続 壺 齋 閑 話で紹介されていたニュースから。
このニュースを紹介したブログ主さん(続 壺 齋 閑 話 )の感想。
安倍総理が朝日やTBSなど、気に入らないものを攻撃するところとよく似ている。
トランプ、いい年して精神年齢は幼稚園児なみですな。アメリカの一国民(黒人)が次期副大統領となる人に対して不安と要望を述べたことに対して「謝れ!」ですからね。これで大統領が務まるとは到底思えません。
そういえば昔、マッカーサーは「民主主義において、アメリカやドイツが45歳ならば、日本はまだ12歳の少年だ」という発言をしたそうですが、アメリカはそれから70年も経ってすっかりボケが入って幼児退行してしまったちゅーことですかね。トランプが正式に大統領に任命される前に、現職の大統領を差し置いて一国の首相がのこのこ面会に行って、アメリカの属国としてのニッポンの姿をあらためて世界に曝け出し、隣国に「朝貢」と揶揄されて、笑いものになったアベ氏。
結果、まだ、大統領でもなく、ロクに政治のことも知らず、政権の青写真でさえ定かでない人間と、何の実のある話もできるわけもなく、、、。
元外務省、佐藤優氏、曰く、
そのAPECでの様子について、元外交官の天木さん「オバマ大統領と立ち話すらできなかった安倍首相」
きっこの日記では、別の記事が紹介されていました。
この方は、アベ政権がしようとしていることは、アメリカの属国としての日本が、極東で汎アメリカ主義の下、第一の手下として他のアジア諸国の上に(でもアメリカの使いパシリだが)立つことだと考えているようです。ま、それなら、アベ氏の考える「大日本帝国」とは何ともみみっちいものですな。「小日本帝国」ぐらいに修正すべきでしょうね。内弁慶なのですかね、日本会議の面々は。
ちなみに、なぜ発効しない可能性の高いTPPにここまで前のめりになるのかということに関して、「すでにTPP法案は貿易協定ではなく農水利権の草刈り場と化している」という意見を見ました。多分、当たらずとも遠からず、やっぱりカネと力、ちゅーことですな。
ハミルトンというミュージカルを見に行った時期アメリカ副大統領予定のペンスは、観客から拍手とブーイングを受け、ショーの後の舞台挨拶の中で次のように言われたらしいです。
多様なアメリカである私たちは、新政権が我々や、地球や、子供たちを守ろうとせず、譲ることのできない権利を保護しようとしなくなるであろうことに、危機感と不安を覚えています。、、、しかし、このショーによって、あなたがアメリカの価値観を守ることを考え、われわれ全員のために働いていただけるようにと心から願っております。
これにトランプが腹を立て、ツイッターで、こう言ったそうです。
劇場というものは安全で特別な場所であるべきだ。昨晩のハミルトンのキャストは、マイク ペンスという大変良い人間に対して非常に無礼だ。謝れ!
多様なアメリカである私たちは、新政権が我々や、地球や、子供たちを守ろうとせず、譲ることのできない権利を保護しようとしなくなるであろうことに、危機感と不安を覚えています。、、、しかし、このショーによって、あなたがアメリカの価値観を守ることを考え、われわれ全員のために働いていただけるようにと心から願っております。
これにトランプが腹を立て、ツイッターで、こう言ったそうです。
劇場というものは安全で特別な場所であるべきだ。昨晩のハミルトンのキャストは、マイク ペンスという大変良い人間に対して非常に無礼だ。謝れ!
このニュースを紹介したブログ主さん(続 壺 齋 閑 話 )の感想。
安倍総理が朝日やTBSなど、気に入らないものを攻撃するところとよく似ている。
トランプ、いい年して精神年齢は幼稚園児なみですな。アメリカの一国民(黒人)が次期副大統領となる人に対して不安と要望を述べたことに対して「謝れ!」ですからね。これで大統領が務まるとは到底思えません。
そういえば昔、マッカーサーは「民主主義において、アメリカやドイツが45歳ならば、日本はまだ12歳の少年だ」という発言をしたそうですが、アメリカはそれから70年も経ってすっかりボケが入って幼児退行してしまったちゅーことですかね。トランプが正式に大統領に任命される前に、現職の大統領を差し置いて一国の首相がのこのこ面会に行って、アメリカの属国としてのニッポンの姿をあらためて世界に曝け出し、隣国に「朝貢」と揶揄されて、笑いものになったアベ氏。
結果、まだ、大統領でもなく、ロクに政治のことも知らず、政権の青写真でさえ定かでない人間と、何の実のある話もできるわけもなく、、、。
元外務省、佐藤優氏、曰く、
トランプ-アベ会談は「異常」なことだ。正式な元首であるオバマをすっ飛ばして、時期大統領予定候補者に会うということは外交儀礼上極めて異常なことで、世界のどの国もそんな非常識なことはしない。就任前の大統領と他国の元首が会談するということは「初めての出来事」と言われているのは、これまでにそれほど非礼な国家元首は現れなかったからだ。
外交会談の報道の表現では、「冷たい雰囲気の中で」と表現される事はない。今回の「あたたかい雰囲気の中で」という表現になっているのは友好的でなかったということだ。(友好的雰囲気であれば、友好的と普通は表現されるから)ちなみに「実務的雰囲気の中で」という表現は喧嘩気味であったという意味。
トランプが「信頼できる人であることを確信した」という主観的表現になっているのは(つまり、客観的な事実の記載がないということは)、相手からなんの言質もとれなかったということを示している。つまり会談は失敗であったということだ。
会談は総理官邸の勇み足、外務省の不作為。外務省は止めなければならなかった。
APECの前、日露会談の前に、トランプに会うことによって、オバマ政権の反感を買うことで、日露関係にも悪影響が懸念される。(APECでどんな顔をしてオバマに会うつもりなのか)やらない方がマシ。サッカーでいえばオウンゴールだ。
安倍は選挙前まではヒラリー支持であり、ヒラリーとしか会わなかった。それが急に手のひら返しでトランプに擦り寄って、それを世界の目に晒されて、日本は信用のある国だと思ってもらえるのか?
外交会談の報道の表現では、「冷たい雰囲気の中で」と表現される事はない。今回の「あたたかい雰囲気の中で」という表現になっているのは友好的でなかったということだ。(友好的雰囲気であれば、友好的と普通は表現されるから)ちなみに「実務的雰囲気の中で」という表現は喧嘩気味であったという意味。
トランプが「信頼できる人であることを確信した」という主観的表現になっているのは(つまり、客観的な事実の記載がないということは)、相手からなんの言質もとれなかったということを示している。つまり会談は失敗であったということだ。
会談は総理官邸の勇み足、外務省の不作為。外務省は止めなければならなかった。
APECの前、日露会談の前に、トランプに会うことによって、オバマ政権の反感を買うことで、日露関係にも悪影響が懸念される。(APECでどんな顔をしてオバマに会うつもりなのか)やらない方がマシ。サッカーでいえばオウンゴールだ。
安倍は選挙前まではヒラリー支持であり、ヒラリーとしか会わなかった。それが急に手のひら返しでトランプに擦り寄って、それを世界の目に晒されて、日本は信用のある国だと思ってもらえるのか?
そのAPECでの様子について、元外交官の天木さん「オバマ大統領と立ち話すらできなかった安倍首相」
APEC首脳会議に出席した安倍首相の姿が見えない。それはそうだろう。各国首脳は、保護主義に走るトランプを牽制することで精一杯だからだ。
そんなトランプと真っ先に会ったにもかかわらず、トランプの保護主義に釘をさすどころか、「信頼できる人物であると確信した」と絶賛して迎合した安倍首相に、あきれ果てているからだ。
唯一の首脳会談がプーチン大統領との会談だが、北方領土問題の進展は無理だと引導を渡された。
、、、オバマ大統領との会談はどうなったのか。まったく報道がない。ということは、立ち話さえ出来なかったということだ。日米同盟を最優先する日本の首相が、首脳会議の場で米国の大統領に会わない、会えない、などということは、前代未聞だ。世界にさきがけてトランプ氏との会談を急いだ代償だ。、、、
そんなトランプと真っ先に会ったにもかかわらず、トランプの保護主義に釘をさすどころか、「信頼できる人物であると確信した」と絶賛して迎合した安倍首相に、あきれ果てているからだ。
唯一の首脳会談がプーチン大統領との会談だが、北方領土問題の進展は無理だと引導を渡された。
、、、オバマ大統領との会談はどうなったのか。まったく報道がない。ということは、立ち話さえ出来なかったということだ。日米同盟を最優先する日本の首相が、首脳会議の場で米国の大統領に会わない、会えない、などということは、前代未聞だ。世界にさきがけてトランプ氏との会談を急いだ代償だ。、、、
きっこの日記では、別の記事が紹介されていました。
コーネル大学の酒井直樹教授(日本思想史・比較文学)「安倍晋三とドナルド・トランプは非常に類似している。両者ともポピュリストで、ナショナリストであり国際情勢に関して単純な考え方を持っている。両者とも、強い反知性傾向があり、日本には移民はほとんどいないにもかかわらず、アベはトランプの反移民、反マイノリティーの立場を共有している。性差別主義もまた同様だ。、、
アベは反共産主義イデオローグであり、大日本帝国の栄光を夢見つつ、中国の軍事力強化を心配している。彼は、戦後憲法の改変と、冷戦中の極東でのアメリカの軍事力優位の枠組みの中での日本の軍事力増強に熱心である。彼は、本質的に極東におけるアメリカの代理人であり、トランプが極東でのアメリカの経済的サポートを減らそうとしていることを非常に心配している。
日本の内閣はTPPに非常に前向きであり、アベの目的の一つはTPP脱退に関してのトランプの意見を変えさせることである。トランプは明らかに大企業利益優先であるため、長期的には彼の意見が変わることはあり得るが、現時点ではそれはない。
極東におけるアメリカ覇権は明らかに低下しており、アメリカ軍進駐のみによって維持されるものではすでにない。TPPは極東における汎アメリカ主義維持のための最後のチャンスである。
アベは反共産主義イデオローグであり、大日本帝国の栄光を夢見つつ、中国の軍事力強化を心配している。彼は、戦後憲法の改変と、冷戦中の極東でのアメリカの軍事力優位の枠組みの中での日本の軍事力増強に熱心である。彼は、本質的に極東におけるアメリカの代理人であり、トランプが極東でのアメリカの経済的サポートを減らそうとしていることを非常に心配している。
日本の内閣はTPPに非常に前向きであり、アベの目的の一つはTPP脱退に関してのトランプの意見を変えさせることである。トランプは明らかに大企業利益優先であるため、長期的には彼の意見が変わることはあり得るが、現時点ではそれはない。
極東におけるアメリカ覇権は明らかに低下しており、アメリカ軍進駐のみによって維持されるものではすでにない。TPPは極東における汎アメリカ主義維持のための最後のチャンスである。
この方は、アベ政権がしようとしていることは、アメリカの属国としての日本が、極東で汎アメリカ主義の下、第一の手下として他のアジア諸国の上に(でもアメリカの使いパシリだが)立つことだと考えているようです。ま、それなら、アベ氏の考える「大日本帝国」とは何ともみみっちいものですな。「小日本帝国」ぐらいに修正すべきでしょうね。内弁慶なのですかね、日本会議の面々は。
ちなみに、なぜ発効しない可能性の高いTPPにここまで前のめりになるのかということに関して、「すでにTPP法案は貿易協定ではなく農水利権の草刈り場と化している」という意見を見ました。多分、当たらずとも遠からず、やっぱりカネと力、ちゅーことですな。