百醜千拙草

何とかやっています

愚かな国の冬の時代

2013-12-06 | Weblog
欠陥だらけの違憲法案、秘密保護法の強行採決。
(播磨屋店主の言葉を借りて言えば)「真性のXX」が刃物を振り回しているのに止められなかったということです。真性のXXに権力を与えてしまった国民にも多くの責任があるのは間違いないでしょう。ヒトラーのナチスと同じですね。違いはヒトラーは、日本の真性のXXに比べれば、遥かに頭は良かったということでしょうか。ただ、真性のXXはアベ氏だけではなく、与党に集団として存在しており、まさにナチ化している、というのが問題でしょう。例えば、前から軍事オタクはアブナいと言われていましたが、最近の発言を聞く限り、この人は、加えて、psyがかっています。

法案の参院通過に際して、独りファシズムは次のようなメッセージとともに閉鎖を宣言。

「特定秘密保護法案」の成立をもって思想、言論、表現、出版の自由は終わりました。
なお12月14日付けをもって、拙ブログを閉鎖致します。コメントの返信は終了致しますので、今後の連絡はメールでお願い申し上げます。
                                              Yukino


この方は、本も出しているし、個人情報も晒して発言してきているので、やむを得ないでしょう。言論封鎖のための見せしめにされる可能性が高いですから。

これからは、国民は、政治や社会のことには関心を持たず、ひたすらバカな納税マシーンとなって、「お上」の言うとおりに大人しく働け、というワケですね。

日本戦後の「なんちゃって民主主義」も本当に終わったようです。これからますます、政府は情報を隠蔽し、数多の偽装が行われるでしょう。これまでも、国民は、政府が作った檻の中だけで、一生、チマチマと働いて税金を収めて死んで行くようにと、マスコミなどを使ってソフトに誘導されてきたわけですが、これからは、国民は支配者層に貢ぐために「飼育」され、「調教」される「家畜」なのだ、ということをもっと直接的に思い知らされることになるのかも知れません。

小沢氏は、国民のレベル以上の政治家は出ない、とかつて言っていましたが、そもそも真性のXXに暴走する権力を与えてしまった多くの国民のpoor judgementが、招いた「身から出た錆」とも言えます。そして、行政官僚の方が一般国民よりも、ずっとずる賢かったとも言えます。

しかし、物事には、作用があれば反作用があります。いずれ、因果は巡り、国民を家畜化しようとしたものは自ら家畜とされる運命に対面することになるでしょう。行政官僚もずる賢いだけで、本当の知恵は持っていないのです。しかし、それまで、われわれはこれからますます厳しくなる冬の時代をじっと、臥薪嘗胆、耐え忍ぶしかありません。
コメント
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