tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

東京奈良県人会「若手の会」が始動!

2013年06月12日 | 奈良にこだわる
「東京奈良県人会」は、1893年(明治26年)に発足した、首都圏在住の奈良県出身者による親睦・交流団体である。ということは、今年で120年!《現在、総会、文化交流会、新年会、参与会の開催をはじめ、時々の郷土訪問旅行の催行、年2回の会報の発行などの諸活動を実施》(同会のHP)されている。この会には「若手の会」があるのだそうだ(若手の会のブログは、こちら)。土曜日(6/8付)の奈良新聞に「奈良をもっとPR 東京県人会 若手が特産品販売」という記事が載っていた。
※トップ画像は奈良まほろは館(県東京事務所)のホームページより拝借


大井競馬場での奈良産品販売の様子(以下、写真はブログ若手の会より拝借)

首都圏在住の県出身者やゆかりの人が集う東京奈良県人会(西与吏郎会長)の若手たちが「奈良のために何かしたい」と動き始めた。同会の20~40代の有志が昨年夏、「若手の会」を結成。口伝いに輪が広がり、現在約30人が月に1回程度、本県のアンテナショップ「奈良まほろば館」(東京都中央区)に集まり交流している。

その中で「もっと奈良をアピールしよう」と本県のPRをテーマに議論を重ね、大井競馬場(同品川区)での特産品販売を企画し、2、5日にブースを出展した。5日は、そうめんや葛餅(くずもち)、柿菓子のほか、蚊帳生地ふきんや靴下など約15品目を販売。また、観光パンフレットやチラシも設置し、PRした。せんとくんのポスターを見て立ち寄る来場者も多く、奈良へ旅行した思い出などを話す人もいた。



幹事で、都内の生命保険会社に勤める藤本和大さん(47)=大淀町出身は「活動を通じて若手の交流を深めていきたい」と手ごたえを感じた様子だった。今後は、10月に上野公園(同台東区)でイベントを開催する予定。


東京で奈良をPRしてくれているとは、有り難い。早速、幹事の藤本さんと連絡を取ってみたところ、上野公園のイベントは「鹿せんべい飛ばし大会」で、開催日は10月13日(日)~14日(祝)。これは上野の東京芸術大学で開催される「興福寺創建1300年記念 国宝 興福寺仏頭展」のPRを兼ねたイベントなのだそうだ。



藤本さんは「大和野菜や大和肉鶏など、とても美味しいのに、首都圏で奈良県産食材を味わえる店がほとんどないのが残念」とおっしゃる。これには全く同感である。野菜や畜産物以外にも奈良の日本酒など、もっと知られて然るべきである。何しろ清酒発祥の地なのだから。

NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」では、本年10月以降、奈良まほろば館(東京・三越前)2階で、2ヵ月に1回の割で90分の講話をしようという計画を進めている。またソムリエの会のメンバーには、東京圏在住者もいる。ぜひ「若手の会」とコラボして、東京で「奈良」を広めていきたいと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする