旅の星 Tabinohoshi 「春日大社 旬祭と紅葉」(YouTube) Kasuga Taisha, Japan vol.5
昨日(6/6付)の産経新聞奈良版に「春日大社を深く知って 神主や巫女ら境内を特別ガイド」という記事が出ていた。全文を引用すると、
春日大社(奈良市)で6月から、神主や巫女(みこ)らが境内を解説しながら案内する「職員のガイド付き特別参拝」が始まった。20年ごとに本殿などを修繕する式年造替(しきねんぞうたい)を平成27年に控え、同大社を深く知ってもらうのが狙い。5日は権禰宜(ごんねぎ)の鈴木健太郎さん(34)の案内で、参加者が約30分かけて中門から内侍殿、直会(なおらい)殿などを散策。末社や燈籠、珍しい植物など、つい見逃しがちな場所も回った。
参加した福島県桑折町の男性(77)は「原発事故などで気持ちがモヤモヤしていたが、興味深い話を聞きながら境内を散策して、気持ちがすっきりした」と話していた。特別案内は11月30日まで原則、毎日午前10、11時と午後1、2時の1日4回。事前申し込みは不要。初穂料500円。問い合わせは、同大社((電)0742・22・7788)。
これは職員のガイド付き特別参拝として、春日大社のHPに出ている。
「何度もお参りに来ていたが、説明してもらうことで春日大社のことが良く分かった。」「一人でお参りしている時には気付かずに通り過ぎていました。」参拝の方をご案内したあとに、こんなお声をいただくことがあります。
春日大社ご本社の回廊内は様々な見所がありますが、説明を聞かないと見落としてしまいがちなものも、また事実。そこで今回は、御本殿間近での参拝が叶うこれまでの特別参拝において、神主・巫女等の職員が定期的にご案内をいたします。この機会に春日大社にさらに深く触れてみませんか?
【日 時】 平成25年6~11月の毎日、所要時間約30分
※祭典の都合等により、急遽予定を変更する場合があります。
【場 所】 春日大社御本社の回廊内
【集合時間】 午前の部_10:00、11:00、午後の部_13:00、14:00
※但し、午前の部は、毎月1・11・21日及び8月7・15日と9月23日と10月9日と11月3・23日は実施しておりません。
【集合場所】 春日大社南門入って右手の特別参拝入口。
【参加費】 特別参拝初穂料として、おひとり500円
【備 考】 特に出席はとりませんので、時間に間に合うようお集まりください。
しかし知人のTさんによると、毎月21日だけの限定だが、旬祭参列とためになる神職のお話という知る人ぞ知るスゴい行事があるのだそうだ。HPから引用すると
当社では、毎月1・11・21日と1のつく日に旬祭(しゅんさい)というお祭りがご奉仕されています。このお祭りは他の神社の月次祭に相当するもので、900年間一度も欠かすことなく連綿と奉仕され、皇室のご安泰、国家の繁栄と国民の隆昌を祈る大変格式の高いお祭りです。
毎月21日は一般の方もご参列いただくことができ、また旬祭に引き続き神職による神道講話「ためになる神職のお話」が行われます。普段見ることのできない神道儀式の数々に接し、日本人本来の豊かな精神世界を体験いただける良い機会です。約1時間の講話のあと、神米粥の昼食をお召し上がりいただきます。
お 供: ご志納(別途、神米粥代1000円。受付時に食券を購入していただきます)
定 員: 100名
参列方法: 申し込み不要 毎月21日の朝9時45分頃までに春日大社「感謝・共生の館」までお越しください(終了は午後1時頃)
うーん、確かにこれはスゴい。900年も続いている厳かな月次祭(つきなみさい、つきなみのまつり)に参列し、神米粥もいただけるのである。カレンダーを見ると、今年(2013年)は7/21(日)や9/21(土)が土日になるので、私も参列できそうである。
このほか春日大社では、朝のお参り(朝拝=毎日)や神主が案内する朝のお参り(土日祝日の早朝)など、さまざまな行事が営まれている。いよいよ2015~16年には第60次式年造替(しきねんぞうたい)も行われる。ぜひ、春日大社にご注目を!