tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

平城京天平祭☆夏2012は、8月24日(金)~26日(日)まで!(Topic)

2012年08月22日 | お知らせ
暑さも朝夕は少し和らいで、いよいよ「平城京天平祭☆夏」の季節となった。昨年は雨に祟(たた)られたが、今年はぜひ、無事に開催させてほしいものである(昨年の写真はブログ「My memory~光と影の中で」に出ている )。県のHP(平城宮跡事業推進室)によると、

ようこそ光の宮跡へ「平城京天平祭☆夏2012」

キラキラと輝く光の小道を通り抜け第一次大極殿前庭に入れば、そこはろうそくの揺らめく灯りが美しい燈花会。堂々たる姿を光る柱で再現する「ひかる朝堂院」や平城宮跡を音と光で包む「平城京 音と光の祭典」。また、光る天平衣装を身にまとい宮跡内を練り歩く「光の天平行列」や、飲食やこどもたちが楽しめる縁日がある「夏の夜市」も平城宮跡の夜をにぎやかに彩ります。光と灯りに包まれた平城宮跡で思い出に残る、夜のひとときをお楽しみください。

《実施概要》
【期間】平成24年8月24日(金)~26日(日) 計3日間
【時間】18時30分~21時00分 (「夏の夜市」は16時00分~開催) ※少雨決行、荒天中止
【場所】平城宮跡内(第一次大極殿前庭 ・ 南門前広場 ・ 佐伯門~南門前広場 ・ 第一次朝堂院周辺)
【会場アクセス】近鉄大和西大寺駅南口より徒歩約15分
【主催】平城宮跡にぎわいづくり実行委員会・奈良県・奈良市・平城京天平祭実行委員会
【ホームページアドレス】 http://www.tenpyosai.jp/
*イベントに関する詳細な問い合わせ先*
平城京天平祭実行委員会 事務局  連絡先:0742-25-0707(平日10時00分~17時00分)

天平行列の準備の様子は、銀とき子さんのブログ「独語力。」にアップされている。衣装から小物まで、念が入っている。お祭りの期間中は、無料シャトルバスも運行される。奈良市のHP(観光振興課)によると《近鉄大和西大寺駅南口およびJR奈良駅西口からそれぞれ平城宮跡(「朱雀門」西側バスターミナル)を結ぶルートでシャトルバスが運行されます。運行時間は15時30分~21時30分で、料金は無料。なお運行時刻は当日の交通状況等により変動する可能性がありますのでご了承ください》とある。 

今年は、OSK日本歌劇団により、阿倍仲麻呂をテーマとしたステージショーも開催される(8/25~26午後8時~ 無料)。阿倍仲麻呂といえば、遣唐使として唐に渡り、長年高官として唐朝に仕え、念願の帰国の直前に「天の原ふりさけみれば春日なる 三笠の山にいでし月かも」という歌を詠みながら暴風雨によりベトナムに流され、最終的には唐で亡くなったという人物である。奈良新聞(8/21付)《国内初「仲麻呂」を 25日、26日に平城宮跡でOSK》によると、

OSK日本歌劇団が25、26日の午後8時から、奈良市の平城宮跡でステージショー「仲麻呂 長安~奈良 夢の旅人」(北林佐和子作・演出)を上演する。24~26日に開く「平城京天平祭☆夏2012」の一環。平成22年7月、中国・上海万博日本館の県PRイベント「奈良ウイーク」で上演され、毎回、立見が出るなど好評を博した作品が丸2年を経て、国内の観客に向けて初披露される。

奈良時代に遣唐使として中国に渡り、唐の高官として活躍した阿倍仲麻呂の青春を描いたミュージカル。迫力ある群舞もふんだんに盛り込み、仲麻呂は初演時と同じ県出身のトップスター桜花昇ぼるさん(斑鳩町観光大使)が演じる。

桜花さんは「上海では中国のお客さまの反応が素晴らしく感動した。同じ作品を天平祭で再演できるのは非常にうれしい」と話している。会場は佐伯門東側広場に特設される「にぎわいステージ」。開場午後4時。400席。無料。立ち見可。問い合わせは同祭実行委員会事務局、電話0742(25)0707。


年々充実する「平城京天平祭☆夏」に、ぜひ足をお運びいただきたい。


コメント (4)
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