昨日(3/12)は午後から休暇を取り、奈良県庁の文化記者クラブ(奈良県文化教育記者クラブ)で『奈良「地理・地名・地図」の謎』(実業之日本社刊)の発売に関する記者発表を行った。監修にあたったNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の小北博孝理事長、豊田敏雄理事(広報グループ担当)と私、そして版元の田口卓主任が出席。写真撮影は長岡光彦さんにお願いした。版元のニュースリリースによると、
いま、いちばん元気な新書「じっぴコンパクト新書」(実業之日本社)。そのなかでも「京都」「東京」「大阪」「北海道」と都道府県の意外な歴史を紹介して人気シリーズとなっているのが、『「地理・地名・地図」の謎』です。今回いよいよ奈良県版を出版するにあたり、監修を担当したのが「奈良まほろばソムリエの会」です。奈良を愛し、奈良を知り尽くす同会の尽力を得て、奈良県民も思わずうなる内容となっています。シリーズ第5弾目となる『奈良「地理・地名・地図」の謎』、ぜひご紹介いただけると幸いです。
奈良県民も驚く知的ガイドブック!
[内容紹介]
「東大寺に神社の注連縄がかけられている門がある!」「大和と難波を結ぶ、地図に隠された巨大な道があった」「なぜ、平城京には大極殿の跡がふたつもあるのか」「日本最古の道『山の辺の道』は、なぜ曲がりくねっているのか」「日本最古の地名『忍坂』が統治機構の名前になった?」「ピアノ所有率全国トップクラスなのには地理的理由がある!?」……など。古刹に残された謎、古代王朝から伝わる信仰など、意外な歴史のエピソードを中心に集め、奈良県の「今」もわかってしまう一冊。奈良県民も驚く、観光するだけではわからない雑学ネタ満載の本。
[監修者紹介] 奈良まほろばソムリエの会
奈良のご当地検定「奈良まほろばソムリエ」検定の最上級である「奈良まほろばソムリエ」資格を取得したメンバーが中心となって発足した「奈良通」の会。2011年4月に発足、13年2月にNPO法人化。会員数は約250名。奈良を愛する者の熱意と知識・経験を活かし、様々な活動に取り組んでいる。
[概要]
書名:奈良「地理・地名・地図」の謎
副題:意外と知らない“まほろば”の歴史を読み解く!
監修:奈良まほろばソムリエの会 発行:実業之日本社
判型:新書判 頁数:208ページ 定価(本体762円+税) ISBN 978-4-408-45486-3
今朝(3/13付)の奈良新聞でも、大きく紹介していただいた。記事には小北理事長の「全部読めばちょっとした『奈良通』になれる。奈良検定の参考書にも最適で、検定の受験者の増加につながれば」というコメントも掲載された。また《内容をチェックするだけでなく、独自の項目も提案。「奈良の土地が生んだ3つのことわざ」「平城ニュータウンに『右京』『左京』など歴史的にあり得ない町名があるのは」をはじめ11項目が採用された》とも。
今回の監修作業は、約20人の会員が担当した。その総元締めが、今回の会見に出席した3人である。「監修」というと、完成品を読んで朱を入れる、というイメージだが、今回はそんな生やさしいものではなかった。
東京の(複数の)ライターさんが、取り上げたい項目を抽出してくる。それを当会が取捨選択し、さらに新たな項目を付け加え、78項目に絞り込む。それら項目の「要旨」が送られてくると、それに当会が手を入れて方向性を示す。そのあと順次本文が送られてくるものを2度、3度とチェックをかける。私は11月からお正月明けまで、ほとんどの休日をこのチェック作業ととりまとめ作業に費やした。
奈良は他府県と違い、神話時代からの歴史があるので、分野も時代も多岐にわたり、また根拠の判然としないものが多いので、チェック作業は並大抵の苦労ではなかった。それだけに、出来上がった喜びはひとしおである。先行の「京都」「東京」「大阪」「北海道」の監修者は個人(大学教授など)ばかりで、団体が監修するのは今回が初めてだそうだ。
同じ部署のOくんが、イオンモール高の原で撮ってきてくれた
版元によると、初版は1万部刷られ、売れ行きは好調とのこと。この分では、増刷になるかも知れない。会見では「続編は?」との質問もあったが、ネタは十分にあるので、あとはこちらの体力勝負である。産経新聞に連載の「なら再発見」も、秋には100回を超えるので、こちらも本に出来そうだし…。
県下書店の店頭には、この本が山積みされている。皆さん、どうぞお読みいただき、奥深い奈良の魅力を知ってください。そして、奈良検定にもチャレンジしてください!
奈良が分かる「知的ガイド本」! 奈良「地理・地名・地図」の謎 | |
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修 | |
実業之日本社(じっぴコンパクト新書) 762円 |
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修の書籍が発売!
~「地理・地名・地図」からわかる意外な歴史を紹介して人気の新書シリーズに「奈良県」版が登場!~いま、いちばん元気な新書「じっぴコンパクト新書」(実業之日本社)。そのなかでも「京都」「東京」「大阪」「北海道」と都道府県の意外な歴史を紹介して人気シリーズとなっているのが、『「地理・地名・地図」の謎』です。今回いよいよ奈良県版を出版するにあたり、監修を担当したのが「奈良まほろばソムリエの会」です。奈良を愛し、奈良を知り尽くす同会の尽力を得て、奈良県民も思わずうなる内容となっています。シリーズ第5弾目となる『奈良「地理・地名・地図」の謎』、ぜひご紹介いただけると幸いです。
奈良県民も驚く知的ガイドブック!
[内容紹介]
「東大寺に神社の注連縄がかけられている門がある!」「大和と難波を結ぶ、地図に隠された巨大な道があった」「なぜ、平城京には大極殿の跡がふたつもあるのか」「日本最古の道『山の辺の道』は、なぜ曲がりくねっているのか」「日本最古の地名『忍坂』が統治機構の名前になった?」「ピアノ所有率全国トップクラスなのには地理的理由がある!?」……など。古刹に残された謎、古代王朝から伝わる信仰など、意外な歴史のエピソードを中心に集め、奈良県の「今」もわかってしまう一冊。奈良県民も驚く、観光するだけではわからない雑学ネタ満載の本。
[監修者紹介] 奈良まほろばソムリエの会
奈良のご当地検定「奈良まほろばソムリエ」検定の最上級である「奈良まほろばソムリエ」資格を取得したメンバーが中心となって発足した「奈良通」の会。2011年4月に発足、13年2月にNPO法人化。会員数は約250名。奈良を愛する者の熱意と知識・経験を活かし、様々な活動に取り組んでいる。
[概要]
書名:奈良「地理・地名・地図」の謎
副題:意外と知らない“まほろば”の歴史を読み解く!
監修:奈良まほろばソムリエの会 発行:実業之日本社
判型:新書判 頁数:208ページ 定価(本体762円+税) ISBN 978-4-408-45486-3
今朝(3/13付)の奈良新聞でも、大きく紹介していただいた。記事には小北理事長の「全部読めばちょっとした『奈良通』になれる。奈良検定の参考書にも最適で、検定の受験者の増加につながれば」というコメントも掲載された。また《内容をチェックするだけでなく、独自の項目も提案。「奈良の土地が生んだ3つのことわざ」「平城ニュータウンに『右京』『左京』など歴史的にあり得ない町名があるのは」をはじめ11項目が採用された》とも。
今回の監修作業は、約20人の会員が担当した。その総元締めが、今回の会見に出席した3人である。「監修」というと、完成品を読んで朱を入れる、というイメージだが、今回はそんな生やさしいものではなかった。
東京の(複数の)ライターさんが、取り上げたい項目を抽出してくる。それを当会が取捨選択し、さらに新たな項目を付け加え、78項目に絞り込む。それら項目の「要旨」が送られてくると、それに当会が手を入れて方向性を示す。そのあと順次本文が送られてくるものを2度、3度とチェックをかける。私は11月からお正月明けまで、ほとんどの休日をこのチェック作業ととりまとめ作業に費やした。
奈良は他府県と違い、神話時代からの歴史があるので、分野も時代も多岐にわたり、また根拠の判然としないものが多いので、チェック作業は並大抵の苦労ではなかった。それだけに、出来上がった喜びはひとしおである。先行の「京都」「東京」「大阪」「北海道」の監修者は個人(大学教授など)ばかりで、団体が監修するのは今回が初めてだそうだ。
同じ部署のOくんが、イオンモール高の原で撮ってきてくれた
版元によると、初版は1万部刷られ、売れ行きは好調とのこと。この分では、増刷になるかも知れない。会見では「続編は?」との質問もあったが、ネタは十分にあるので、あとはこちらの体力勝負である。産経新聞に連載の「なら再発見」も、秋には100回を超えるので、こちらも本に出来そうだし…。
県下書店の店頭には、この本が山積みされている。皆さん、どうぞお読みいただき、奥深い奈良の魅力を知ってください。そして、奈良検定にもチャレンジしてください!