(追記:結局私は、71点で2級合格でした。)
昨日(6/2)、第2回神社検定(神道文化検定)2級を受験した。昨年初登場した検定で、3級のみが実施され、これはラクラク合格できた。今年は初の2級試験が実施されるということなので、受けてきた。今朝(6/3付)の毎日新聞雑記帳欄に、こんな記事が出ている。
※第2回「神社検定」2級と3級の正解(例)は、こちら
神社や神話の知識を問う「神社検定」(日本文化興隆財団主催)が2日、全国各地で行われた。今秋に20年に1度の式年遷宮を控える伊勢神宮(三重県伊勢市)に最も近い会場となった皇学館大では、99人が受検した。
全国で6025人が申し込んだ。昨年の第1回検定に続く今回のテーマは、時宜にかなった「遷宮と神社」。一新される神宝、装束などについて出題された。2級を受検した兵庫県西宮市のサービス業、高安富貴さん(48)は終了後、「ものすごく難しかった。神職でもなかなか解けないのでは」と苦笑い。全問正解は神業かも?
以下、写真は奈良会場(帝塚山学園 学園前キャンパス)。6/2撮影
記事に「ものすごく難しかった」とあるが、全く同感である。昨日の午後8時25分、2ちゃんねるに正解(例)が掲載されたので自己採点すると、なんと合格ラインギリギリの70点! この正解(例)が正しくて、かつマークを間違っていなければ合格なのだが、とても手放しで喜べる状況ではない。
2ちゃんねるにも、こんなコメントが寄せられていた。《2級受けたが、間違い探し問題は、かなり注意力使う。難しく感じた》《錯乱肢が効きすぎ しっかり勉強しなければ、合格は不可能》《2級の間違い探しはテキストに載ってないものが1択まじってたりして、あとの3択を全部理解してないと正解できない。テキスト丸暗記してないと無理》《2級落ちた人って、昨年の3級の感覚で臨んで油断した人なんだろうな》。
《2級受けてきた。ムズかしかった…。ありゃ2級はかなり合格率を絞り込む気だな。半分以下(できれば30%)ぐらいにしたいんじゃないか? いくら民間の検定試験と言っても、やっぱりそれなりに難しくして権威付けしたいだろうし》《2級は試験範囲が妙に多い割りに、「なんで、こんな細かい問題出すの?」ってのも多かった 石清水八幡の御祭文料紙の色とか… 2級でこれだと、1級はどうなるんだろ? 》。
3級と2級のテーマは毎年変わる。今年の3級は「神社と神話の基礎」、2級は「遷宮と神社」。いずれも公式テキストから約95%、季刊誌『皇室』第57・58号から約5%出題される。私はテキストは買ったが、季刊誌『皇室』は図書館でも見つからなかったので諦めた。どうやらテキストが発刊された後に行われた行事のことが載っていたようである。
2級は難問揃いだったので、見直す時間もなかった。「石清水八幡の御祭文料紙の色(黄色)」をはじめ、「江戸時代の神社条目(諸社禰宜神主法度)の特徴」「平田篤胤の事績」「賽銭のもともとの意味」「伊勢神宮で毎年春と秋、天照大御神に奉る衣の名(神御衣)」など、4択とはいえ、スッと正解するのは難しいだろう。「遷宮と神社」といってもほとんどが伊勢神宮のことだし、暗記しても遷宮が終わればさほど必要とされない知識なので、覚える方にもあまり力が入らない。
ともあれ、今年の試験は終わった。「遷宮と神社」はともかく、テキスト『神社のいろは(続)』に載っていた「神祇制度確立の過程」や「中世神道説」、「復古神道の展開」などは、とても勉強になった。来年どうするかはこれから考えるが、せっかく身につけた知識なので、これからツアーガイドなどに役立てたいと思う。受験された皆さんは、いかがでしたか?
昨日(6/2)、第2回神社検定(神道文化検定)2級を受験した。昨年初登場した検定で、3級のみが実施され、これはラクラク合格できた。今年は初の2級試験が実施されるということなので、受けてきた。今朝(6/3付)の毎日新聞雑記帳欄に、こんな記事が出ている。
※第2回「神社検定」2級と3級の正解(例)は、こちら
神社や神話の知識を問う「神社検定」(日本文化興隆財団主催)が2日、全国各地で行われた。今秋に20年に1度の式年遷宮を控える伊勢神宮(三重県伊勢市)に最も近い会場となった皇学館大では、99人が受検した。
全国で6025人が申し込んだ。昨年の第1回検定に続く今回のテーマは、時宜にかなった「遷宮と神社」。一新される神宝、装束などについて出題された。2級を受検した兵庫県西宮市のサービス業、高安富貴さん(48)は終了後、「ものすごく難しかった。神職でもなかなか解けないのでは」と苦笑い。全問正解は神業かも?
以下、写真は奈良会場(帝塚山学園 学園前キャンパス)。6/2撮影
記事に「ものすごく難しかった」とあるが、全く同感である。昨日の午後8時25分、2ちゃんねるに正解(例)が掲載されたので自己採点すると、なんと合格ラインギリギリの70点! この正解(例)が正しくて、かつマークを間違っていなければ合格なのだが、とても手放しで喜べる状況ではない。
2ちゃんねるにも、こんなコメントが寄せられていた。《2級受けたが、間違い探し問題は、かなり注意力使う。難しく感じた》《錯乱肢が効きすぎ しっかり勉強しなければ、合格は不可能》《2級の間違い探しはテキストに載ってないものが1択まじってたりして、あとの3択を全部理解してないと正解できない。テキスト丸暗記してないと無理》《2級落ちた人って、昨年の3級の感覚で臨んで油断した人なんだろうな》。
《2級受けてきた。ムズかしかった…。ありゃ2級はかなり合格率を絞り込む気だな。半分以下(できれば30%)ぐらいにしたいんじゃないか? いくら民間の検定試験と言っても、やっぱりそれなりに難しくして権威付けしたいだろうし》《2級は試験範囲が妙に多い割りに、「なんで、こんな細かい問題出すの?」ってのも多かった 石清水八幡の御祭文料紙の色とか… 2級でこれだと、1級はどうなるんだろ? 》。
3級と2級のテーマは毎年変わる。今年の3級は「神社と神話の基礎」、2級は「遷宮と神社」。いずれも公式テキストから約95%、季刊誌『皇室』第57・58号から約5%出題される。私はテキストは買ったが、季刊誌『皇室』は図書館でも見つからなかったので諦めた。どうやらテキストが発刊された後に行われた行事のことが載っていたようである。
2級は難問揃いだったので、見直す時間もなかった。「石清水八幡の御祭文料紙の色(黄色)」をはじめ、「江戸時代の神社条目(諸社禰宜神主法度)の特徴」「平田篤胤の事績」「賽銭のもともとの意味」「伊勢神宮で毎年春と秋、天照大御神に奉る衣の名(神御衣)」など、4択とはいえ、スッと正解するのは難しいだろう。「遷宮と神社」といってもほとんどが伊勢神宮のことだし、暗記しても遷宮が終わればさほど必要とされない知識なので、覚える方にもあまり力が入らない。
ともあれ、今年の試験は終わった。「遷宮と神社」はともかく、テキスト『神社のいろは(続)』に載っていた「神祇制度確立の過程」や「中世神道説」、「復古神道の展開」などは、とても勉強になった。来年どうするかはこれから考えるが、せっかく身につけた知識なので、これからツアーガイドなどに役立てたいと思う。受験された皆さんは、いかがでしたか?