tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

古事記をめぐるバスツアー by 奈良交通&奈良まほろばソムリエ友の会

2012年08月04日 | 記紀・万葉
昨日(8/3)午前11時、奈良まほろばソムリエ友の会が奈良交通さんとタイアップして実施する「古事記をめぐるバスツアー」の記者発表を行った。発表したのは奈良交通の水田典男さん(営業推進部長)、米田桃子さん(総務広報部)、奈良まほろばソムリエ友の会役員の鈴木浩さんと私である(N先輩にも駆けつけていただいたが撮影担当だったので、写真には出ていない。N先輩、ごめんなさい)。
奈良交通のニュースリリースによると、
※トップ画像は、奈良新聞(8/4付)の記事。産経新聞奈良版(8/7付)にも掲載された


「奈良まほろばソムリエ友の会」と奈良交通の共同企画!
古事記をめぐるバスツアー

奈良県内の古事記ゆかりの地をめぐり、奈良に伝わる古代のすばらしい物語の世界へとご案内するバスツアーです。本ツアーは奈良まほろばソムリエ友の会の協力を得て実施するもので、全コースに奈良検定の最上級資格者である「奈良まほろばソムリエ」が同行。「古事記」の物語やそのゆかりの地などについて解説しながらご案内いたします。
1.コース
(1)畝傍・香久山山麓に伝わる愛と絆の物語をたどる
 ■平成24年9月15日(土)、23日(日)
(2)古事記成立の立役者!太安萬侶と稗田阿礼ゆかりの地をゆく
 ■平成24年10月14日(日)、28日(日)
(3)葛城山麓に鎮座する神々と出会う
 ■平成24年11月4日(日)、10日(土)

※各コースの詳細は別紙チラシをご覧ください。
※12月以降にも3コース・6回の催行を予定(詳細未定)



2.同行解説者
「奈良まほろばソムリエ検定」ソムリエ合格者(奈良まほろばソムリエ友の会所属)
※奈良まほろばソムリエ友の会 とは 
「奈良まほろばソムリエ検定」のソムリエ合格者が立ち上げた団体。ソムリエ相互の親睦、交流と研鑽や、奈良に関する知識を生かした種々のボランティアを目的として活動を行っています。

3.特徴
本年編纂1300年をむかえた「古事記」をより深く知り、古事記ゆかりの地・奈良に興味を持っていただこうと企画したバスツアーです。奈良に関して豊富な知識を有するソムリエの方々に解説いただくことで、古事記の世界をより身近に感じることができる充実した内容となっております。また、「奈良まほろばソムリエ友の会」に協力いただいてのツアー実施は今回が初めてであり、今後も相互に協力し合い、様々な企画の展開につなげていきたいと考えております。

4.問合せ予約
奈良交通総合予約センター
TEL 0742(22)5110(8:30~19:00/年中無休)




「12月以降にも3コース・6回の催行を予定(詳細未定)」とあるとおり、宇陀コース、御所コース、御所から天理のヤマトタケルの足跡をたどるコースの計3コース(各コース2回)の実施を予定している。

今回発表した3コースのうち「(2)古事記成立の立役者!太安萬侶と稗田阿礼ゆかりの地をゆく」コースは、あえて入門的なコースとしたが、「(1)畝傍・香久山山麓に伝わる愛と絆の物語をたどる」と「(3)葛城山麓に鎮座する神々と出会う」は、相当ニッチでマニアックなコースである。昨年5月にソムリエ友の会の立ち上げを発表したとき、記者から「奈良にたくさんのガイド団体があるなかで、どのように差別化していくのですか」という質問があり、小北博孝会長が「誰もできないような、ディープな案内をしたいと思います」と答えた。それが今回実現するのである。



各コースには奈良交通の添乗員さんと、2人のソムリエガイド(および2人のソムリエアシスタント)がつく。恥ずかしながら私も「(3)葛城山麓に鎮座する神々と出会う」コースのガイドを担当する(9/15と10/28には、アシスタントとして参加する)。料金は、昼食つきで5,800円~6,000円とお手頃価格である。各回、定員は40人。1週間前から募集を開始して、すでに20人以上のお申し込みがあったそうで「手応えは十分」(水田部長)。

出雲では「神話博しまね」が始まり、また奈良県は『なら記紀・万葉名所図会-古事記こども編-』を発行した。ここへきて「古事記完成1300年」も、ようやく一般県民にまで浸透してきた感がある。これらを背景とし、行楽の秋には最適のバスツアーとして、「古事記をめぐるバスツアー」を企画した。せひ、たくさんの方にご参加いただきたい。


コメント (4)
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