tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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川上村(奈良県)のイメージソング 「源流の郷」

2014年03月19日 | 奈良にこだわる
先週、「公益財団法人 吉野川紀の川源流物語」(森と水の源流館)事務局長の尾上忠大さんから、「源流の郷(さと)」というCDと、「謹呈」と題されたお手紙をいただいた。お手紙には、

当財団においてこのたび、山川亜紀さんの作詞・作曲、ピアノ演奏と歌によるCD「源流の郷」を発行いたしました。この「源流の郷」は、昨年(平成25年)3月23日の大滝ダム竣工式典にて行った絵本『ふたつの龍のはなし』(森と水の源流館)の語りのために山川さんが創ってくれたオリジナル曲です。

悠久の時の中で大切にしてきたものが、ダム湖に沈んでしまうことを苦悩のうえに受け入れながら、これからも命の水を届け、未来に向けて新たな時を紡いでいこうとするおもいを描き、ピアノ演奏とともに披露してくれました。当日は、川上中学校の生徒のみなさんがコーラスで参加してくれました。大きな節目となった1日に、心に残る印象的なひとときとなりました。

その後、山川さんと川上中学校の生徒や森と水の源流館との交流の中で「この歌を川上村のために、広く歌ってもらえたら」というご厚意を受けてCDとすることにし、ふたたび川上中学校の生徒とともに川上村やまぶきホールで収録しました。

この制作にあたり、山川さん、川上中学校、川上村教育委員会ほか、多くの方々のご協力をいただきましたことを心から感謝申し上げます。“命の水を育て、命の水を守る”この源流の郷から、いつもきれいな水が流れるよう活動する川上村の応援ソングとして、長くみなさまに育てていただければと願います。まずはお聴きください。

なお、このCD『源流の郷』は、森と水の源流館ミュージアムショップにて販売いたします。ご用命の際は、お問い合わせください。売上の一部は、水源環境保全に役立てる「森守募金」にあてさせていただきます。




山川亜紀さんは大阪音楽大学(ピアノ専攻)出身のピアニストでシンガー・ソングライター。CDには「源流の郷」(作詞・作曲・ピアノ・歌 山川亜紀)が「1.山川さんのソロ」「2.川上中学校の生徒合唱入り」「3.ピアノのみ(インストゥルメンタル)」の3パターンで収録されている。吉野川源流のせせらぎをイメージさせる、さわやかな曲である。

山川さんのブログ「山川亜紀とニャンコの Sound Garden」にも紹介されていた。「『源流の郷』CD完成」(3/1付)には、

今日 川上村から『源流の郷』のCDが届きました。こんな立派なCDにして下さって 感謝の気持ちでいっぱいです。この先 色々に役立ててくださる事が決まっていて 私のつたない歌声を色んな方に聴いて頂くことになるそうです。今月中旬 川上中学校へ 一緒にCD収録に参加してくれた子供たちに会いに行ってきます。

初めて川上村でこの歌を歌ってから 一年。あの時 こんな展開になるなんて考えもしませんでした。あらためて ご縁というのは不思議なものだなぁと 感慨無量です。CDは、村内にある「森と水の源流館ミュージアムショップ」で販売され、売り上げの一部は水源環境保全に役立てられるそうです!


そして「源流の郷へ」(3/14付)には、

今日は奈良県の川上中学校へ行ってきました!昨年、「卒業式に来てピアノを弾いてほしい」っという嬉しいメッセージを頂き、卒業式では時間が取れないということで 送る会への参加となりました。

1年生、2年生、先生の出し物等のあと、オリジナル曲を2曲演奏させて頂き、みんなで一緒に「源流の郷」を歌って、最後にゆずの「栄光の架け橋」を歌いました。みんなと一緒に歌ったCDとともに またひとつ、素敵な思い出ができました。。。本当にありがとう!!

学校訪問のあと、川上村の杉林に連れていって頂きました。樹齢300年もの大木。人が手を入れ大切に育てられた樹。透き通った水のせせらぎ、人々の営み…都会からきた私にも、どこか懐かしく 心が洗われるようでした。森と水の源流館のミュージアムショップには 源流の郷のCDが。心から感謝。


山川さんと、村民や生徒たちとの心の交流から生まれたこの歌。ぜひ、川上村で永らく歌い継がれていただきたいし、たくさんの方にお聴きいただきたいと思う。尾上さん、有難うございました!

[ P R ]
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コメント (2)
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