百醜千拙草

何とかやっています

敗戦記念日に際して

2013-08-16 | Weblog
私も資本主義は人間を奴隷化するためのシステムだと思っており、戦争は人の命と引き換えに金儲けするための手段だと思っております。しかし、それは、自分の生活の中での些細な経験から実感しているだけのことで、このシステムを牛耳る権力者やその関係者と直接、接触して理解したわけではありません。(私は、大多数の人々と同様、奴隷にされる側ですから)
ですので、直接、権力者側と本気で戦っている人々の言葉は、何千倍もの重みがあります。屈辱の敗戦記念日(屈辱とは、先の戦争が、「人間性」というわれわれの存在の根本をを否定する「悪」が勝利してしまったという意味です。敗戦とは、日本がアメリカに負けたという表層的な意味ではありません)に際して、「独立国大和」からの下のエントリーをリンクしたいと思います。

ドン底を味わって解る、本当の裏。

この時に この会長さんから お聞きした、 日本のウラ事情。
「カネは 政府(時の権力者)が 必要な分だけ 刷って 我々に仕事を回してくれる。」
「これが無ければ 我々企業も 経営出来ません」
 と。 言った。。
この時は 何を言っているのか? ボク自身 サッパリ解らなかったが??
要は カネは 権力者が好きなだけ 好きな時に 生産出来る という 裏技だった。
それを 、 以前だったか? 自民党の某政治家の 誰かが 口に出して喋った。
それを聞いて 何となく解った。
その意味の 拡大解釈も出来た。
日本国の借金も 日本の国民の借金 と 信じ込ませ 人間を奴隷扱い にする 為の仕掛けだった
どうして 日本の政治家が 政策実行する 公共事業の費用が 国民の借金になるのか?
この深い意味が解らない?
日本の財政赤字が 200%を超えても 財政破綻しない のは どうしてなのか?
そこが 資本主義の最大の マジック なのだ!
世界の民衆に 資本主義という定義 を 信じ込ませ カネの奴隷にさせる のが 目的なのか?
今、言えるコトは カネは回り巡って 権力者(資本家) の元に 返ってくる という 事実だった。
戦争も ヤラセ の 1つだろう。 常に 戦争を画策 している 権力者 が イル。。
それに気が付いた のは 最近だった。 
今の日本政府の中にも イルだろう。 
アメリカ帝国と結託して 世界に 戦争を仕掛ける 不届き者が。
それが 見え隠れ している カラ 今の日本政府は 信用出来ないのだ。
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日本版NIH-敗戦記念日

2013-08-16 | Weblog
ちょっと前のNatureのフロントページ(8/1 2013 Vol 500, pp5)、The test for Abenomicsというエディトリアルの小さな記事。一部、適当に翻訳。

日本の首相であるアベシンゾーは選挙で大勝して浮かれているが、彼の科学政策が研究者の意見を取り入れたものであることを示さなければならない。
前の日曜日の参院選での大勝は印象深い。アベ氏の経済刺激政策への人気が高かったようだ。
、、、
日本国民の殆どは原子力発電再稼働に反対しているのにもかかわらず、アベ氏は前向きだ。首相は、フクシマ事故を悪化させた放射線管理システムは改善されたという考えを押し通そうとしているが、過去数週の間にあった出来事は、不気味な蒸気を出すフクシマ原発も放射線管理システムも正常にはなっていないことを示している。東電が放射性物質が海に漏れ続けていたことを一ヶ月以上も隠蔽していたことは、人々の怒りを呼んだ。疑り深い人々は、東電は選挙が終わるまでこのニュースを認めたくなかったのだ、と言っている。
 アベ氏の科学政策には賛否両論ある。研究資金の配分を、アメリカのNIHのような形にしようと計画しているが、計画されている日本版NIHはその名前とは随分違うようだ。それはもっと応用科学に重点をおいており、科学者自身ではなく、アベ氏と官僚が運営を監督することになっている。

すでに、日本はiPSの成功を余りに楽観視しすぎており、(iPS研究への)資金をさらに増やそうとしている。日本は今後どのような科学や臨床応用が出てくるのかにもっと注意を払うべきだ。その他の(注目されていない)分野の研究者は、疏外されていると感じている。日本版NIHはそのバランスをよくするだろうか?そうなるべきであるが、アベ氏の計画ではそうなる保障はない。科学者の意見を重要視するNIHのまねるのであれば、日本の(科学資金分配の)システムは改善するかも知れない。であるが、現時点では、殆どの研究者は、トップダウンで導入されるアベ氏の日本版NIH構想を、むしろ脅威と感じている。


NIHのやりかたが本当に良いのかどうか、私はわかりません。非常に非効率で遅いし研究者への負担も大きいです。しかし、これは民主主義的なやりかたで科学界全体になるべく平等なようにと考えれば、仕方のないコストのような気がします。おそらく、民主主義的にメリットベースで研究費を配分するということをやろうとすれば、こういう形しかないように思います。結局、全員が同じように研究費を貰えるわけではないのですから。

それから、終戦記念日に際して、二つのニュース

各社一斉に伝えているのが、アベ首相の追悼の辞から歴代首相が必ず述べて来た「不戦の誓い」が消えたこと。戦争は手っ取り早いカネもうけ、借金踏み倒し、焼け太りの機会です。現代、戦争は基本的に国民のためでも国のためでもありません。「戦争をしたい」ことを露骨にする「操り人形」にしか見えない首相をいただく日本国民の不幸。これから堪え難きを堪え、忍びがたきを忍ばねばならない世の中がやってくるかも知れません。

もう一つは、琉球新聞で沖縄訪問したオリバーストーン氏らの言葉。
「日本が米国の属国に見える」 ストーン監督ら来沖会見
「米国の政策がどのような影響を地域にもたらしているかを沖縄に来て実感した。日本が米国の属国のように見える中で、稲嶺進名護市長のように権力に対して厳しい戦いを続けている人もいる」と評価した。 広島、長崎、東京も含む今回の日本訪問について「第二次世界大戦の歴史を含め、日本人はほとんど自分たちの歴史を理解していないと感じた」


日本がアメリカの属国だという意識がもっとも乏しいのが、日本が豊かな時代に生まれて余り不自由なく生活してきた本土の人でしょう。私も若いころは日本は独立国だと思っていました。日本人が自分たちの歴史を理解していないはそうだろうと思います。岩下おじさんのブログに興味深い記事を見つけましたのでリンクします。

四の五の言わずにまずは原爆投下をはっきり総括しろ

終戦記念日が来るたびに思い出すのは無能軽薄な政治家の意識の低さ、無教養、想像力の欠如こそが「悪魔」の実態であるということである。その典型がS.トルーマンであると考える。
ご存知のようにトルーマンの原爆投下命令によって日本の敗戦が早まったのではなく、すでに交戦意欲をなくした日本がポツダム宣言をすぐに受け入れてはむしろ具合が悪かったのである。とにかく巨額の予算をつかったマンハッタン計画の成果を人体実験しそこねると困るから。

これについては多くの文献と証拠が残っているが、日本人としてもっとも痛快な話はなんといってもトルーマンを投げ飛ばした日本人女性柔道家の話であろう。彼女は林田民子という。(この話の一部が引用されていますので、是非、リンクからご覧下さい)

原爆慰霊碑に主語のない言葉が刻んであるけれど、もっと明確に「トルーマン米大統領が犯した過ちは繰り返しませぬから・・・」と書くべきである。それができないのなら戦争記念日や原爆の日のただの儀式なんかやめちまえばいいと思う。

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