転載します。これを読んで、ひょっとしたらアメリカの財政危機はただの芝居で終わらないかも知れないと思い出しました。
7つの丘がニューヨークというのは興味深いです。カネをつかって人間を奴隷化している金融マフィアは無論、フリーメーソンの側です。「New World Order」を打ち立てるという彼らの野望が本当だとしたら、その計画に狂いが出てきたという兆候なのかも知れません。資本主義もほぼ行き着くところまでいきつこうとしています。最後のローマ法王の時代に中央銀行制度に基づく貨幣経済という一大搾取システムが崩壊するという意味なのかも知れません。もしそれが起これば、世界はとんでもない混乱に陥るでしょうが、それはより良い人間らしい世界を実現するために必要なことだと私は思います。
そういえば、日本も次の総裁を巡って、日銀の独立性がどうとかいう話をしていました。日銀は建前上、単なる上場株式企業にしかすぎず、その大株主は外国の金融マフィアで日本政府が保有する株はごく一部です。日銀こそ完全に国民の監視下に置くべきです。アメリカでも同じことで、ナゾの民間銀行であるFRBから金などの裏付けのないただの紙切れに過ぎないドルなり円なりを政府がわざわざ買うという時点ですでに詐欺です。
とにかく、オバマは歳出強制削減には慎重であらねばならないという消極的な見解を示し(当然ですが)、今後、3月の末、アメリカ政府の金が無くなるまで、議会で共和党とチャンバラごっこを繰り広げることになるのでしょう。
こうして、国民の不安を誘い、市場を揺さぶって、焼け太りするのが連中のいつもの手です。3月1日に強制削減はたぶん一旦施行され、国民のパニックに乗じてカネもうけをするのでしょう。そして3月末までにまた新たな妥協案がするすると出てきて、強制削減は解除されるという筋書きになると思います。民主党と共和党のチキンレースみたいに見えますけど、落としどころは決まっているので、実は単なる条件闘争というのが本当なのでしょうね。
その後、バチカンのローマ法王が老齢を理由に辞任するというニュースを聞きました。11億人といわれるカトリックの総本山、バチカンについては数々の陰謀論が昔から渦巻いており、今回の辞任理由に関してもさまざまな憶測が飛び交っています。この辞任と次の法王に関して、浅川嘉富さんが書かれた興味深い記事を見つけましたので、一部転載します。これを読んで、ひょっとしたらアメリカの財政危機はただの芝居で終わらないかも知れないと思い出しました。
さらに近づいた「世の出直し」
私が法王退任のニュースで驚いたのは、終身制のローマ法王が自ら辞任したということだけでなく、「聖マラキの予言」が頭によぎったからである。マラキと呼ばれる人物は1094年にアイルランドに生まれ て若くして司教に登用され、その後大司教としてキリスト教伝道に大きな貢献のあったカトリック教の大司教 であるが、彼は12世紀のケレティヌス2世以後の112人のローマ法王の特徴を、ごく短いフレーズで言い当てている人物として有名である.
....
問題はこのマラキ大司教が残した「聖マラキの預言」と呼ばれる書では、112番目の法王がローマ教会の最後の法王となっていることである。つまり、現在の「オリーヴの栄光」と呼ばれるベネディクト16世の後を継ぐ新たな法王の在職中に、ローマ法王庁は終わりを告げることになるというわけである。
その点について聖マラキの預言では、次のように述べられている。
「ローマ聖庁が最後の迫害を受ける間、ローマ人ペテロが法王の座に就く。 「ローマ人ペテロ」は多くの艱難の最中、子羊を司牧する。この苦難が去ると7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下される。おわり」
大司教マラキの残された預言が正しいものなら、これから登場する「ローマ人ペテロ」と名指しされた112代目の法王は、ローマ法王庁の最後の法王として、フリーメーソン系の人々に乗っ取られた法王庁の中で孤軍奮闘し、子羊たちに真のキリスト教の教えを広め、ローマを追われる法王となる運命を担っているようである。
最後の111、112代法王の時代には、反キリストのマイトレーヤが登場して裏で人々を惑わすという説もある。いずれにしろ、この最後の法王 「ローマ人ペテロ」は多くの艱難に遭遇することになるようであるが、その最後には7つの丘、つまりローマの町は崩壊し、人々にはかってない厳しい審判が下されることになるようである。
この審判の対象となるのは、イエスが説いた教えから大きく逸脱した教義を世に広めたローマ法王庁の人々だけなのか、それとも、その誤った教えを信じ続けてきた 多くのキリスト教徒もその対象となるのかは判然としないが、12億人を超す 信者を持つキリスト教会の混乱は、世の中を騒然とさせることは間違いなさそうである。
因みに、「7つの丘の町」とはローマではなくニューヨークを指す言葉であるという説もある。この考えに立てば、間もなくして、賭博場と化したニューヨークのウォール街で為替や株式を扱って世界の金融市場を動かしている人々に鉄槌(てっつい)が下ることになるのかもしれない。イエスがゴルゴタの丘で糾弾したのは、貨幣の兌換を商いとしていた人々であったからである。
私が法王退任のニュースで驚いたのは、終身制のローマ法王が自ら辞任したということだけでなく、「聖マラキの予言」が頭によぎったからである。マラキと呼ばれる人物は1094年にアイルランドに生まれ て若くして司教に登用され、その後大司教としてキリスト教伝道に大きな貢献のあったカトリック教の大司教 であるが、彼は12世紀のケレティヌス2世以後の112人のローマ法王の特徴を、ごく短いフレーズで言い当てている人物として有名である.
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問題はこのマラキ大司教が残した「聖マラキの預言」と呼ばれる書では、112番目の法王がローマ教会の最後の法王となっていることである。つまり、現在の「オリーヴの栄光」と呼ばれるベネディクト16世の後を継ぐ新たな法王の在職中に、ローマ法王庁は終わりを告げることになるというわけである。
その点について聖マラキの預言では、次のように述べられている。
「ローマ聖庁が最後の迫害を受ける間、ローマ人ペテロが法王の座に就く。 「ローマ人ペテロ」は多くの艱難の最中、子羊を司牧する。この苦難が去ると7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下される。おわり」
大司教マラキの残された預言が正しいものなら、これから登場する「ローマ人ペテロ」と名指しされた112代目の法王は、ローマ法王庁の最後の法王として、フリーメーソン系の人々に乗っ取られた法王庁の中で孤軍奮闘し、子羊たちに真のキリスト教の教えを広め、ローマを追われる法王となる運命を担っているようである。
最後の111、112代法王の時代には、反キリストのマイトレーヤが登場して裏で人々を惑わすという説もある。いずれにしろ、この最後の法王 「ローマ人ペテロ」は多くの艱難に遭遇することになるようであるが、その最後には7つの丘、つまりローマの町は崩壊し、人々にはかってない厳しい審判が下されることになるようである。
この審判の対象となるのは、イエスが説いた教えから大きく逸脱した教義を世に広めたローマ法王庁の人々だけなのか、それとも、その誤った教えを信じ続けてきた 多くのキリスト教徒もその対象となるのかは判然としないが、12億人を超す 信者を持つキリスト教会の混乱は、世の中を騒然とさせることは間違いなさそうである。
因みに、「7つの丘の町」とはローマではなくニューヨークを指す言葉であるという説もある。この考えに立てば、間もなくして、賭博場と化したニューヨークのウォール街で為替や株式を扱って世界の金融市場を動かしている人々に鉄槌(てっつい)が下ることになるのかもしれない。イエスがゴルゴタの丘で糾弾したのは、貨幣の兌換を商いとしていた人々であったからである。
7つの丘がニューヨークというのは興味深いです。カネをつかって人間を奴隷化している金融マフィアは無論、フリーメーソンの側です。「New World Order」を打ち立てるという彼らの野望が本当だとしたら、その計画に狂いが出てきたという兆候なのかも知れません。資本主義もほぼ行き着くところまでいきつこうとしています。最後のローマ法王の時代に中央銀行制度に基づく貨幣経済という一大搾取システムが崩壊するという意味なのかも知れません。もしそれが起これば、世界はとんでもない混乱に陥るでしょうが、それはより良い人間らしい世界を実現するために必要なことだと私は思います。