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三瀬夏之介 風土の記(三瀬夏之介 個展)、3月9日(日)から開催!(2014Topic)

2014年03月08日 | お知らせ
明日(3月9日)から5月11日(日)まで、奈良県立万葉文化館(高市郡明日香村飛鳥10)で、「三瀬夏之介 風土の記-かぜつちのき-」が開催される。三瀬夏之介(みせ・なつのすけ)は奈良出身で、和紙や墨などの日本画の素材を用いながら、既存の日本画のイメージにとらわれない斬新な作品を作り続けている画家である。同館のHPによると、

三瀬夏之介 風土の記-かぜつちのき-
平成26年3月9日(日)~平成26年5月11日(日)


このたび、奈良県立万葉文化館では、奈良県の出身であり、現在も意欲的な制作活動を続ける新進気鋭の画家、三瀬夏之介の個展「三瀬夏之介 風土の記―かぜつちのき―」を開催します。

三瀬夏之介 風土の記-かぜつちのき-
歴史と風土、それぞれは縦軸と横軸となり日本の魅力の奥行きを形成している。古く奈良時代にも、歴史と風土がその縦軸と横軸とを交差させ、豊かな文化が形成されていました。さて、それから約1300年の時空を超えた今、奈良が生んだ一人の絵描きに注目します。彼の名は三瀬夏之介。奈良、京都、フィレンツェ、東北…と、これまでに彼が訪れてきたそれぞれの地から、多様な文化・風土を吸収した三瀬の作品は、ダイナミックかつ繊細で見るものを圧倒します。

1973年、奈良県出身である三瀬夏之介は、1999年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了、その後地元である奈良の高校で教鞭を取る傍ら、個展、グループ展の開催を重ね、2009年にVOCA賞、2012年には「第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展」で選考委員特別賞を受賞するなど、近年注目を集める作家です。現在は、東北芸術工科大学の准教授として後進の教育にも力を注いでいます。

本展では、三瀬の代表作である「君主論- Il Principe-」、「ぼくの神さま」(ともに大原美術館所蔵)に加え、「日本」を正面からテーマに据えた「J 」シリーズや、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」からインスピレーションを受け、震災後に制作された大作「日本の絵」シリーズ等と共に、本展初公開となる「風土の記」をモチーフに、世界における日本、日本における奈良、といった壮大なスケールで三瀬の故郷「奈良」を表現した新作を紹介します。三瀬ならではの視点と感性で表現される、飛鳥、奈良、そして「日本」。それはまさしく、歴史と芸術を交差させた現代の「風土の記」と言えるでしょう。

◎本展の見どころ
和紙に墨という日本古来の素材を使用し、意欲的に制作をつづける三瀬夏之介。そんな三瀬氏の個展である本展のみどころは、本展開催のために制作された、旗のような形状をした新作「日本の絵~小盆地宇宙~」と、全長約17mにもなる巨大なスケールで三瀬の故郷である「奈良」が表現される、本展注目の新作「風土の記」が、今回初公開の作品となります。

また、今までの三瀬の代表作の中からは、2009年VOCA賞受賞作品である「J」(第一生命保険株式会社所蔵)や、巨大な和紙に墨といったデリケートな素材や、表面に施されたコラージュの数々を見ることのできる「君主論- Il Principe-」、「ぼくの神さま」(大原美術館所蔵)の他にも、当館の展示室を縦横いっぱいに埋め尽くす大型の三瀬作品も、迫力満点のみどころです!

【三瀬夏之介】
1973年奈良に生まれた三瀬夏之介は、京都市立芸術大学日本画専攻を卒業後、同大学大学院美術研究科絵画専攻を修了し、2007年から2008年にかけて五島記念文化財団研修員としてフィレンツェへ研修、2009年にVOCA賞、2012年に第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展で選考委員特別賞を受賞、現在は東北芸術工科大学准教授として後進の指導にあたる。

【イベント】※要観覧券
①アーティストトーク
 平成26年3月9日(日)14:00~(約1時間程度)
 三瀬夏之介氏によるアーティストトーク
 三瀬先生とともに展示室をまわります。
②ギャラリートーク
 平成26年3月30日(日)14:00~(約40分程度) 
 当館学芸員によるギャラリートーク

同時開催[飛鳥アートヴィレッジ2013]関連イベント
①トークショー
「三瀬夏之介と若き表現者たち-日本の起源で美を拓ひらく-」
 3月11日(火) 13:30~万葉文化館展望ロビー(先着150人参加無料)
②舞台古墳石室内にて
 三瀬作品と明日香村をモチーフにした映像作品を上映
 三瀬夏之介(画家)×宮永 亮(映像作家)
 3月11日(火)~22日(土) 1日数回(1回数分程度) 要入場料
 話題のプロジェクトマッピングで、
 石舞台古墳石室内に映像が映し出されます!
 協力: あすかサポート共同体
③飛鳥アートヴィレッジ」 参加アーティストの作品展示
 3月11日(火)~22日(土) 万葉文化館企画展示室 観覧無料
 ※詳しくは、明日香村HPでご確認ください。

【開館時間】10:00~17:30(入館は17時まで)
【入 館 料】一般600円 大学・高校生500円 小中学生300円
【休 館 日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
【主  催】奈良県立万葉文化館、日本経済新聞社、奈良新聞社


奈良出身・三瀬夏之介の「奈良」をモチーフにした新作など、斬新な作品の数々が一堂に展示される。関連イベントも充実している。ぜひ、足をお運びくださてい!

[ P R ]
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