tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

般若寺のスイセン、見頃は今月いっぱい!(2012Topic)

2012年01月20日 | お知らせ
般若寺(奈良市般若寺町)でスイセンが咲いている。見頃は今月いっぱいだそうだ。この土日は寒さも和らぐそうなので、早めにお訪ねいただきたい。昨日(1/19付)の朝日新聞奈良版「石仏 寒さ忘れる 白・黄色」によると《スイセンの白と黄の花が、奈良市の般若寺で参拝客を楽しませている。見ごろは今月いっぱいという。約7千平方メートルの境内に約2万本が植えられている。例年より早く芽が出始め、昨年12月中旬から咲き始めた。「秋が高温だったからでは」と工藤良任(りょうにん)住職(63)。奈良市の主婦東良江さん(64)は「石仏の前で白い清楚(せいそ)な花が映えますね」と話した。奈良地方気象台によると、18日朝の最低気温は大宇陀(宇陀市)で零下6・1度、針(奈良市)が零下6・0度、奈良市が零下3・6度で、いずれもこの冬最低を観測した。19日以降、冷え込みは和らぐという》。
※写真はすべて、06.1.20の撮影



般若寺のスイセンは、昨年12月に咲き始めたと聞いて、アセった。クリスマスイブの奈良新聞(12/24付)「新春先取り?はや見頃 般若寺」によると《コスモスの寺として知られる奈良市般若寺町の般若寺(工藤良任住職)で冬の花、スイセンが通常より1カ月も早く見頃を迎えた。境内各所に植えられた数は約2万本。例年は1月に入ってから咲き始めるが、今年は12月に入るとすぐに咲き始め、今は5分咲きに。特に本堂周辺の「般若寺西国三十三所観音石像」と呼ばれる石仏の周りで白い花を咲かせ、独特の甘酸っぱいにおいも。同寺は「年明けの1月いっぱいまで楽しめそう」と話している》。



なお『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』(山と渓谷社刊)によると、般若寺は《舒明天皇元年(六二九)に高句麗僧の慧灌(えかん)が創建したと伝えられる。天平勝宝八年(七五六)の「東大寺古図」に伽藍が見え、その頃までに成立していたことは確か。寛平七年(八九五)頃に理源大師聖宝(りげんだいし しょうぼう)の弟子観賢(かんげん)が学問道場を開いて中興、平重衡(しげひら)の南都焼討ちで伽藍が焼失するも、鎌倉時代に西大寺の叡尊(えいそん)と忍性(にんしょう)が再興した》。



《国宝の楼門、重要文化財の経蔵はその時に再建された鎌倉建築である。高さ一四㍍の十三重石塔(重要文化財)は宋の石工、伊行末(いぎょうまつ)の手になり、近年修理の際に奈良時代の銅造如来立像、鎌倉時代の金銅舎利塔・金銅五重塔・水晶五輪塔四基・箱入法華経などが発見された》《西国薬師第三番札所、関西花の寺第十七番札所であり、コスモスの寺として有名》。



以前、当ブログにも書いたことがあるが、このお寺の工藤 顕任(くどう・けんにん)さんは、元プロボクサー(リングネームは般若寺顕任)という異色の僧侶である。奈良ひとまち大学のHPには《2002年、16歳の時にボクシングを始める。2004年、18歳で真言宗の大学である種智院大学に入学。同年、ボクシングプロテスト合格。2008年、22歳の時に大学卒業。同年、般若寺を継ぐことを決意して、ボクシングを引退する》とある。

般若寺へは、近鉄奈良駅・JR奈良駅から「青山住宅」行「州見台」行バスで約10分、「般若寺」バス停下車、徒歩3分。近くの植村牧場では、美味しい牛乳が販売されている。ぜひ今月中にお訪ねいただきたい。
コメント (4)
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