柳田先生のエントリ、日本とイスラエルはもっと仲良くすべきだ、と読んだので。
科学時術のことに関しては私も同感します。ワイスマン研究所には知り合いも居りますし、日本人でワイスマンに留学した人も多いと思います。個人的にしっているイスラエル人は皆、人間としていい人ですが、ただ、なにせNが少ないですから、一度もイスラエルに行ったことのない私は国や国民性を直接知るだけの知識はありません。日本でも同じことだと思います。平均すれば日本人は、勤勉で思いやり深く思慮深い人間的に優れた人ば多いと思います。その一方で、とても利己的で自分のことしか考えず、カネのためには他人を利用し、社会や自然を破壊する行為を躊躇わないような人間も少なくありません。だから、個々の人間から帰納的に「国民性」みたいなものを想像して、それに基づいて逆に個人を判断しようとすると誤るでしょう。まして、「国」ともなれば、その性質を各国民のあり方を見て理解するのは不可能と言えると思います。なぜなら、国というものは平等な人間の集合的コンセンサスをもとに運営されているのではなく、ごく一部の権力層と呼ばれる人間の都合のよいように動かされているからです。日本では、「民主主義」というものは形骸化した形としてしか存在していないようです。それは、度重なる沖縄在日米軍の無法行為がいつまでたっても無くならず、放射能垂れ流し原発がいつまでたっても廃炉にされないのを見ていればよくわかります。そして、最近、はじまった国民派、反原発議員となった山本太郎氏への数々のネガティブキャンペーンを見ると、力をもっている者の品性の低さと、カネのためにはプライドも原理原則も平気で捨て去るマスコミ、絶望的になりますね。
イスラエルも同様でしょう。多くの民はユダヤ国家建国という悲願のもとに集まった善良かつ信心深いユダヤ人のかも知れません。陰謀論は止めますが、ヒットラーがユダヤ系であるのは有名な話ですし、ナチスのユダヤ弾圧はそもそも、イスラエル建国をしたい一部の金持ちが、その目的のために、ユダヤ人をヨーロッパから追い出して、聖書の舞台である土地に無理に集めたのだ、という話もあります。もしそうなら、自分たちの都合でアラブ人を追い出し、そこにムリヤリ国を作ったイスラエルがアラブに恨まれるのは当然でしょう。ちょっと背景は違いますが、満州国のような感じですかね。大勢の普通の日本人が、新しい土地への希望を抱いて入植したのと同様、イスラエルに入植してきたユダヤ人の大抵は安住の地を望んだ普通の人々だったでしょう。しかし、関東軍が必ずしも満州入植日本人の味方でなかったと同様、イスラエルのシオニスト政府も必ずしもイスラエル人の味方ではないのかも知れません。つまり、イスラエルに流れてきた大多数の一般ユダヤ人と、イスラエルという国家を作りそれによって何かをしたいと考えている一部の金持ちの自称ユダヤ人との意図には乖離があっても不思議ではないということです。
パレスティナ問題や最近のシリア、イランとの対立で悪い印象を与えるイスラエルは、多分、イスラエル人の民意を反映しているわけではないでしょう。想像するにイスラエルに住んでいる普通のイスラエル人は、パレスティナと戦争して日々、テロの恐怖に晒されたり、必要以上に反政府シリアに肩入れしたり、周辺アラブ諸国への過剰なまでな強硬的な態度をとることは望んでいないでしょう。人間ですから、お互い、睦みあい助け合って平和に暮らしたいはずです、ふつうなら。でも、日本で起こっているように、外資やアメリカの手先となって、国民の富を売り飛ばし、原発事故にあっては被害者を見殺しにし、必要もない憲法改悪をしようとしてみたりするような一部の国を運営する立場にある人間が、大多数の一般国民を犠牲にして、己の利益を追求するのは、大昔から行われてきたことで、同様に、イスラエルという国とその国民を使って、己の利益なり欲望を満たそうとする連中が、イスラエルのあの好戦的、挑発的態度のウラにいて、彼らの行動は必ずしも大多数のイスラエル人の意思を反映しているわけではないのではないのか、と想像するのです。
日本とイスラエルが仲良くするべきだ、という意見に関しては、国家レベルでは「アメリカ抜き」ならば賛成です。(無論、そんなことはあり得ません)大体、日本がアメリカ抜きで独自外交することはできません。それをやった田中角栄がどんな目にあわされたかを思い出すだけで十分でしょう。日本人とイスラエル人が個人個人として仲良くするべきだという意見には無条件で賛同します。べつにイスラエル人に限りません。中国人、韓国人、その他の国の人々、あらゆる国にあらゆる人々と個人的に友人であることは文句無しに素晴らしいと私は思います。
日本人の多くも中国や韓国から激しく日本が非難されて、周囲に味方の国がゼロのイスラエルの人々に思いをはせることが可能になったかもしれません。日本では、パレスチナ善、イスラエル悪、という図式がありますが、イスラエルは皆殺しに会うかもしれない危険性を絶え間なく意識して今日までやって来たのです。簡単に善や悪と決めつけるのは意味がありません。なにしろたくましく、頭が良くて、活動的な生きぬく術にたけた民族です。仲良くなったらいいことが沢山あります。
わたくしが言いたいのは、イスラエルの科学技術は実に見るべきものが多数あって、健康科学技術も世界最高レベルであることです。そういう国と日本が密につきあわないのは,本当に残念です。
わたくしが言いたいのは、イスラエルの科学技術は実に見るべきものが多数あって、健康科学技術も世界最高レベルであることです。そういう国と日本が密につきあわないのは,本当に残念です。
科学時術のことに関しては私も同感します。ワイスマン研究所には知り合いも居りますし、日本人でワイスマンに留学した人も多いと思います。個人的にしっているイスラエル人は皆、人間としていい人ですが、ただ、なにせNが少ないですから、一度もイスラエルに行ったことのない私は国や国民性を直接知るだけの知識はありません。日本でも同じことだと思います。平均すれば日本人は、勤勉で思いやり深く思慮深い人間的に優れた人ば多いと思います。その一方で、とても利己的で自分のことしか考えず、カネのためには他人を利用し、社会や自然を破壊する行為を躊躇わないような人間も少なくありません。だから、個々の人間から帰納的に「国民性」みたいなものを想像して、それに基づいて逆に個人を判断しようとすると誤るでしょう。まして、「国」ともなれば、その性質を各国民のあり方を見て理解するのは不可能と言えると思います。なぜなら、国というものは平等な人間の集合的コンセンサスをもとに運営されているのではなく、ごく一部の権力層と呼ばれる人間の都合のよいように動かされているからです。日本では、「民主主義」というものは形骸化した形としてしか存在していないようです。それは、度重なる沖縄在日米軍の無法行為がいつまでたっても無くならず、放射能垂れ流し原発がいつまでたっても廃炉にされないのを見ていればよくわかります。そして、最近、はじまった国民派、反原発議員となった山本太郎氏への数々のネガティブキャンペーンを見ると、力をもっている者の品性の低さと、カネのためにはプライドも原理原則も平気で捨て去るマスコミ、絶望的になりますね。
イスラエルも同様でしょう。多くの民はユダヤ国家建国という悲願のもとに集まった善良かつ信心深いユダヤ人のかも知れません。陰謀論は止めますが、ヒットラーがユダヤ系であるのは有名な話ですし、ナチスのユダヤ弾圧はそもそも、イスラエル建国をしたい一部の金持ちが、その目的のために、ユダヤ人をヨーロッパから追い出して、聖書の舞台である土地に無理に集めたのだ、という話もあります。もしそうなら、自分たちの都合でアラブ人を追い出し、そこにムリヤリ国を作ったイスラエルがアラブに恨まれるのは当然でしょう。ちょっと背景は違いますが、満州国のような感じですかね。大勢の普通の日本人が、新しい土地への希望を抱いて入植したのと同様、イスラエルに入植してきたユダヤ人の大抵は安住の地を望んだ普通の人々だったでしょう。しかし、関東軍が必ずしも満州入植日本人の味方でなかったと同様、イスラエルのシオニスト政府も必ずしもイスラエル人の味方ではないのかも知れません。つまり、イスラエルに流れてきた大多数の一般ユダヤ人と、イスラエルという国家を作りそれによって何かをしたいと考えている一部の金持ちの自称ユダヤ人との意図には乖離があっても不思議ではないということです。
パレスティナ問題や最近のシリア、イランとの対立で悪い印象を与えるイスラエルは、多分、イスラエル人の民意を反映しているわけではないでしょう。想像するにイスラエルに住んでいる普通のイスラエル人は、パレスティナと戦争して日々、テロの恐怖に晒されたり、必要以上に反政府シリアに肩入れしたり、周辺アラブ諸国への過剰なまでな強硬的な態度をとることは望んでいないでしょう。人間ですから、お互い、睦みあい助け合って平和に暮らしたいはずです、ふつうなら。でも、日本で起こっているように、外資やアメリカの手先となって、国民の富を売り飛ばし、原発事故にあっては被害者を見殺しにし、必要もない憲法改悪をしようとしてみたりするような一部の国を運営する立場にある人間が、大多数の一般国民を犠牲にして、己の利益を追求するのは、大昔から行われてきたことで、同様に、イスラエルという国とその国民を使って、己の利益なり欲望を満たそうとする連中が、イスラエルのあの好戦的、挑発的態度のウラにいて、彼らの行動は必ずしも大多数のイスラエル人の意思を反映しているわけではないのではないのか、と想像するのです。
日本とイスラエルが仲良くするべきだ、という意見に関しては、国家レベルでは「アメリカ抜き」ならば賛成です。(無論、そんなことはあり得ません)大体、日本がアメリカ抜きで独自外交することはできません。それをやった田中角栄がどんな目にあわされたかを思い出すだけで十分でしょう。日本人とイスラエル人が個人個人として仲良くするべきだという意見には無条件で賛同します。べつにイスラエル人に限りません。中国人、韓国人、その他の国の人々、あらゆる国にあらゆる人々と個人的に友人であることは文句無しに素晴らしいと私は思います。