tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

若草山焼きガイドブックは、スグレモノ!

2012年01月18日 | 奈良にこだわる
いよいよ1月28日(土)は、2012年の若草山焼き。昨日の朝日新聞(1/17付)は、1頁の3分の2(全10段)を使う大紙面で、山焼きを特集していた。奈良版ではなく大阪本社版(関西ワイド)で、これは大変な力の入れようである。三条通りの「奈良銘酒処ももたろう」も紹介されていた(同店は、春にはJR奈良駅構内に移転される予定である)。なお、山焼き当日には県庁屋上が開放されるが(定員250人)、すでに募集は終了しているので、ご注意いただきたい。

皆さんにぜひ知っていただきたいのが、「若草山焼きガイドブック」である。駅や奈良市内の観光案内所に置いているが、こちらからPDFデータをダウンロードできる。解説がこちらに出ていて、これも楽しく読める。ガイドブックを紹介する記事が、奈良新聞(1/14付)に出ていた。見出しは《28日は「若草山焼き」 ガイドブック無料配布中 起源や行事の情報満載》である。

《28日は「若草山焼き」。県などでつくる若草山焼き行事実行委員会は、当日のスケジュールや関連行事を掲載したガイドブックを作製、配布している。ガイドブックはフルカラー14ページ。文庫本よりひと回り大きいB6サイズで、若草山焼きの起源や聖火行列から点火までの流れ、花火の見どころなどが紹介されている》。

《山麓で開かれるコンサートや売り切れご免の汁物屋台の情報も、会場周辺の地図も収録した。近鉄やJR西日本の主要駅、奈良市の観光案内所などで配布中。若草山焼きは午後6時15分から花火が打ち上げられ、同6時半に点火。約33ヘクタールの草地が炎に包まれる。問い合わせは県奈良公園室内の同実行委員会、電話0742(27)8677》。

ガイドブックの表紙には、ちゃんと「山焼きの写真は長時間露光により撮影したもので、実際の見え方とは異なります」との注意書きがついている。先日届いたばかり「センター月報 2012年1月号」(南都経済センター刊)の写真(奈良市観光協会提供)にも「写真は、長時間露光により撮影したもので、実際の見え方とは異なります」と書いてあり、これはとても良いことである。

花火と山焼きを1枚の写真に収める撮り方は、入江泰吉氏などが使ったテクニックだが、花火と山焼きは15分以上の時間差があるので、決してこのようには見えない。デジカメの「合成」と、ほとんど変わるところがないのである。だから、知らずに山焼きを見に行って「山焼きの上に花火が上がらなかった」とガッカリする人が多かった。

閑話休題。1/28は「若草山焼きガイドブック」を携えて、ぜひ山焼きを見物を楽しんでください!



コメント (5)
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