tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

なら燈花会、いよいよ今夜スタート!(2012Topic)

2012年08月05日 | お知らせ
奈良の夏を告げる「なら燈花会(とうかえ)」は、いよいよ今夜から始まる。
8月5日(日)~14日(火)までの期間中、19:00~21:45まで奈良公園周辺で開催される。NPO法人「なら燈花会の会」の公式HPによると、
※トップ写真は、奈良市観光協会のHPから拝借。とても幻想的だし、手前のハートがいい

1300年前に都として栄えた奈良。広大な自然の中に古代日本のおもかげが今も残る。そんな奈良にふさわしい、どこか懐かしさを感じ、心を癒してくれるろうそくのやさしい灯り。「なら燈花会」はゆったりと時の流れる世界遺産の地、奈良に集う人々の祈りをろうそくの灯りで照らし出します。

1999年に誕生した「なら燈花会」。古都奈良にろうそくの灯りがとけ込み、人々の心にさまざまな感動を与えてきました。夏のたった10日間だけ、広大な奈良の緑と歴史の中にろうそくの花が咲きます。「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまり。これができると縁起が良いと言われています。「なら燈花会」を訪れた人々が幸せになりますように。そんな願いを込めてろうそく一つ一つに灯りをともします。


交通規制などは奈良市観光情報センターのHPでよく分かる。期間中は、いろんなイベントが開かれ、それは公式HPに掲載されるとともに、燈花会の会のFacebookページでも紹介される。ちなみに今日は、

いよいよ、8月5日(日)から、第14回なら燈花会開幕です!
◆オープニングセレモニー 
 時間:18:45~ 場所:浮雲園地会場
ほのあかりライブ 
 時間:19:30~/20:30~ 場所:浮雲園地 出演者:竹本真由美(ハープ)
 屋外でハープ演奏は実はかなり珍しいのです。
 ゆらめく灯りに囲まれて聴く天の調べをお楽しみ下さいませ。

最近の奈良は夜7時といっても、相当暑い。広い会場すべてを歩き回っては汗まみれ、砂ぼこりまみれになってしまう。以前(09年8月)当ブログの「なら燈花会の歩き方&食事処」という記事でも紹介したが、路線バスのご利用をお薦めする。降りるのは「大仏殿春日大社前」バス停である。帰りはバス利用でも、歩いて近鉄奈良駅まで戻られても、どちらでも良い(JR奈良駅へは、近鉄奈良駅からバス利用をお薦めする)。

今日からの燈花会スタートに合わせ、ホテル日航奈良では、女性スタッフが浴衣を着用する(15日まで。プレスリリースは、こちら)。これは良い「おもてなし」である。これから奈良ではいろんな夏のイベントが開催される。上記プレスリリースが、これらをうまくまとめてくれている。

【主な8月の行事やイベント】
◎ライトアッププロムナードなら2012(国宝建造物などのライトアップ) 7月14日~9月30日
◎なら燈花会 8月5日~14日
◎奈良大文字送り火 8月15日
◎春日大社 中元万灯籠 8月14日~15日
◎東大寺大仏殿 夜間特別拝観 8月13日~15日、万灯供養会 8月15日
◎興福寺 夜間拝観 国宝館 東金堂 8月5日~14日
◎元興寺 地蔵会万燈供養 8月23日~24日
◎平城京天平祭☆夏 8月24日~26日
◎バサラ祭り 8月25日~26日 など


と、市内の主な夏の行事だけで、こんなにたくさんあるのだ。今、ホテル日航奈良のHPを見ていて気づいたのだが、知らないうちに「ニコならブログ」というスタッフブログができていた。そこに、「興福寺 国宝・五重塔初層特別公開とランチタイムのトークセッション」という情報が出ていた。

9月30日(日)、朝9時から興福寺で、同寺録事の辻明俊さんによる境内と興福寺の歴史紹介、五重塔特別拝観。午前11時半から、同ホテルで辻録事と上大岡トメさん(イラストレーター)のトークセッションを聞いて12時からランチ、13時終了、というもの。ランチタイムには、興福寺の粕汁もいただける。同日夜は中秋の名月なので、夜は猿沢池で采女祭りも鑑賞できる。基本的には宿泊者向けのサービスだが、日帰り(五重塔拝観とホテルの宴会場での和弁当つき)だとお1人5,000円である。

これからは暑さも本番だが、奈良の夏の観光も本番である。皆さん、夏も奈良をお訪ねください!
コメント (2)
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