tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良まほろばソムリエと巡る大和路ツアーが、産経新聞に紹介されました!(2012Topic)

2012年08月16日 | お知らせ
今朝(8/16)の産経新聞奈良版に、大きなスペースを割いて「まほろばソムリエと巡る大和路ツアー」のことを紹介していただきました。見出しは《奈良ファン増やそう 独自ガイドツアー 「ソムリエ友の会」初企画 3コース設定 希望の日程で格安に》。記事全文を紹介すると、

奈良まほろばソムリエ検定の最上級資格者らでつくる「奈良まほろばソムリエ友の会」が、初めて独自のガイドツアーを企画した。9~12月に、古事記や日本書紀、万葉集などにちなんだ3コースを設定。日程が固定された通常のツアーとは異なり、利用者の希望の日程に応じる「オンデマンド方式」を採用。参加費も格安に設定しており、同会は「奈良ファンを増やしたい」と意気込んでいる。



同会は昨年4月、「ソムリエ」合格者有志らで結成され、会員は約200人。これまでも、ツアー主催者からの依頼を受けて講師やガイドを派遣していたが、今回、独自ツアーを企画した。会員の中から32人でガイドグループを結成。60代が中心で、大半が定年退職者で常時待機しており、ツアーの申し込みがあれば、参加できる会員が引率する。

同会の鉄田憲男事務局長によると、従来のツアーでは、参加者に「日程が合わない」「大人数で落ち着かない」「歩くペースが合わない」などの不満もあったため、今回の独自ツアーでは、2人以上で申し込めば、日程を自由に決めることができるようにする。



一言主神社参道での打ち合わせ風景。トップ写真はホケノ山古墳

ツアーは、
▽各明日香村の猿石や亀石、石舞台などを巡る「飛鳥ミステリアス・ストーンズ巡り」
▽御所市の高鴨神社や高天彦神社などを見学する「葛城古道-神話の神々と古代天皇・古代豪族の古里を歩く」
▽古墳や万葉の歌碑を訪ねる「山の辺の道-ヤマト王権発祥の地・万葉歌碑を巡る」
の3コース。歩行距離は9~13キロ程度。独自ツアーに向けて、奈良に精通した会員らがモニターツアーで練習を重ねており、礎石しか残されていない史跡では会員が自分で建築物の復元図を描いて解説する工夫も。

参加費は1人あたり300円で、5人未満の場合は1グループ1500円。来年以降はコースも順次追加し、宿泊を伴うツアーも検討している。鉄田事務局長は「奈良ファンを増やしたいという目的なので、もうけは考えていない。参加しやすいツアーを作っていきたい」と話している。参加の申し込みは、メール(sguide81@yahoo.co.jp)または同会担当者のファクス(0744・25・1731)。



九品寺門前で

県下には多くの観光ボランティアガイド団体があるが、たいてい市町村単位になっているので、「飛鳥も御所も山の辺も案内しますよ」という団体は、皆無といっていい。奈良好きのお客さんに、市町村境は関係ないのだ。しかもソムリエ友の会では、2013年春には5コースを追加、14年秋までには1泊2日コースを含め、合計20コースにするという壮大な計画を立てている。

お仕着せではなく「オンデマンド」なので、日時はもちろん、歩く距離やペース、説明のレベルもご希望に合わせて調整できる。このようにお客さんのニーズにマッチしたガイドウォークが楽しめるのが、最大の特徴なのである。「奈良検定の受験準備のため、県下各地を回りたい」という方にも、うってつけである。

奈良交通のタイアップによる「古事記をめぐるバスツアー」とともに、ぜひ「まほろばソムリエと巡る大和路」をご利用ください!

コメント (2)
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